【しあわせな結婚】4話のネタバレと感想をまとめています。
別居を始めた幸太郎は独身生活を満喫する。しかし、ネルラと別れるつもりはなく、食事会の時に一旦は家に戻る。するとそこにやってきた元彼女である弁護士が、家を訪ねてきて……。
【しあわせな結婚】4話のあらすじ
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— 「しあわせな結婚」木曜よる9時【テレビ朝日公式】 (@wasekon_tvasahi) July 31, 2025
愛する妻は犯人なのか
次回は8月7日(木)よる9時
✅第1~3話配信中https://t.co/Hqwtci5Su9#大石静#阿部サダヲ #松たか子#板垣李光人 #玉置玲央#杉野遥亮 #岡部たかし #段田安則 pic.twitter.com/lCx8EIvyLU
鈴木ネルラ(松たか子)と離れて一時的に暮らすことにした原田幸太郎(阿部サダヲ)は、久しぶりの独身生活を満喫していた。そんな折、事務所にネルラが訪ねてくると、もう少し考える時間が欲しいと同居への難色を示す。
黒川竜司(杉野遥亮)は幸太郎の後をつけ、彼の自宅前で待ち伏せていた。なぜそこまで15年前の事件に固執するのか、幸太郎は直接黒川から話をきくため自宅に上げて話をする。
事件が起きた日、黒川は現場に臨場し、ネルラを見た時に彼女が犯人だと直感したという。幸太郎は呆れながらも、なぜそこまで彼女を信じられるのかといわれ、何も言い返せなかった。
家族みんなでの食事会の日、幸太郎は急遽戻ってくる。みなと食事をしていると、そこに以前交際していた内藤つばさ(小雪)が家を訪ねてくる。話をきくと鈴木寛(段田安則)が不倫をしていたといい、相手方の代理人でやってきたというが……。
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【しあわせな結婚】4話のネタバレ
寛の不倫について話がまとまった幸太郎が、ネルラのいる自宅に戻るが誰もいない。部屋中を探した結果、寝室にネルラの自画像が貼られているのを見て驚く。
一方、ネルラは黒川に「もう怯えることはやめたから」と宣言した後、寛の部屋へ行って「15年前、布勢夕人を殺したのはお父さん?」ときいた。
独りを満喫
原田幸太郎(阿部サダヲ)はかつて独身時代に暮らしていた部屋を手放さずにおり、そこへ戻った。久々のひとり暮らしを気ままに楽しむ。
一方、鈴木ネルラ(松たか子)は病院でCT検査を受け、帰りに幸太郎の事務所を訪ねた。そこへ遅れて出勤した幸太郎が鉢合わせし、互いに驚く。応接室を借りて向かい合うと、医師の所見が伝えられる。脳に異常はないが精神的ショックのため短期的な記憶障害を起こし得るという。
ネルラに「私たち、どうするの」と問われた幸太郎は、しばらく別居しようと提案する。ネルラはそれを事実上の別れと受け取り、立ち上がって謝罪だけ残し事務所を去った。去り際の姿に、幸太郎は出会った頃の彼女を思い出す。帰宅したネルラは、鈴木考(岡部たかし)が用意したおにぎりを見つける。それを手に取り、黙って張った。
仕事を終えた幸太郎は外で内藤つばさ(小雪)と顔を合わせる。自分が死にかけたのは彼女のせいだと文句を言うが、つばさは取り合わず「ひとりに戻ったら連絡して」とだけ告げる。幸太郎はもうこりごりだと返すものの、つばさは平然としていた。去っていく背中を見送りながら、幸太郎は小さく「面白い女だ」とつぶやいた。
正しいこと
幸太郎が自宅に戻ると、玄関前で黒川竜司(杉野遥亮)が待っていた。あの夜、幸太郎が家へ向かった際に尾行してきたと告げる。
再捜査に強い反対があるにもかかわらず、なぜ15年前に事故死で処理された事件に執着するのか、その理由を聞かせてほしいと幸太郎は求める。黒川を家に招き入れた幸太郎は、夫婦の現状を問われると「別れたくないが、一緒にいるのも息苦しい」とこぼす。
黒川は独り身であり、ネルラはどこにもいないタイプの女性だから結婚したのだろうと確認すると、幸太郎は肯定する。弁護士への転身理由を尋ねられた黒川は、検事の世界に失望し鞍替えしたとだけ答える。
15年前、黒川は交番勤務になったばかりの新人巡査で、110番通報を受けて現場へ駆けつけた。最初にネルラを目にしたのも黒川だった。同僚の平野(若林秀敏)がネルラに状況説明を求め、「この家に他に誰かいるか」と問い、ネルラは首を横に振る。黒川が「どうしてこの人は死んだのか」と聞くと、彼女は首を小さく揺らし「わからない」と答えた。
事情聴取のためパトカーに乗ったネルラの横顔が赤色灯に照らされた瞬間、黒川は「この女が犯人だ」と確信したという。勘で決めつける黒川に、幸太郎は呆れる。
しかしその後、鈍器による打撲痕、2階での争いの跡、記憶喪失を訴えるネルラの供述などが次々と浮上し、黒川の直感を裏づけるように見えた。ただ目撃者も自白も得られないまま、麻布で通り魔事件が発生し、布勢の案件は事故死として処理されることになった。刑事は署長命令だと言い、黒川は「警察で正しいことを貫くには偉くならねばならない」と痛感する。
「ネルラを捕まえることが正しいのか」と幸太郎が問いただすと、黒川は「奥さんは嘘つきだ。なぜそこまで信じられる」と返す。
驚きの訪問
幸太郎はひとりで思案に沈んでいた。携帯が鳴り、つばさからメッセージが届くが、返信をためらったまま放置する。
翌朝、洗濯物を干すネルラのもとへ考がパンを抱えて現れる。幸太郎が長く留守にしているのかと尋ねる考に、ネルラは喧嘩して家を出たと説明する。考は「そのうちふらっと戻る、あいつはネルラに夢中だから」と笑い、別れはないだろうと断言する。
同じ頃、幸太郎は事務所で今泉憲資(金田哲)から離婚の相談を受ける。今泉の妻は優秀な眼科医だが、夫を気遣う余裕はなく、それが不満らしい。独身時代の幸太郎では考えられない受け答えに、思わず臼井義男(小松和重)は驚いた。
その夜、幸太郎が突然帰宅する。「食事会帰りで今夜だけ」と告げ、ひとまず荷を置く。室内には2人の写真が飾られており、鈴木寛(段田安則)のお気に入りだった。そこへつばさが訪ねてくる。彼女は寛に用があり、弁護士として夏目側の代理人を名乗る。幸太郎は下へ降りて話を聞くと申し出る。
つばさは面食らいながらも、鈴木寛の代理人として対応する幸太郎に封筒を手渡す。夏目渉からの書簡で、後日内容証明を送るので準備を頼みたいという。乗り気のつばさを前に、幸太郎はひとまず帰宅を促して玄関を見送った。
不倫か詐欺か
幸太郎は帰宅すると寛に手紙を読み上げた。差出人は夏目渉の妻である緑子で、不倫の慰謝料を請求する内容だった。寛は緑子に夫がいるとは知らなかったと弁解するが、幸太郎は無知では免責されず、慰謝料の減額交渉しか手段がないと告げる。
寛は保存していたメールを示し、「夫が死んで10年、はじめて心が動きました」と書かれていると説明する。幸太郎はこの文面があれば、緑子が婚姻継続を隠していたとして反訴できると判断し、指輪を150万で贈っていた事実から詐欺罪の追及も可能だと指摘する。
だが寛は恋愛関係だっただけで訴える気はなく、鈴木レオ(板垣李光人)と考は彼が騙されていると非難した。寛は夫に発覚したのなら緑子が離婚すればよいと言い張り、幸太郎は一晩考えるよう促しつつ、いずれにせよ慰謝料請求は避けられないので自分が代理人を務めると宣言する。寛はその場で電話をかけるが緑子は応答せず、話し合いは終わった。
帰りのエレベーターが2階で止まり、ネルラは降りないのかと尋ねたが、幸太郎はもう少し考えたいと答えた。ネルラは「またね」と言い残して一人で部屋へ戻り、「私もまとめてみせる」と呟いてデッサンを始めた。
和解
レオと考が語り合う。レオは父である寛を責めず、考が乱れていても変わりはないと説く。レオは考が自分たちのために結婚しなかったのかと問うが、考は否定し、結果的に決め手に欠けただけだと述べる。レオほど可愛がった女性も存在しなかったとも付け加えた。
黒川は笹尾明(亀田佳明)と会い、幸太郎が家を出たと告げる。笹尾は有名なヤメ検だけに警戒せよと忠告するが、そこへ佐久間次郎(野間口徹)警備部長が現れ話が途切れる。佐久間は15年前に捜査終了を命じた当時の署長だった。
その頃、寛が事務所を訪ねる。手紙を再読し、緑子が夫と生きる覚悟を示したのだと理解した寛は、彼女を訴える意思はないと告げる。話を聞いて幸太郎は、慰謝料を3分の1まで減額するよう交渉すると話した。潔さを評価すると寛は「ネルラを守る君の覚悟には敵わない」と言い、幸太郎を戸惑った。
続いて幸太郎はつばさと交渉する。つばさはこれを機に復縁を狙うが、幸太郎ははっきりと断りを入れ、交渉だけを終わらせた。
【しあわせな結婚】4話の結末
幸太郎はネルラに「今晩帰ります」と送信したが、ネルラは絵に没頭して通知に気付かない。完成した絵を壁に貼り終えると、彼女は家を出て外で張り込んでいた黒川の車へ向かい、「二人きりで話したい」と乗り込む。
夫の家を訪ねたこと、そして15年前に見た彼女の表情が忘れられないと語る黒川に対し、ネルラは「好きなの?だからいたぶりたいの?」と問い返し、「私、もう怯えることはやめたから」と宣言して車を降りた。その一部始終を電柱の影から幸太郎が見守り、黒川と視線を交わしたのち自宅へ急ぐ。
幸太郎が寝室に入ると、壁に貼られたネルラの自画像に息をのんだ。別の場所では寛が緑子の連絡先を削除した直後、ネルラが現れ、「15年前、布勢夕人を殺したのはお父さん?」と問いただした。
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【しあわせな結婚】4話のまとめと感想
ネルラが覚悟を決めて、父に布施を殺したのかきいたという話でした。
幸太郎が家を出た後、元彼女のつばさは再接近してきます。幸太郎はなんとかかわしますが、つばさはまだ諦めてなさそうです。
父が殺害したと思ったきっかけはなんだったのか?記憶が戻ったのかは不明です。ネルラと父、さらに叔父も含めて何か隠し事があるような雰囲気です。それは亡くなった五守の件なのか、それともレオがネルラの子だったりするのか?いずれにしてもなんだかドロドロした関係なのかもしれません。
黒川はネルラをこの世のどこにもいないタイプの女性と評します。そしてネルラは自分のことが好きなのか?と黒川にきいたりしました。この2人の間に恋愛感情が生まれるのか?謎です。
今回唐突に話が進んだ気がしましたが、後に説明が入るのかもしれないので、今のところは静観したいと思います。
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