2020年2月16日放送のスペシャルドラマ【庶務行員・多加賀主水4】(たかがもんど)のネタバレと感想をまとめました。
高橋克典さん主演の人気シリーズ第4弾!今回も主水が悪を成敗するはずが、まさかの放火魔に間違えられる!?その裏側にある巧妙な計画を主水が仲間と協力して暴きます。
【庶務行員・多加賀主水4】のあらすじ
多加賀主水(高橋克典)は、『第七明和銀行 高田通り支店』の庶務行員。悪事を見逃すことができない性格のため、不正を追及しては職を転々としてきたが、ひょんなことから庶務行員として働きはじめ、いまや町の人気者となっていた。
ある日、主水は窓口にやって来た元教師の女性・大沢勝子(市毛良枝)が“振り込め詐欺”にだまされそうになっていたところを食い止める。安堵したのもつかの間、昔なじみの刑事・梅沢剛(加藤雅也)が現れ、任意同行を求められて驚く。
梅沢によると、昨夜10時すぎに放火事件が発生。被害に遭った住人の壱岐隆(ダンディ坂野)が、“犯人は狐の面をつけた男だった”と証言したというのだ。現場には「高田稲荷が天誅を下す!」という謎の貼り紙が残されていたほか、第七明和銀行のマスコットキャラクターのタオルも残されていた。壱岐は道行く人に因縁をつけて相手を怒らせては動画を撮影し、ネットで晒すのが趣味のトラブルメーカーで、主水も町内会長に頼まれて注意を試みて嘲笑された経験があった。被害者への恨みもあり、“狐の面”といえば…ということで主水が事情聴取に呼ばれたのだが…!?
町の人々の不安を解くため、主水や事務課の生野香織(夏菜)たちは消防団の面々と協力し、火の用心の夜回りをはじめるが――その矢先、また放火事件が発生! 町内でも“ゴミ屋敷”として有名な八雲新次郎(槙尾ユウスケ)の家に、同じく狐の面をつけた男が現れて火を放ったのだ。
公式HPより
火の手が上がる直前、同じ高田通り支店の営業課員・吉瀬紘一(岡田義徳)が、八雲に対し「今に天罰が下るぞ」と言い捨てる姿を見かけていた主水は、彼に疑惑を抱く。吉瀬はパワハラ上司のターゲットにされていた挙句、最重要ランクの取引先である建設会社社長・五大正信(小木茂光)から融資の圧力をかけられ、鬱屈した思いを抱えている様子だった…。
そんな中、主水は勝子の自宅の前で、寂しげにたたずむ小学生の男の子・新藤光一(盛永晶月)を見かける。勝子は学習支援のボランティアサークルに自宅を開放していたが…。
【庶務行員・多加賀主水4】の詳細なネタバレ
主水、放火魔に間違えられる
町のトラブルメーカー壱岐の家に火がつけられる。
主水はいつものように接客をし、大沢勝子という女性が大金を引き出しているのを見て事情を聞く。警察に言われて騙されたフリをしているという勝子だが、それも詐欺の仲間だと主水は言って未然に防ぐ。
そこへ梅沢がやってきて主水に事情聴取するため署へ同行を求める。壱岐の家に火をつけた人物が狐面をかぶっていて、第七明和銀行のタオルが現場に落ちていたことから梅木は主水に聴取をしたのだった。
その後、総務部長の働きかけや居酒屋の2人の証言により、主水の犯行時刻のアリバイが成立したため釈放された。
しかし、誰が何のために?主水は疑問に思っていた。
放火魔は高田稲荷の遣いを名乗り、狐面をつけている人物
第二の放火事件発生
放火が起きないように主水たちは町のみんなと夜回りをすることにした。
吉瀬が外回りをしている時にゴミ袋が落ちてくる。そこは町で有名なゴミ屋敷八雲の家だった。吉瀬は八雲と口論になり、吉瀬は「天罰が下るぞ」と呟いて去った。
元教師の勝子の家は学習支援ボランティアのために開放していた。そこにはボランティアの大学生の木梨亨、近所の主婦の太田裕美、小劇団の劇団員の渡辺春子がいた。
壱岐は町の人たちに嫌がらせをし、その反応をカメラで撮ってネットに上げていた。みんな壱岐の被害者だったのため内心放火されたことを喜んでいた。
見回りの最中に八雲の家に火がつき、主水たちは駆けつける。八雲の証言では狐面の男が松明を持って立っていて、「天誅!」と言いながら火をつけたという。
その時の現場に吉瀬はいて、SNSには「正義は我にあり」と書き込みをした。
2番面目の被害者も町の嫌われ者。犯人は吉瀬なのか?
吉瀬の変貌
学習支援ボランティアの木梨は吉瀬に融資のお願いに来ていた。しかし、吉瀬は恵まれた木梨が、貧しい子供の気持ちなど分かるはずがないと怒って計画書を突き返す。
吉瀬は五大陸開発に行き、社長の五大正信と会って融資を取るための方法を話す。一時的に2千万を相手の口座に移させ、その口座のコピーを取れば融資は下りると入れ知恵をした。
五大は違法スレスレの方法を考えた吉瀬を気に入り、さっそく昼キャバへ連れて行く。五大社長は今度は自己資金ゼロの客に融資が出るように、吉瀬マジックでなんとかしてくれとお願いするのだった。
吉瀬は銀行で融資を取って来たことをみんなの前で褒められる。しかし、難波課長が言うには、全くゼロの口座に突然大金が振り込まれたという。吉瀬の態度は徐々に変わり始めていく。
吉瀬は融資をするため違法スレスレの方法を使う
次のターゲットは誰?
2件の連続放火があったため、次のターゲットは誰なのか主水たちは考えていた。噂では高田稲荷神社の賽銭箱に、火をつけて欲しい人物の名前を書いた紙を入れると、稲荷の遣いが火をつけてくれるという。
そこで賽銭箱の中を見てみると、沢山の紙が入っていた。主水たちは全て確認した結果、町の嫌われ者である石油缶オバさんこと、黒沢恵子の名前が断トツ書かれていた。
主水は恵子の家に行き、最近おかしなことはなかったかと聞く。恵子は次は自分がターゲットということか?とキレ始め、石油缶を手に取り棒で叩きまくって音を鳴らしながら主水を追い返す。
石油缶オバさんこと黒沢恵子が次のターゲットか?
吉瀬の過去
主水は神無月に頼み吉瀬のことを調べてもらっていた。吉瀬はネグレクトを受けていた。母親の再婚相手が気に入らないことがあると暴力をふるうため、吉瀬は祖母の家に引き取られた。
香織は一連の放火はその反動でやっているのでは?と考えていた。なぜなら吉瀬は2件の放火現場にいたこと、被害者の2人とトラブルがあったからだった。主水は居酒屋の店員の修也に頼み吉瀬の動向を調べさせる。
- 吉瀬は過去にネグレトにあっている
- 2件の放火事件の現場に吉瀬はいて、2人ともトラブルがあった
吉瀬マジックとは?
五大社長に教えた手口、それはどういうものなのか?聞きたがる女の子にドヤって話し始める吉瀬、二重売買をしていたと暴露する。
ボーイとして店に潜入していた修也から情報を聞かされた主水たちは、吉瀬が銀行員として道を踏み外し始めていることを知る。
二重売買とは本当の売買契約書の他に、もう一つ契約書を作り銀行を欺く方法だった。本来8割の融資しか出さない銀行を騙して100%融資させるため、売買価格を2割上乗せした契約書を見せる。そうすることで、自己資金ゼロの人でも融資を受けて物件が買えるというカラクリだった。
吉瀬は自己資金ゼロの客のために二重売買をしていた
3件目の放火が発生
夜回り途中の公園で一人でいる男の子新藤光一と出会う。朝まで自宅に戻ってくるなと義父に言われたから戻れないという。
主水は義父に向かって注意をするが、キレた義父が主水に手を上げる。しかし、あっさり主水にやり込められる。そこに3件目の火事が発生したと知らされた家は黒沢の家ではなく、なんと勝子の家だった。
勝子から話を聞いたところ、狐面の人物が庭で松明を持って立っていたという。その現場にまた吉瀬はいた。
修也の話だと吉瀬は最初石油缶オバさんの所へ行ったが、しばらくスマホを見た後に駆け出したと言う。追いかけたが途中で巻かれてしまい、火がついた家に行ったらそこに吉瀬がいた。
勝子の家に火がつき、そこに吉瀬がまたいた
狐の遣いの狙い
なぜ勝子が狙われたのか?1件目2件目とは明らかに違う犯行に主水たちは頭を悩ませていた。
回覧板の地図を見て主水は気づく。火をつけられた壱岐、八雲、勝子の家は同じブロック内にある角地だと。残り1つの角は既に空き地になっており、五大開発が土地の管理者になっていた。
トラブルメーカー狙いではなく、四隅の角を狙った犯行ではないか?主水は考えていた。
狐は同ブロック内の四隅の土地を狙っている?
五大社長の狙い
空き地の管理をしているのが五大陸開発だったため、主水は真意を探るために社長がよく行く昼キャバへ客として潜入する。そして、香織はホステスになり五大に直接話を聞きだそうとする。
香織を気に入って上機嫌の五大は口も軽くなり、町の再開発を計画していることをもらす。1ブロック全てを買い取って大規模マンションを作ろうとしていた。
さらに自分は神を操っていて、この土地が欲しいと願えば叶えてくれるお狐様がいるとまで言い出す。放火は五大が指示を出して吉瀬にやらせているのでは?と推理する。
角地を買収して大規模マンションを建てる計画だった
勝子が土地を売る?
吉瀬は五大陸開発に行き社長の要望で、土地の契約書を交わす立会人になって欲しいと言われる。売主は誰なのかと吉瀬が聞くと、なんと大沢勝子だと言う。
勝子の家に五大陸開発の社員がやってきて測量を始めようとする。そこにやってきた吉瀬の表情が凍りつく。勝子だと思っていた人物は偽者だったのだ。
憔悴した吉瀬を心配して主水が話を聞く。光一の言っていた“銀行のお兄ちゃん”は吉瀬のことだった。吉瀬は一ヶ月前、公園で光一と出会った。一目で自分の子供の頃と一緒だと思った。
吉瀬の仕事の内容を聞かれ、「困っている人にお金を貸して、人の未来を作る仕事」だと答えた。その言葉に光一は感動し、以来吉瀬のことをヒーローのように思い慕うようになった。
勝子の土地の売買契約を偽者と結んでしまう
地面師詐欺か?
偽者に騙されたと知った五大社長が第七明和銀行に怒ってやってきて、吉瀬に責任を取って欲しいという。
2億もの大金を吉瀬が返せるはずもなく、それなら本物の勝子に土地を売るよう交渉しに行けという。そうしたら、吉瀬の責任も不問にすると。部屋を出た五大社長の顔には笑みが浮かんでいた。
吉瀬と堀本は勝子の家へ交渉しに行く。光一の姿を見た吉瀬は内心葛藤していた。とうとう決断した吉瀬は「この土地を売らないでください。子供たちにはこの家が必要です。責任は自分が取ります」と願う。
五大社長が仕掛けた罠か、地面師詐欺か?吉瀬は責任を取る決断をする
吉瀬の告白
その後、吉瀬はようやく真実を語り始める。ある日“狐の遣い”なる人物からメッセージが届き、違法ギリギリの方法などを指南してくれた。またある日、壱岐に嫌がらせを受けたことをSNSに書いたら、「今夜10時壱岐の家に行ってみろ」とメッセージが返ってきた。家へ行ってみるとそこには狐面の男が松明を持っていて家に火をつけた。
八雲の家に放火された日も時間を指定されていくと、やはり狐面の男が火をつける。以前から石油缶オバさんの愚痴を書いていたから、次はこの人だと思っていた。しかし、「大沢勝子の家に行け」とメッセージが届き、すでに燃えていた。
寮に戻ってから狐の遣いになぜ勝子の家に火をつけたのかを問う。すると、放火現場にいる姿を撮った写真が添付されて来た。
狐は最初から吉瀬を放火犯にするつもりだった
五大が逮捕!?
五大の自作自演かと考えていた矢先、入って来たニュースはなんと五大社長が脱税で逮捕されたというものだった。五大の会社の株は暴落し、謎の投資ファンドが株を買い占めていた。会社は乗っ取られてしまったのだ。
梅沢が言うには二課にタレコミがあったという。神も操ると言っていた五大は、ただひたすら神頼みをしていたら偶然放火が起きて話に便乗しただけだと言う。
五大が逮捕されたことで、背後に誰か黒幕がいるに違いないと主水は考えた。
脱税で五大社長は逮捕され、会社も乗っ取られてしまう
地面師の正体
吉瀬は地面師の女が、数字の8を真ん中から書き始めたのが印象に残っていた。主水は学習支援ボランティアの春子を思い出す。彼女もまた8を真ん中から書いていた。
春子は既にボランティアを辞めて行方が分からなかった。そこで吉瀬に写真を見せてみると、恐らくこの人だと思うと答えた。
家にあった指紋から梅沢が調べたところ、春子の本名は谷佳枝といい詐欺の前科があるという。5年前に川崎市で地面師詐欺事件で取り調べを受けたが、証拠不十分で不起訴だった。
その頃、勝子の家に突如石が投げ込まれてガラスが割れる。子供たちの安全を優先し、勝子はそれぞれを送り届けるように頼む。吉瀬は光一を送るよう言われて一緒に帰る。しかし、光一が何者かにさらわれてしまう。
学習塾ボランティアの春子が地面師
5年前の事件内容
5年前ブローカーがやってきて、土地を売りたいと言ってきた。手付金で1億を払うが後で本物の所有者が見つかり、その時初めて騙されたと分かった。
再開発計画が出てから町のみんなはバラバラとなり、あらゆる犯罪が横行した。その中には放火もあった。最初は自警団を組んで見回りをしたりもしたが、最終的に残ったのは自分だけで後はみんな引っ越してしまった。
まったく今回と同じような内容の事件、壁にかかる自警団の写真に気づいた主水は、その中に一人知る顔がいることに気づく。この人物こそが黒幕だと主水は考える。
以前も似たような事件が起きていた。壁の写真の人物が黒幕か?
黒幕の正体
吉瀬と狐面の男は対面する。男は持っていた松明を差し出し、「大沢の家に火をつけろ。その後終えて警察へ出頭したら光一は返す」と言う。そこに主水が狐の面をつけて現れる。
成敗をするために木刀を振る主水、狐面の男も反撃し一進一退の攻防を繰り広げる。地面に二人を取り囲む円状の炎が燃え上がり後に下がれない状況の中、主水は飛び上がると男の狐の面が割れた。
男の正体、それは司法書士の久住だった。5年前に川崎で起きた地面師事件、壁にあった写真に写っていた男も久住だったのだ。
久住は五大社長に近づき再開発計画を吹き込み、社長が狙う土地に放火していた。そして全ての現場に吉瀬を呼び出し、罪をなすりつけようとした。社長の脱税をリークしたのも久住で、乗っ取りをした投資ファンドも久住の会社だった。
久住は言う、すべては吉瀬のSNSが原因で、あれを読んだときに今回の計画を思いついた。主水はそういう闇につけこんで、悪事を働く久住を断じて許せなかった。
黒幕は司法書士の久住
物語のラスト
光一の居場所を警察が見つけて吉瀬は迎えに行く。自分のようになったら駄目だと告げる吉瀬、だが光一はこれからも沢山の困っている人を助けるんでしょ?といい、お兄ちゃんみたいになりたいと告げた。
主水たちは町内の人を集めて防災訓練をする。吉瀬は木梨に以前はすまなかったと謝罪をし、新たにクラウドファンディングの会社を立ち上げたといい、一緒に資金集めをすることを約束する。
主水がホースで放水をすると、空には虹がかかっていた。
【庶務行員・多加賀主水4】のその後の登場人物
登場人物たちは最後どうなったのか?分かった人物のみ記載します。
- 吉瀬紘一:銀行を辞めてクラウドファンディングの会社を設立
- 五大正信:脱税で逮捕
- 久住義正:様々な罪で逮捕
- 大沢勝子:学習支援を続ける
- 新藤光一:服も綺麗になって友達もできた
- 渡辺春子:誘拐で逮捕か?
- 木梨亨:吉瀬の会社と組んで資金集めをする
- 光一の母:町内会長の口利きで仕事が見つかる
- 壱岐隆:火事の後に土地を売った
- 八雲新次郎雲:火事の後に土地を売った
【庶務行員・多加賀主水4】の感想
町のトラブルメーカーがありえないぐらいヤバいです。特に壱岐はよく今まで逮捕されなかったなと思うぐらいの行為をします。そんな人物だからか、放火されたことがむしろ良かったと思っている住民たちもなにげに結構怖いです。銀行の営業課長が結構なパワハラ上司で、逆にこっちを懲らしめて欲しいものです。
吉瀬が調子に乗り始める姿は痛々しく、昼キャバデビューで最初はおどおどしていましたが、最後はホステスの体をベタベタ触るという何とも言えないイキり具合です。普通に新しい会社を興してたので、罪には問われなかったのでしょう。
また、前回同様に今回も再開発問題が根底にあります。再開発はこのドラマでは基本的に“悪”です。あの町は今後ずっと再開発されることなく、あのまま生き残りそうな雰囲気です。笹野さん演じる謎の老人が「再開発したらもっと賑わったかもしれないよ」と言うあたり、裏でこの人が糸引いてるんじゃないのか?と思わせます。しかし、今回も謎の老人のままです。
最後の殺陣シーンは前回のほうが面白かった気がします。一対一でやるには相手があまり強そうでない人物でないということと、やっぱり大勢をバッタバッタなぎ倒していったほうが爽快感があります。道場で素振りをしてから出陣という演出も今回はありませんでした。
キャストで言えば、光一役の子がかわいらしくどこかで見たような気がしたら、『ノーサイド・ゲーム』で君嶋家の弟役をやっていた子でした。最後はボロい服でなく普通の服を着ていました。義父と別れたのか?何かあったのかは分かりません。
そして作者の江上剛さんが今回は作家設定で、融資の相談に銀行を訪れるという役で出演していました。一回目で融資を受けれなかったのか二回登場します。
【庶務行員・多加賀主水4】のその他気になったこと
- 不祥事起こしてもコネで残る大門
- 壱岐のところへ文句言いにいったら靴投げられる主水
- 暗くなる前から酒飲んでいる難波課長
- やたら昼キャバに行く五大社長
- 好きなように触ってみろとホステスの体を触らせる五大社長
- 子供たちの間では稲荷の遣いは火をつけるヒーロー
- お互いの名前を書いて神社に投函していた町内会長と魚勝の隠居
- ホステス相手にドヤって体を触る吉瀬
- 主水が火事から姫抱きして勝子を救出
- 村雨を見て「イケメン」と呟く香織
- 村雨の兄弟子は主水
- 香織の源氏名は“リンダ”
- 難波課長はキャバクラでは“部長”だった
- 松明捨てたら円状に火が燃える
【庶務行員・多加賀主水4】のネタバレまとめ
放火魔
久住義正
動機
再開発計画を五大に持ちかけて欲しい土地に放火し、頃合を見計らって地面師詐欺をする。さらには警察に五大の脱税をタレコミ、投資ファンドで株を買占めて五大の会社を乗っ取る。それらの計画を吉瀬のSNSの卑屈な投稿を見て思いついたので実行しようと考えた。
地面師
渡辺春子
真相への道筋
五大が逮捕されたことで背後に黒幕がいると分かり、過去に地面師事件が起きた町へ行くと、壁にかかる写真に久住が写っているのを見つける。