【海に眠るダイヤモンド】4話のネタバレと感想をまとめています。
百合子はなぜ朝子に対して冷たいのか、リナは不思議だった。鉄平も賢将もその理由を知っていたが、朝子には言えずにいた。しかし母の死を切欠に、百合子の心は変化を見せ……。
【海に眠るダイヤモンド】4話のあらすじ
草笛リナ（池田エライザ）は不思議だった。なぜ百合子（土屋太鳳）は朝子（杉咲花）に対して冷たいのか。そのことを荒木鉄平（神木隆之介）に話すと、鉄平は何とも言いがたい様子だった。古賀賢将（清水尋也）も鉄平もその理由を本当は知っていたが、どうにもできないことだと分かっていた。
百合子もどうにもならないと分かっていた。だが、朝子が楽しげにしていると苛立ってならなかった。その理由を誰も朝子に伝えずにいた、百合子でさえも言えずにいた。
しかし、母の死がきっかけで、百合子の心は変化を見せ始め……。
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【海に眠るダイヤモンド】4話のネタバレ要約
玲央はいづみの隠し孫なのではないかと子供たちは考え、玲央をDNA検査することに決める。
教会に行きたくなかった百合子は隠れていたが、朝子が母へチクったことで一緒に長崎へ行って被爆する。
百合子は母の死を切欠に心が揺れ、捨てたはずのネックレスを賢将が奇跡的に見つけたことで、なくした信仰を取り戻す。
百合子は今までのこを朝子に謝罪をし、朝子もそれを受け入れた。
【海に眠るダイヤモンド】4話の詳細なネタバレ
物騒な物
荒木進平（斎藤工）は和尚（さだまさし）に、草笛リナ（池田エライザ）へカルタを渡してほしいと頼んだ。しかし和尚は微笑みながら、「自分で渡しに行け」と突き返した。その後、進平は偶然リナに会い、彼女が大金を持っているのを目撃し、さらに隠し持っていた銃を見てしまう。
一方、荒木鉄平（神木隆之介）と古賀賢将（清水尋也）はゴミ捨て場で話をしていた。鉄平は朝子（杉咲花）の可愛さについて語り、賢将は軽く相槌を打ちながらもどこか落ち着かない様子だった。そんな中、百合子（土屋太鳳）は組合紙の編集をなんとなくやっていた。
現代――いづみ（宮本信子）が玲央（神木隆之介）を会社の従業員たちに紹介した。「彼は第二秘書になるの。そして名前は日下玲央。次期社長候補よ」と話すいづみ。しかし和馬（尾美としのり）や鹿乃子（美保純）は激しく反対した。いづみは「どうせあなたたちが継いでも潰れてしまうのだから、誰が社長でも同じよ」と言い放つ。
話を終えた後、隠し孫ではないかという話題が持ち上がり、子どもたちは玲央のDNA鑑定をするために、彼の髪の毛を息子の星也（豆原一成）に取らせた。
その後、澤田（酒向芳）が玲央にいづみの過去を少し語った。彼女の夫は20年以上前に亡くなっており、結婚前に交際していた男性がいたらしい。その男性の孫が玲央なのではないかと、みんなは考えているようだと澤田は推測する。玲央は自分の母親がどこかで暮らしているとは思うが、父親には一度も会ったことがないと話した。彼の姓「日下」は母親の姓であり、その元カレが端島の鉄平ではないかという噂が浮かび上がる。
澤田は「鉄平の話は聞いたことがないけど、荒木鉄平の日記がある」と玲央に話した。その夜、玲央はその日記を勝手に読み始めたが、いづみが部屋に現れ、彼に「精霊流し」の意味について説明を始めた。そして、「日記は自由に読んでみるといいわ」と玲央に勧めた。
大きな溝
百合子がまだ幼い頃、母・寿美子（山本未來）と姉と共に教会を訪れたときのことだった。その日、百合子は母からペンダントを受け取った。それは百合子にとって特別なものであり、教会での記憶と共に心に刻まれる出来事となった。
しかし、いつから百合子はどこか朝子に対して冷たく接していた。そんな百合子の態度を目にした母は、「そんなことしちゃだめよ」と諭したが、百合子は「朝子は信徒じゃない」と反論した。すると母は静かに「イエス様の教えはどうだったかしら？」と問いかけた。その言葉に百合子はハッとし、その後、朝子に優しく接するようになった。
時は流れ、大人になった百合子は、かき氷を売っている朝子をどこかバカにするような視線で見ていた。それを偶然見かけたリナが「どうしてそんなことするの？」と問いかけると、百合子はため息交じりに答えた。「あの子が楽しそうにしてると、腹が立つのよ」と。
さらにリナは核心を突くように尋ねた。「賢将さんが朝子ちゃんのことを好きだから？」百合子はその問いに一瞬沈黙した後、冷静を装いながら「世間で言う恋人関係というものを試してみたかっただけ。でも飽きたから捨てただけ」と言い張った。
百合子はさらに、「私が嫌なら朝子と仲良くすればいいじゃない」とリナに言い放つと、リナは「そうします」と短く答えてその場を離れた。その後、リナは鉄平にこのことを話し、「百合子さん、昔からあんな感じだったの？」と尋ねた。鉄平は少し考え込んでから、「昔からだよ」と答えた。「でも、何があったの？」とリナが問いかけると、鉄平は遠い目をして語り出した。
「俺も賢将も理由は知ってる。だけど、どうしようもないんだ。百合子自身も、どうしようもないってわかってる」と鉄平は諦め気味に話す。
10年以上たった今でも、その理由は完全にはわからない。ただ、言葉にできないものが地層みたいに積み重なっている。毎年8月が来るたびに、俺たちはただ祈ることしかできない。鉄平はそう感じていた。
母との別れ
炭鉱から戻った荒木一平（國村隼）は古賀辰雄（沢村一樹）を見つけて声をかけた。しかし辰雄は素っ気なく、会話らしい会話もなくその場を立ち去った。鉄平はふと、かつて酔った父がぽつりと漏らした言葉を思い出した。「アイツの子供は、戦争で一人も死ななかった…」その言葉には、何か深い感情が隠されていた。
百合子が家に戻ると、父の基人（桜井聖）がどこか落ち着かない様子で、「さっきお医者さんが来てたんだ。『後はご家族で』って言われた」と話した。その言葉を聞いた百合子はすぐに母の元へ駆け寄った。母は弱々しい手で百合子の手を握りしめ、何かを伝えようとするかのようにそっと目を閉じた。
精霊流しの日が近づき、島の各家庭ではちょうちんが外に吊るされ、準備が進んでいた。百合子の父は、妻が10年以上たってから、白血病に蝕まれるとは思わなかったという。母と生前、葬儀について話し合っており、辰雄に「娘もいるので葬儀は島で身内だけで。内密にお願いします」と依頼していた。
母は棺に納められ、和尚の元に運ばれていた。その様子を立ち聞きしていた賢将は、百合子の元へ向かった。百合子は母を失ったにもかかわらず、どこか冷静な表情で「悲しくなんてないわ。ようやく楽になれたのよ。お姉ちゃんが一等幸せだった。あそこで、すぐに死ねたんだから」と呟いた。賢将は言葉を飲み込みながらポケットに手を入れ、何かを取り出そうとしたが、そのままやめてしまった。
一方、朝子は島で煙が上がっているのを見て、「誰か亡くなったの？」と鉄平に尋ねた。鉄平は一瞬迷いながらも「鉱員のお母さんだよ」と嘘をついた。朝子はそれ以上は何も気づかず、納得したようにその場を離れた。
鉄平は一人で思っていた。「朝子は知らない、気づいていない。なんてことない、小さないたずらみたいなものだ」その心には、朝子を守りたいという思いと、語れない事実の間で揺れる感情が渦巻いていた。
無邪気
広島に爆弾が落ちたという話が島中に広がり、誰もが不安と恐怖に包まれていた。その後、百合子は教会の手伝いに行きたくないと隠れていたが、朝子がそのことを百合子の母親に伝え、百合子は仕方なく行かざるを得なくなった。
1945年8月9日、11時2分。原子爆弾が長崎に投下され、死者は7万人を超えた。浦上地区は壊滅的な被害を受け、8500人のキリスト教徒が命を落とし、天主堂も破壊された。百合子の心にはその日以来、深い影が落ちていた。
「もし朝子がいなければ、私の未来は違っていたのだろうか？」と百合子は自問した。その思いに揺れながらも、朝子を見た瞬間、彼女は言葉を交わすことなく踵を返した。その場面を見ていた鉄平が百合子に声をかけたが、彼女は立ち止まらなかった。
一方、朝子はどこか達観したような表情で「もう慣れっこだよ」と話し始めた。「鉄平や賢将がいたから、なんとなく一緒に遊んでただけ。でも、あっちは職員の娘で、私はただの食堂の娘。始めから全然違う」と、冷静な口調で続けた。鉄平はそれを否定し、「そうじゃない。俺たちは幼馴染だから、そんなの関係ない」と励ました。
朝子は少し困ったように微笑み、「百合子が島を出て、正直ほっとした。でも、そんなふうに思う自分が嫌い」と呟いた。
しかし、本当の理由を口にすることはできなかった。「言うべきじゃない。私たちはただなすすべもなく、口をつぐむしかない。百合子も、朝子のために口を閉ざしているんだ」と鉄平のモノローグが続く。その沈黙には、過去に深く埋められた秘密と痛みが隠されていた。
鉄平はふと笑顔を浮かべ、「また花を見に行こうよ」と優しく朝子を慰めた。その言葉は、二人が抱える心の重さを少しでも軽くしようとする、彼なりの思いやりだった。
失った家族
毎年この日、荒木家では家族揃って食事をする習慣があった。13年前の今日、福岡の空襲で鉄平の姉たちが命を落とした。戦時中、端島の食糧事情は厳しく、姉たちは福岡の親戚の家に預けられていた。しかし、そこで空襲に遭い、命を奪われたのだ。
「どんなに飢えても、あの子たちを行かせるんじゃなかった…」と泣いていた両親の姿が、鉄平の記憶に鮮明に残っていた。14歳と16歳だった姉たちは、家族にとってかけがえのない存在だった。
さらに、一番上の兄はその数年前、志願して陸軍に入隊していた。最期はビルマで敵軍に囲まれ、玉砕したと聞いている。兄はまだ20歳だった。
食事の席で鉄平は静かに「俺、25歳になったよ」と呟いた。しかし、父との関係はどこかぎくしゃくしたままだ。食事を終え、兄と一緒に帰る道すがら、鉄平はぽつりと漏らした。「親父、兄ちゃんには何も言わないよな」
進平は苦笑しながら答えた。「俺はあれだ。戦争から生きて帰ってきた。そんだけで何も言えんとさ、親父は」18歳で徴兵され、戦場に送られた進平。終戦後に帰ってきたものの、どうやって生き延びたのか、戦場で何を見たのか、鉄平が何度尋ねても進平は一言も語らなかった。
その夜、子どもたちが帰った後、母のハル（中嶋朋子）は静かに父の頭を叩いた。「子どもが自分で決めた道ば応援せんで、どぎゃんすっとね？」母の言葉には、亡き兄吉平のことが重くのしかかっていた。「吉平は自分で入隊を決めて死んだ。私たちは止めんやった。それは私たちが背負うものじゃなかとね？」
父は黙ったままだったが、鉄平の胸の内には言葉にならない感情が渦巻いていた。「日本は戦争に負けた。人を殺して殺されて。沢山の国に恨まれて。何が残った」鉄平の問いは、戦争の傷跡が癒えない荒木家全体に響くようだった。
受難
百合子は和尚に向かって声を震わせながら訴えた。「全部捨ててしまったの。何にもない。すがるものが何にもない…」その言葉には、彼女が抱える深い絶望がにじみ出ていた。
「爆弾は本当は小倉に落とされるはずだった。でも視界が悪かったから長崎に、それも浦上に落とされた。それが聖なる地を選んだ神の意思で、苦難は信徒に与えられた試練だなんて…そんなの、変よ。傲慢だわ」と百合子は吐き捨てるように言った。
さらに彼女は言葉を続けた。「爆弾を落とした人たちだって、同じ神を信じてたのよ。うめきながら歩く人たちを見たわ…。私もいつかああなるの」
和尚は静かに答えた。「そうはならんよ。戦争は終わった」しかし百合子は声を荒げて否定した。「終わってない！被爆した人たちには終わってないのよ。神は何もしてくれない。どうして？」その問いに、百合子の目からは涙がこぼれていた。
和尚は少し黙った後、穏やかな声で言った。「神も仏もね、何にもしないとよ。何かするとは、みんな人間のわざ。人を生かすも殺すも、人間のすることばい」
百合子は泣きながら反論した。「私は誰も殺してない！それなのに、あの亡くなった赤ん坊が誰かを殺したって言うの？」その問いには、深い悲しみと無力感が込められていた。
和尚は静かに百合子に語りかけた。「ごめんね、私たち大人たちが苦しみば作り出してしもうたとよ。子どもたちに大きな禍根ば、残してしもうた。これはね、ぜーんぶ、私たち大人の罪よ」
その会話をそばで聞いていた一平は、かつて兄の吉平が出征する日のことを思い出していた。笑顔で見送られる兄と、名誉だと言いながらその背中を押してしまった家族の姿が、胸に焼き付いていた。
百合子が帰った後、一平は和尚に向き直り、静かに話し始めた。「喜んで息子を送り出した。名誉なことだって思ってた。学がないから、間違ったことだと気づけなかった」
少し間を置いて続けた。「偉くならないとダメだ。偉いやつはみんな生きてる。だから鉄平を大学に行かせた。俺、間違ってるか？」
和尚は穏やかな微笑みを浮かべて答えた。「間違っとらんよ。鉄平は立派な大人になって帰ってきた。あんたは正しかったよ」
そして和尚は言った。「だから、これからは見守ってやったらどげんね」その言葉に、一平の心には少しだけ光が差し込んだようだった。
救い
賢将は静かに百合子に声をかけた。「百合子…」その声に振り向いた百合子は、どこか冷めた表情で口を開いた。「母は最期に言ったの。『神はきっとあなたを見てくれている』ってね。無責任なことだわ」
賢将は言葉を選びながら、そっと包み紙を取り出し、中からペンダントを差し出した。「これ、見つけたんだ。台風の日、外に放り投げられてたのを。あの中で、奇跡だよな」
百合子はそのペンダントを手に取ると、静かに涙を流した。その姿を見た賢将は、彼女の涙を他の誰にも見られないようにするため、そっと百合子の前に立ち、彼女を守るような仕草を見せた。
百合子の父は鉄平の元を訪れ、精霊流しに思いを託した。「精霊船に、家内も乗せてもらえないだろうか。長崎を愛していた！」その言葉には、亡き妻への深い愛情と敬意がにじんでいた。
一方、朝子は盆踊りに行こうと誘われるが、あまり乗り気ではなかった。そこに賢将と百合子が現れた。朝子の姿を見た百合子は近づき、彼女の目を真っ直ぐ見つめながら話す。「来て欲しいの、お願い」その声に驚きながらも、朝子は承諾した。
精霊流しが静かに始まり、リナは進平にそっと話しかけた。「あのこと…部屋で見たことを、今まで言わないでいてくれてありがとう」進平は答えず、ただ彼女の言葉に耳を傾けていた。
リナは続ける。「端島音頭、歌いたかったんだ。あの歌に救われたから」彼女の言葉には、過去の痛みと希望が交錯していた。そして草笛リナという名前についても語り出す。「名前なんて適当よ。フランス映画からつけただけ」
その目には決意が宿っていた。「絶対に死んでやるもんかって、何としてでも生きてやり直したかった。幸せな人生が欲しかった」リナは立ち上がり、進平に別れを告げた。「さようなら」彼女の背中はどこか力強く、それでいて儚さも漂わせていた。
許し
朝子はどこか百合子を信用できずにいた。けれども、朝子は百合子の母の死を知って驚く。百合子は朝子に着物を着せながら言った。
「たくさんの意地悪を言ったわ。ごめんなさい。気味が悪いでしょうけど、心から謝りたいの。あなたに許されたい。でも、たとえあなたが許してくれなくても、私は許すわ」
朝子は戸惑いながらも、百合子の気持ちを受け止めた。「キリスト教のことはよくわからんよ」と呟く朝子に、百合子は少し微笑みながら答えた。「私も。サボってて忘れちゃった」
着付けが終わる頃、朝子がぽつりと口にした。「ネックレス、久しぶりにして」それに対し百合子は「なくしてたのが見つかったの。奇跡的に」と返した。
「神の奇跡？」と朝子が問いかけると、百合子は少し笑みを浮かべながら言った。「奇跡は人が起こす」
着物に着替えた二人が会場に向かうと、鉄平たちが手を振って出迎えた。二人は手を取り合い、盆踊りの輪に加わった。
やがて夜空に花火が打ち上げられた。その瞬間、鉄平の心に言葉が浮かんだ。
「死んだ者たちは返らない。過去の過ちは消えない。私たちは祈る。今度こそ間違えないように。悲しみを繰り返さないように。強くいられるように。願いを込めて祈る」
空に咲いた大輪の花火が島全体を照らし、光の中に祈りの声が静かに溶け込んでいった。
【海に眠るダイヤモンド】4話の結末
リナがいる部屋の窓に、小石がカツンと当たった。その音に気づいて窓を開けると、外には進平が手招きをして立っていた。
リナは不思議そうに彼を見つめながら外に出ると、進平はゴミ捨て場に案内した。進平、鉄平、賢将の3人はじゃんけんをする。勝負がつくと、進平は勢いよく海に飛び込んだ。リナが驚き見守る中、進平は船に乗るお供え物を手に取って戻ってきた。
その様子を遠くから眺めていた百合子たちは、思わず笑顔になった。朝子は百合子の肩にそっと頭をもたせかけ、甘えるように寄り添った。
進平はずぶ濡れのままリナに瓜のようなものを差し出し、にやりと笑った。「端島の掟。お供え食べたら、来年返さないけん」その言葉に、リナは思わず笑みを浮かべた。
その場にいた賢将たちが驚いた様子で「そんな掟あったっけ？知らないけど？」と首を傾げると、進平は笑いながら肩をすくめた。
翌朝、リナと進平は海を眺めながら静かな時間を共有していた。穏やかな波音が、二人の間に漂う静けさを包み込んでいた。
どこかの部屋でフィルムを見ている人たちの声が響いた。映像の中にリナの姿が映し出されると、彼らは一斉に指を差し、「やっと見つけたばい！」と喜びの声を上げた。その映像が意味するものが、やがてリナの運命に大きな影響を与えることになるのかもしれなかった。
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【海に眠るダイヤモンド】4話のまとめと感想
百合子が朝子に冷たかったのは、朝子がいなければ被爆しなかったかもしれないと、思っていたからだったという話でした。
朝子があの時チクらなければ、自分たちは長崎に行かずに済んだのではないか？神は結局何もしてくれないと、信仰を失っていた百合子ですが、賢将がペンダントを持ってきてくれた奇跡もあって、信仰を取り戻します。
その結果、朝子を許すのですが、朝子にしてみたら何が何だか分からず、困惑するばかりです。しかし、朝子は百合子を許します。朝子の心が広かったお陰で、百合子は救われました。
現代パートのほうはあまり進展がなく、玲央がいづみの隠し孫なのではないかと疑われます。いづみの孫かは分かりませんが、鉄平の孫ではあるのかもしれません。
リナはどうやら誰かに追われているようなので、進平がどう対応するのか気になるところです。
神も仏もね、何にもしないとよ。何かするとは、みんな人間のわざ。人を生かすも殺すも、人間のすることよ。
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