【完全無罪】4話のネタバレと感想|真犯人が接触?

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WOWOWのドラマ【完全無罪】4話のネタバレと感想をまとめています。

平山が本当に無罪なのか、疑念を抱いていた千紗は彼の行動を監視する。一方、有森は謎の人物から、平山を今度は別の誘拐事件の犯人にするよう持ちかけられる。決定的な証拠があるという謎の人物。指示されて行った先で有森が見たものとは……。

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【完全無罪】4話のあらすじ

平山聡史(北村有起哉)が本当に無罪なのか、松岡千紗(広瀬アリス)は疑念に駆られていた。そこで彼の行動を逐一監視することにする。ある日、海へ行った平山は、日が暮れてから廃墟と化した家へ向かう。千紗はバレないように注意深く尾行し、入れ替わりで中へ入って行く。そこは、かつて千沙が監禁されていた家だった。

ますます平山に対して疑いが増す千紗は、直接平山に問いただす。平山は差出人不明の手紙を熊弘樹(風間俊介)から渡されたという。それは21年前の事件の真犯人だと名乗る人物からのものだった。あの家に証拠があるというので見に行ったが、何もなかったという。

一方、有森義男(奥田瑛二)は謎の人物から電話を受け、平山を高木悠花(有田麗未)の事件で挙げるよう言われる。その証拠があるので、取りに来いと言われた有森が神社へ行くと……。

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【完全無罪】4話のネタバレ要約

3行でネタバレ要約

千紗は平山を尾行し、自分が監禁されていた家に入って行ったのを見て、本当に信じていいのか気持ちが揺らぐ。

一方、有森は謎の人物からの指示に従い、平山を再び追及しようと指示された場所に行くと、白骨遺体があった。

謎の人物は遺体に平山の毛髪を付着させて、発見の通報をするよう命じた。

500文字ぐらいでネタバレ要約

平山の無罪を勝ち取った千紗だが、彼のことが信じられずにいた。そこで、後をつけることにした。平山は海へ行った後、日が暮れて向かった先はぼろぼろの家だった。平山が去った後、千紗もその家に入って行く。そこは、かつて千紗が監禁されていた家だった。

千紗は平山になぜあの家に行ったかを問うと、差出人不明の手紙を熊に渡され、21年前の真犯人だと名乗る人物が、その家に証拠があると言うので行ったという。

一方、有森は謎の人物から電話が入り、平山を高木悠花の事件であげるよう持ちかけられる。そして指示された場所へ行くと、白骨遺体があった。そこに平山の毛髪を付着させてから、通報をするよう命じられた。

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【完全無罪】4話の詳細なネタバレ

謎の人物

平山聡史(北村有起哉)が最近何をしているのか、事務員の穴吹(吉本菜穂子)に松岡千紗(広瀬アリス)は尋ねた。無罪を祝う会以来、千紗は平山と会っていなかったが、最近彼が免許を再取得し、中古車を購入してあちこちに出かけているという話を聞いた。また、刑事保証金がほぼ満額、約9000万円が支払われたとのことだった。さらに、縁談話もあるらしい。

その後、戻ってきた熊弘樹(風間俊介)とベランダで話をした。千紗は無罪を勝ち取った殺人事件の被告人が、実は犯人だったとしたらどうすればいいのか、と熊にきく。田村彪牙(夏生大湖)にそう言われたと誤魔化す千紗に対し、熊は「判決が出た後ならどうしようもない。自分なら気にしないようにする」と答えた。

その頃、有森義男(奥田瑛二)の携帯に公衆電話から着信が入った。ボイスチェンジャーを使った相手は「平山聡史は人殺しだ」と告げた。どうしてそう思うのかと尋ねると、「私のようなものの存在を覚えていてほしい」と答えた上で、取引を持ちかけてきた。何の取引かを尋ねると、また連絡すると言って電話を切った。

怪物の家

千紗は平山の行動を密かに見張っていた。平山が出かけると、その後をつけていった。海辺で一人腰を下ろす平山を遠くから見ていると、彼の視線の先には一人の少女がいた。平山が再び海の方へ向き直ると、千紗もその動きを見逃さず、再び車に乗った彼の後を追い続けた。角を曲がったところで一瞬車を見失ったが、その先に車が停められているのを発見する。

千紗は車を降り、スマホのライトを頼りに平山を探しに行った。すると、廃墟となった空き家が目に入った。中から物音が聞こえた瞬間、千紗はとっさにライトを消し、平山が中から出てくるのを見届けた。声を押し殺しながら、何とかその場をやり過ごした千紗は、入れ違いに家の中へと足を踏み入れた。すると、女の子の鳴き声が聞こえるような気がするが、どこにいるのかはわからなかった。千紗はベッドに女の子が縛り付けられているのではないかと思い込み、思わず叫び声を上げてしまった。

人の業

千紗は真山健一(鶴見辰吾)に電話をかけ、自分が被害者だと知った上で任せたのだろうが、それが間違いだったのではないかと話した。それに対し真山は「平山を信じたにもかかわらず、裏切られそうだからそう思っているのか?」と問いかけた。千紗は「そうかもしれない」と答えた。

真山は続けて「僕たちの生きる社会には法律というルールがあるだろう。しかし、人を思う気持ちはそのルールとは関係がない。分かるかな?君が人として平山を信じたことは、ルールを超えた人間的な行為なんだ。そして、この件に君を選んだのは私であり、真犯人を見つけることを許可しているのも私だ。そのことから何が分かる?」と問いかけた。

さらに真山は「楽しいだろう?法律の枠内で人を見つめるよりも、人の業に触れていくことのほうが、ずっと楽しいんじゃないか?諦めるのはまだ早い。もし続けるなら、平山だけでなく、有森にも注視すべきだ。2人とも強い思いを持っているから」と忠告した。

決定的な証拠

高木悠花(有田麗未)の事件の目撃者である川田清(五頭岳夫)が亡くなった。有森は通夜に訪れ、上野(小林千里)に「川田は亡くなる前に何か言っていなかったか?」と尋ねた。上野は「どういう意味?」と問い返した後、以前川田を訪ねて来た人がいたと話し始めた。それは千紗のことだった。さらに、男の人が二度訪ねてきたのを見かけたとも言ったが、何をしに来たのかはよくわからなかったという。

その後、有森は警察に出向き、事件性があるかもしれないと現役の刑事たちに話をしたが、相手にされなかった。有森の後輩である山口(山崎潤)も「もう、それぐらいにしておいたらどうか」と諭したが、有森は納得しなかった。山口は「あれは自然死だ。もし司法解剖するなら、全てを解剖することになる」と説得しようとしたが、有森は「そういう話じゃない。綾川事件で平山を目撃したと言った男の話だ」と食い下がった。

山口は「ええかげんにしとけよ。あんたのせいで迷惑しとんのや」と怒りをあらわにしたが、有森も負けじと「誰に口を聞いてるんだ」と怒鳴り返した。最終的に有森は「帰れ」と言われ、追い返されてしまった。

追い返された有森が公園のベンチに座っていると、また公衆電話から着信があった。電話の相手は「平山をもう一度殺人罪で逮捕すればいい」と言い、取引がしたいと持ちかけてきた。有森は「一度無罪になったら永遠に変わらない」と応じたが、相手は「池村明穂の事件ではなく、高木悠花の事件であげろ」と言った。そして、決定的な証拠があると言い、それを取りに来るよう告げて電話を切った。

唯一の生き残り

千紗は高木悠花の両親に会いに行った。彼らの事件では目撃者がいたものの、その供述が曖昧で、証言が二転三転したという話を聞いた。千紗はその目撃者が先日亡くなったことを伝えた。

父親の吉太郎(河屋秀俊)は「平山は本当に犯人ではないのか?狭い地域で続けて3件もの誘拐事件があったのに、同一犯じゃないんですか?」と問い詰め、「どうして答えられないんですか。あなたが平山を無罪にしたんですよね?」とさらに追及した。

千紗は「真犯人を探さないといけない」と答えたが、母親の公子(山下容莉枝)は「自分たちが知りたいのは、今あの子がどこにいるのか、それだけなんです」と切実な思いを語った。

千紗は高木家の厚意で、悠花の部屋に通してもらった。そこは21年前のままだった。吉太郎は「もし遺体が見つかるのなら、ちゃんと埋葬してあげたい。これではあの子は浮かばれない」と悲しそうに話した。

その時、千紗は勇気を出して「実は私は…あの時の3つの誘拐事件で、誘拐された一人なんです」と告白した。そして「だからこそ犯人を見つけたい。ご両親と同じ気持ちです」と語ると、公子は涙を流しながら「千紗ちゃんだったのね。よく生きていてくれた。大きくなったね。悠花も生きていたら、こんなに大きくなっていたのに」と言って千紗を抱きしめた。千紗も涙をこらえきれず、共に涙を流した。

謎の手紙

千紗はその後も平山の行動を監視し続け、ついに平山の家を訪ねることにした。少し話をしたいと告げると、平山は彼女を家に招き入れた。千紗は縁談がうまく進んでいるかと尋ねたが、平山は答えず、「寒いが刑務所に比べればましだ」と言った。

千紗はさらに、3日前にどこへ行ったのかを尋ねた。平山は「妹の好きだった海に行った」と答えたが、それ以外にはどこにも行っていないかと問い詰めると、平山は「もしかしてつけていたのか?」と問い返した。千紗はそれを肯定した。

平山は額に手を当てながら「実はおかしな手紙が来た」と打ち明けた。熊から差出人が分からない手紙が届き、その手紙には「自分が21年前の一連の誘拐事件の犯人で、証拠がある」という内容が書かれていたため、平山はその場所に見に行ったという。しかし、そこはぼろぼろの空き家で誰もおらず、手紙は捨てたと話した。

千紗は「その空き家は、私が監禁されていた場所です」と告げ、その手紙の送り主が真犯人である可能性が高いと伝えた。そして「勝手な行動はしないでください。どうして教えてくれなかったのですか?」と詰め寄るが、平山は「いたずらだと思って」と謝罪した。

千紗はさらに「東京で言ったあの言葉はなんだったのか?」と尋ねると、平山は「すいません」と謝りながら、「あのパーティーが立派すぎて場違いだと感じた」と話し始めた。彼は21年も刑務所にいて、あの場で罵倒され、皆がただ黙って聞いているだけで、世間はまだ自分を犯人だと思っているのかと感じたという。

千紗は「だからあんなことを言ったのですか?」と問い、「私はあなたを信じています。平山さん、あなたは誰も誘拐していないし、殺していないんですよね?」と再確認した。平山は「はい」と答えた。

すると平山は突然、「あの…自分のために、そんなに強くなれるものなんでしょうか?」と尋ねた。千紗はその問いに怪訝な表情を浮かべた。平山は刑務所では自分の人生を諦めていたが、妹のことを考えると諦めがつかなかったと言う。そして自分のために真犯人を見つけると言っているが、本当にそうなのか?誘拐された3人の中で自分だけが助かり、他の子を見捨てたと思っているのではないか?と問いかけた。

「自分のためじゃなく、2人の女の子のことを思っているんじゃないですか?だから…そんなに一生懸命になれるんじゃないんですか」と平山は続けた。その言葉に何も返せないまま千紗は平山の家を出たが、外に出た瞬間、死んだ2人の少女の幻影が目に浮かび、呼吸が乱れてしまった。

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【完全無罪】4話の結末

有森は支援センターの所長(鈴木晋介)に辞職を申し出ると、所長は敏恵も辞めるつもりらしいと伝えた。所長は有森の真摯な人への思いに助けられた人が大勢いることを話し、守秘義務があるため詳細は言えないが、有森を悪く言う人はいなかったと告げた。そして「いつでも戻ってきてくれ」と言い、有森は感謝の意を示した。

その後、有森は敏恵に辞める決意を伝えた。敏恵は「この21年は嘘じゃないよね?」と問い、有森が自分のことを思ってくれた、それだけは本当だったと思うと敏恵は感謝した。

外に出ると有森の携帯にまた着信が入り、神社で証拠を渡すと言われた。電話の相手は「これで平山を逮捕できる」と告げ、有森は指定された場所へ急行した。犯人と通話を続けながら、指示された奥の古井戸へと向かった。そして井戸の中を見るように指示された。

井戸の中には白骨遺体があった。電話の相手は、この遺体に平山の毛髪を付着させて発見させれば、平山が高木悠花殺しの犯人だと仕立て上げられると告げた。有森は「お前は何者だ?」と問い詰めたが、相手は名乗らなかった。「有森さん、私はあなたに期待している者ですよ」とだけ言い残し、電話は切れた。有森は歯を食いしばるが、感情が抑えきれず、その場で叫び声を上げてしゃがみ込んだ。

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【完全無罪】4話のまとめと感想

犯人が接触してきた結果、白骨遺体が見つかったという話でした。

思わせぶりなセリフを言う平山のせいで、実は犯人なのかと思ったら、どうやら真犯人は本当にいるようです。

平山がなぜあんなことを言ったかというと、襲われた時に助けてくれず、みんながまだ犯人だと思っているようだから、言ってみたというだけのようです。紛らわしいです。

犯人的には平山が釈放されてしまったことで、自分が捕まる可能性を排除したく、有森を使って平山を再び牢に閉じ込めようとしているようです。

問題はこの真犯人が誰なのかということと、また有森がやらかしてしまうのかということが気になります。有森はぜひ踏み止まって欲しいものですが、どうなるのか。いずれにしても、次回最終回で全ては明らかになるでしょう。

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