※本記事は、前後編スペシャルドラマ『雪煙チェイス』の全編ネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
前後編で放送されたスペシャルドラマ『雪煙チェイス』は、雪山を舞台にした逃亡劇と殺人事件を軸に、冤罪の恐怖と「人を信じること」の重さを描いた作品でした。
後編では、犯人として疑われていた大学生・脇坂竜実の無実が証明され、真犯人と「ゲレンデの女神」の正体が明らかになります。
本記事では、前編・後編の物語を簡潔に振り返りながら、「真犯人は誰だったのか」「なぜ脇坂は疑われたのか」「女神の正体は誰なのか」といった視聴後に多くの方が抱いた疑問をQ&A形式で分かりやすく整理して解説します。
前後編まとめ|物語を3分で振り返り
前編:福丸家殺人事件と疑惑の始まり
物語は、福丸家で起きた殺人事件から始まります。
被害者宅で犬の散歩係としてアルバイトをしていた大学生・脇坂竜実は、合鍵の指紋や近隣証言、犬のリードなどの状況証拠が重なり、最有力容疑者として疑われてしまいます。
逮捕されれば冤罪の可能性もあると知った脇坂は、親友・波川省吾とともに、事件当日に雪山で出会った「ゲレンデの女神」を探しに行く決断をしました。
後編:逃亡劇と真相解明
後編では、雪山での逃亡劇が本格化します。
一方で刑事・小杉は自分の考えに従い、女将の言葉「一寸の虫にも五分の魂」に背中を押されながら、冤罪を生む捜査に抗う決断を下します。
やがて女神の正体が判明し、写真によって脇坂のアリバイが確定。
事件は思いもよらない人物による衝動的犯行だったことが明らかになり、物語は逆転の結末を迎えました。
前後編まとめQ&A|視聴後の疑問を一気に解消
Q1. 雪煙チェイスの真犯人は誰?
A. 真犯人は、被害者・福丸陣吉の囲碁仲間である岡倉貞夫です。
金銭的に困窮していた岡倉が金を無心し、断られた末に衝動的に犯行に及びました。
Q2. なぜ脇坂竜実は犯人だと疑われた?
A.脇坂が犯人だと疑われたのは、複数の状況証拠が重なったためです。
- 被害者宅の元アルバイトであった
- 勝手口の合鍵の存在を知っていた
- 合鍵から脇坂の指紋が検出された
- 犬のリードが脇坂の部屋から見つかった
これらの状況証拠が重なった結果、脇坂が疑われてしまいます。
Q3. 「ゲレンデの女神」の正体は誰?
A. 正体は、ゲレンデウェディングを控えていた葉月です。
事件当日は、成宮莉央のウェアを借りて雪山を滑っていました。
Q4. アリバイの決め手は?
A. 脇坂が撮影した写真に記録されていた日時(2月19日9時7分)です。
この時刻に雪山にいたことで、脇坂が犯行に及ぶことは不可能だと証明されました。
Q5. DVDと仏壇の描写にはどんな意味があった?
A.
陣吉は、セクシー系DVDを見る際には仏壇を閉める習慣がありました。
しかし事件現場では仏壇が開いており、第三者がDVDを入れ替えた可能性が示唆されます。
これは真犯人・岡倉による証拠隠滅を示す重要な伏線でした。
Q6. 波川省吾は共犯?
A. 共犯ではありません。
波川は脇坂の無実を信じ、結果的に自分が疑われる立場になることを承知の上で行動していました。
Q7. なぜ捜査一課は誤った判断をした?
A. 状況証拠を重視しすぎたことに加え、手柄争いや時間的制約が重なり、別の可能性を十分に検証できなかったためです。
伏線と回収ポイントまとめ
- 犬のリード:凶器として疑われたが、実際には誤解を生む要素だった
- DVDと仏壇:日常的な状況と違う点が第三者の介入を示唆
- ゲレンデの女神:写真と日時がアリバイ証明の決定打となった
- 脇坂の性格描写:お人好しな一面が、後の警察側との関係に影響
原作について|東野圭吾の短編小説
本作は、東野圭吾による同名短編小説が原作です。
原作では、事件の構造や心理描写がより凝縮された形で描かれています。
▶原作を読む
動画配信はある?|見逃し・再視聴したい方へ
『雪煙チェイス』は、放送後に配信サービスで視聴できる場合があります。
配信状況は変更されることがあるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
▶配信サービス
U-NEXT(NHK作品の配信実績あり)
前後編を通した感想
『雪煙チェイス』は、単なる犯人当てのドラマではなく、冤罪の恐ろしさと、人がどこで踏みとどまれるのかを描いた物語でした。
- 逃亡者でありながら刑事を助ける脇坂
- 友情を貫いた波川
- 町と人を守ってきた女将
- 組織の中で自分の判断を選んだ小杉
結末を知ったうえで前編を見返すと、物語の印象が大きく変わる作品です。


