ドラマ【不協和音】のネタバレと感想|登場人物のその後はどうなった?

スペシャルドラマ
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3月15日に放送された【不協和音 炎の刑事VS氷の検事】のネタバレと感想をまとめました。

田中圭さんと中村倫也さんが兄弟役という設定で、それぞれ刑事と検事に分かれて事件解決を目指します。2人のコンビは想像以上に凄まじい破壊力で、ファンの方は必見のドラマに仕上がっていました。

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ドラマ【不協和音】のネタバレ

いくつかの事件がドラマ内に出てきます。それぞれの事件とその結果についてまとめました。

事件その1:城崎早苗殺人事件

事件概要

被疑者の城崎知也は医師で月島橋外科の経営者。元看護師で妻の早苗は夫のDVに耐えかね、友人の勧めで借りたマンションに身を隠していた。

1ヶ月前に早苗は失踪し、その夜返り血を浴びた城崎が目撃されていた。逮捕後、取調べで自供するが遺体が発見されないため不起訴

殺害犯

城崎知也

殺人教唆犯

片桐寛市

事件の真相

5年前に月島橋外科で発生した医療事故の被害者、中村文子の恋人が片桐だった。その時の執刀医は城崎で、妻の早苗は手術助手だった。早苗にマンションへの避難を勧めたのも片桐で、住所を教えたのも片桐だった。

一度不起訴にして泳がせたことで、焦った片桐が動くはずと唐沢検事は考えていた。

片桐は城崎に顎で使われて家にしょっちゅう呼び出されていた。前職はセキュリティー会社勤務だったため、早苗の部屋の鍵をこじ開けてメモを置くこともできた。

城崎と早苗、その両方に恨みを抱いていた人物、それは片桐だと唐沢は推理する。城崎のDVをカムフラージュにして、片桐は緻密な計画を立てていたのだった。

事件その2:連続放火事件

事件概要

三か月の間にボヤ騒ぎが起きていた。しかし、火事を起こす気はないのか、いつも燃える前に消されていた。丸山建業の倉庫でもボヤ騒ぎがあったため、上に圧力をかけて本腰を入れて捜査することになった。

容疑者として引っ張られた三津谷は、丸山の倉庫のボヤについては認めるが他は認めない。勾留している間にボヤ騒ぎが起きたため、連続放火の犯人は三津谷ではないことが分かる。目撃証言では全身黒ずくめの少年が目撃されていた

放火犯

町田琉太

事件の真相

窃盗の常習者である町田琉太が、加藤巡査に追いかけられて転倒し脳震盪を起こす。その時、防犯カメラの映像を確認してみると、町田が転んだ際に落とした荷物のそばにライターがあった。加藤は荷物を拾って中を確認してみたところ、放火に使用すると思われるオイルなどが見つかる。しかし、加藤は荷物の中身を隠してしまう。

加藤は最初からうすうす琉太が犯人ではないかと思っていた。しかし、自分の手で助けたかった。そのため、荷物の中身を警察には提出しなかった。琉太と直接話がしたいという加藤、彼が家に話に来てくれると信じて待つ。

やがて、琉太が加藤の家にやってくる。そこに川上もやってきて2人の話に立ち会う。なぜ加藤は自分に構うのかと琉太の問いに、そう思うのは人の気持ちが知りたいと思っているからだと加藤は告げ、そう思っている間は琉太のことを諦めないと答える。

琉太はだったら諦めさせてやるとキレて、外にいる幸せそうな家族が気に入らないから火をつけたと放火について自供をする。しかし、つけた火を消していた行為に、まだ終わっていないと加藤は琉太を諭す。

窃盗と放火の常習な自分が終わっていないわけないと、そこにあったナイフを持って凄む琉太。羨む気持ちがあるなら、それを自分の手で掴み取れと諭す加藤の言葉に琉太は心を打たれ、握ったナイフを置いて逮捕された。

事件その3:毒物混入事件

事件概要

放火を自供した三津谷だったが、唐沢は本当に放火が目的だったのか疑問に思っていた。放火はカムフラージュで別の狙いがあるような気がしていた。

毒物混入犯

三津谷研太

事件の真相

唐沢に言われて川上は改めて目撃証言を聞きに行く。すると、放火のあった午後11時ではなく午後10時に帽子をかぶっていない男を見かけたという。

しかし、現場に残っていたゲソ痕は一つ。三津谷は2回現場を訪れていたと川上が指摘する。最初丸山建業を訪れた時、近隣住人に顔を見られて帰った。そのままだと何をしに来たか問われるため、放火をしにもう一度訪れた。

三津谷の父親は元国土交通省の角田雄三と丸山与四郎との間にある、談合の黒い噂を追っていた記者だった。しかし、ある日突然自殺してしまった。三津谷は父親は丸山によって自殺に見せかけられて殺された可能性があると考えていた。その復讐で放火をしたと言う。

だが、三津谷からはまだ殺意は消えていない。川上はそう感じてさらに問い詰める。父親の死の真相を復讐することでうやむやにしていいのか?このまま諦めるのか?と訴える。すると三津谷は丸山を殺すために倉庫に忍び込み、酒の中に青酸カリを入れたことを自供する

放火で捕まれば倉庫は調べられないと思い、あとは丸山建業のパーティーまで時間を稼ぐだけだったと、今までなぜ放火の自供をしたのか理由を語る。警察はパーティー会場へと向かい、みんなが酒に口をつける前に止めた。

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ドラマ【不協和音】の登場人物のその後

  • 城崎知也:妻殺害で逮捕
  • 片桐寛市:殺人教唆で逮捕
  • 三津谷研太:放火と毒物混入の殺人未遂で逮捕
  • 町田琉太:放火で逮捕
  • 丸山与四郎:談合と河野記者の自殺の件で捜査開始か?
  • 加藤博行:依願退職

今回起きた事件の犯人は全て捕まります。しかし、父親の件が冤罪だったかどうか?幸北橋殺人事件は結局誰が犯人なのかは分かりません。兄弟は共に西島以外犯人はいないと言い切ります。誰かが冤罪にしようとしたのではと呟きますが、今回はここまでで終わりです。

また、三津谷が犯行に及んだきっかけとなる、父親の自殺の件や談合の件についても今回は分かりません。ただ、川上は「すごく頭の切れる嫌味な奴に目を付けられちゃいましたよ」と、弟が真相を暴くために動くようなことを示唆します。

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ドラマ【不協和音】の感想

2人の兄弟がいい味を出していました。熱い兄に冷静な弟、その対比が言動からはっきり差別化されています。ですが、2人とも確実に父親の熱い遺伝子を受け継いでいる、そんな様子も垣間見えます。

2人の距離感もちょうどよく、殴りあったりもしますが、互いに互いを認めています。嫌味なセリフもお互いを信頼し合っているからこそ言い合う感じです。2人のやり取りは見ていて楽しかったです。

父親のことを嫌悪している割には父と同じように運転したり、父の言葉を言いかけたりと弟のツンデレ感にニヤニヤします。そんな弟に「必ず落とせ、兄貴」と言われ、張り切る兄のかわいらしさにもニヤニヤします。ファンの人たちにも喜ばれそうなやり取りが、散りばめられているドラマでした

刑事と検事のバディものといえば、「ケイジとケンジ」というドラマを同じテレ朝で放送していました。あちらは結構コミカルな部分もありましたが、こちらはもう少し控えめにして事件を追います。

いっそこっちも連続ドラマ化してくれないか。なぜなら今回父親の件の真相が分かりません。しかし、原作があるドラマなので勝手に連ドラ化はできないでしょうから、またスペシャルでもいいので放送して欲しいです。

ドラマ【不協和音】のいいセリフ

やり方も違うし響かせ方も違うけど、不協和音って感じ。

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