【BG~身辺警護人~(2020)】4話のネタバレと感想|子供部屋おじさんを護れ

2020春ドラマ
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【BG~身辺警護人~(2020)】の4話のネタバレと感想をまとめました。

今回島崎たちが警護するのは20年間引きこもりの“子供部屋おじさん”です。

部屋にこもっているのだから警護の必要はないのでは?と思いますが、何者かに狙われているといいます。

狂言か真実か?島崎たちは彼を護れるのか?

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【BG~身辺警護人~(2020)】4話のあらすじ

HPを開設した島崎警護に早速依頼が入ってきた。今監禁されているという緊急の依頼に、島崎(木村拓哉)高梨(斎藤工)はすぐに依頼人である生田大輔(岡田義徳)の自宅へ向かう。

しかし、部屋に入ってみると大輔がパソコンに向かっているだけで、他に誰もいなかった。島崎が話を聞くと大輔は高校卒業後20年間無職で自宅に引きこもっているという。今回の依頼内容は廃校になる小学校でクラス会があり、埋めたタイムカプセルを取りだすとき、中に入れた手紙をみんなに見られる前に回収したいという。

大輔がいうには自宅の自転車のタイヤがパンクさせられたり、踏み切りで待っていると何者かに背中を押されたりしたことがあるらしい。誰かに狙われているので、小学校へ行くまでの間の道を警護して欲しいという。

同居している父親の洋次(平泉成)は大輔の狂言だと信じず、母親はただ見守る事しかできず、親に寄生している状況なため親子関係は最悪だった。

警護当日、島崎たちが付き添い歩いていく間、同級生の谷口守治(丸山智己)と偶然出会う。家族を連れて一緒にいる姿を見た大輔は、現在の自分との差に恥ずかしくなり逃げ出してしまう。

すぐに自宅に戻った大輔を父親は罵り、それを聞いて再び家を飛び出していく。小学校へと向かう大輔についていった島崎たち、そこに谷口がいてクラス会が始まる前に理科室へ行こうと誘う。大輔は警護はここまででいいというが、島崎と高梨は何かあると感じていて……。

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【BG~身辺警護人~(2020)】4話のネタバレ

引きこもりを警護するという妙な話です。しかし、依頼人いわく何者かに狙われているというので、島崎は彼の言葉を信じて警護します。

親子関係が最悪な状態の裏側に隠された真実とは?親子がお互いにわかり合うことはできるのか?

1:登場人物

今回の人物関係を簡単にまとめす。

  • 生田大輔(岡田義徳):依頼人。20年間無職で引きこもり。父親との関係は最悪。
  • 生田洋次(平泉成):大輔の父。電車の運転士で早期退職を促された
  • 生田三枝子(梅沢昌代):大輔の母。ずっと大輔を見守ってきた。
  • 谷口守治(丸山智己):大輔の小学校時代の同級生。結婚して娘がいる

父親と息子の関係が悪く、父親は引きこもりの息子を情けなく思い、息子は父親に対して何か思うとこがあります。

息子が父親に反発した理由とは何なのか?それが今回の話のカギとなります。

2:小学校時代の思い出

理科室に谷口と一緒に向かった大輔は、そこで思い出話をします。

しかし、次第に谷口に様子が変わってきて、大輔に怒り始めました。いったい何があったのか?

  • 大輔に命じられて理科室にあった塩酸を盗んだ
  • 警察が来る騒ぎになってしまう
  • 大輔は最後まで自分が命じたと言わなかった

子供のいたずらで話が済まなかったようで、大騒ぎになってしまいます。

大輔が言わなかったことで、谷口一人の責任になったみたいです。その結果どうなったのか?

  • 谷口は中学受験がパーに
  • その後、母親が心を病んで自殺
  • 人間不信になり人間関係がうまくいかない
  • 結婚しても離婚した

内申書に響いたのか、希望していた中学校に行けなかったようです。

さらに母親が自殺してしまい、結婚して家族がいると思ったら既に離婚していて、偶然会ったときは子供に会う日だっただけでした。

谷口にいわせると全てあのときのことが元凶で、大輔のせいで自分の人生はメチャクチャになったということです。

大輔の背中を突き飛ばしたのも、自転車のタイヤをパンクさせたのも谷口でした。

大輔がいっていたことは狂言ではなく、本当だったのです。

そんな谷口が謝れ、殴らせろと迫ってきたところで島崎たちが駆けつけます。

依頼人を護るためになぜか、自分を殴れと言い始める島崎。

そんな谷口のパンチはヘロヘロな猫パンチです。

殴り方をレクチャーする島崎、今度はしっかり殴られるのかと思ったらよけます。

何度殴っても当たらず、しまいには絞め落とされそうになる谷口。

友人のピンチに大輔がやめてと間に入り、自分を殴れと谷口に告げます。

谷口に殴られた大輔は泣きながら土下座して謝り、谷口も泣きながら立ち上がってその場を離れました。

  • 大輔を狙っていた人物は谷口だった
  • 谷口は大輔のせいで人生が狂ったと恨んでいた

3:「25年後のぼくへ」

タイムカプセルのことなんてもう忘れていたのかと思ったら、バツが悪そうに学校から出てきた大輔を見てクラスメイトたちはひそひそと話ます。

汚いだ何だ言っている声をかき消すように、「ウケ狙いでその格好できたのか?」と、アシストする谷口。

大輔に謝ってもらったことで、気持ちが晴れているようで、タイムカプセルから出てきた手紙も渡してくれました。

大輔はその手紙を読むと自宅へ戻り、島崎が父親に手紙を渡します。

手紙の内容はこうです。

未来のぼくはどんな仕事をしていますか。

サッカークラブではレギュラーで大会に出ることができました。

未来のぼくはサッカーをつづけてますか。

ぼくはお父さんの電車をみるのが大好きです。

運転しているお父さんは本当にすごいです。

ぼくもお父さんみたいなかっこいい電車の運転士になりたいです。

お父さんとお母さんをのせて走ります。

大輔は本当は電車の運転士になりたかったのですが、父親が「電車を動かすのではなく、人間を動かせ」といい、いい大学に入りいい会社に入ることを求めたのです。

親の理想を息子に押し付けた結果、仲がこじれてしまったというのが今回の話のカギでした。

大輔は当時夢はJリーガーになると誤魔化していましたが、25年後の自分にはウソはつけず運転士になりたいと書いていたのです。

手紙を見た父親は息子に「体裁を気にしてばかりいたのは自分のほうだった」と謝ります。

そして「家を出ろ」と、ようやく自分の足で人生を歩けそうな息子へ告げます。

父親との確執が解けた大輔は、髪を切りヒゲを剃り、スーツを来て島崎たちの前に現れます。

そして警護料の8万円を、ずっと子供のころから貯めていたお年玉やらで支払いました。

父親と和解して大輔は家を出た

4:【BG~身辺警護人~(2020)】4話のネタバレまとめ

襲撃犯

谷口守治

動機

小学校のとき、大輔に命じられてやったことが原因で、中学受験に失敗。

その後、母親は自殺し、人間不信に陥り人間関係がうまく構築できずに離婚。

全ての元凶はあの時の大輔にあると考え、嫌がらせをしていた。

引きこもりの原因

父親と同じ運転士になりたいと思っていた大輔だが、父親はもっと別の仕事に就くよう望んでいた。

ずっと言えずにいた大輔は次第に反発し、父親との間に確執が生まれてしまった。

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【BG~身辺警護人~(2020)】4話の補足

1:島崎警備のHPに書いてある文字

3万円の予算ということで、ちょっとダサい島崎警備のHPに書いてあった文字はこんな強調の仕方でした。

毎日生活危険はつきもの!!
警備頼むなら
島崎警備島崎警備
日本一屈強ボディーガード
あらゆる恐怖からあなた護ります!!
にたくなければ今すぐ連絡
最後頼るのはココしかない

いっそ予算がないなら変に凝らず、阿部寛さんのHPみたいに、爆速なHPを作るという方向にすれば良かった気がします。

2:劉社長の過去

以前、途中で話が止まってしまった劉社長の過去を、高級寿司を食べながら菅沼に少し話します。

警備業界になぜ興味を持ったのか?についてです。

  • 愛する人を暴力で奪われた
  • 5年前、ロスの自宅に強盗が入って彼女が撃たれた
  • 3ヶ月後に彼女が死んだ
  • ボディーガードは護れなくても、責任を取らなくていいことがわかった
  • これは商売になると思った

以前、海外の新聞記事を沢口が見ていたのと、大体同じ内容です。その記事についてはこちらに書いてあります。

護れなくても責任を取らなくていいなら、VIPを相手に商売したらいいと思ったのでしょう。

さらに警護の情報を知ることで、殺すこともできるわけです。

  • 殺したい対象を警護する
  • 警護の情報を流す
  • 警護が護れなくても問題なし

といった感じです。

彼女が三ヵ月後に死んだのは、一回目の襲撃で命を取りとめたので、病室を襲わせたのか?とも想像できます。

“普通の物差しで測らないほうがいい”男、劉社長の計画殺人もありえそうです。

もしくは、劉社長は警護に恨みを持っていて復讐したい男か?

どちらの可能性もまだ残りますが、うさん臭い社長です。

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【BG~身辺警護人~(2020)】4話のその他気になったこと

  • 予算3万円で作ったHP
  • 無職20周年記念とドヤる大輔
  • 40近い狼少年と言われる大輔
  • とっくに退職してそうな父親に早期退職願い
  • 島崎たちと劉の寿司格差
  • これまで最も近距離な警護依頼
  • 見事なまでにベローンと剥がれた靴裏
  • 「パラサイトだって生きる権利はある」という主張
  • 慰めるのが下手と依頼人に言われる高梨
  • 同窓会には出る高梨
  • でも自分を覚えていない人がいてプライドが傷ついた高梨
  • 電車が走り去ると姿が消えてる大輔
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【BG~身辺警護人~(2020)】4話の感想とまとめ

“子供部屋おじさん”こと引きこもりの依頼人護り、家族間のトラブルも解決するという話でした。

なにげに大輔役の岡田さんは、ヒゲも髪も自前だったように見えます。わざわざ伸ばしたのか、撮影休止中で伸びたのか?

結局、大輔は何の仕事に就いたのか?それともこれから就職活動なのか、よくわかりませんがハッピーエンド的に終わります。

しかし、電車が通り過ぎると彼の姿はなく、まさかの幽霊オチ!?と思わせる謎演出でした。

笠松先生を食事に誘うシーンなどもあり、2人の恋愛話も少しずつ進展していってます。

劉社長は菅沼を執行役員に据え、昔の話をしますがどうにもうさん臭いです。妻を本当は殺したのではないか?という臭いがプンプンします。

いつものロン毛ストーカー男は今回もトンネルの柱の陰にいたり、島崎の自宅そばにいたりと相変わらずです。

こうなってくると実はドラクエみたいに、仲間になりたそうにこちらを見ているのかもしれません。

次回は7月16日21時から放送予定です。

【BG~身辺警護人~(2020)】4話のいいセリフ

ありがとう。俺の記憶を護ってくれて。

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