【警視庁ゼロ係シーズン4】最終回8話ネタバレ感想|神沼を操ってた黒幕は誰だ?

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今回で最終回を迎える【警視庁ゼロ係シーズン4】は、前回からの話の続きとなります。刺された寅三は意識不明となり、ゼロ係自体が消滅してしまいます。神沼を操っていた黒幕は誰なのか?ゼロ係はこのまま終わってしまうのか?波乱の最終回でした。

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【警視庁ゼロ係シーズン4】最終回8話のあらすじ

厄介払いされたメンバーが集まる杉並中央署「なんでも相談室」、通称ゼロ係の冬彦(小泉孝太郎)らは神沼洋(中野裕太)の模倣犯を追い詰めた。しかし、取り逃がした上に寅三(松下由樹)が刺され、意識不明の重体に。
一方、捜査本部は模倣犯の存在を否定しゼロ係に捜査を禁じるが、密かに捜査を進め真犯人を特定。冬彦からその意外な人物を知らされた刑事部長の前川俊也(吉田栄作)は、内密に捜査を進めるよう指示するが…。

公式HPより

【警視庁ゼロ係シーズン4】最終回8話のネタバレ

向井葵・生島愛菜殺害犯

加倉井純

動機

母親を亡くして以来、母によく似た人物を見つけては殺害を繰り返していた。

神沼を操っていた黒幕

前川俊也

動機

神沼の連続殺人事件の最初の被害者である、奥寺透が殺した宮原美優は別れた妻との間に出来た娘だった。しかし、証拠がなく奥寺を逮捕することができなかったため、みずから奥寺を監禁し殺害しようとする。

だが、持ったナイフで刺そうとしても刺せない。するとそこに神沼が現れ、美優の遺体にあったように首を噛み千切る。それから神沼は首を切って奥寺を殺害した。それ以来、前川は神沼に罪を犯したのに裁かれなかった者の情報を流し殺害をさせていた。

解決の道筋

寅三が刺された現場近くの聞き込みと、防犯カメラを調べた結果、加倉井純が容疑者として浮上する。だが、警視総監の息子という立場もあり、加倉井は小暮に命じて神沼のせいにしようと試みる。

寅三の病室に神沼の残した折り紙があり、その中に書いてあった場所に向かうと、既に回りは警察により包囲されていた。そして狙撃手に射殺を命じ神沼は撃たれて海に落ちてしまう。そうして被疑者死亡のまま、起訴することにする。

寅三の見舞いに来ていたゼロ係のメンバーは、加倉井純を捕まえられないことを悔やんでいた。すると、寅三が意識を取り戻して、真犯人を捕まえなければ葵は浮かばれないと叱咤する。

いつものように春吉で集まっていたメンバーと冬彦は、春吉と友人たちのやり取りを聞いているうちあることが閃く。いつも一緒にいると言う事が似てくる、その言葉に冬彦は推理をする。

ゼロ係のメンバーは冬彦と入院中の寅三を除き、退職願を署長に提出する。なんでも相談室はこうして誰もいなくなった。その後、係長は宅配業者、桜庭はカレー屋、文平は秋葉原のPCショップ、靖子は占い師となって仕事をしていた。退院した寅三が屋上に行くと、冬彦が育てていたミニトマトは枯れていた。

死んだと思われた神沼が、純を拉致して殺そうとしていた。そこに寅三と龍美が来て阻止しようとする。神沼はあえて撃たれて死んだことにし、警備の手を緩んだ警視総監宅へ侵入したのだった。龍美が神沼の催眠術にかけられそうになるが、足にかんざしを突き刺し痛みで効かないようにしていた。寅三の回し蹴りが炸裂し、神沼を取り押さえた。

龍美は神沼に本当にしたかったことは、人を殺すことか人を裁くことかどっちなのかを問う。すると神沼は「俺は鏡だ、いつでもそばにいる」と答えて連行された。

前川は加倉井警視総監の家へ来ていた。罪を犯しても裁かれない加倉井をみずからの手で殺すためだった。そこに冬彦が現れ前川が神沼を操っていた黒幕だと指摘する。なぜなら、神沼と前川は言うことが似ていたと。さらに、情報を流しデータを改ざんし神沼を使って処刑していたと。

証拠を求める前川に辞めたゼロ係のメンバーが一人ずつ現れて立証する。みんなそれぞれ事件の全貌を暴くため、警察に退職願を出して探っていたのだった。そうして証拠を積み上げ前川を追い詰める。しかし、加倉井に銃を向ける前川、寅三は懇親の説得を始める。

前川がしたことはさらなる被害者や前川と同じような、大切な人を殺された人を増やすだけだと寅三は言う。正当に裁きを受け罪を償うべきだと、娘もそれを望んでいるはずだと情に訴える。前川はその説得に銃を下ろした。

小暮もすでに連行され、加倉井も連れていかれ、こうして全ての事件の関係者は逮捕されたのだった。

【警視庁ゼロ係シーズン4】最終回8話の感想

一時間という時間内で終わらせるため、目いっぱいに詰め込んだ話でした。結局逮捕者も犠牲者もたくさん出した今回の事件、神沼という男は誰の中にもある存在であり、他人事ではなくいつ自分の前に現れるかわからない男として描かれます。

神沼は殺害されなかったので、下手するとまた出て来る可能性があるのか?とても魅力的なキャラクターだったので、そんなことをつい期待したくなります。

ゼロ係の面白いところは、キャラがそれぞれ立っているところです。最終的に冬彦の頭脳で解決しますが、そこに至るまでの過程だったり、解決の手伝いをキャラに合った方法で参加します。ただいるだけの数合わせの人でなく、彼ら一人一人がゼロ係には必要だということがわかります。

ゼロ係メンバーの退職後の仕事とその目的

退職願を出して冬彦と寅三以外のメンバーはみんな警察を辞めてしまいます。その後どんな仕事に就いたのか?そしてなぜ辞めたのか?

  • 係長:宅配業者
  • 文平:秋葉原のPCショップの店員
  • 桜庭:カレー屋の店員
  • 靖子:占い師

それぞれに似合った仕事を見つけました。むしろこっちのほうが天職なんじゃないかと思うぐらい馴染んでます。このままゼロ係を辞めてもやっていけそうな雰囲気すらあります。

しかし彼らは警察を辞めその仕事についたのには理由がありました。やりたい仕事を選んでやっていたわけではありません。それは、神沼を操っていた黒幕は誰なのか?それを暴くためでした。

  • 係長:前川の元妻から手紙の写しを入手する
  • 文平:警視庁のシステムに入り、データを改ざんした犯人に誰に依頼されたか聞く
  • 桜庭:奥寺のバイト先であるカレー屋で、店長から奥寺が殺害に関与した話を聞きだす
  • 靖子:美優の同級生に父親のことを聞く

冬彦が前川に証拠を突きつけるため、メンバー1人1人が得た情報を元に証言します。まずは文平が警視庁のシステムをハッキングして、データを改ざんしたハッカーに前川の写真を見せ、前川から依頼を受けたという証言を得ます。

次に桜庭がカレー屋の店長から奥寺は「人を殺したときの快感が忘れられない」と言っていたという証言を得ました。

次に靖子が美優の同級生から「殺された日も父親と会うのを楽しみにしていた」と言う証言を得て、美優と前川が一緒に写っている写真を入手します。

最後に係長が前川の元妻からある手紙のコピーを入手します。

仁美へ

美優の為に私なりにしてやれることはやった。君も安心していい。

平成二十五年四月二十四日 前川俊哉

という内容でした。

4月24日は奥寺が殺害された翌日で、この時点では犯人も特定されていませんし、事件も解決していません。なのにこの手紙を送っているということが、おかしいと冬彦に指摘されます。

こうして神沼を操っていたのは、前川だということが証明されました。

正義とは何か?

神沼を使って法で裁けない人たちを殺害していた前川には、彼なりの理論があって行動していました。それは“正義”です。正義とは何か?前川と説得を試みる寅三の考え、そして冬彦のセリフから考えていきます。

前川の言い分

  • 娘を殺されたのに証拠がないから裁けないので自分が殺そうと思った
  • 被害者になって初めてわかった。被害者を救うにはこの方法しかないと
  • 法は万能じゃない、正義のためにやった
  • 神沼を逮捕しても何も変わらない。罪を犯している人間がはびこるだけ

娘を殺されたことで、前川は罪を犯して償わない人間に“死”をもって償わせます。そのため、同じ考えである神沼に情報を流し、神沼は共に処刑したと知らせるために首をいつも食いちぎってました。

寅三の言い分

  • 正義とは人を救うためにあるべき
  • 前川は誰も救えていない
  • むしろ新たな被害者を生んだだけ
  • 殺された人にも家族や友人、仲間がいたかもしれない
  • その人たちに新たな憎しみを生んだ
  • 前川と同じ立場の人間を増やしたにすぎない

要するに憎しみの連鎖が続くだけだと言います。根本的な解決には至らないと。被害者の誰かが悔しさを我慢しなければならないのか?少なくとも前川のしたことで、かつての被害者は救われたかもしれません。ですが、人を呪わば穴二つです。終わり無き怨嗟が延々と続くといえば、確かにそうでしょう。

そしてお決まりの“娘さんはそんなことを望んでない”です。時々思うのですが「自分が死んだら絶対仕返しをしてくれ」と言って死ぬ人はいないのか?こういわれた時に「娘もそう望んでた!」と言うシーンを見てみたいです。

冬彦の言い分

  • 罪を憎んで人を憎まずって言葉があるだろうが
  • 法律守らなかったら世の中真っ暗闇なんだよ
  • 正義を履き違えるんじゃねーよ
  • このウィスキー好きの大馬鹿刑事部長が。以上

「刑事部長、一言タメ口よろしいでしょうか」と断ってから冬彦は言います。寅三お得意の“タメ口”です。法治国家では私的な制裁を加えることは禁じられています。なぜなら、冬彦の言う通り世の中真っ暗闇になってしまうからです。

法がなければ善良な市民でさえ「いつ誰が襲ってくるかわからない」そんな日々に怯えて生きなければなりません。仕事どころじゃありません。街を歩いているといきなりハンマーで誰か殴ってくるかもしれない。上司がキレて刺しに来るかもしれない。人を見たら殺人鬼だと思え、そんな国家嫌です。

【警視庁ゼロ係シーズン4】最終回8話のその他気になったこと

  • オートバイの目撃情報を語る犬
  • 高木ブーと仲本工事が友情出演
  • 世界の名水シリーズを2580円で販売する春吉
  • 春吉の店の料理を肴にするのはお酒に失礼
  • 春吉たちの友人は“変なおじさん”
  • 手紙に日付と名前を書く前川
  • ゼロ係メンバーはコスプレ状態で敬礼して見送り
  • 次作の“カクホの女”から名取裕子がゲスト出演
  • 落としたと思った入れ歯は口の中にあった
  • 寅三の昇進試験の採点をした結果、100問中16問しか正解していない
  • お酒と競馬と暴力を控えて頑張りましょうと、冬彦のコメント
  • 冬彦にいつも夢の中にいると言われる寅三
  • この夏一番のタメ口を言う寅三

【警視庁ゼロ係シーズン4】最終回8話のまとめ

今シーズンも安定して面白かったです。シーズンが進むに連れて安定感も出てき始め、コメディ部分と真面目な事件部分のバランスも丁度いいです。笑えるけど泣けてスカっとする、そんなゼロ係です。

最終的にゼロ係は復活します。署長が退職願を自分のところで預かり、上に提出していなかったからです。「落し物だ」といって持ってくる署長、そんな署長もまたゼロ係のメンバーになりつつあります。

誰も殉職したりしなかったので、次シーズンがあったらこのメンバーは変わらないと思います。警察側の人間は大体シーズンごとに入れ替わりますが、宮川さん演じるイマイチ刑事は続投でもよさげなポジションです。神沼も下手すればまた出て来るような気もします。

今回も面白かったので、また次のシーズンがあったら視聴したいと思います。

今回のいいセリフ

なんでも相談室がなくなっても、僕たちは仲間です。

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