【相棒19】7話のネタバレと感想|“平成の毒婦”遠峰小夜子再び

2020秋ドラマ

【相棒シーズン19】7話「同日同刻」のネタバレと感想をまとめています。

“平成の毒婦”こと遠峰小夜子が再び登場する今回。彼女の狙いは一体何なのか?

彼女の生い立ちとシンクロする物語の結末は二転三転します。

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【相棒19】7話のあらすじ

空き家の床下から白骨遺体が発見され、その身元が以前アポ電強盗の被疑者だった男だと分かる。

2年前の町田市妊婦転落死事件の容疑者として須藤龍男(成田瑛基)が逮捕されると、連城建彦(松尾諭)から右京(水谷豊)に伝えたい情報があると連絡が入る。

冠城(反町隆史)と一緒に右京は遠峰小夜子(西田尚美)に面会に行き話を聞く。彼女は2年前の同じ日同じ時刻頃に須藤を葛飾区で見たから突き落とし事件の犯人ではないという。

子供が車の前に飛び出してきそうになり、その腕を引っ張ったのが須藤だと鮮明に当時の記憶を語る小夜子。

右京たちは裏づけを取るため、自供を引き出した警官や、麗音(篠原ゆき子)から話を聞く。

「月刊プレス」編集部へ向かい、事件の被害者遺族である井原俊樹(福井博章)のインタビュー記事を書いたという、白石佳奈子(魏涼子)に右京たちは話を聞く。

その後、青木(浅利陽介)にアポ電事件の詳細を聞き、ある考えが右京の中で閃く。

それは、須崎は2年前に起きたアポ電強盗の見張り役だったのではないかと。

小夜子の狙いはいったい何なのか?右京との知恵比べが始まる。

←6話8話→

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【相棒19】7話のネタバレ

7話のネタバレは以下の4つです。

  1. アポ電強盗殺人事件の真相
  2. 妊婦転落死事故の真相
  3. 小夜子の崇拝者
  4. ドラマの結末

結論から言いますと、強盗は須崎で妊婦転落死事故は誰かに押されたわけではありません。

なぜそれに小夜子が絡んできたのか?また、彼女の過去も少し分かります。

1.アポ電強盗殺人事件の真相

アポ電強盗殺人事件がどんな事件だったか、青木が教えてくれます。

  • 9月9日の14時~14時半の間に発生
  • 被害者は三井正子(78)一人暮らしの老人
  • 事件の前日にリフォーム会社を名乗る男から電話があり、手元に現金があるか聞かれた
  • 千葉に住む娘に連絡し、翌日の午後、娘が来た時にはまだ意識はあった
  • ガスの点検を名乗る男が金を奪って逃げたと話すが、搬送先の病院で死亡
  • 被害者の爪から犯人のものと思われる皮膚片が採取
  • DNA鑑定の結果、半グレ組織の一員である野添恭一のものと判明

今回白骨遺体で発見された男が、アポ電強盗殺人事件の犯人ということです。

金の取り分で揉めて殺害されたのではないかと警察は見立ており、伊丹刑事たちが殺人犯を追って動いていました。

アポ電強盗は一人でやるものではないので、共犯者がいたのでは?と右京さんは考え、青木に更に聞いた話はこうです。

  • 路上駐車していた車に、作業服の男が乗り込むのを近隣住民が目撃している
  • 運転していた男が見張り役と思われる
  • 近所の子供が14時に被害者宅へ回覧板を届けに行っている

小夜子が見たのは回覧板を持って行った子供と、見張りをしていた須崎だったのではないか?

右京さんはそう推理して、この子供に当時の話を聞きに行きます。

すると、確かに飛び出しそうになったところを止められたといい、腕に龍のタトゥーがあったと証言します。

妊婦転落事故のあった同日同時刻、須藤はこの辺りでアポ電強盗の見張り役をしていたに違いない。

そこで伊丹刑事たちが須崎に聴取すると、真相が分かりました。

  • 転落死なら過失致死、傷害致死で済むと計算したのでは
  • 野添を殺害したのも須崎で、足がつくのを恐れて同じ日の別の事件の犯人と名乗り出た
  • 警察の捜査と半グレ集団の報復の両方から逃げる、最善策が別の事件で捕まること
  • 遺体を包んでいたブルーシートから須崎の毛髪が発見された

それらを突きつけられた須崎は観念し、見張り役をやっていたことと、野添を殺害したことのどちらも自供しました。

須崎は野崎殺害とアポ電強盗殺人の見張り役を自供

2.妊婦転落死事故の真相

小夜子に須崎が捕まったことを報告に行くと、妊婦転落死事故の犯人も捕まえてあげたら?と右京さんたちは言われます。

彼女の狙いが何かを知りたい右京さんたちは、この事故についても調べ始めました。

被害者遺族である井原の家へ向かう右京さんたち。既に抱いていた疑問を彼へぶつけます。

なぜ電話を受けた時点で救急車をすぐ呼ばずに現場で呼んだのか?と聞くと、曖昧な返答をする井原です。

ではあの日は雨が降っていたが、傘を持って外に行ったか?と問われると、持って行ったと答えます。

そこで月刊プレスに載っていた、読者提供の写真について突っ込みます。

その写真は井原が傘も差さずに転落した妻のそばにいる写真でした。

写真の端には傘の縁が写っていて、井原の家にある傘と一緒の柄です。

井原は観念して事件の真相を語ります。

  • あの日、妻の留守中に出会い系サイトで出会った女性を家に呼んだ
  • 傘がないという彼女を駅まで送る途中だった
  • 妻から電話があり、階段のところで鉢合わせに
  • 怒った妻が急いで駆け下りてくると、足を滑らせて階段から転落してしまう
  • 女を追い払ってから救急車を呼んだ
  • 自分のせいで妻が死んだと責められたくなく、警察に嘘の証言をした
  • 嘘が世間に広まり、後に引けなくなってしまった

井原が妻が里帰り中に浮気をしていて、それを偶然見た妻が怒って転落死したというのが真相です。

ではこの女性というのは誰なのか?井原に執拗にかかってくる携帯を右京さんが取り、そちらへ向かうと告げます。

夫の浮気が原因で起きた転落事故だった

3.小夜子の崇拝者

右京さんが電話を取って行った先にいた人物、それは月刊プレスの白石佳奈子でした。

彼女は井原とあの日一緒にいた人物だったのです。

浮気を隠して偽証する井原を操り、インタビュー記事を載せたりしていたのです。

今さら浮気していたと言えない井原は、彼女に脅されるまま行動させられます。

佳奈子は人を操る楽しさを小夜子から学び、月刊プレスは小夜子に協力をしていたのだと右京さんは言います。

それは恐らく雑誌と手紙を使って、2人にしかわからないよう暗号めいたやり取りをしたり、読者投稿に見せかけて情報を流していたのだろうと。

佳奈子は以前、小夜子の黒真珠詐欺の被害者でした。むしろ恨んでいるのでは?と。

しかし、彼女は恨んでいるどころか、つまらない夫と別れられてむしろ感謝していました。

そして小夜子に対しての熱い思いを語り始めます。

  • 小夜子は人間の救いようのない本性を暴きだす
  • 拘置所にいても彼女は自由だ
  • 読者はきっと小夜子は解き放たれたもう一人の自分だと思う

小夜子を崇拝する佳奈子。証拠も何もないと笑っていると、一本の電話が右京さんのところに入ります。

井原が被害届を出したのです。これにより、佳奈子は脅迫罪か恐喝罪で逮捕されます。

佳奈子に操られる人生より、真実を告白する道を井原は選んだのです。

それを聞いた佳奈子はショックを受け愕然としました。

小夜子に憧れた佳奈子が井原を脅して操っていた

4.ドラマの結末

小夜子に一連のことを報告しに行く右京さんたち、佳奈子のことを話しても小夜子は知らないと言います。

佳奈子は小夜子に憧れて模倣するような行動をしていたし、彼女は小夜子を尊敬していたと教えます。

しかし、小夜子は中身が空っぽだから簡単に人に乗っ取られるのだと笑い飛ばしました。

右京さんは気づきます。小夜子の狙いは最初から佳奈子だったと。彼女をもてあそび破滅させたかったのだと。

なぜ協力者であり信奉者である彼女を狙ったのか?

愚かな人たちの嘘が一つ一つ暴かれて、階段を転げ落ちるように破滅していくゲームを考えるのはいい暇つぶしだと小夜子は語ります。

今回の事件を暴くことが独房の中で暇な、彼女の楽しみの一つだったのです。

これには小夜子の過去が関係しています。回想シーンで登場する小夜子の幼少期はこうでした。

  • 10歳の時に母親が階段から転落死する
  • 小夜子は商店街を歩いているときに、父があの女性と一緒にいたと母親にチクる
  • 怒った母と父は口論になり、父が母を突き飛ばしてしまう
  • 物音を聞いた小夜子は階段上にいる父を見て笑った

彼女は生まれついての悪だと思わせるようなエピソードです。

母親が憎かったのか、父親が憎かったのか、単純に人を操って遊びたかったのかは分かりません。

ただ、悪事を働いている時の彼女の顔はとても嬉しそうな笑みを浮かべます。

自伝など最初から小夜子は書く気などなかったと右京さんは語ります。

支援者をももてあそび傷つける彼女の悪意がどこから来るのか知りたいという冠城に対し、右京さんは闇の中に分け入ったところで何も見えないから結構だと断ります。

小夜子の狙いは最初から佳奈子だった

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【相棒19】7話のまとめと感想

“平成の毒婦”こと遠峰小夜子が登場し、2つの事件の真相を明らかにするという回でした。

佳奈子役の人が、何ともエキセントリックな一人芝居をするので、シャブ山シャブ子再来か!?と思わせます。

小夜子登場の回は毎回入り組んだ話になりがちで、終わり方もいつも余韻を残します。

それもこれも小夜子という女性が魅力的なキャラクターなため、話がいくらでも膨らませられるのでしょう。

あだ名を見ても分かるように、彼女の元になっている人物は木嶋佳苗です。

実在する人物に構想を得て、相棒なりに解釈し肉付けした人物が小夜子となります。

今回、小夜子の過去が少し描かれ、彼女の悪意の芽生えは10歳の時にあったと感じさせます。

持って生まれた人の心の隙間に入るうまさがあり、こうやって言えばきっとこうなるだろうと予測ができる女性です。

そんな小夜子につけ込まれる人物は、心が空っぽな人物だと小夜子自身が語ります。

佳奈子は心が空だから小夜子に憧れ、そして逆に利用されるというオチでした。

右京さんのように悪に対しての絶対的価値観がある人は、彼女の心の闇など見たところで仕方がないと相手にしません。

だからこそ右京さんは取り込まれることなく、事件を解決することができるのです。

絶対的な悪と絶対的な正義。その2つが対照的に浮かび上がる話が小夜子だったり、南井だったりします。

好敵手がいると話が盛り上がるので、今後も定期的にこういった“絶対的な悪”なキャラクターは登場するでしょう。

次回は12月2日21時から放送予定です。

【相棒19】7話のいいセリフ

このゲームでは真実が全て暴かれて破滅するのがルールです。あなたも例外ではありませんよ。

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