【刑事7人シーズン5】3話ネタバレ感想|消えた遺体の謎と豊島区OL失踪事件の関係性

刑事7人 2019夏ドラマ
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今回の【刑事7人】はあったはずの死体が消えていた謎を解く話でした。4年前に起きた未解決事件の被害者の遺留品が、なぜか室内で見つかります。過去の事件と現在の事件がどう繋がるのでしょうか?

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【刑事7人シーズン5】3話のあらすじ

 家の中に血まみれの女性の死体があるという通報を受け、制服警官が現場に駆けつけると、死体は消えていた! しかし、現場には、血痕と死体を運び出したときに付いたと思われるスーツケースの車輪の跡が残されていたため、専従捜査班が臨場することに。現場検証の結果、防犯カメラが壊されているうえに、部屋中の指紋も拭き取られていたことがわかる。

 現場は、飲食店を経営する神崎裕一(浜田学)の自宅で、第一発見者は、裕一の妻・美穂(瀬戸カトリーヌ)。美穂は、死んでいたのは夫の愛人・森円香だったと断言する。なぜ愛人がこの家で殺されていたのか…、疑問を感じた天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班。水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)が裕一に話を聞いたところ、現在神崎夫妻は別居中で、この家には誰も住んでおらず、この日、円香を交えた三人で、慰謝料や財産分与など離婚について話し合いをする予定だったという。

 裕一の部屋を調べていた天樹は、引き出しに挟まっていた特徴的な花柄のハンカチに何か引っかかるものを感じ、鑑識に照合を依頼する。

 翌日、法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)の鑑定で、裕一が提供した円香の毛髪と現場に残されていた血痕のDNAが一致。堂本は、採取された血痕の量から円香が生存している可能性は極めて低いと判断する。

 さらに、天樹がこだわっていた花柄のハンカチから検出されたDNAが、4年前の未解決事件の被害者のものと一致! この事件は、当時、こつ然と姿を消した山下栞(咲坂実杏)の自宅から、血痕とスーツケースを引きずった跡が見つかり、さらに部屋中の指紋が拭き取られていたというもの。共通点が多いことや、ハンカチが裕一の部屋から見つかったことから、天樹は今回の事件との関連性を確信する。

 まず4年前の事件を調べ直そうと、天樹らは4年前の事件を目撃したスナック経営者・田宮映子(櫻井淳子)に会いに行く…。

公式HPより
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【刑事7人シーズン5】3話のネタバレ

山下栞(咲坂実杏)殺害犯

中原由莉(池津祥子)

動機

金に困っていた由莉と裕一は、由莉のやっている料理教室に通う、資産家の娘をカモにすることを思いつく。由莉が話していたカモにする話を、聞いてしまった栞は裕一と別れる。気づかれたことをマズいと思った由莉は、栞の自宅に行って殺害しスーツケースに入れて遺体を運び出す。そして死体を遺棄した。

逮捕までの道筋

4年前に未解決だった事件の被害者である山下栞の遺留品が、なぜか現場で発見される。森円香という被害者を調べるが存在しない人物だった。円香の両親に話を聞き、当時目撃者がいたこと、料理教室に通っていたことを教えてもらう。

栞が死ぬ前、男と言い争っていたのを目撃したという、スナックの店員である田宮映子に話を聞く。裕一の写真を見せ面通しに来てもらうと、あの男だったと思うと証言する。使われた凶器は裕一の店のもので、池から発見されたため裕一を引っ張る。

栞が通っていた料理教室の由莉に会って話を聞き、当時通っていた生徒の名簿を調べると、偽名を使い連絡先もでたらめな人物がいた。さらに消えた死体のそばにあった血痕を調べると、5回に分けて採取したものだとわかる。

料理教室に通っていた生徒に話を聞いたところ、怪しい噂が当時あったことを裕一に問い詰める。すると裕一は観念して話始め、由莉と資産家の娘をカモにする計画を立てていたことを自供する。それを由莉に突きつけると、栞殺しを自供したのだった。

裕一をハメたのは誰?

田宮映子(櫻井淳子)

動機

ひらめいた天樹は映子の店へ行って話をする。映子は子供を産んだが育て切れず施設に赤ん坊を置いていった。その子供が栞であると。映子は結婚しようと思う相手がいたが、病院で調べたら子供ができない体になっていた。そこで栞を探し出したところ、裕福な家にもらわれていたことがわかり遠くで見守るようになる。

そんな時、裕一と言い争っているのを目撃した映子は、警察に証言をするがまるで相手にしてもらえなかった。そこで裕一を見つけ出し、自作自演の殺人事件を起こし、4年前の事件も含めて裕一に容疑が向くようにする。映子は裕一が栞を殺した犯人だと思っていたが、実は由莉が犯人だった。

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【刑事7人シーズン5】3話の感想

今回の話はよくある話と言えばよくある話です。遺体が消えてしまう謎がちょっと入るだけで、それ以外の部分はおなじみな内容です。ただ、裕一の愛人が円香で同棲していたと言いますが、裕一は円香のことは全く何も知らずに一緒にいたという恐怖はあります。その時点で殺されてもおかしくない状況だったのに、よく殺されずに済んだなと。ある意味ツイてる男です。

前シーズンあまり出てこなかった田辺誠一さんは、さっそく今回はお休みです。またこのまま出演しないのか?そんな心配をしたくなります。でも、次回予告では出演していたので、大丈夫かもしれません。なんて油断していると、吉田鋼太郎さんがいなかったりするかもしれません。ギャラの問題なのか?スケジュールの問題なのか?全員揃って欲しいものです。

そういう設定のキャラだから仕方ないのですが、天樹は相変わらず単独行動をしまくります。【刑事7人】なのですから、9係ほどでないにしろ、もう少し協力してもいいんじゃないのか?そんなことは関係ないと言わんばかりに、天樹は勝手に調べて勝手にひらめいて勝手に犯人を落とします。

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豊島区OL失踪事件とは?

事件が起きた部屋にあった遺留品が、4年前に起きたこの事件の被害者のものだとわかります。どんな事件だったのでしょうか?

  • 2015年4月11日に発生
  • 豊島区で一人暮らしのOL山下栞が失踪
  • 料理教室から帰宅後、自宅マンションから消えた
  • 翌日母親が血痕を発見
  • スーツケースがなくなっていた
  • 床に引きずっていった跡がある
  • 指紋は拭き取られていてない
  • 被害者は見つからず
  • 事件は未解決となった

被害者が見つからないというのと、犯人も見つからないということで“失踪”扱いです。マンションなので防犯カメラとかもありそうですが、そんなことには一切触れられません。栞は資産家の娘なのに、セキュリティが十分なマンションに住んでいなかったのか?謎です。

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【刑事7人シーズン5】3話のその他気になったこと

  • どこからか花びらが遺体に降ってくる
  • 「面白くなってきたじゃないか」とキントリみたいなことをいう片桐
  • やたら窓の外の庭師が映りこむ謎演出
  • 月謝20万の高額料理教室に驚く青山
  • 『アンフェア』みたいに遺体のあった場所に寝て推理する天樹
  • 駅で3年と3ヶ月待って見つけ出す執念
  • ロボット掃除機にドアを閉めさせるトリック
  • 栞の遺体がどこにあったかは謎
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【刑事7人シーズン5】3話のロケ地

東伏見稲荷神社

上天宮稲荷神社といって出て来た神社です。

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【刑事7人シーズン5】3話のまとめ

2時間ドラマを1時間に短縮したような内容です。色々突っ込みどころがある話なので、気にしたらキリがありません。最終的には“証拠”を積み重ねて捕まえるというより、天樹の過去への旅能力とアンフェアのような死体の位置に寝転がって推理で解決します。天樹だけいればいいんじゃないのか?そんな気になる話でした。

何気に悲しい話としてまとめてますが、しばらくは全く気にしてなかった子供のことを、産めないとわかると探すという結構勝手な話です。次回はちょっと法則性とかがありそうな話です。悪魔がどうしたとかそんな内容です。本当に悪魔が襲ってくるとかそういう話には、さすがにならないと思います。

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