【ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―】1話のネタバレと感想|伝説の熊撃ちと最後の狼

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2024年10月6日からWOWOWで始まったドラマ【ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―】1話のネタバレと感想をまとめています。

金塊を手に入れるため、杉本とアシㇼパ、白石の3人は暗号の刺青を入れられた脱獄囚たちを捜す。一方、第七師団から離脱していた谷垣は、“伝説の熊撃ち”と呼ばれる二瓶とオオカミのレタ(ラ)を追っていて……。

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【ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―】1話のあらすじ

杉元佐一(山崎賢人)とアシㇼパ(山田杏奈)は、白石由竹(矢本悠馬)とともに金塊のありかを示す、暗号が彫られた刺青を持つ囚人たちを捜す。

一方、負傷して鶴見(玉木宏)率いる第七師団から、離脱していた谷垣源次郎(大谷亮平)は、「伝説の熊撃ち」と呼ばれる二瓶鉄造(藤本隆宏)と出会い、最後のエゾオオカミと言われるレタ(ラ)を追っていた。

どちらが先に獲物を仕留めることができるのか?男の戦いが今、ここに始まる!

2話→

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【ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―】1話のネタバレ要約

刺青の囚人である二瓶を捜す杉元たちの前に、現れた二瓶は最後のエゾオオカミ、レタ(ラ)を狙っていた。

人質にとったアシㇼパにレタ(ラ)を呼ぶよう命じる二瓶、怒りに駆られたレタ(ラ)は二瓶に噛み付いた。

腕を犠牲に勝利を確信した二瓶だが、背後からいないと思われたつがいの雌狼に噛み付かれて絶命する。杉元たちはこうして新たな刺青を手に入れた。

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【ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―】1話詳細なネタバレ

生きる意味

杉元の目は鹿の姿を捉えていた。木々の間を駆け抜けるその獲物を狙い、手元の銃をしっかりと握りしめる。しかし、引き金を引くその瞬間、彼の心に戦争の記憶が蘇った。戦場で見た数々の命、彼の手で消えた人々。その重圧が再び彼を襲い、撃つべき瞬間が過ぎ去ってしまった。

「今だ!」アシㇼパの鋭い声が響くが、杉元の銃声は遅れ、弾は虚しくも狙いを外れた。次の瞬間、レタ(ラ)が音もなく飛び出し、素早く鹿を取り押さえた。

杉元は動けなかった。目の前の手負いの鹿が、まるで自分自身と重なって見えたのだ。彼もまた、深い傷を負ったまま、この地に生きている。震える手を見つめながら、杉元は再び引き金を引くことができなかった。

すると、アシㇼパは黙ってナイフを抜き、素早く鹿の命を終わらせた。そして冷たく言い放つ。「命に対して最後まで責任持てないなら、最初から撃つな」

杉元は言葉を失いながらも、アシㇼパの指示で鹿の腹に手を入れた。内臓の温かさが手のひらに伝わると、不思議な感覚が体を満たした。それを見たアシㇼパは、静かに語りかける。「鹿の体温がお前に移ってお前を生かす。わたしたちが動物の肉を食べ、残りは木や草や大地の生命に置き換わる。鹿が生き抜いた価値は消えたりしない

その言葉に、杉元はわずかな救いを感じた。だが、彼らには休む間もなかった。周囲に漂う危険な気配を察知し、二人と一匹は急いでその場を離れた。

しばらくして、谷垣たちがその場に到着した。鹿の遺体を見下ろしながら、彼らは何者かが近くにいたことを感じ取っていた。遠くから杉元たちがその様子をじっと見つめているのを、谷垣は気づかなかった。

夜が更け、谷垣と二瓶は焚き火を囲みながら、鹿肉を食べつつ話し合っていた。谷垣は、軍に行くために故郷の秋田を捨てる覚悟をしたことを振り返る。「山に入っていくうちに、自分の毒が抜けていくのがわかった」と、彼は静かに語った。

「コレヨリノチノ ヨニウマレテ ヨイオトキケ」谷垣は、熊を成仏させるために唱えるマタギの言葉を呟いた。その言葉は、戦争で殺した相手には一度も唱えたことがなかった

それを聞いた二瓶は、ふと笑みを浮かべた。「お前にとってオオカミ狩りは口実なんだ。軍にも故郷にも戻れず、お前の猟師魂は北海道の森をさまよっている」

「谷垣よ、狼を取ったら毛皮を手土産に故郷へ帰れ」二瓶の言葉に、谷垣はしばらく黙っていたが、やがて静かに軍帽を脱ぎ、焚き火の中にそっと投げ込んだ。

真の狙い

白石は酒瓶を手に、のんびりと座っていた。「おお、遅かったな!」と陽気に声をかけると、アシㇼパはすぐに酒に手を伸ばし、一気に飲み干す。

「鹿の肉、残さず食えよ。それが鹿の生きた証だ」と、酔いが回ったアシㇼパは絡み始めた。顔を真っ赤にしながら、鹿の命を無駄にしないようにと言い続ける。

その姿を見つめながら、杉元はふと真剣な表情を浮かべた。「もし俺が死んだら、アシㇼパさんだけは、俺を忘れないでいてくれるかい?」その言葉は、静かな夜の空気に重く響いた。

すると、アシㇼパは一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに涙を溜めて叫んだ。「死ぬな、杉元!」声が震え、彼女の小さな体が泣き崩れそうになる。それを見た杉元は急に笑い出し、胸を張って言い放った。「俺は不死身だ!」

そのやり取りを横で見ていた白石が、口元に笑みを浮かべながら話を切り出した。「ところでさ、毛皮商の男から聞いたんだけど、数年前に3人を殺して捕まったはずの男が、ひょっこり小樽に現れたんだってさ。脱走した囚人仲間だよ」

「誰なんだ?」と杉元が尋ねると、白石は得意げに答えた。「めっぽう腕の立つ猟師で、冬眠中のヒグマですらうなされる悪夢の熊撃ち。名は二瓶鉄造っていうんだ」

アシㇼパはその名前に反応し、何かを思い出すように呟いた。「二瓶って…昔、猟師から物を奪う悪い奴らがいた。その連中が二瓶の獲物を奪おうとしたけど、彼は追い詰めて一人ずつ殺していったって聞いたことがある。最後の一人を殺したとき、警察に捕まったんだ」

二瓶が牢屋に入ったのは、そういう理由だった。山で死にたいと思った二瓶はだから脱獄した

一方、二瓶の刺青を見た谷垣は顔を強張らせ、思わず銃を構えた。二瓶の刺青が浮かぶ腕を見つめると、無意識に銃口が向けられていた。「金塊なんぞに目がくらんだ、人間どもの殺し合いよ。獣を殺すほうが、まだ多少の罪悪感がある」と二瓶は、まるで何もかも悟ったように笑い、開き直ったように言った。

「俺を撃って皮を剥ぎ、やっぱり軍に戻るかね?兵隊の谷垣か…マタギの谷垣か、今のお前はどっちだ?」二瓶は両腕を広げ、目の前で堂々と立ちはだかった。「お前ならわかるだろ?マタギの谷垣よ」谷垣はしばらく葛藤しながらも、ついに銃をゆっくりと下ろした。

白石は二瓶の話をさらに続けた。「白い狼の毛皮が手に入ったら、いくらで買うかって聞いてた」

その一言で、アシㇼパは顔色を変えた。「レタラが狙いだったのか…」その言葉に、場の空気が一気に引き締まった。

遭遇

夜が更け、月明かりの中で二瓶と谷垣は、じっと鹿の遺体を見つめていた。彼らはその場所でレタラが戻ってくるのを待っていたが、時間が過ぎるにつれて森は静まり返り、レタラの姿は見えなかった。やがて夜が明け、朝の冷たい光が差し込む頃、鹿の遺体はすでに肉も骨もなく、そこに残っていたのは狼のフンだけだった

谷垣は静かに目を細めた。「狼は最初から俺たちを観察していたんだ…」と呟いた。その言葉に、二瓶も無言でうなずいた。彼らはレタラが戻ってくると信じていたが、その予想は裏切られた。

その頃、遠くで狼煙を見たアシㇼパたちも、彼らの元へ向かっていた。

二瓶はレタラが必ず谷垣についてくるはずだと考えていた。そして谷垣は、わざと自分の持ち物である飯盒を地面に置いていく。二瓶は遠くからその動きを見張っていた。

しばらくすると、レタラが慎重に首を出し、谷垣の仕掛けに気を取られる。だがその瞬間、アシㇼパが矢で飯盒を撃ち、レタラを助けるためにどかした。間一髪でレタラは逃げたものの、アシㇼパが谷垣に捕まってしまった

突然、杉元が二瓶の背後に現れ、銃を突きつけた。白石も二瓶を確認し、「あいつだ」と呟いた。二瓶は白石に気づき、彼の目的が刺青であることをすぐに悟った。「狙いは刺青か」と低く言った。

その瞬間、リュウが白石に向かって吠え、白石がひるんだ隙を突いて、二瓶は手にした鉈で杉元に向かって突進してきた。杉元は反応が遅れ、銃を落としてしまったが、すぐにナイフを引き抜き、二瓶の指を切り落とす。そしてそのまま腕にナイフを突き刺した。

だが二瓶は怯まず、杉元の首を締め上げた。息が詰まりそうになった杉元は、二瓶の腕に刺さったナイフを引き抜き、喉元に突きつけることで、何とか状況を逆転させた。だが、その瞬間、谷垣がアシㇼパを人質に取り、「動くな!」と叫んだ。

杉元の怒りが爆発し、二瓶を解放した瞬間に持っていたナイフを谷垣に向けて投げつけた。「離れろ!」と叫びながら杉元は谷垣に向かって突進したが、今度は二瓶が横からタックルし、杉元を地面に倒した。

その間に白石が杉元の銃を拾い上げ、「卑怯だぞ、谷垣!」と銃口を谷垣に向けて言い放った。谷垣は冷たく笑い、「この子は刺青を持っていたから、無関係とは言わせない」と返す。それに対してアシ?パは「自分にはそこまでの価値はないから、白石は撃ってくる」と覚悟を決めた。

銃を向け合う白石と谷垣。その様子を、二瓶に押さえ込まれた杉元は見守ることしかできなかった。そして、杉元は静かに白石に言った。「白石、すまん。捨ててくれ」

白石は言われた通りに銃を捨てた。そして、杉元は二瓶に向かって「アシㇼパを遠くに連れて行ってくれ」と頼んだ。二瓶はその言葉に一瞬の迷いを見せたが、すぐに谷垣に「連れて行け」と命じた。

だが、振り返ると、そこにいたはずの白石と杉元の姿はすでに消えていた。二瓶は驚いた顔をしたが、すぐに笑いながら「脱獄王…すっかり忘れておったわい」と呟いた。

男の戦い

二瓶が谷垣に「奴らは逃げた」と知らせると、谷垣はアシㇼパを肩に担ぎ、さらに奥深く進んでいった。アシㇼパは警告する。「罠が仕掛けてあるから、ここは通るな」と。だが、谷垣はその忠告を無視し、一歩を踏み出した瞬間、足に鋭い痛みが走った。矢が突き刺さっていたのだ。

谷垣は歯を食いしばり、矢を引き抜いたが、アシㇼパは冷静に告げた。「毒のついた鏃がまだ残っている。早く取らないと…」彼女は自らの縄を解いてもらうよう求め、谷垣は迷うことなくアシㇼパを解放した。解き放たれたアシㇼパは手際よくナイフを取り出し、谷垣の傷口の周りをえぐり取り、毒を取り除いた。

その時、二瓶が姿を現した。アシㇼパに命じる。「狼を呼び寄せろ」彼の目は冷静だが、その瞳の奥に野心が潜んでいた。

二瓶はアシㇼパを抱え、広大な雪原へと連れ出した。風が静かに吹き抜ける中、二瓶は呟く。「金なんてどうでもいい。俺は、エゾオオカミが見る、最後の猟師になりたいんだ」

やがて、怒りに燃えたレタラが現れた。その鋭い目が二瓶を睨み、彼の全身に殺気を送った。二瓶は冷静に銃を構え、レタラに狙いを定めた。しかし、レタラは猛然と突進し、二瓶の腕に噛みついた

二瓶は苦痛に顔を歪めながらも、逆の手で銃を構え、レタラの額に銃口を向ける。「俺の勝ちだ…」その瞬間、彼は勝利を確信した。

だが、突如として二瓶の背後からもう一匹の狼が現れた。その牙が二瓶の肩から首にかけて深く食い込み、二瓶は大量の血を流しながら崩れ落ち、木に体をもたれさせた。息も絶え絶えの彼の前に、二匹の狼がトドメを刺すべく近づいてきたが、その瞬間、リュウが吠え、二瓶を守るように立ちはだかった。

狼たちはリュウに敬意を払い、その場を離れた。二瓶は首から溢れ出す血を押さえ、リュウが自分の側に来て鳴くのを感じた。彼はリュウを見つめ、「湯たんぽにしては上出来だった」と、かすれた声で称賛した。遠くでじゃれ合う二匹の狼を見つめながら、彼は微笑み、「つがいだったか…女房にとっちゃ男同士の勝負など知ったことではないか」と笑った。そして静かに呟いた。「やっぱり…女は恐ろしい…」その言葉と共に、二瓶の目は静かに閉じられた。

その後、杉元たちが駆けつけ、アシㇼパと合流した。彼女の目はレタラを見つめていた。そして、そこにはレタラの幼い子狼たち、家族がいた。

遅れて現れた谷垣は、倒れた二瓶の亡骸にそっと手を当てた。そして静かに唱えた。「コレヨリノチノ ヨニウマレテ ヨイオトキケ…」その言葉は、静寂の森に溶け込み、二瓶を弔う儀式の一環となった。

金塊の額

谷垣はアシㇼパの住む村へと連れて来られた。足の傷はひどかったが、彼女の手際の良さで応急処置が施され、村に着く頃にはなんとか歩ける状態だった。リュウも一緒に連れてきた。

アシㇼパの祖母が村にいる皆にルイペを振る舞った。食事の最中、祖母は静かに昔話を語り始めた。

「昔、男たちが川沿いで砂金を掘ったせいで、水が汚れ、鮭が川を遡らなくなった。それが何年も続いて、鮭が取れなくなり、村の生活は苦しくなった。同じことが静内や十勝、釧路でも起こった。砂金は村の代表者たちによって、一箇所に集められた。アイヌは話し合い、砂金を採るのをやめた。争いのもととなる砂金はそのまま隠され、話すことも禁じられた

やがてみんな年老いて、金塊の在処を知る者はこの村の年寄一人だけになった。その年寄りものっぺら坊に殺されたという。その言葉を聞いて、白石がピンときたように言った。「のっぺら坊の言う200貫ってのと合致する」

だが、谷垣はその話を聞きながら首を振った。「それじゃ桁が違う。鶴見中尉の計算では、のっぺら坊は嘘の情報を流していたんだ。実際にはその100倍、2万貫はあるはずだ」白石は金額を聞き、目を丸くして驚いた。2万貫…現代の価値に換算すると、8000億円の価値だった。

のっぺら坊は最後は支笏湖で捕まった。追い詰められて、アイヌの猟師の船に乗って逃げようとしたが、船が転覆してしまった。どうやら金塊の一部を持ち出していて、その重みで船が沈んだらしい、と言われている。

鶴見の覚悟

谷垣はアシㇼパと杉元を静かに見つめ、深いため息をついた。「お前らが何のために金塊を探しているのか知らんが、鶴見中尉の背負っているものとは、比べ物にならん」その声には重みがあった。

谷垣は思い出すように目を閉じ、語り始めた。「旅順要塞の戦いを知ってるか?あのとき、大本営は早期攻略を急かしていた。中尉は命令に従わざるを得なかったんだ。亡くなっていく戦友たちを弾除けにしながら、二百三高地を占領した

その言葉とともに、爆発の煙が晴れた瞬間に現れる鶴見の姿が脳裏に浮かぶ。爆風の中、勇敢に立ち向かう鶴見の姿は、まるで英雄のように見えた。

だが、その代償は大きかった。投入された第七師団の1万の将兵は、二百三高地を陥落させる頃には、半分以下になっていた。兵たちは次々と命を落とし、生き残った者たちは心も体もぼろぼろになっていた。

それにもかかわらず、政府部内では第七師団は冷遇された。彼らの犠牲は、まるで何の価値もないかのように扱われた。鶴見はあの無謀な攻略法には否定的だった。だが、命令に逆らうことはできなかった。

その言葉に、アシㇼパと杉元は黙り込んだ。鶴見が背負っている重荷は、彼らの想像を超えるものだった。金塊を巡る戦いは、単なる欲望のためではなく、鶴見にとってはもっと大きな、もっと深い何かがあったのだ。

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【ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―】1話の結末

白石は刺青の行方について整理し始めた。「今のところ、俺たちが持ってる刺青の数は少なくない。まず、鶴見が一つ持っていて、土方は同じ囚人だった牛山と手を組んだから、あいつらが2枚持ってる。そして、俺たちが最初に杉元が手に入れたやつ、あとは撃たれた笠原、それに二瓶と俺を合わせて4枚だ。」

その言葉に、アシㇼパも杉元も耳を傾ける。白石は続けた。「今のところ、俺たちはリードしてる。でも、鶴見や土方たちが持っている刺青を奪わなければ、この勝負に勝てねぇ」

それを聞いた杉元は、いつものように自信に満ちた笑みを浮かべた。「大丈夫だ。こっちには北海道を知り尽くしたアシㇼパさんがいるからな」

アシㇼパは少し照れたように笑いながらも、「不死身の杉元もいるしな。」と返した。

白石はそれに便乗して、「それに脱獄王もいるぜ!」と冗談交じりに言いながら笑い声を上げた。和やかな雰囲気の中、彼らの絆が強まっているのが感じられた。

最後に、杉元は真剣な顔つきで言葉を締めくくった。「最後に金塊を手にするのは、俺たちだ」その言葉には、揺るぎない決意と覚悟が込められていた。アシㇼパも白石も、その決意を共有し、静かにうなずいた。

2話→

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【ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―】1話のまとめと感想

レタ(ラ)を狙っていた二瓶を倒し、杉元たちが新たに刺青を手に入れたという話でした。

映画と同時に作られたドラマなので、非常にお金がかかっているせいか、チープなドラマに見えません。キャストももちろん映画から引き続きのメンバーになります。

自然と生命の関係が、アイヌの人やマタギの人から教えられます。命に対しての責任について杉元はアシㇼパから諭され、谷垣も二瓶といることでマタギの魂に再び火が灯ります。

二瓶はレタ(ラ)が最後の狼だと思っていたので、まさかつがいの雌狼に襲われると思っていませんでした。そして戦いに敗れた二瓶を、谷垣が最後弔いました。

残酷にも見えるシーンや、二瓶の発言などもあって地上波では放送しづらい内容ですが、映画同様のクオリティを保ったドラマです。

2話→

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