【ボイスⅡ】5話のネタバレと感想|白塗り野郎の正体が判明

2021夏ドラマ
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【ボイス2~110番緊急司令室~】の5話のネタバレと感想をまとめています。

【ボイス2】5話でとうとう明らかになった白塗り野郎の正体!当初から囁かれていたあの人がやはり演じていました。樋口を監禁した犯人は誰なのか?内通者は誰なのか?怒涛の展開で進む5話のネタバレをお届け!

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【ボイスⅡ】5話のあらすじ

白塗り野郎によって拉致された樋口彰吾(唐沢寿明)が目を覚ました場所は枯れ井戸だった。井戸の蓋は封じられ、酸素が尽きるまで約1時間という状況だった。

無線を使ってひかり(真木よう子)に連絡をする樋口だが、電波が微弱なため場所の絞込みができなかった。やがて、井戸に設置されたスピーカーから犯人の声が鳴り響く。さらに、設置されたカメラでライブ配信も始まった。ひかりは男の声が白塗り野郎とは違う別人のものだと気づく。

樋口が過去に関わった事件について糾弾する犯人。やがて“ハマの狂犬”と呼ばれるきっかけになった事件に触れる。男の目的はいったい何なのか?ついに白塗り野郎が正体を現す!

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【ボイスⅡ】5話のネタバレ

事件内容を簡単にまとめています。

樋口彰吾監禁犯

秋葉雅也(梶裕貴)

動機

樋口が逮捕した秋葉敬三が出所後、無差別殺人事件を起こしてしまう。息子の雅也はそのせいで殺人者の息子と罵られて酷い目にあったため、樋口のことを恨み犯行に及んだ

事件解決までの流れ

樋口は持っていた無線を使い、ひかり達に連絡を取る。監禁場所を電波から探り、おおよその場所を特定した。また、樋口が監禁されている枯れ井戸には、ライブ配信をするためにスピーカーとカメラが設置されていた。無線を通して伝わる犯人の声から、ひかりは白塗り野郎が犯人ではないと気づく。そして、犯人の居場所を音声から探る。

雅也は樋口が過去に関わった事件のせいで、死人が出ていることをライブ配信で次々と指摘。やがて、「ハマの狂犬」と呼ばれるきっかけになった事件について話し始める。その事件では樋口の相棒が殉職していた。その事件の犯人である秋葉敬三の息子、雅也が犯人だとわかった。

ひかりの聴力を使い、雅也の居場所を特定。捜査員たちが秋葉を確保しに向かうと、彼は爆弾のスイッチを入れて自爆してしまう。樋口の監禁場所が聞き出せなくなってしまった。

酸素が残り少ない中、樋口は必死に井戸を上り、ひかりに入り口近くの音を聞かせる。ひかりは消防車が鎮火した際に鳴らす鐘の音を聞き取り、消防車が出動したルートを調べた結果、樋口の監禁場所が特定される。

石川たちが救出に向かい、樋口を発見するが心停止した状態だった。必死に蘇生を行い、やがて樋口は息を吹き返し救出された。

ドラマの結末

井戸の中にあった白骨遺体4体を、調べた結果を聞きに行った帰り、樋口は大樹の担当医から話を聞く。大樹が描いている絵を見せてもらうと、父の顔は黒く塗りつぶされ、母の顔は赤く塗りつぶされていた。そして、なぜかひかりの顔も赤く塗りつぶされていた。

大樹が監禁されていた3日間、白塗り野郎はひかりが母親を殺した犯人だと刷り込んでいたのだ。大樹と一緒に歩くひかり、階段に差し掛かったその時、洗脳された大樹がひかりの背を押そうとした。

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【ボイスⅡ】5話のタイムライン

今回の事件は樋口が拉致監禁される事件です。発生から解決するまでの時刻だけでなく、樋口の酸素がなくなるカウントダウンがありました。その2つの時間を合わせて表記しています。

5話の事件タイムライン
  • PM4:05
    警察官逮捕監禁事件発生から17時間54分経過

    樋口が無線でひかりに連絡

  • 酸欠まで残り60分
    犯人が樋口の罪を暴く
  • 酸欠まで残り56分
    犯人が白塗り野郎ではないとひかりが気づく
  • 酸欠まで残り52分
    犯人が遠隔でゴミ箱を爆破
  • 酸欠まで残り30分
    ひかりが犯人の居場所を絞り込む
  • 酸欠まで残り26分
    石川が樋口の元相棒の話をする
  • 酸欠まで残り20分
    井戸を捜索するが樋口を発見できず
  • 酸欠まで残り10分
    犯人が秋葉雅也だと特定
  • 酸欠まで残り9分
    秋葉を発見
  • PM4:59
    酸欠まで残り7分
    警察官逮捕監禁事件発生から18時間48分経過

    被疑者が自爆し死亡

  • 酸欠まで残り4分
    無線の電池が切れる
  • 酸欠まで残り3分
    ひかりが樋口の監禁場所を特定
  • 酸欠まで残り0分
    樋口が心停止状態で発見される
  • PM5:10
    警察官逮捕監禁事件発生から18時間59分経過被害者を保護

    石川の蘇生により樋口は無事保護された

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白塗り野郎を演じているのは誰?

予告で白塗り野郎の正体が明らかになるのがわかっていましたが、今回、とうとう白塗りを取って素顔が映ります。

白塗り野郎を演じていたのは、安藤政信さんでした。初回登場の時点で安藤さんではないか?という予想も出ていましたが、回が進むに連れて確信に変わった方も多いと思われます。

近年だと『あなたの番です』や『テセウスの船』など人気ドラマに出演し、ミステリアスな人物を演じることが多い安藤さん。今回の白塗り野郎役も存在感ありまくりです。

正体がわかったことで、もはや白塗りをしないで素顔で登場することになるのか?今後、どういった行動をしてくるのか楽しみです。

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樋口の過去

今回樋口が過去に関わった事件について触れられます。中でも「ハマの狂犬」の異名をとることになった事件が、今回の事件の引き金になりました。

その1:あけぼの信用金庫強盗殺人事件

この事件は樋口が刑事として現場3年目に起きた事件です。犯人が信用金庫で500万円奪った後、警備員を射殺して逃走します。樋口が犯人を追い詰めると犯人が通行人を突き飛ばし、倒れた通行人は頭を打って植物状態になってしまいました。

その2週間後に被害者は死亡します。彼は娘の結婚式に出る予定だったそうです。

その2:幸町アパート内殺人事件

この事件は刑事になって6年目に発生しました。交際相手と口論の末、衝動的に犯人は相手を殺害して逃走します。執拗に樋口が追いかけた結果、犯人が歩道橋から転落して死亡しました。

樋口が深追いをした結果、死者が出てしまった事件だと秋葉は追及します。己の正義を貫いた先に生まれた不幸、それが樋口の罪だと断罪しました。

その3:覚せい剤密輸事件

樋口がマル暴にいた時に起きた事件です。元相棒の志村弘樹という刑事がこの事件で殉職します。この事件のせいで警察内では、樋口が悪を逮捕するためなら手段を問わない男だと思われていました。

しかし、実際は相棒の志村が息子の心臓移植の金を用意するため、摘発した際に押収した金を抜き取っていたのです。

事件当日、志村は犯人の秋葉に刺されて負傷します。犯人はガソリンをまいて火をつけ、道連れにして死のうとしました。そこで樋口が志村を助け出そうとしますが、志村は自分が行った罪を悔いて自分ではなく秋葉を助けろと告げます。

なぜなら情報を持っている秋葉を捕らえれば、それにまつわる犯罪が根絶やしにできるからです。その後、樋口は志村の遺志を継ぎ、秋葉を捕らえて犯罪を一掃しました。真実を話せば残された志村の息子が、犯罪で得た命だと知ってしまう。そのため樋口は志村の不正を一切口にすることはありませんでした。

この事件以来、樋口は「ハマの狂犬」と呼ばれるようになったのです。

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【ボイスⅡ】5話の補足

今回の事件には直接関係ありませんが、いくつかの謎が出てきたので記載します。

小野田本部長の疑惑

前回終わり間際に遺体で発見された人物の通話記録に、小野田本部長の名前がありました。石川は単刀直入に内通者ではないか?と本部長にたずねます。当然否定はしますが、被害者とは同郷で高校時代の知り合いだと答えました。

机の上には行方不明者4人の資料があり、後にこれが樋口がいた井戸で発見された4人の白骨遺体と一致します。その後、白塗り野郎から電話が入り、4つの白骨遺体は「お前の友達だ」と告げます。そして、樋口がもし生きて帰ってきたら、きっと樋口は本部長の罪を暴くと言います。

本部長は過去に何かやらかしたことで、白塗り野郎に脅されている状況だとこれでわかります。樋口が発見された後、なぜか本部長は辞職願を提出します。それを知った早紀は驚き、本部長に電話をかけても繋がらない状況だといいます。

なぜ早紀が電話をかけるような仲なのか?どうやら早紀は本部長の下で働いていたことのある人物だということです。

こうなってくると小野田本部長は果たして内通者なのか?少々疑問が湧いてきます。それに今回、捜査一課の片桐が怪しい素振りを見せます。やたらチラチラとカメラに映る謎の行動、彼が内通者ですよと視聴者に思わせる演出なのか、それともミスリードか?今後の展開次第でしょう。

4人の白骨遺体の共通点

白塗り野郎が勤める法医学研究センターで、4人の白骨遺体についての情報が知らされます。樋口もひかりもまだ解剖医が白塗り野郎だとは知らず、普通に話に耳を傾けます。この4つの遺体の共通点はこうです。

  • 焼印の痕が左胸部にある
  • 右足に外傷による骨折の痕がある
  • 全員50代半ばの男性

ただし、刈谷だけカッターナイフが喉から発見され、無理矢理飲まされたのではないかとのことです。恐らくこの4人+刈谷+本部長は高校時代に何かやらかしてしまい、白塗り野郎が怒って復讐しているのかもしれません。

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【ボイスⅡ】5話のまとめと感想

樋口が過去に捕まえた犯人の息子が、父親が犯罪者だったために酷い目にあい、樋口を逆恨みして事件を起こすという話でした。

今回ようやく白塗り野郎が誰なのかキャストが解禁され、安藤政信さんが演じていることがわかりました。今後、彼がなぜ行動を起こしたのかがわかってくるはずです。現在のところわかっているのは、どうやら樋口が関与した事件関係者であることと、寝たきりの母親と一緒に住んでいるらしいということです。

母親がああなってしまった原因、それが樋口にあるということなのか?それとも単純に犯罪を起こしたいだけの人物なのか?今後の展開が楽しみです。

自分の正義を貫くあまり、周りで犠牲になる人が出てくるし罪も生まれる。秋葉に言われなくともそれは樋口自身が一番分かっていることでしょう。自分のせいで妻も亡くし、息子も誘拐されているので。何が正しくて何が間違っているかは自分にもわからないが、警察官しかできないからやっていると語る樋口。自分の正義を貫く代償に苦しみながらも戦います。アメコミヒーローのような人物です。

次回は1週お休みで8月28日22時から放送予定です。

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