【言霊荘】7話「迷宮入り」のネタバレと感想・霊についての考察をまとめています。
ついに25年前、アパートで起きた事件の真相が明らかに。霊はさらに暴走し始めてコトハを操り、零至の身に危険が迫る！
【言霊荘】7話のあらすじ
第6話ご視聴ありがとうございます🥰#言霊荘 《第7⃣話》
— 土曜ナイトドラマ『言霊荘』【公式】 (@kotodamasou) November 13, 2021
20日土曜よる11時放送
👣ことだま荘の秘密とは❓
🎥30秒PR公開👅
お見逃しなく🧐#西野七瀬 #永山絢斗 #内田理央 #堀田真由 #森田望智 #石井杏奈 #中村ゆりか #佐野史郎 #斉藤由貴
✅アベマで最新話＆第1〜3話【無料】見逃し配信中！ pic.twitter.com/ufi2lJ9T0v
あのアパートの過去を知るため、レディスコート葉鳥のオーナー葉鳥久（佐野史郎）に歌川言葉（西野七瀬）と中目零至（永山絢斗）は話を聞きに行く。葉鳥は何かを隠しているようで教えてくれなかった。
そこで言葉は小宮山綾子（堀田真由）と一緒に、不動産屋へ行ってあのアパートの歴史を探る。すると以前のあのアパートは女流作家たちが集う、その名も“ことだま荘”という名前だったことが分かった。
住人の渡邊瞳（内田理央）から言葉は衝撃の事実を知らされる。それは、あのアパートで25年前にある事件が起きていたのだが……。
【言霊荘】7話のネタバレ
アパートで起きた事件が分かり、コトハが霊に取り憑かれてしまいます。そして零至が最後、危険な目に。
アパートの歴史
現在レディスコート葉鳥という名前のアパートですが、25年前は“ことだま荘”という名前でした。
このアパートが建つ前に建っていた、空襲で焼けた神社の名前“事魂神社（ことだまじんじゃ）”からつけられました。
ことだま荘は女流作家が集うアパートで、中でも夏目三葉という人気作家が住んでいたことで有名でした。
コトハがアパートに戻ると、瞳が三葉の展示会を催すチラシを持っていました。話を聞くと瞳は三葉の熱烈なファンでだったのです。
瞳は25年前にことだま荘で起きた事件について話します。三葉は25年前、ことだま荘の管理人室で殺されたのだと。知っているのになぜ黙っていたのかと聞かれ、みんなを怖がらせたくなかったと答えます。
もし三葉の霊だとしたら1号室の住人が亡くなったのも説明がつくと言います。なぜなら、三葉は1号室の住人だったからです。
その話を聞いている内にコトハは突然熱が出て、足には赤黒いアザが浮かび上がってきました。
管理人の正体
コトハが体調を崩したことにより、零至は1人で調べることにしました。志麻に占ってもらい、墓地に行くと何か分かるかもしれないと教えられます。
行ってみた墓地には葉鳥の姿がありました。零至は25年前、何があったのか葉鳥に教えて欲しいと願います。すると葉鳥は重い口を開き始めました。
文学好きな葉鳥は親から相続したアパートに、1人の小説家を住まわせます。それ以来、女流作家たちが集い始めました。三葉はデビュー作こそ高い評価を受けていましたが、2作目が書けずにいました。そこで噂を聞きつけてアパートに入居します。
そんな彼女を救ったのがアパートの管理人である、須貝空という人物でした。彼女が三葉の精神的支えになり、三葉は賞を受賞するような傑作を書き上げます。三葉はやがて空に依存するようになり始めました。
ある日、部屋に戻ると三葉と同じ格好をした女性が、原稿を書いているのを見つけます。管理人の空が勝手に鍵を開けて書いていたのです。
まるで自分が三葉のように振舞う空との間にいさかいが生じ、その結果、事件が起きてしまったのです。
ドラマの結末
熱が下がらないコトハの看病を零至はしていました。すると突然コトハに霊が取り憑き、零至のことを襲い始めたのです。その姿は志麻が取り憑かれた時と同じように、突然笑い出したりしては、零至の首を絞め始めます。
零至は「コトハの体から今すぐ出て行け！」と叫ぶと、コトハは正気を取り戻して熱も下がりました。言霊の力を使って霊を追い出したのです。
以前、志麻に言霊を言霊で封じると言霊の怒りに火がつくと言われていましたが、零至は構わず言葉で霊を封じようとします。
やがて静まったかと思えば、管理人室のほうから叫び声が聞こえて零至が駆けつけます。扉や窓が激しく鳴り、扉が開いた瞬間、袋を被った女が立っていました。女は手を伸ばして腕を掴み、部屋へ引きずり込もうとしました。
なぜか住人たちは助けようともせず、零至は扉の向こう側へ連れ去られてしまいます。コトハが何度も扉を叩いて零至を呼びますが、扉は閉ざされたまま開きませんでした。
25年前の事件詳細
ドラマ内に出て来た資料を引用し、事件の詳細をまとめました。
「女性作家殺害される」
自宅アパート・ことだま荘で遺体となって発見されたのは昨日。夏目三葉さんの遺体には首に絞められた痕があり、捜査関係者は何者かによって絞殺された殺人事件として捜査を開始した。
殺害現場となったのは、夏目三葉さんの自宅アパートことだま荘の管理人室。現場に目撃者はおらず、犯人の手がかりとなるものも見つかっていないため、捜査は難航を極めている。捜査関係者は犯人の行方を追うとともに、夏目三葉さんの周辺の人間関係に関しても捜査中だ。また、夏目三葉さんは自宅アパート・ことだま荘の1号知るに在住しているが、遺体は管理人室で発見された。「犯人不明迷宮入りか？」
夏目三葉さん（29）が殺害されてから1年が経過した。事件の概要としては、夏目三葉さんの自宅アパートの住民によって110番通報を受けた警察官が現場を調べたところ、死亡が確認された。夏目三葉さんの遺体は首に絞められた痕があり、絞殺であるとして捜査が進められたが、その他に犯人の手がかりとなるものは見つかっておらず、捜査は難航を極めた。また、夏目三葉さんが住むアパートはオートロックではなく、簡単に出入りできる構造だったことから、強盗による殺人・死体遺棄事件としての捜査線であることも挙げられた。
しかし、自宅アパート・管理人室で殺害されている点、事件以降に管理人が失踪していることから管理人による犯行である線が強いと話す捜査関係者もいたが、結果的に犯人の決め手となる証拠がなく………
事件内容のまとめ
- 夏目三葉は管理人室で何者かに殺害された
- 死因は絞殺
- 目撃者はいない
- 犯人の手がかりは見つかっていない
- 管理人の須貝空は事件後に失踪している
ということが分かります。
霊の考察
番組では言霊を操る霊が三葉なのではないか？と推理しますが、どちらかというと殺された三葉ではなく、殺した人物ではないかと考えられます。
なぜなら毎回タイトルが出る際に発するメッセージが、殺した側の人物ではないかと思われるからです。
今まで出て来たメッセージを紹介します。
1話
｢約束覚えてる？｣
｢約束って何？｣
｢忘れたらどうなるかは？｣
｢だから何も覚えてないの｣
｢じゃあ思い出させてあげる｣
2話
｢本当に覚えてないの？｣
｢覚えてないわよ何も｣
｢あの夜の事一から説明してほしい？｣
｢やめて｡ 思い出したくもないの｣
｢じゃあ永遠に忘れさせてあげる｣
3話
｢嘘はつかないでね｣
｢嘘なんてついてない｣
｢それが嘘。疑いは罪よ｡ 神様に嫌われるわ。二度と嘘がつけないようにしてあげる｣
4話
｢秘密にしてくれない？｣
｢でも… これは真実だから｣
｢真実に意味なんてあるかしら？｣
｢何が言いたいの？｣
｢他に誰も見てないのよ｣
5話
｢どっちを取るの？｣
｢私は…｣
｢よーく考えてね。一度口から出た言葉はもう取り戻せないのよ。ねえどっち？｣
6話
｢私がいなくなったらせいせいするって思ってる？｣
｢何言ってるの？あなたがいなきゃ私どうしたらいいか…ねえ同じ事前にも言ったわよね？｣
｢大事な事は何度でも繰り返すわ。もし会えなくなっても私の事は忘れないでね。永遠に｣
7話
｢そろそろお別れよ｣
｢どういう事？｣
｢もう会えなくなるから｣
｢どこかにいなくなっちゃうの？｣
｢ごめんなさい。それはあなたのほうよ｣
「秘密にしてくれない？」とは、三葉のふりをして空が原稿を書いていたことなのではないか？
「私がいなくなったらせいせいするって思ってる？」とは、まるで管理人の空がいなくなったらいいと、三葉が思っていたのではないかと。
「あなたがいなきゃ私どうしたらいいか…」というのも、三葉は空に精神的に支えてもらっていたようなので、そういう発言をしたのではないかとも考えられます。
また、「ごめんなさい。それはあなたのほうよ」というのが、いなくなるのはあなた＝死を意味していて、三葉をそうやって殺したのではないかと思わせます。
つまり、冒頭のメッセージは空と三葉の会話だったのではないかと。しかし、霊がバスタブからいつも出てくる理由はなんなのか？水死でもしたのか、何となくなのかは不明です。
【言霊荘】6話のまとめと感想
アパートの管理人室で亡くなった人物がいたことが分かり、零至が退治しようとするが引きずりこまれてしまうという話でした。
今も昔も女性専用のアパートで過去に1人死んでいて、現在も2人死んでいるという中々な事故物件です。
霊はコトハに取り憑いたかと思えば、零至を扉の奥へ引きずり込んでしまいます。住人たちはその姿をなぜかぼーっと見ていて助けず、扉はそのまま閉ざされて開きません。
向こう側ではどういうことになっているのか、零至の生死はどうなってしまうのか、今回は分からないままです。
次回の予告を見る限り、さらに住人を襲って連れ去ろうとしているようでした。再び霊を退治するために志麻が来て退治するのかもしれません。
次回は11月27日23時から放送予定です。