【真犯人フラグ】16話のネタバレと感想｜凌介の推理を考察

【真犯人フラグ】真相編16話のネタバレと感想・元ネタについてまとめています。

光莉を拉致していた人物が陽香だと分かり、警察も逮捕に動き出します。同じ頃、バタコが朋子に命じて篤斗奪還に動き始めました。真犯人は誰なのか？凌介の推理が導き出す人物とは……。

【真犯人フラグ】16話のあらすじ

第15話ご覧いただきありがとうございました🙌#嘘だろ瑞穂たーん😱#野放しになった#危険人物たち⚠️#次回怒涛の逮捕劇へ💨#西島秀俊#芳根京子#佐野勇斗#田中哲司#宮沢りえ#真犯人フラグ🚩#真相編#第16話2月13日夜10時半放送#ザワつく日曜日 pic.twitter.com/98r3XD2vz6

— 真犯人フラグ🚩真相編【公式】日曜ドラマ 2月20日夜10時半放送！ (@shinfla_ntv) February 6, 2022

凌介（西島秀俊）の家に嫌がらせのチラシを入れたのが瑞穂（芳根京子）だと分かり、事情を説明するよう迫る。瑞穂はお人よしの凌介にもっと人を疑ってもらいたかったからだという。

光莉（原菜乃華）を監禁していたのが陽香（生駒里奈）だと分かり警察も逮捕に動き出し始めるが、身分を偽っていたため行方がつかめずにいた。

瑞穂は茉莉奈（林田岬優）と会って失踪事件前日に林（深水元基）が誰かと電話をしていたかを聞く。しかし、林は誰とも電話はしていなかった。真帆（宮沢りえ）が電話をしていた相手は林ではなかったと判明する。

それにより、真帆は携帯を2つ所持している可能性が浮かび上がる。凌介は「至上の時」で思考の整理をして真犯人の推理を始める。

山田（柿澤勇人）は朋子（桜井ユキ）を無理矢理連れ出して連れて行った先にいたのは、指名手配中のバタコ（香里奈）だった。バタコは2人の秘密を黙っている代わりに、篤斗（小林優仁）を連れて来いと命じた。

河村（田中哲司）のタレコミにより陽香の身元が明らかになり、警察は居場所を突き止めて逮捕に向かう。同じくかがやきの世界にもぷろびんの動画がきっかけで強制捜索に警察は向かった。

篤斗と遊ぶ凌介の背後に迫る魔の手、かがやきの世界で見つかったものとは……。

【真犯人フラグ】16話の時系列

【真犯人フラグ】16話のネタバレ

今回は逮捕者が出ます。これにより真犯人から除外される人が出てきました。真犯人の可能性がある人物は誰なのか？相変わらず匂わせてきます。

16話の新たな謎

今回出てきた謎を掲載しています。真犯人に繋がる重要性の高いものから、そうでもなさそうなものまであります。

失踪当日前夜、林と電話をしていると思っていた光莉ですが、相手は林ではありませんでした。

それは、瑞穂が茉莉奈から聞きだした情報で、林は誰とも電話をしていなかったと言います。また、通話履歴もなかったと今さら分かります。

そこで真帆は2台目の携帯電話を持っていて、林以外の人物と会う約束をしていたのではないかと阿久津は考えます。

本当に真帆は2台目の携帯を隠し持っていたのか？それとも履歴にあったとしてもおかしくない人物と話していたのか？

光莉を監禁していた陽香は、陽香にシャワーを浴びせながら様々な罵詈雑言を吐きます。その中で「あんたみたいのが、いじめっ子だったりすんの。そんで一生自分のしたことに気付かないで死んでいくんだよ」と言います。

陽香の表情はどこか悲しげで、まるで自分のことを語っているようにも見えるシーンです。ドラマの登場人物には関係ないかもしれませんが、何か因縁でもあるのかと思わせます。

バタコに脅されて従うことになった、朋子と山田の2人には何か秘密があるようです。バタコが言うには2人がしたことは、親として許せないらしいです。

単なる不倫関係という話だけなのか、それとも何か別のことなのか？朋子は山田の好意を利用して協力をさせたりしているので、不倫だけが秘密とも思えません。

凌介たちが自宅に戻ると光莉の行きつけの美容院から、予約の確認の電話が入ります。光莉はそれを真帆がしてくれたに違いないと言いますが、誰が予約したのかは不明のままです。

真帆が予約したのであれば、何のために予約したのか？そろそろ光莉が髪を切る頃だと、失踪しているにも関わらず心配して入れるとも考えにくいです。

かがやきの世界に突入した警察の前に、教祖は棺桶を2つ用意して待っていました。1つを開けるとそこには中村充が入っていて、もう1つを開けると白い布に覆われた人の形をした包みが倒れてきました。

1つが遺体だったことから、もう1つも遺体だろうと想像させますが実際のところは不明です。仮に遺体だったとしたら失踪している真帆なのか？それともまた新たな登場人物なのか？

15話で解明された謎

以前不明だったもので、今回解明されたことを記載しています。

連れ去られた一星は陽香の自宅に手錠で繋がれて監禁されていました。豪華な食事を用意されていますが、何一つ口につけていないようです。

このまま餓死したとしても構わないと陽香は思っているようで、隣に寄り添って死んだら死んだでずっと一緒にいようと言います。早く救出されないと死んでしまわないか、ちょっと心配な状況でした。

陽香が偽名として名乗っていた高場花は実在する看護師だったため、河村が話を聞きだして陽香の正体を特定します。それを警察にタレコミしたため、陽香は無事逮捕されました。

河村は「命が懸かってるんです、なりふり構っていられますか」と言いますが、誰の命なのかは言いません。普通に考えれば真帆に聞こえますが、真帆に命の危険が及んでいる状況では今のところありません。

と、なると今最も命の危険に晒されている人物は一星ではないか？とも取れます。

16話のぷろびん動画

今回のぷろびんの動画は教団から脱出した報告と、彼らが死体を掘り起こしているのを隠し撮りしたものです。

ドラマ内では追いかけてきた信者を見たぷろびんが、町山の足を引っ掛けて倒すという嫌がらせをします。

そうして犠牲になった町山は、教団で監禁されぷろびんの居所を問われます。そのせいでか、「至上の時」にいた客はすべて信者という恐ろしい状態でした。

信者に襲われながらも日野が必死になって上げた動画という設定です。

16話の元ネタ

ドラマ内に登場した固有名詞などの元ネタで、分かったものについて記載しています。

ドヴォルザーク

猫おばさんのクラシック作曲家シリーズの飼い猫の名前です。恐らくアントニン・ドヴォルザークのことを指していると思われます。

代表的な曲は交響曲第9番『新世界より』です。アメリカに滞在していたドヴォルザークが刺激を受けて作曲し、故郷へ向けて作られた作品と言われています。

その中の曲の中でドヴォルザーク死後に様々な歌詞をつけて出来たのが『家路』『遠き山に日は落ちて』などです。

凌介の推理を考察

「至上の時」で凌介は紙とペンを手に取り思考を整理しながら、4つの事柄について推理します。そこで、凌介の推理を考察してみました。

まず凌介の推理はこうでした。

協力者がいる

• 真帆には計画の協力者がいる
• 協力者は真帆と関係が深いが、凌介と離れている人物
• 協力者は真帆の古い友人か不倫相手

真帆の目的

• 真帆の目的は完璧な失踪か協力者との駆け落ち
• 凌介に苦痛を与えたかった

計画について

• 計画は念入りに準備されていた
• 光莉の家出は想定外
• 篤斗をバタコに誘拐させることは計画内

陽香との関係

• 陽香の電話の相手は真帆
• 陽香の光莉への嫉妬を利用し共犯関係になった

こうして凌介が導き出した真犯人は、真帆ということになりました。しかしもし、協力者が真帆に計画を持ちかけたのだとしたら真犯人は協力者です。

凌介の推理通りだとしたら協力者が誰なのか。真帆の古い友人となると真帆の年齢（48歳）から後輩の林の年齢（39歳）前後の人物になると思われます。

凌介と離れている人物ということになると、会社の同僚や旧友の2人は外れそうですが、不倫相手の可能性もあるので簡単には外せません。

凌介の考察条件に当てはまる人物を書き出すと以下の通りです。（）内はドラマでの年齢設定です。

この中で凌介の職場の人間と旧友を抜くと、上原、飯田、馬場、雫石、阿久津、バタコとなります。もっとも、真帆と随分年齢が離れているのになぜか古い友人という可能性もあります。

【真犯人フラグ】16話のまとめと感想

バタコと陽香が逮捕されました。これにより真犯人からこの2人は外れそうです。

徐々に真相が明らかになってくる中、残る誰が真犯人なのか？ドラマを見ていると瑞穂や河村あたりを匂わせてきます。

凌介の考察がヒントなのかミスリードなのかは、終わってみないと分かりません。もしヒントだった場合はこのあたりの人物が残るという予想です。

しかし、等々力建材絡みの事件は放置されたままなので、こちらともどこかで繋がってくるはずです。そうなると、単なる失踪でなくもっと大きな何かが関わっていると思われます。

もし関係がなかった場合、こちらの話は父親が逮捕されて終わるのかもしれません。

残り話数があと何回なのかは今のところ記されていませんが、【あなたの番です】は20話で完結しています。こちらもあと4～5話ぐらいで最終回を迎えるのではないかと思います。

次回は2月20日22時30分から放送予定です。