【ダブルチート2】7話のネタバレと感想|潜入捜査がバレた?

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WOWOW【ダブルチート 偽りの警官シーズン2】7話のネタバレと感想をまとめています。

木崎を排除するため、渡辺は九条副総監と相談してある策を巡らす。まんまと引っかかった木崎は、海藤に見切りをつけられ退場することになった。一方、ひかりと坂本は、渡辺の父が起こした24年前の交通事故は、海藤に仕組まれたものだと気付き……。

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【ダブルチート2】7話のあらすじ

海藤周(陣内孝則)を捕まえるため、渡辺春樹(市原隼人)は木崎竜一(淵上泰史)を排除することに決める。九条宗孝副総監(升毅)と話した結果、張秀英(ジョーナカムラ)を使って罠にはめることに決める。

何も知らない木崎は渡辺の口車に乗り、中抜きの提案を張にする。それを隠し撮りされていた木崎は、海藤にバレて切り捨てられてしまった。木崎が排除されたことで渡辺が引継ぎ、詐欺を取り仕切ることになった。

一方、宮部ひかり(内田理央)は渡辺の父・哲也(高木トモユキ)が起こした、24年前の交通事故について調べて分かったことがあった。哲也は多重債務者で、生命保険をかけて車に突っ込んでいた。また、被害者の銀行員は横領の疑いがある人物だった。

そこに岩合拓真(伊藤淳史)も加わり、渡辺の父の事故の背後には、海藤が関係している可能性が浮上し……。

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【ダブルチート2】7話のネタバレ要約

3行でネタバレ要約

渡辺は木崎の排除に成功し、詐欺を引き継ぐことになった。

渡辺の父は詐欺にあって多重債務者となり、生命保険をかけて海藤の消したい相手に突っ込む偽装事故を起こした。

海藤のサロンメンバーである警察官が教え、渡辺が潜入捜査官だとバレてしまった。

500文字ぐらいでネタバレ要約

渡辺は木崎を九条副総監のアイデアで排除し、海藤のビジネスパートナーとして詐欺を引き継ぐことになった。

渡辺の父は詐欺にあったことで多重債務者となり、生命保険をかけた上で、海藤が消したい人物の車に突っ込む偽装事故を起こす。

偽装事故が海藤の関与によるものだと知った渡辺は、父の敵討ちを誓って九条に協力を要請する。九条もドミナートルの捜査が手詰まりになっていたため、渡辺を潜入捜査官として送り込んだ。

鷹見大臣の収賄を隠し撮りするはずだった渡辺だが、海藤のサロンメンバーである警察官のタレコミにより、潜入捜査官であることがバレてしまった。

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【ダブルチート2】7話の詳細なネタバレ

誘惑

廣瀬実篤(ベンガル)を見送った後、渡辺春樹(市原隼人)は今回の分前について木崎竜一(淵上泰史)に尋ねた。木崎は「前の会社と同じでいいだろう」と言ったが、渡辺は「海藤さんが直接払うと言ってきた。個人契約にしないかと誘われた」と話した。渡辺は「木崎さんのパートナーだから断った」と続け、先に帰るよう指示しつつ、金の受け渡しをする場所にカメラを仕掛けに向かう。

その時、九条宗孝副総監(升毅)から電話が入り、「木崎を排除する方法として張を使うのはどうだ?」と提案された。渡辺は「いいかもしれませんね」と答えた。木崎は何かを感じて建物に戻り、渡辺の姿を探したが、彼は芙蓉館のオーナーの勝又(大滝明利)と名刺交換をしていた。カメラは床に隠していたため、見つからずに済んだ。

その後、渡辺は張秀英(ジョーナカムラ)に連絡を取り、ネットで通話した。木崎が「張の目的を教えてくれ」と尋ねると、張は「1年前まで紅竜で資金洗浄をしていたが、ボスと喧嘩して解雇された」と明かした。そして「今は仕事を探している。静岡の土地を手放す代わりに、海藤の組織の資金洗浄をしたい」と提案した。木崎が「紅竜の元金庫番だと証明できるか」と尋ねると、張は「海藤に直接見せる」と答えた。

通話を終えた後、渡辺は「悪い話ではないかもしれない」と話し、「木崎さんにとってもいい話じゃないか。紹介料という形で張からマージンを取ることもできる」と提案した。さらに、海藤周(陣内孝則)が分前を五分と言っているが、どうなるかはわからない。「何せあの人、詐欺師ですから」と木崎をたきつけた。

偽装事故の可能性

宮部ひかり(内田理央)はアジトに、24年前に起きたある交通事故の記事を持ってきた。トラックを運転していた渡辺哲也(高木トモユキ)は、不動産会社を経営していたが、多額の借金を抱えていたため、警察は事故と自殺の両面で捜査を行った。また、神野優(鈴木浩介)にトラックで突っ込んだ人物も、多重債務者だった。

坂本正隆(橋本じゅん)は「渡辺の父親が借金を精算するために生命保険に加入し、偽装事故を起こした。誰かの指示で」と推測する。ひかりは「恐らく海藤の指示ではないか」と考え、もしそうだとしたら、事故の相手は海藤が消したい人物だった可能性があると示唆する。

被害者の名前は楊敏(ヤン・ミン)で、矢柴等(荒川良々)がネットで調べたところ、楊敏に関するニュースが見つかった。それは「東洋銀行、西東京支店長が横領の疑い 内部調査進める」という見出しで、東京都千代田区大手町に本店を置く東洋銀行が、西東京支店長の楊敏氏が顧客から受け取った現金を横領した疑いで内部調査を進めているという内容だった。

3月に顧客が「支店長に数億円を渡し、金融商品を購入した」と話したことで発覚し、調査の結果、入金記録がないことが判明した。銀行は「高い倫理観が求められる金融機関として、このような事態を招いたことを深く反省している」とコメントし、警察にも相談して全容解明を進めるとした。

ひかりは他の刑事に東洋銀行の横領事件について尋ねたが、担当していないためわからないとのことだった。ただ、当時の管理官は九条副総監だったことがわかった。

木崎を排除

木崎は張とネットで話をしていたが、木崎は一つ条件を提示した。それは、海藤に要求する手数料10%のうち2%を自分に回せというものだった。しかし、その様子は隠しカメラで録画されており、後に木崎は海藤からその映像を見せられることになる。海藤は「欲深い人間は嫌いじゃないが、相手が悪かったね」と冷たく言い放った。

その瞬間、木崎は以前、渡辺が「車の鍵を忘れた」と言って部屋に戻った時のことを思い出した。ちょうどその時、渡辺が現れ「木崎さん、残念ですね」と言った。「俺をはめたのか」と怒る木崎に対し、渡辺は「はい?あなたがしたことでしょ」と冷静に返答した。

怒り狂う木崎を渡辺は難なく抑え込み、他の人たちに木崎は捕らえられてしまう。海藤は「海か山に沈めてよ。足がつかないようにね」と指示を出す。木崎は「田胡は裏切り者だぞ。あんたもはめられるぞ!」と叫んだが、海藤は「僕のパートナーは1人で結構です」と冷淡に応じた。

その後、視察の取り仕切りを任された渡辺は、海藤に現地へ良かったら来てくれないかと頼み、海藤はこれを了承した。

一方で、海藤は張と直接会話を交わすことになる。海藤は「そっちが金庫番だという証拠は?」と問いかけると、張は海藤が組織から10億円をだまし取った時の資料を見せた。張は組織を抜ける際に、様々な資料を持ち出したと語り「契約してくれたら、静岡の土地の権利書を無償で渡す」と提案した。海藤はその提案を了承し、権利書を送ってもらうことにした。

課長の考え

アジトで渡辺の父親が起こした事故について考えていた坂本たち。渡辺哲也には多額の借金があり、一方で楊は業務上横領の疑いで二課にマークされていた。その事件の担当が九条副総監であった可能性が浮上していた。つまり、全てが繋がっていた。

その時、岩合拓真(伊藤淳史)がアジトにやってきた。自分に黙って捜査を進めていたのかと問いただす岩合だったが、彼も2人に黙っていたことがあるとして、痛み分けにしようと提案した。

そして、矢柴に解析してほしいと頼み、木崎のノートパソコンを渡した。岩合は九条から潜入捜査の話を聞かされた後、改めて木崎のことを調べてみたという。

木崎は暴対課にマークされていたことが判明した。木崎が半グレ上がりで、反社会的勢力と繋がりがあるので、それとなく暴対課に話をして情報共有を求めたという。そして、連れ出された木崎の元に警視庁の八木(遠藤かおる)が現れ、木崎を逮捕した。

海藤の元から木崎を排除したのは渡辺であり、渡辺が紅竜にいた張という中国人を使って何かを企んでいると木崎は供述している。岩合は九条と渡辺が海藤を追い詰めようとしていることは間違いないが、それだけでなく何かを隠していると感じていた。そして「皆さん、手を貸してください」と頼むと、坂本たちは「もちろんです」と答えた。

渡辺と九条の出会い

九条の家に岩合が訪れ、違法捜査の疑いで九条を連行しようとした。事情を聞いた城島健吾(羽場裕一)刑事部長は、岩合の要請で取り調べに立ち会うことになったという。九条を別の場所に連れてきて話を聞こうとした際、九条は「覚悟があってのことなんだな?」と問いかけた。岩合は警察手帳を机に置き「私が間違っていたら、いかようにも処分してください」と答えた。

24年前、楊敏が絡んだ東洋銀行の業務上横領事件を追っていた時に、九条はドミナートルの存在を知ったのだろうと岩合は推測した。そして、渡辺の父が起こした事故は、海藤による隠蔽工作だったのではないかと問いただした。渡辺と九条が初めて会ったのは、父親の通夜の時であり、過呼吸になっていた渡辺を担任の水沢(千葉雅子)と九条が看護したという。

九条は渡辺の妻・祥子(まりゑ)に、「ご主人は詐欺被害にあった可能性がある」と話し、借金は仕事の失敗によるものではなく、突っ込んだ車の相手が銀行の横領事件に関わっていたことを伝えた。さらに、詐欺師の海藤が計画した犯行を隠すために、生命保険をかけて事故を起こさせたのだという。

「それじゃ、あの人は騙されて…」と祥子が悲しむ中、起きたばかりの春樹がやってきて、「受験頑張れって、俺まだ中二なのに…」と、あの時すでに死を覚悟していた父の言葉を思い出し、涙を流しながら崩れ落ちた。

渡辺と九条が再会したのは今から10年前のことで、何の前触れもなく九条に電話がかかってきた。警官になった渡辺は、警察手帳を見せながら「お願いします。手を貸してください」と懇願し、「父の…敵を取りたいんです」と訴えた。ドミナートルの捜査が手詰まりだった九条は、渡辺を組織に送り込むことを考え、田胡悠人という偽名で潜入捜査を命じた。

岩合はこれに対し「潜入捜査は違法です。どんな目的があろうが、許されることではありません!」と強く反論したが、副総監は「そんなことは分かっている、だが君は何も分かっちゃいない!」と激怒した。そのやりとりを見ていた城島が「冷静になれ」と言い、水を買ってくるからといって外に出た

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【ダブルチート2】7話の結末

日並市に鷹見俊之(岩松了)経産大臣がやってきた。海藤も合流し、鷹見を市役所に連れて行った。その後、二人は会合場所である芙蓉閣へ移動し、鷹見は今回の事業に関わる要人たちと挨拶を交わした。写真撮影が終わると、海藤は「案内をよろしく」と渡辺に告げる。

渡辺はカメラの状態を確認した後、大臣を部屋に通し、廣瀬は持ってきたアタッシュケースを開けた。しかし、中には日並市の特産品が入っているだけだった。それを見た海藤は「残念だったね、僕を騙しきったつもりかい?渡辺春樹」と冷ややかに言った。

その頃、別室では秘書の橋本隆(やべけんじ)が金を受け取っていた。「どうして?」と驚く渡辺に対し、海藤は「僕たちのサロンには警察官がいるんだよ」と明かした。続けて海藤は「海か山か、好きなほうを選んでくれ」と言い残して部屋を出て行った。

代わりにナイフを持った男たちが部屋に現れ、渡辺は眼鏡を懐にしまって両手を挙げた。

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【ダブルチート2】7話のまとめと感想

木崎の排除に成功するが、潜入捜査官だとバレてしまったという話でした。

海藤のせいで借金を作ってしまった父が、海藤の消したい相手に突っ込まされるという悲劇が、実は過去にあったことが分かります。

成長した渡辺は警察官になり、あの時通夜で話した九条を頼り、父親の敵が討ちたいと直談判します。九条も捜査に行き詰っていたので、2人は意気投合し潜入捜査を始めました。

しかし、渡辺が最後、潜入捜査官だとバレてしまいます。海藤のサロンメンバーのタレコミでした。誰がタレこんだかといえば、岩合でもなく九条でもないなら、城島しかありません。つまり、岩合と九条の裏切り者を炙り出すための作戦だったのでしょう。

最終話では渡辺も死なず、海藤は捕まるのだと思います。死んだと思われた多家良の協力により、海藤が捕まるとかだったら面白いです。どんな最終回を迎えるのか?今から楽しみです。

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