【ボイス2~110番緊急司令室~】の2話のネタバレと感想をまとめています。
警察側から白塗り野郎についてプロフィールが発表されました。前回から引き続き樋口の息子が拉致された事件の話と、少女拉致事件が新たに発生します。樋口は息子を取り返すことができるのか?そして新たな事件は意外な展開に……。
【ボイスⅡ】2話のあらすじ
塚田(#中山求一郎)から性的被害に遭った薫(#花岡すみれ)の父・武井(#坂田聡)が、塚田の首に包丁を当てて人質にとる。
— ボイスⅡ 110緊急指令室【公式】第3話は7月24日(土)夜10時 (@voice_ntv) July 17, 2021
この後、ハマの狂犬こと樋口(#唐沢寿明)が事件解決のため、動く!
そして…!?
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樋口彰吾(唐沢寿明)と石川透(増田貴久)が逃げた犯人を追い、周辺の音声を橘ひかり(真木よう子)に聞かせて場所を特定する。石川は犯人の女を見つけて確保しようとするが、女は体に爆弾を巻きつけていた。幼稚園児たちのいる方向に駆け出す女、石川はやむなく発砲し射殺してしまう。
一方、樋口はひかりの力を頼って白塗り野郎の居場所を突き止める。拘束された息子を発見した樋口だが、現れた犯人が爆弾を爆破し負傷してしまう。その隙に息子は再び連れ去られるが、去り際に「3日後に解放する」と言い残した。そして3日後、大樹(鳥越壮真)はようやく解放されて発見されるが、腕には焼印が押されていた。
ECUに少女拉致事件が発生と通報が入り、樋口と石川は出動する。被害者の父親がかつての加害者の男の家へ包丁を持って押し入り、緊迫した状況になるが……。
【ボイスⅡ】2話のネタバレ
事件内容を簡単にまとめています。
大樹救出までの流れ
逃げた犯人たちを樋口たちが追い、逃げた場所あたりでトランシーバーを使い、ひかりに周囲の音を聞かせる。犯人のうち1人の足音を特定したひかりが、石川に場所を指示すると犯人の女、二ノ宮純名と遭遇する。彼女は体に爆弾を巻きつけており、幼稚園児のいるほうへ走っていくのを見て石川が射殺した。
ひかりが樋口に白塗り野郎の場所を特定して教え、廃ビルに向かうと大樹が拘束されていた。助け出そうとする樋口だったが、犯人が爆弾を投げてきたのを見て大樹をかばい負傷。その隙に犯人が大樹を再び連れ去ってしまう。
3日後に解放すると告げた犯人の言葉通り大樹が見つかる。保護された大樹の腕には焼印を押された痕があった。
少女拉致事件の犯人
被害者であるはずの武井薫の狂言
少女拉致事件の動機
幼い頃、塚田巧一朗という男に性的虐待を受けた薫が、再び現れた塚田を見て怯え、逮捕させようと考えたため
事件解決までの流れ
娘が拉致されたと知った父親が、塚田のしわざだと怒って自宅に包丁を持って押し入る。容疑を否定する塚田だが、包丁を首に当てて殺害しようとする。駆けつけた樋口は威嚇射撃を天井にし、話を聞くように説得を試みる。
やがて娘の狂言であることが判明し、音声を繋いで父親に聞かせるとようやく塚田を解放した。
ドラマの結末
塚田に違和感を覚えたひかりが、樋口にそのことを伝えると、樋口は武井家の家族写真を思い出す。そこには幼い弟の姿が映っていた。塚田の狙いは薫ではなく弟だと気づく。その頃、弟はピエロに変装した塚田に連れ去られてしまう。
【ボイスⅡ】2話のタイムライン
今回は前回の大樹誘拐事件と、少女拉致事件。そして最後に男児拉致事件という3つの事件のタイムラインです。
- PM5:33児童拉致事件発生から43分経過
逃げた犯人を追跡
- PM5:49児童拉致事件発生から59分経過
被疑者女性死亡石川が犯人を射殺
- PM0:02児童拉致事件発生から67時間12分経過
被疑者男性逃走 被害者児童保護3日後に解放
- AM11:05少女拉致事件発生
母親から通報
- AM11:08少女拉致事件発生から3分経過
現場到着
- AM11:09銃刀法事件発生
父親が塚田を刃物で脅す
- AM11:13少女拉致事件8分で虚報と判明
娘の自作自演だった
- AM11:15銃刀法事件発生から6分で解決
父親・人質共に無事
- PM0:14児童連れ去り事件発生
ピエロに変装した塚田が優太を拉致
小児性愛者である塚田という男が、一度は更生したかのように見せますが、ドラマ終わりに男児を拉致します。次回はこの話の続きとなります。
白塗り野郎のプロフィール
白塗り野郎は結局捕まらず野放し状態です。ただ、一緒に犯行に及んでいた女性の二ノ宮純名という人物は石川に射殺されました。白塗り野郎のことで今回明らかになったものを記載します。
- 年齢:40代前後
- 身長:175cm
- 体重:60kg前後
- 特徴:靴に「ヴィンテージスティール」という金具がついている
このヴィンテージスティールというのは、ブーツのつま先が割れないようにするため、靴の裏に打ち付ける金具です。歩く時に微かに金属の音が混じっていることにひかりは気づきます。前作でいえば歯を鳴らす音のようなものです。
逃走する際に防犯カメラのない場所を知っているあたり、周辺の地理に詳しい人物だと思われます。さらにひかりが耳がいいことも知っています。
共犯の純名が体に巻いていた爆弾は、前回市役所立てこもり犯が巻いていたものと同一でした。白塗り野郎はこの事件にも繋がっていたことがわかります。
立てこもり犯に話を聞くと“あの方”といい、実際にあったことはないらしいですが、チャットでいつも認めてくれたと心酔しています。“はなまる”が描かれたダンボール箱に爆弾が入っており、それを使って立てこもりをしたそうです。
白塗り野郎は「憎しみや恨みを持つ者の心に火をつけて、一線を越えさせて楽しんでいる」と樋口は言います。
純名のパソコンにはすでに起こったいくつもの事件の犯人と個人情報がありました。主に凶悪犯罪ばかりで、事件が起こる前にに調べられていました。これから起こる事件も、すべて白塗り野郎が裏で操っているのか?今回起きた児童連れ去り事件にも関わっている可能性があります。
【ボイスⅡ】2話のまとめと感想
白塗り野郎は捕まらず、大樹は拉致されてから3日後に戻り、新たな男児連れ去り事件が発生しました。
しばらくの間、起きる事件の背後には白塗り野郎が関わっているという話が続くと思われます。犯人は人の憎しみや恨みに火をつけて、実行するための武器や情報を渡してくれるようです。それを手にした人々が、凶悪犯罪を起こしているという状況です。
今回、最後に男児が拉致される事件が発生し、再び怒りに火がついて父親が殺害に向かうのか?最終局面では樋口が怒りに囚われて、白塗り野郎を殺害しそうになるという話になるのか?そんな前フリです。
起きる事件が相変わらず残忍だったり、子供が被害にあう話なため、見る人を選ぶ内容ではありますが非常に緊迫感があるドラマです。白塗り野郎について警察がプロフィールを出したので、誰が演じているのかのヒントになるかもしれません。
次回は7月24日10時から放送予定です。