【七人の秘書】5話のネタバレと感想をまとめています。
今回のターゲットとなる人物は三和の仕える東京都知事です。
建設計画の変更で行き場がなくなってしまった子供たちを、秘書たちが救うことができるのか?
萬の過去と三和の過去が少し分かる回でした。
【七人の秘書】5話のあらすじ
望月千代(木村文乃)が幼い兄妹が都知事・南勝子(萬田久子)の乗る車に泥団子を投げつけているところに遭遇し、子供たちにやめさせて家まで送り届けるとそこは児童養護施設だった。
以前、勝子がこの養護施設を新設すると公約したものの、その計画は突然中止になってしまう。しかし、施設は既に都に土地を売却してしまっていたため、子供たちは出て行かなければならなくなっていた。
その計画の裏側では粟田口十三(岸部一徳)が関わっていることが分かる。
千代は子供たちが都知事のせいで酷い目にあっていることを知り秘書たちに相談するが、都知事の秘書である風間三和(大島優子)「よくあることでしょ?」と言って取り合わない。そして三和と千代は一触即発な雰囲気になってしまう。
さらに粟田口が萬にやってきて、自分の邪魔をしているのではないかと直接萬敬太郎(江口洋介)に聞く。
三和はその生い立ちから千代と衝突するが、最終的に自分を救ってくれた萬のために勝子に仕置きをする決意する。
弱みを探るため千代は人脈を使い、勝子のある性格を握るが……。
【七人の秘書】5話のネタバレ
ネタバレは以下の4つです。
- 今回のターゲット
- 三和と萬の過去
- 今回の仕置き
- ドラマの結末
結論から言うと、都知事は失態はしますが失脚はしません。
どんな方法で懲らしめたのか?まとめました。
1.今回のターゲット
今回のターゲットは東京都知事の南勝子です。
南勝子
東京都知事。元銀座のママ
粟田口とも懇意にしていて、計画変更を機に児童養護施設の土地を奪ってしまう
養護施設の子供たちが土地が都のものになってしまっため、遠いどこかの地へ引っ越さなければならなくなってしまいます。
そこで子供たちのために千代が話を持ち込み、何とか都知事に一泡吹かせてやれないものかと考えます。
千代は都知事同様に元銀座のホステスだったため、親しくしていた他のママに話を聞きに行きました。
そこで聞いた話を元に今回の計画を立てます。
児童養護施設を守るため引き取る
2.三和と萬の過去
三和と千代が今回は揉めてしまいます。そこには三和の過去が関係していました。
三和は風間グループというホテルオーナーの令嬢ですが、家族との折り合いが悪く度々問題を起こしていました。
簡単に言うとパリス・ヒルトンみたいな人物です。
生まれながらの金持ちの令嬢なため、いわゆる“普通の人”の感覚が分かりません。
周りからも一目置かれ、家族の間では令嬢としての振る舞いを求められます。
息苦しさや偉そうな態度が嫌で、時には両親に悪態をついたり、場を壊すような行動を取ってきていました。
そんな時に萬の店に行って二人は出会いました。
自分はどこかおかしい、普通じゃないと子供の頃からずっと言われていたという三和。
そんな三和の言葉に萬は何もおかしくない、それがあなたの個性と肯定します。
それ以来、三和は萬の役に立ちたいと思うようになったのです。
一方、萬は今回粟田口が店を訪ねたことで、いくつか分かったことがあります。
- 萬は粟田口の秘書だった
- 収賄で逮捕され服役した
恐らく萬がやったことにして粟田口の罪を被り服役したと思われます。
どうやら五月も何か関係があるようで、「あの時の恨みは消えないけどね」と言います。
彼女もまたムショ帰りなようなので、何か粟田口関連のことで服役したのかもしれません。
- 三和は萬に肯定されて救われた
- 萬は粟田口の元秘書で収賄で逮捕されていた
3.今回の仕置き
今回はいつものように一度失敗してから、二度目のチャレンジをするという展開ではありませんでした。
どんな風にして勝子を懲らしめたのか?
- 都知事の愛犬が動物病院で手術をするとニセの電話をする
- 不二子が運転手を連れていってしまう
- 自分で車を運転して動物病院へ知事は向かう
- 七菜が足止めをしてイライラさせる
- 五月が知事の車の前をノロノロと走る
という作戦にどんな意味があるのか?それは、千代が銀座のママから聞いた話がヒントとなります。
勝子は実はハンドルを握ると人格が変わり、ちょっとしたことで怒鳴り散らすのです。
フラストレーションが溜まった勝子は五月を口汚く罵り、その様子を動画で撮影しておきました。
いざ動物病院についてみると当然手術はしておらず、その隙に先ほどの動画をネットにアップしたのです。
罵る姿を動画に撮ってネットに流した
4.ドラマの結末
記者たちが詰め寄る中、粟田口との会合をしている場合じゃないとなり、とにかく早く謝罪をしないとと焦ります。
そこで三和が入れ知恵をし、謝罪会見を開きます。
その会見で勝子はステイファミリーの実現として、児童養護施設を当初の予定通り建設を進めると発表します。
都民と約束をしたのであって国との約束ではないと、票を投じてくれた人たちに謝罪と同時に約束の履行をすることを誓ったのです。
三和は何を言ったのかについては分かりません。落ちた好感度を上げるために、約束の履行をしたらイメージアップするとでもいったのかも知れません。
今回は懲らしめられた人が辞めることにはなりませんが、結果的に児童養護施設は引っ越さずに済みます。
子供たちは喜んで萬に他の子らと一緒に来店し、ラーメンを振る舞ってもらいました。
施設は移動しなくて済んだ
【七人の秘書】5話のまとめと感想
児童養護施設を守るため、都知事を懲らしめるという話でした。
三和と千代が喧嘩をし始めたため、どうなってしまうのかと思ったら、ちゃんと和解して一緒に懲らしめに行きます。
毎回一人ずつの過去が少し分かり、今のところまったく分かっていないのは五月ですが、千代のこともあまりよくは分かっていません。
萬は粟田口の秘書をやっていたこと、収賄の罪で服役していたことが分かりました。
みんな心が折れそうになった時や、人生に迷いが生じた時に萬でラーメンを食べて立ち直ります。
そうしてみんな萬に感謝し、萬のために仕置きをするようになったということです。
萬の目的は単なる世直しなのか?それとも粟田口に対する復讐なのか?今回店に粟田口がやってきたことで、何らかの目的があるのではないかと思えます。
粟田口が上に立っているようじゃ世の中よくならない、だから引きずり下ろすために関係者を排除している。という可能性があります。
ドラマの最終回のターゲットは恐らく粟田口になるのだとは思いますが、果たして彼を失脚させることができるのか。
できなかった場合は続編が決定しているのだろうな、と想像できそうです。
次回は四朗の父親と思われる医師の話のようです。11月26日21時から放送予定です。