緊急取調室3 5話感想 カボチャのスープの恐怖

緊急取調室 2019春ドラマ
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今回の緊急取調室は、劇中何度となく出てくるカボチャのスープが、恐ろしいという回でした。何の気なしに見ていると実はこのカボチャのスープが…。

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緊急取調室概要

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毎週木曜日21時からテレビ朝日系列で放送されています。
取調室で言葉を武器に、容疑者と一対一の駆け引きを繰り広げるドラマとなっています。

キャスト&スタッフ

  • 真壁有希子(天海祐希)
  • 梶山勝利(田中哲司)
  • 渡辺鉄次(速水もこみち)
  • 監物大二郎(鈴木浩介)
  • 磐城和久(大倉孝二)
  • 玉垣松夫(塚地武雅)
  • 菱本進(でんでん)
  • 小石川春夫(小日向文世)
  • かやの(中村静香)
  • しんじ(生島勇輝)
  • 【脚本】 井上 由美子ほか
  • 【演出】 常廣 丈太・本橋 圭太ほか
  • 【主題歌】「Prime Numbers」家入レオ(ビクターエンタテインメント)

5話ゲスト

  • 真野響子
  • 国分佐智子
  • 山崎樹範
  • 河西健司
  • 高木トモユキ
  • 片山謳歌
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あらすじ

平凡な専業主婦である姑・山下昌子(真野響子)に頼まれ、夕食のスープに使うカボチャを買いに出かけた嫁・彩矢(国分佐智子)が行方をくらました。日付をまたいでも連絡が取れなかったため、彩矢の夫で弁護士の翔太(山崎樹範)は警察に行方不明者届を提出。彩矢もまた大手法律事務所の弁護士ということもあって、単純な失踪事件ではないと推察した警視庁は、真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に出動を要請する。

さっそく有希子は山下家のあるマンションへ向かい、涙ながらに嫁の安否を案じる昌子から話を聞くことに…。そんな中、大型スーツケースを運ぶコート姿の不審者が映った防犯カメラ映像を見た昌子から、重要な手がかりとなる証言が飛び出す。なんと約1カ月前、この不審者を息子夫婦の家の前でも見たというのだ!

やがて昌子の証言により、彩矢が不倫中だったことが発覚。さらに、コート姿の男がレンタカーにスーツケースを乗せるのを目撃した人がいたため、調査を進めると驚愕の事実が判明する。あろうことか、車の借り主は昌子だったのだ! しかし、車の足取りは途中で途絶え、スーツケースの在り処までは突き止められず…。

その矢先、翔太が妻を殺したと自首してきた! だが有希子は、昌子こそが真犯人だと確信し、重要参考人として出頭するよう依頼するが、昌子はこれを拒否する。しかも何を思ったか、昌子は自宅で有希子と2人きりなら事情聴取に応じると言い出し…!?

公式HPから引用
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ネタバレ


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犯人

山下昌子(真野響子)

動機

月に一度の食事会の支度をしている時、嫁に馬鹿にされていると思いキレてしまう。そばに置いてあったカボチャを手に取り、それで嫁の頭を殴打してしまう。息子から浮気をしていると聞かされていた姑は、床に倒れ込む嫁を見て優越感に浸り、意識がないのを見て死んだと思い隣室の冷蔵庫に入れる。

逮捕の道筋

作戦名“ゴースト”という方法でキントリのメンバーは攻略することに決める。その内容は嫁が死んだとも生きているとも言わず、実は病院で入院している嫁の了承も得て動く。
その結果、勝手に死んだと思っていた姑と夫は、嘘の証言をし続ける。そこで実は生きていることを知らせると、二人とも動揺して真実を語り自白するのだった。


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感想

夫と息子の好きな料理として出てくるカボチャのスープですが、後で分かる事実でこのスープを飲まないで良かったと思わせる内容でした。

カボチャのスープの謎

何度となくドラマ中でカボチャのスープが出てきます。最初は意味がわからず気にせず見ていましたが、そのカボチャのスープには大きな意味がありました。

  • 嫁が失踪しているという状況で、息子に作ったスープを勧める
  • 嫁がまだ戻って来ないが、何か食べないとと言ってスープを飲む姑
  • 作ったスープを有希子に勧める

計3回登場してきます。姑は普通にスープを飲みますが、夫は食欲があまりなかったのか全部は飲みませんでした。もちろん有希子は知っていて飲みませんでした。

実はこれが嫁彩矢を殴った凶器だったのです。

姑はその血が着いたカボチャを洗ってからスープに使用します。凶器の隠蔽を食べてしまうことでするのです。
何も慌てることなく、淡々と料理をする姑は“平凡な主婦”ではありません。

母親を巻き込んだ夫を、読みが甘いと妻はいいます。 普通に見えてあんな怖い人はいないと姑のことを言います。
カボチャを使った理由は、凶器の隠蔽が目的ではなく、特定栽培の有機野菜だからと言います。その理由も怖さを余計に感じました。

キントリ総入れ換え?

冒頭に梶山が取調室に連れて行かれ、そこで全てを話すようメンバーに言われます。そこで現在考えられている人事を言います。

  • チームを拡大して、50人体制で精鋭を集める
  • 有希子と玉垣は続投
  • 春さんと菱さんは構想に入っていない

有希子は女性被疑者が来たときようで、玉垣は画像分析の腕を買われての続投です。有希子は納得ができず、チームワークが大事なのだから、全員必要だと言います。
しかし、春さんと菱さんは年齢のこともあって、上の考えも一理あると考えます。だから、上に掛け合うよりも、結果を出して見てもらおうと奮起します。

事件を解決した後、また部長に怒られるのかと思っていたメンバーですが、部長は怒りもせずに「不満はないよ。もう」と言うだけでした。
もしかすると、部長自体も人事移動でもあるのか?覇気のない返答だけだったのは気になりました。

その他気になったこと

  • 茶飲み友達に話す内容じゃない
  • 防犯カメラの不審者がさすがに不審過ぎ
  • 梶山役の田中哲司に不倫の話をさせる脚本
  • 歩幅は遺伝するらしい
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まとめ

家族の誰もが仮面をつけているような、そんな話でした。嫁姑はもちろんのこと、嫁夫婦も夫婦関係は既に崩壊していました。また、姑夫婦も同じように、夫婦関係が崩壊していたと思います。舅は面倒事は姑に押し付け、外面ばかりを気にしていました。きっかけが何かあれば、起きうる事件だったのだと思います。

今回のテープラベル

「スープを煮る女」

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