【特捜9シーズン2】2話のネタバレと感想|正しい殺人はあるのか?

特捜9 2019春ドラマ
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【特捜9シーズン2】2話のネタバレと感想をまとめました。今回の特捜9はいつものコンビとは、違うコンビで捜査をしていました。お馴染みのコンビ以外でもちゃんと捜査できるのでしょうか?ネタバレ含む感想なのでご注意ください。

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【特捜9シーズン2】2話のあらすじ

出版社が主催する、作家・蓮見洋司の小説の読書会に参加申し込みをしていた同出版社の社員で校閲部の村上光代。開始時間になっても現れない光代を心配した受付の牧田結は、何度も携帯に電話をかけるが、コール音が続くばかり…。

その頃、携帯電話の着信音が鳴り続けているのを不審に思った見回り中の警備員が音のする方へ歩いていくと、地下の倉庫で光代が息絶えていた。 たまたま、読書会と同じフロアで裁縫教室を受講していた特捜班の班長・宗方朔太郎(寺尾聰)が、騒ぎを聞きつけて特捜班に連絡。警部補に昇進して、会議に出席していた浅輪直樹(井ノ原快彦)以外のメンバーが到着し、捜査を開始する。

いつも直樹とのペアで捜査をしている新藤亮(山田裕貴)がオロオロしているのを見かねた小宮山志保(羽田美智子)は、新藤を連れて校閲部の聞き込みに向かう。そこで、光代が校閲の内容で、よく編集者ともめていたという情報をつかむ。

また、文芸編集部では、編集者の梶浦裕哉が、光代にしつこくメールを送ってきていたというストーカーの存在をほのめかす証言をしたため、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は、その線で捜査を進める。

一方、直樹と村瀬健吾(津田寛治)は、光代のバッグに入っていた2冊の同名小説を読み比べてみることに。読み進めるうち、直樹はあることに気が付くが…。容疑者が増えていく中で、小説に隠された“秘密”とは!?

公式HPより

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【特捜9シーズン2】2話のネタバレ


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犯人のネタバレ

牧田 結(小野真弓)

動機のネタバレ

作家の蓮見とつきあっていた結は、光代が読書会に参加したいと言ってきたことで二人で話をする。第2版で訂正した箇所について、光代は蓮見がその場に電車ではなく車で行ったから、あのような記述になったと思っていた。

そして、光代は蓮見が実際現場にいて、一部始終を見ていたからあんなに詳細で迫力のある内容が書けたに違いないと結論づける。

しかし、結は蓮見がようやく手に入れたチャンスを潰されてなるものかと、その場にあった千枚通しで光代の首筋を刺し、それが頚椎まで至って殺してしまう

その後、凶器の千枚通しを裁縫教室に戻し、光代のスマホを捜査してメールを予約送信して偽装したのだった。


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【特捜9シーズン2】2話のネタバレ詳細と感想

今回の話はいつものコンビでなく、小宮山&新藤コンビと青柳&矢沢&村瀬組に分かれて捜査します。

校正と校閲の違いとは?

校正は文字の誤字脱字をチェックしたり文字を統一したりなど、文章の体裁を整える仕事です。校閲はそこから更に踏み込んで、意味や内容についてまでチェックをする仕事となります。

ドラマ内で殺された光代は“校閲の鬼”と評されます。時代劇で「月が煌々と」と書いてあったのを、江戸時代の月齢まで調べて「この日は新月で月は出ていないとチェックを入れたそうです。

このエピソードは「校閲ガール」の監修をしていた柳下恭平氏が、過去の天気予報まで調べたりするという話と同じです。

その校閲の鬼だからこそ、光代はどうしても譲れない部分があったのだと思います。

本を読みたいだけ?

初版と第2版の違いを直樹と村瀬の二人で調べます。初版を読む直樹が声に出して読み上げながら、2版を見る村瀬がその言葉を追って違いを探します。

そしてやっと違いを見つけるのですが、直樹は思い出したように被害者宅にあったゲラを取り出します。そこには赤文字で「読者指摘あり。要確認」と「最終電車」の箇所に赤が入っていました。

最初にゲラに目を通してから、本に目を通せばいいのに、まず本を読み始める直樹。単純に「正しい殺人」が読みたかっただけなんじゃないか?そんな気がします。

「正しい殺人」の本の内容は?

詳しくは全て言わないのでわかりませんが、フィクションではなくノンフィクション小説です。ある女子高生の死をきっかけに、調べていくうちにわかったエリート官僚の男が殺される事件の話のようです。

この女子高生は成績も優秀で、いじめを受けていた痕跡もありませんでした。しかし、ある日自殺をしてしまいます。その理由を調べていくと、シングルマザーである母親が、エリート官僚の寺田俊則という男と結婚していたことがわかります。

この寺田という男は、いつも女の子を抱えたシングルマザーとばかり付き合っていました。そう、寺田の狙いは母親ではなく娘だったのです。

そして蓮見は現在寺田と交際中の笹谷祐子に接触をします。すると母親が娘に聞き、娘が白状したといいます。それを聞いた蓮見は母親に、証拠を探して欲しいと頼みました。

その後、母親から蓮見に連絡が入り、今夜別荘に行くことになったから証拠を探すといいます。母親は寺田がいない隙にノートPCを操作し、そこにあるフォルダを見つけます。それを開くと自分の娘だけに限らず、以前寺田が付き合っていた人たちの娘のもありました。

しかし寺田が気づいて母親のことを酷く殴ります。床に倒れた母親はそこにあった暖炉の蒔を割るための手斧で、寺田のことを何度も切りつけて殺害してしまいます。

この事件の内容が、まるでその場にいたように迫真の描写だったことと、その後逮捕された母親との会話なども書いてあるという本らしいです。

蓮見は実際その場にいながら、殺人を止めるどころか、この内容を本にしたら売れると思っていました。人を助けるどころか自分の功名に利用します。

母親に寺田の狙いを話して行動させる、ある意味殺人教唆にも問えそうです。ですが、蓮見に関しての罪はドラマ内では語られません。

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【特捜9シーズン2】2話のその他気になったこと

  • 宗方班長は手芸教室に通っていた
  • スペシャル回で買って来た、ぬいぐるみはちゃんと飾られている
  • 倫子がやたら菓子を差し入れる
  • もちろん引越しのダンボールは、番組スポンサーなパンダの箱
  • なぜか寺田のPCのパスワードを知っている笹谷祐子
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【特捜9シーズン2】2話のまとめ

光代も読書会で告発しようとするのではなく、別の出版社の文春的編集部にでもタレ込めばいいんじゃないかと思いました。下手に人前で内容を言うと、ドラマでは大体殺されます。来週はまた違うコンビでの話になるのか楽しみにして見たいと思います。

今回のいいセリフ

世の中に正しい殺人なんてありません。殺人は殺人です。

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