【ジャンヌの裁き】5話のネタバレと感想|新審査員が加入

2024冬ドラマ
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【ジャンヌの裁き】5話「学園の闇に葬られた教師の死の真実!?」のネタバレと感想をまとめています。

内通者の存在が誰なのかまだ特定できない中、新たに審査するのは食中毒による転落死をした教師の案件だった。被害者の姉の申立では、いじめも実はあったというが……。

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【ジャンヌの裁き】5話のあらすじ

検察の桧山卯之助(田中直樹)との内通者が誰なのか、前回の議決で近藤ふみ(桜井ユキ)の細工により根津信也(長谷川純)だけが不起訴相当に投票していたことが判明した。

越前剛太郎(玉木宏)とふみは根津の動きに注意しながら、新たな案件に取り掛かることにした。今回、兎川うさ美(松本海希)が急用で来られなかったため、補充審査員の鈴女敦(関智一)が参加することになる。

取り扱う事件は食中毒が原因で階段から転落死した、葛城修治(小南光司)という教師の事件だ。申立人は被害者の姉・葛城早苗(ハマカワフミエ)だった。

事故当時の防犯カメラ映像を確認した審査員たちは、食中毒と事故の関連性がいまいち見出せなかった。だが姉はとにかく学校に責任を取らせたいようだった。その上、いじめがあったと主張する。

剛太郎はとりあえず学校の責任者である、理事長の駒村文博(六平直政)に話を聞くことにした。

やはりいじめを立証するのは難しいと思われた案件だが、根津はなぜかいつも以上に協力的で……。

←4話6話→

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【ジャンヌの裁き】5話のネタバレ

今回の事件

今回取り扱う事になった事件は『駒村学園教諭 食中毒による転落死事件』だ。

  • 発生発覚時間:2023年12月18日13:20頃
  • 発生場所:東京都板橋区
  • 事件概要:私立駒村学園教諭・葛城修治が食中毒により倒れ、階段から転落したとして、姉の葛城早苗によって、訴えられた事件。事件当日、学園の給食を食べた生徒7名が腹痛を訴え、1名が救急搬送されている。

審査員たちは当時の防犯カメラ映像を視聴すると、確かに被害者の葛城修治(小南光司)は階段から転落して倒れていた。警察は食中毒死による学校責任を追及したが、検察で不起訴となった

申立人の被害者の姉である葛城早苗(ハマカワフミエ)に聞き取りをしたところ、職場でいじめを受けていたという

しかしそれと食中毒は関係ないのではと考える審査員もいたが、早苗はとにかく学校が悪いと主張して譲らなかった。

早苗が帰った後、審査員たちは今後どうするかを話し合う。剛太郎があえて根津信也(長谷川純)に話を振ると、いじめは立証できないし被害者は死んでいるので意味ないと素っ気無かった。

他の審査員の意見を総合して関係者に話を聞くことにすると、突然根津が「僕反対です!」と珍しく大声を出して反対した。

関係者への聞き取り

根津は反対したが、剛太郎は結局関係者への聞き取りをすることにした。被害者の葛城が勤める学校の理事長・駒村文博(六平直政)を呼んだ。

事故があった日、そもそも葛城は給食を食べていないという。なぜなら葛城にはエビアレルギーがあり、給食でエビが出る時はコンビニおにぎりを食べていた。

早苗ももちろんそのことを知っているが、慰謝料が欲しいようだと批判した。ハラスメントの有無についてたずねると、論点をずらしてはぐらかす。

秘書の橋本真緒(星野奈緒)がやってきて、次の予定を伝えると駒村は話を終えて出て行った。その後すぐに桧山卯之助(田中直樹)に電話をし、「今さら騒いでも何も出ない」と話す。

剛太郎とふみ、それに根津が残っていた場に、真緒が戻って来て折り入って話があると言ってくる。

実は学校裏サイトがあったが、葛城が亡くなった後に消されていたという。真緒の話ではそこには葛城に対する、横領疑惑や他校の女生徒へ手を出したといった類の誹謗中傷が書かれていた。

葛城の死後、理事長から葛城のノートパソコンを回収するよう指示があった。サイトを作った人物に心当たりがあると真緒は語る。

1人は物理の河村恵子(智順)先生で、いつも理事長の機嫌を取っているという。もう1人は化学の駒村悠斗(アベラヒデノブ)先生で、3人は理科準備室でよく一緒に作業していた。

そこで根津は校内の防犯カメラ映像を見れないかと頼み、真緒は映像を根津に渡す約束をした。

根津の秘密

当時、警察は食中毒を疑っていたのだから、検視をしているはずと剛太郎は考える。確かに検視はしていたが、行ったのは淡路病院だった

やがて根津が審査会に現れるが、徹夜で裏サイトを探したが見つからなかったという。しかし、スクリーンショットを見つけていた。そこには葛城に対する罵倒が書かれていた。

審査員たちが集まって得た情報を元に検証をする。食中毒からいじめに論点がすり替わっているという審査員もいれば、いじめを立証できないのではと指摘する審査員もいた。

根津は持っていたタブレットを下ろし「心の傷は目に見えないのに。心の傷には包帯も巻けない、ばんそうこうも貼れない。それでもその痛みや苦しみに耐えて、ギリギリのところで踏ん張ってるんです!」と怒る。

さらに「いじめって、人間の尊厳を、存在意義を否定されることなんです!」と立ち上がって力説した。

ただただ耐えるしかないいじめの実情を叫ぶ根津に、豹谷誠(スチール哲平)は「あんた…いじめられてたのね」と同情した。

普段は大人しい根津の熱い姿を見た剛太郎とふみは、彼は内通者ではないと悟った

犯人の正体

根津が入手した裏サイトのスクショを真緒に見せると、間違いないと証言する。葛城の死後、悠斗先生がいつも遅くまで残業しているのが真緒は気になっていた。もしかすると、葛城に全てをやらせていたのではないかと疑う。

再び姉の早苗を審査会に呼んで話を聞く。葛城の個人用ノートPCを持ってきてもらった。だが、パスワードがかかっていて開くことができない。

学校がいじめを認めるはずがないと思ったから、食中毒で訴えたのだと諦めかけていた姉に、根津がちょっと待ってと声をかけ、無念を晴らさせて欲しいと願い出た。

根津は防犯カメラ映像を思い出し、真緒に誕生日を聞く。そしてそれを入力するとロックが解除された

なぜ分かったのかと聞かれ、葛城の思いに寄り添ったら真緒への思いに気付いたと根津は答えた。PCの中にはある嘆願書があった

悠斗が一人夜遅く残っているところに真緒は訪ねる。雑務は全て葛城がやっていたのだろうと指摘すると、真緒に責められる覚えはないと悠斗は開き直る。真緒は葛城を愛していたと告白し、自分と葛城の関係性を伝えた。

それでも教員の大変さが分かるのかとキレまくる悠斗に、真緒は「わかりません。だから検察審査会で話してください。悠斗先生の口から」と頼んだ。

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事件の真相

審査会にやってきた悠斗に数々の証拠を突きつける。学校裏サイトで葛城を誹謗中傷していたのは悠斗だった。だからといって事故とは無関係だという悠斗。

葛城はエビアレルギーだと知っていたので、エビではなくカニを食べさせた。司法解剖の報告書には載らなかった写真には、アレルギー反応が出ていた。

検視結果には食中毒のことしか記載されていなかったので、確かに食中毒ではないがアレルギー反応は出ていたのだ。

あの日の防犯カメラを確認すると、カニ缶を分別してゴミに捨てる河村の姿が映っていた

葛城のPCの中にあった嘆願書、それは教育委員会に訴えを起こす準備をしていたものだった。悠斗はそれを聞いて真相を語り始める。

ある日、葛城に仕事が多くてもう無理だと音を上げた。「悠斗はこの学園を背負って立つ立場なんだからさ」と葛城がいうと、悠斗はキレ始める。父や周囲の期待のプレッシャーに押し潰されそうだと喚いた。

葛城が俺が全部やるから落ち着けというと、悠斗はだったら雑務はお前が全部やってくれと頼んだ。葛城は戸惑いながらも「わかった。大丈夫だよ」と引き受けた。それで葛城は他のクラスの雑務もすることになった。

さらにいじめは広がりエスカレートする。悠斗は河村にカニ缶を持って行って、特製スープを作れないかと頼む。そうして作ったカニ入りスープを葛城に差し入れた。

死因は事故で頭を打ったことが原因だと開き直る悠斗に、根津は葛城が悠斗のために作った嘆願書を見せる。

葛城は激務で疲弊した教師たちがいじめをするのも、国家レベルのいじめの被害者だと考えていた。だから教育委員会に改善を求めるつもりだった

さらに葛城のPCにあった中学時代の2人が写る写真を見せる。悠斗と葛城は中等部からの親友だった。

「葛城先生の正義はここにあったんです」と剛太郎が告げると、悠斗はそれを見て涙を流し「修治…」と悔やんだ。

部屋を出た悠斗は、姉の早苗に深々と頭を下げてから帰った。

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【ジャンヌの裁き】5話の結末

議決に入り、不起訴相当5票、不起訴不当5票と票が割れた。剛太郎は最後、不起訴不当に票を投じた

早苗に議決の結果を報告する。確かにいじめはあった、でも葛城は自分のことだけでなく、環境を悲観して根源に立ち向かおうとしていたと教える。

根津は早苗に「弟さんは僕と違って、とても強い人でした」と声をかけた。早苗は「ありがとうございました」と感謝をした。

ふみは被害者を救う道は必ずあると言い、いじめによる過失致死を改めて告発するなら力になると早苗に声をかけた。

悠斗が証言したことを知った父親は車から降りるなり、杖で悠斗を小突きながら「事故で片をつけたのになにやってんだ!」と激怒する。倒れこんでいた悠斗は杖の先を握って制止させ、立ち上がると父親をにらみつけた

幸(安藤セナ)が剛太郎のマンガ『君はメロンか甘夏か』が載る雑誌が発売され、さっそくエゴサーチをしてみるとパクリ疑惑で炎上していた。

幸は2つの雑誌を並べてページをめくっていく。すると全く同じ構図のページが見つかった

奇しくも桧山という共通の敵をきっかけに通じることになった、ふみと草壁佐和子(優香)は互いに連絡を取り合い、剛太郎の家で家族ぐるみで食事をする仲となっていた。

そんな佐和子からふみに電話が入る。桧山が駒村理事長に会った日も場所も特定できたのだが、ホテルの防犯カメラが全部削除されていたという。この事件のコアな部分は表沙汰にできないと思うという報告だった。

さらに過去に桧山が担当した収賄事件があり、起訴になりそうな事案を力技でねじ伏せて不起訴に持っていたという事件の話をする。

被疑者の名前は甲野慎作(石井正則)といい、審査員の甲野美弥(高岡早紀)の夫だった。美弥はこの日を境に忽然と姿を消してしまう

内通者は美弥だったのか、ふみと剛太郎がその事を歩きながら話す。剛太郎は怒りもせず、むしろちょっとした切欠でどっちに転ぶか分からないと、審査員をやって感じていた。

息子の賢太郎(松井稜樹)を迎えに行くと、おじさんと遊んでもらっていたという。そこには桧山の姿があった

戦慄する剛太郎に桧山は「教えて差し上げますよ。本当の正義とは何か」と告げた。

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美弥の夫の事件について

ドラマ内で美弥の夫がある収賄事件に関わっていた話が出てきます。どんな内容の事件なのか、ちらっと映った内容を引用します。

日朝オンライン 3月1日10時40分 

【議員秘書をめぐる収賄事件 犯人は不起訴に】

先月、世間を騒がせた民進党議員・庄司新之助の秘書、甲野慎作による収賄事件が不起訴となった。この事件は、被疑者・甲野慎作が金品の受け取りと引き換えに議会へ便宜を図った事件である。

不起訴となった甲野慎作は、庄司新之助議員の祝賀会と称し、政治資金パーティーを行っているとされていた。

どうやら美弥の夫は民進党議員の秘書をやっていて、議員の身代わりになったようです。しかし桧山が便宜を図って不起訴にしたと思われます。

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【ジャンヌの裁き】5話のまとめと感想

職場環境の悪さからいじめが始まり、被害者は国に改善を訴えようとしていたという話でした。

こういった話を見る度に、楽をしようと思って仕事を押し付けていた相手をいじめて死なせてしまったら、また自分が苦労するとは思わないのかと不思議に思います。

そこまで考えが及ばないような人間がいじめをするようで、結果的には因果応報になりました。

内通者は根津かと思われていましたが、結局のところ違いました。そして次に内通者と疑われているのは美弥です。

夫の件で美弥は桧山に恩があるので、内通者ではないか?という流れになりました。しかも美弥は姿を消してしまいます。内通者うんぬんよりも消された可能性がないかのか心配です。

今後審査会でこの事件が取り扱われるかは分かりませんが、夫役が石井さんなので写真のみの登場ということはなさそうです。

それと同時に剛太郎の漫画と他の漫画の構図がそっくりという、パクリ疑惑が浮上します。こちらもどういうオチになるのか気になるところです。

【ジャンヌの裁き】5話のいいセリフ

本当は周りにたくさんあるのに、見ようとしてなかっただけなのよ。

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