【監察医 朝顔2】1話のネタバレと感想|新シーズン開始!

監察医朝顔 2020秋ドラマ
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2020年11月2日から新シーズンが開始した【監察医 朝顔シーズン2】の1話のネタバレと感想をまとめました。

歩道橋で起きた事故の原因は一人の男の痴漢が原因だった?

朝顔たち法医が真相を究明します。

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【監察医 朝顔2】1話のあらすじ

歩道橋での群集雪崩事故が発生し、死者が4名出てしまう。近くのスタジアムで火災報知器が鳴り、それを聞いた人々が歩道橋に殺到した結果起きたものだった。

しかし、火災は発生しておらず、当時現場では異臭がしたと証言する人も。

その後、亡くなった遺族の一人が、妻の死の直前に見知らぬ男が痴漢をしていたという訴えが入る。

運ばれた遺体を解剖する朝顔たち。たった一人だけ死因がわからない男性がいた。

そして彼の手には引っかき傷があり、亡くなった女性の一人の爪には皮膚片が。

分析をした結果、女性の爪に挟まっていた皮膚片は、亡くなった男性のものと一致する。

世間ではこの男の痴漢行為が事故を引き起こしたと噂になり、警察も被疑者死亡で送検しようとし始める。

真相はいったい何なのか?警察の発表が迫る中、朝顔たちは究明することができるのか?

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【監察医 朝顔2】1話のネタバレ

1話のネタバレは5つです。

  1. 事件概要
  2. 死因の究明
  3. 死の直前の真相
  4. なぜ歩道橋で雪崩は起きたのか?
  5. ドラマの結末

結論から言うと死因は病死で、痴漢はしていませんでした。

なぜ彼は死んでしまい、なぜそんな行動になったのか?前作同様の切ない話です。

1.事件概要

今回起きた事故の事件概要をまとめます。

【新みなと立体歩道橋群集雪崩死傷事故】

事件概要

  • 通報日時:5月5日午前8時頃
  • 発生日時:5月5日午前7時55分頃
  • 発生場所:横浜市上塚区新みなと3-23立体歩道橋
  • 発生状況:午前7時55分頃みなとスタジアムの会場内で火災報知器が作動
    複数のイベントを予定しておりたくさんの人がいた
    場内の人々が一斉に逃げ出し歩道橋で雪崩事故が発生
    現場から異臭がするとの声も見受けられた

被害状況

  • 新みなと病院:20名
  • 東横医大:14名
  • 新横浜医療センター:9名
  • 被害者総数:43名(うち重傷者1名)
  • 死者:4名

死因

  • 片岡康介(41):窒息死。地面に倒れた際、踏みつけられた胸部を圧迫した
  • 畠山和代(60):両肺挫傷。人波に押され手すりに圧迫された
  • 佐藤絵梨(22):窒息死。
  • 佐々木拓郎(35):死因不明。エコノミークラス症候群か?

佐藤絵梨の指の爪に皮膚片があり、科捜研で分析した結果、佐々木のものと一致します。

また、佐々木の手の甲にも引っかき傷があったため、佐藤に引っかかれたものと判明します。

佐藤の太腿には掌紋があったため、佐々木が痴漢をしていたと警察は見立てました。

警察は佐々木を被疑者死亡で送検しようとする

2.死因の究明

1人だけ死因がわからなかった男性、佐々木拓郎を解剖した際、朝顔たちはもしかしたらとある推理をします。

肺や脳に目だった傷がなく、ふくらはぎの静脈が拡張していたのです。

茶子先生と朝顔はこれを見て、エコノミークラス症候群ではないかと推理しました。

そこで、脳をもっと詳しく調べることにします。

しかし、世間では佐々木が痴漢をしたために起きた事故と噂になり、警察も状況証拠が揃っているため、被疑者死亡で送検しようと考えます。

まだ佐々木の死因も分かっていないのにと憤る法医たち。記者発表までに何とか解明しようと、一丸となって検査です。

脳の検査を詳しく調べたところ、真相が究明されました。

  • 死因はエコノミークラス症候群による脳梗塞
  • 佐々木は生まれつき心臓に一部穴が開いている病気だった
  • 引きこもって運動をしなかったため、知らず知らずエコノミークラス症候群になった
  • 事故の当日、久しぶりに体を動かしたことで、血栓が心臓の穴を通り抜けて脳に達してしまった

エコノミークラス症候群により下肢に出来た血栓が、体を急に動かしたことと、生まれつき心臓に穴が開いているという病気のせいで起きた脳梗塞でした。

彼だけ他の3人と死因が違うため、おかしいと思い調べ続けた朝顔たちの執念が導いた真相です。

佐々木の死因はエコノミークラス症候群による脳梗塞だった

3.死の直前の真相

死因が分かったところで、人に迷惑かけたことには変わらない。そう嘆く佐々木の母親に朝顔と平は、事件当日の佐々木の行動を教えます。

  • 佐々木はあの日、実家の岡山に帰ろうとしていた
  • 新幹線に乗る前に忘れ物に気づいた
  • 所持金がなかったため、ロッカーに鍵もかけず荷物を預けた
  • 会場の方へ向かって歩いていくと、そこで人が押し流されてくる
  • 佐々木は人波に巻き込まれ、徐々に血栓が上がり脳に到達
  • 誰にも亡くなったと気づかれないまま、押し流されていった
  • 死んだとき、前にいた女性にもたれかかる体勢になった
  • だから痴漢と間違えられた

彼が何を忘れたのか?それは、母への横浜土産でした。

平がレシートを調べ、明らかに普段の買い物と違う品物があったので分かりました。

手の甲に残された傷は生前につけられたものではなく、死後についたものだと判明します。

要するに亡くなった後、女性に引っかかれた=痴漢はしていない証明になります。

また、意識不明だった人が意識を取り戻し、佐々木の潔白も証言してくれます。

遺体と面会する母親は涙ながらに語ります。大人だから手土産の一つでも買って来いといったが、そんなもの欲しいと思ったことは一度もなかったと。

息子と最後に交わした会話がこれだとしたら、あまりにも切ない別れ方です。

いつ人は亡くなってしまうともしれない、そんなことを考えさせられるシーンでした。

その後、事故は歩道橋が狭くなっている場所があったこと、イベント会社の準備不足が事故を起こした原因と警察は発表します。

火災報知器を誤作動させた人間も、近いうちに立件されるだろうと事件はまとめて終わりました。

引っかかれた時には既に佐々木は死亡していたので痴漢はしていない

4.なぜ歩道橋で雪崩は起きたのか?

佐々木の死因は究明され無実も証明されましたが、なぜ雪崩がそもそも起きたのか?

異臭騒ぎがあったが実際は化学薬品などは見つからなかったと平は言います。

朝顔は茶子先生の紹介で、社会心理学の松本教授に会いに行きます。

そこで聞かされた話を元に彼女は雪崩の真相を推察しました。

  • 人間は無意識のうちに周囲と同じ行動をとってしまうという本能がある
  • みんなと同じだと安心するから
  • 佐々木が倒れたことにより、周囲にパニックが伝播した

群集心理による集団パニックが雪崩発生の原因だったのではないかと朝顔は考えました。

群集心理による集団パニックが雪崩発生の原因

5.ドラマの結末

つぐみを助けるため手を怪我してしまった平に代わり、朝顔が母の遺品探しに向かいます。

当時逃げ遅れた人が大勢亡くなったと言われる沼があり、近々埋め立てられてしまうため時間がないと平は焦っていました。

ここで再び松本教授と話していた回想シーンです。

人間は危機的状況になると、冷静な判断ができなくなるといいます。どんな風になるのか?

  • パニックになる人
  • 明らかに危険だとわかるのに逆の行動をとってしまう人
  • 間違った方向に逃げてしまう人
  • 自分だけは助かる、危険な目にあうわけがないと思い込んで逃げ遅れる人

そして集まるんです。隣に人がいれば安心だからと教授は語ります。

あの震災の日、この沼に集まってしまったのか?

シーズン1で描かれた地震にあった時の様子が再び映像で流れ、朝顔の胸に刻まれた苦しみが分かります。

沼をさらいながら、母の事を思い出す朝顔。何か見つかったと拾い上げたのはあの日、母がつけていたストールかと思ったらタオルでした。

一方、平は自宅でつぐみの面倒を見ながら、“転出届”を取り出して見ます

そして、最後に朝顔のナレーションが入ります。

今日普通に生活していることが、どれだけ幸せなことか

そのことを私はちゃんとわかっていると思っていた

それなのにこの時の私は、まだ気づいていなかった

私たち家族に残された時間が、そう長くはないことを

朝顔たち家族の身に何が起きるのか?次週へ続きます。

朝顔たち家族に残された時間は長くない

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【監察医 朝顔2】1話のその他気になったこと

  • つぐみの学芸会ですぐ前に行ってしまう平
  • 平だけでっかい雪だるま
  • ピーマン食べたら弟が来るか気になるつぐみ
  • 弟の件で平と桑原が微妙な雰囲気に
  • 自分が次は捜査一課に異動だと思っている森本&山倉
  • 自分の作ったコーヒーを収穫に行って不在な茶子
  • 「アイルビーバック。バキュン」と言って去る茶子
  • 桑原に声をかけようとして戸惑う山倉
  • “レンガの雫”という名の横浜土産
  • 足ツボマットで健康状態を確認する茶子
  • 朝顔にお寿司を用意して待っている浩之じいちゃん
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【監察医 朝顔2】1話のまとめと感想

歩道橋の群集雪崩事故で痴漢をして亡くなったと思われた人物が、実は無実で病死だったという話でした。

たまたまいくつかの条件が重なった結果の病死で、ただそれが職も住むところもなくし、実家に帰る日だったというのが切ないです。

しかも遺族の夫が亡くなった佐々木のせいだと大騒ぎし、彼の母親を責めまくります。

夫はちゃんとあの後母親に謝罪したのか?真相も知らず他人を責める姿に、何とも言えない気分になりました。

今回のような群集心理が引き起こすパニックを、母が避難したときもそうだったのかもしれないと朝顔は思いを重ねます。

実際のところはどうだったのかは、ドラマではまだ描かれません。

母はどうして亡くなったのか?そもそも生きているのか死んでいるのかも分からない。そんな朝顔の複雑な気持ちを、過去のドラマのシーンと一緒に描きます。

また、最後にナレーションで幸せが長く続かないことを暗示します。

平が転出届を見ていたので、恐らく警察を辞めて家を出て一人で遺品を捜すため、あっちへ引っ越すのではないのか?そんな気にさせます。

つぐみという孫の面倒を見て、新しい未来に前向きになるのかと思いきや、平はまだ妻を思い続けるのが切ないです。

前シーズンでは桑原の死ぬ死ぬ詐欺がありましたが、今シーズンではどうなるのか?

家族の誰一人も欠けて欲しくないものですが、前シーズンから既に原作とは違う展開なので何が起こるかは分かりません。

次回は11月9日21時から放送予定です。

【監察医 朝顔2】1話のいいセリフ

私も何かしたいって。お母さん捜したいっていうより、お父さんのために何かしたいっていうか。

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