無事脱出できたナナミとカゴロクでしたが、早速また問題が発生します。
新たな依頼者ハニーとは何者なのか?少しずつ明らかになる「むしかごの庭」の話と、それを調べているというジャーナリストのヨシノ。
登場人物をさらに加えた第3話を見ていきましょう。
「虫籠の錠前」概要
「虫籠の錠前」はWOWOWライブで金曜22時~で放送されています。
カルト教団の残した莫大な遺産をめぐり、裏社会や能力者たちの抗争に巻き込まれていく、主人公2人のアクションミステリードラマです。
主なキャスト
- ナナミ(清原 翔)
- カゴロク(鈴木拡樹)
- カズキ(宇野祥平)
- サンゾウ(黒田大輔)
- ヤナ(池田朱那)
- ニト(萩原みのり)
- シラク(定本楓馬)
- サオトメ(松本享恭)
主なスタッフ
- 原作:成田良悟
- 監督:豊島圭介
- 脚本:清水 匡 小寺和久
- 主題歌: Survive Said The Prophet 「Right and Left」
前回はこちら
あらすじ
むしかごの鍵を売ったお金で仲間内で盛り上がっていたナナミ(清原 翔)だったが、カズキ(宇野祥平)とサンゾウ(黒田大輔)が店にやってくる。二人をカゴロク(鈴木拡樹)に追い払うようにいっているうちに、新たな依頼人ハニー(井澤勇貴)が店に来た。
ハニーの依頼は2日間守って欲しいという依頼だった。和宇琶會から鍵を盗んだのはハニーだったからだ。その場にいたカズキとサンゾウが襲ってくるかと思いきや、二人ともハニーのファンだった。ハニーはロックスターで大泥棒という人気者だったのだ。
そして一曲歌って欲しいとねだる二人の声に応え、店のステージで歌いだすハニーだったが突然倒れてしまう。
その様子を見ていたジャーナリストのヨシノ(新名基浩)が、彼はワームだから死んでも仕方ないと言い始め…。
ネタバレ
謎
今回はむしかごの庭という教団がどういうものだったのか、ジャーナリストのヨシノのお陰で色々わかります。
ワームとは?
バグを作るための試験体でいわばモルモットということです。
ハニーはワームで、来る日も来る日も実験に付き合わされていたといいます。
ハニー自体には何か能力があるのかないのかは、今のところわかりませんが、死に真似が巧いことは確かです。
現在わかっているバグ
- カズキ:ナンバー1、パイロキネシス
- サンゾウ:ナンバー33、テレキネシス
- ニト:ナンバー210?、インビジブル
しかしカゴロクのことには、ヨシノは触れていませんでした。また、ナナミに関しても何も言っていませんでした。
この二人が教団に関係あるのかないのかは、全く今のところは不明です。
感想
今回は残念ながらアクションシーンがありませんでした。
代わりにあったのが、ハニーの歌のシーンです。誰が作詞作曲したのかはわかりませんが、「ハニー感」が出ているブンブン歌いまくる曲でした。
そして移動もなく一つの場所で話が進むので、ある意味ソリッドシチュエーションドラマのような展開です。誰が殺したのか?その場にいる人たちでお互いなすりつけあって、最終的には意外なオチといった流れになっています。
説明役としてヨシノの加入があったので、今後むしかごの庭の詳細がセリフで入るのかもしれません。放送時間も30分なので壮大な話をやるには、どうしても映像で全てを表現するのは難しいとは思います。
とはいえ、相変わらず知恵を働かせて撮影しているのが伝わってくるので、好感持てます。
まとめ
ニトがバグであることがわかったので、妹のヤナも「87」でバグかなと思います。ハニーも「82」の可能性はありますが、ワームらしいので違うのかもしれません。
今後どんな能力がが出てきそうか、考え始めたらキリがありません。しかし、能力に名前がついているものがくるのだとしたら、テレポテーション、テレパシーあたりは思いつく能力です。
能力者が誰一人死ぬことなく終わってくれたほうが、ほのぼのした部分もあるドラマなのでいいかもしれません。