【ガイアの夜明け】余った服の行方の感想とまとめ|ワールドとショーイチの取り組み

ガイアの夜明け ドキュメンタリー
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2020年1月28日(火)に放送された【ガイアの夜明け】「追跡!余った服の行方」の感想と内容をまとめました。

“衣服ロス”問題をどう解決するか?それを実践し商売にしている人たちに話を聞き、衣服ロスの現状が分かる回となっています。

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【ガイアの夜明け】余った服の行方の感想

“衣服ロス”問題について考えさせられる内容でした。様々な“ロス”問題が話題になっていますが、衣服も同様にかなりの量を毎年捨てられていたことが分かります。そして、それはアパレル業界特有の問題が根底にありました。

根本的に解決するには、法律でも変えないと無理だと思います。しかし、このままではマズいと思った人たちが、それぞれ独自に動いて自分達の利益を確保しつつ、少しずつロスを減らそうと立ち上がりました。

一朝一夕にどうにかなる問題ではないので、番組内では何も解決しません。ただ、取り組み始めた人たちがいるという話です。

見る人によっては、「結局、金儲けをしようとしているだけじゃないか」と、嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。ですが、「今そこにあるロスをどうしたら改善できるのか?」という問題提起にはなっています。

どの“ロス”問題も、行き過ぎた資本主義のなれの果てです。もし、止まるところを知らない欲望を、少しだけコントロールできたら?ロスは減らせるかもしれません。

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衣服ロスの問題と現状

実際、衣服ロスとはどれぐらいの規模なのか?冒頭、衝撃的な映像から始まります。新品の服を廃棄工場にて切り刻み、最後には焼かれてしまうところまで映します。

日本は年間約29億着の服の供給

年間約15億着の売れ残り

その多くが処分

作った服の約半数が処分されています。なぜこんなことが起きるのか?

  1. アパレルブランド→2に発注
  2. 製造業者・問屋→海外などの工場に発注
  3. 工場→発注を受けて作成

アパレルブランドと呼ばれる会社の中には、間に業者や問屋を挟んでそこに作らせることがあります。そして、彼らが海外の工場に発注し、できあがったものを納品するというやり方です。全部買い取ってくれればいいのですが、なんとブランドはキャンセルや返品ができます

そのため、業者や問屋が不良在庫を抱えてしまいます。しかも、売りさばいてはいけないというブランドもあります。なぜ売ってはダメなのか?

ブランド価値を下げないため、廃棄をするというルールがある。

勝手にキャンセルし不良在庫を押し付けた挙句、処分しろと命じる。そんなブランドが存在するという事実に驚きました。廃棄料も業者持ちなのか??ブランドは損しませんが、問屋や業者は大損です

自分が着ている服を作っているブランドが、もしこんな会社だとしたらどうでしょう?幻滅する人が多いと思います。だから、タブーだったわけです。

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カラーズとは?

そんな衣服ロス問題を何とかしたいと立ち上がった人物がいます。そして、“Colors カラーズ”という店舗を展開しました。

  • ショーイチの山本昌一(41歳)氏が社長
  • 東京や大阪を中心に国内10店舗
  • 商品のほとんどが1000円以下で新品
  • メーカーやブランドから売れ残った商品を、売り方を守る前提で安く仕入れてる
  • 毎週価格が下がり、最終的には100円になる
  • 公式HP

あまりの安さに新品かどうか、心配するお客さんもいるほどです。もちろん全品新品で販売しています。なぜこんなに安く仕入れられるのか?仕入れにカメラが密着します。

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なぜ安いのか?

安さの秘密を探るため、買取の現場にカメラが同行します。安さの秘訣、それはある程度の現金を手付けで払いオール買取をするという、昔でいうと城南電機の故・宮路社長やバッタ屋の人と同じ取引方法です。

そのやり取りはこんな感じです。

製造業者A氏との場合

  • 商品:百貨店用に作ったセーター
  • 点数:5000点
  • 定価:約1万円
  • 1万着作って納品したが、異常気象もあり5000着返品された

買取交渉開始です。

業者:1着1200円~1300円で。
山本氏:1000円でどう?
業者:うーん、なんとか。
山本氏:オール(全品買取)でお願いします。

こうして、買い取り価格は定価の約1割で買い取りました。山本氏は総額500万の1割である50万円を、その場で手付金として渡します。

業者A氏のコメント

現金をもらえるのはいい。次の生産のためにお金がいるので。

業者B氏との交渉

  • 商品1:冬物コート
  • 点数:500着
  • 定価:18800円
  • 暖冬のせいで収める予定の半数がキャンセル

買取交渉開始です。

業者:1800円で
山本氏:1300円で
業者:うーん、じゃあこの商品はそれで

  • 商品2:ダウンジャケット
  • 点数:1500着
  • 定価:6800円

次の交渉ではもうちょっと頑張りたい業者氏です。

山本氏:480円で
業者:さすがにそれは無理。680円
山本氏:550円で

今回は少し頑張った業者氏、しかし買取金額は厳しいものだったと言います。それもそのはず、冬物は在庫がダブついているので、山本氏もそんなに高い値段では売れないと踏んだのです。しかし、ちゃんと全品買取しました。

業者B氏のコメント

買い叩かれてるとは思う。山本氏とは付き合いが長いので、大体この金額あたりで収まるというのがあるが、今回は厳しかった。しかし、在庫を会社にいつまでも置いておくわけにはいかない、売ってしまうのがベスト。

番組側から買い叩いていないか?という質問を、山本氏にします。

山本氏のコメント

そんなことはない。500円で買ったものを2000円で売る。最初に売れればいいけど、残ったものはすべて100円なので毎回泣いている。

売れ残りのリスクも含んだ上での買い取り価格ということです。業者もヤフオクやメルカリにちんたら出品している場合じゃないので、そこら辺も含めてまとめて全部お金に返れるという利点もあります。

納得いく金額ではなくとも現金にしてしまう、新しい商品を出し続けている業者としては、“損切り”といった感じでしょう

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