【ダブルチート2】6話のネタバレと感想|潜入捜査官の過去

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WOWOW【ダブルチート 偽りの警官シーズン2】6話のネタバレと感想をまとめています。

山本の協力を得て、田胡こと渡辺の過去が分かったひかりたちは、彼らがしようとする詐欺に大物政治家が関係していると掴む。一方、渡辺は着々と詐欺の下準備に取り掛かりながら、ある計画を画策し……。

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【ダブルチート2】6話のあらすじ

潜入捜査の邪魔はできないと、途方に暮れていた宮部ひかり(内田理央)に、坂本正隆(橋本じゅん)は多家良啓介(向井理)の敵討ちをするよう、同じく諦めかけていた矢柴等(荒川良々)も煽る。

渡辺春樹(市原隼人)と九条宗孝(升毅)副総監の2人が、中国語で話していた会話を録音していた坂本は、そこにKの名が出てきたことをひかりたちにも教える。そして、渡辺の素性を探ることにし、矢柴には渡辺たちが何をしようとしているのかを探ってもらう。

着々と詐欺の準備を進める渡辺は、鷹見俊之(岩松了)経産大臣が視察に訪れた時、1億円を渡すよう廣瀬実篤(ベンガル)に指示する。海藤周(陣内孝則)もまた、金を必要としている鷹見に、日並市に視察へ行くよう誘った。

渡辺の事を調べようにも、キャリアでも何でもないひかりたちには限界だった。そこで山本貫太(結木滉星)に頼み、渡辺の素性を調べてもらう。その結果、渡辺のデータは既に削除されていたが、警察学校の同期を見つけて話を聞きだすことができた。

坂本とひかりは渡辺の出身中学に行き、元担任に話を聞く。渡辺は中学2年の時、父を交通事故で亡くし、さらに母親も自殺で亡くしていた。

海藤を挙げるため、渡辺はある画策をしようとし……。

←5話7話→

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【ダブルチート2】6話のネタバレ要約

3行でネタバレ要約

渡辺が詐欺を着々と進める間、橋本とひかりは渡辺の身辺を探るが限界を感じる。

そこで山本に協力を要請し、渡辺の同期や出身中学の担任に話を聞いた。

渡辺は鷹見の賄賂受け渡しを録画し、CDC詐欺を立件しようとしていた。

500文字ぐらいでネタバレ要約

渡辺春樹は父の葬儀で、被害者遺族の少女から「人殺し」と罵られ、母・祥子も取り乱し、家族は混乱状態に陥った。

坂本正隆は矢柴等と宮部ひかりに、多家良啓介の敵討ちを煽った。坂本はネオレクトルの詐欺計画を掴み、渡辺と九条宗孝副総監の中国語会話を録音していた。その会話から渡辺と海藤周の関係が明らかになり、坂本は渡辺と九条の陰謀を探ることにした。

日並市では渡辺が土地の高値売却や工事の斡旋を計画し、そのタイミングを図っていた。さらに、視察当日に鷹見経産大臣が地元の有力者たちとの食事会で、賄賂を受け取る瞬間を動画に収め、贈収賄で鷹見を挙げる計画を立てた。

木崎と渡辺に届いたメールは、紅竜の元金庫番として、海藤とのビジネスを提案する内容だった。海藤はこれに喜び、慎重に相手の正体を見極めることを決めた。

あとは海藤を現場に引きずり出すため、渡辺は木崎を排除しようと算段する。

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【ダブルチート2】6話の詳細なネタバレ

Kの名

渡辺春樹(市原隼人)の父、哲也(高木トモユキ)の葬儀会場には渡辺とその母・祥子(まりゑ)がいた。そこに紅花(ホンファ)(山田詩子)という女の子が現れ、中国語で叫びながら「お父さんを返して、お父さんを返してよ…」と泣き叫んだ。そして彼女は中国語で「人殺し」と罵ってきた。妻の祥子は気が狂ったように喚き、息子も過呼吸になってしまった。

渡辺が出かけようとすると、王新晧(チャンチンホイ)が拳銃を渡してきた。渡辺はそれを受け取った。

坂本正隆(橋本じゅん)が矢柴等(荒川良々)の店に行くと、宮部ひかり(内田理央)がそこにいて泣いていた。矢柴もまた泣いていた。多家良啓介(向井理)の敵を討とうと、坂本は二人を煽った。

ネオレクトルのプレゼン資料を入手した坂本は、彼らがCDCに絡んだ詐欺をしようとしていることを掴んでいた。矢柴に予測はできないかと尋ねたが、ひかりは潜入捜査の邪魔はできないからやめようと言った。しかし、坂本は潜入捜査そのものが怪しいと感じていた。

坂本はあの時、渡辺と九条宗孝(升毅)副総監の中国語での会話を録音していた。渡辺が「これから、シーと会ってきます」と言うと、九条は「ようやくお目通しか」と話していた。シーというのは海藤周(陣内孝則)のことだった。その後、渡辺は「Kのこと、こいつらには?」と副総監に尋ねていた。Kとは多家良のことだ。

坂本は九条が何か隠していると感じ、ひかりと二人で渡辺を探ることにした。このことは岩合拓真(伊藤淳史)二課長に話さないようにと坂本は言う。なぜなら、副総監に歯向かうことになり、出世の道が閉ざされてしまうからだ。「俺な、二課長みたいな人に上に立っていてもらいたいんだよ」と言ってひかりを説得した。

城島健吾(羽場裕一)刑事部長が岩合にその後何か掴めたかと聞いてきたが、岩合は何も掴んでいないと答えた。多家良の捜索は正式に打ち切りが決まった。「これで全部、お蔵入りだな」と城島は言った。

詐欺の手口

日並市で研究学園都市の構想について話す渡辺は、海藤との食事の席で「どうやって100億を取るか考えを聞かせてくれ」と尋ねられる。渡辺は建設予定の土地を、行政に破格の高値で売りつけると答えた。

その言葉通り、市役所の担当者に土地の売買契約を結んで欲しいと話す渡辺。さらに金を取るために工事の斡旋を行い、箱物を先行確約させる契約書を蒔くと海藤に話す。そして説明会に地元の企業をたくさん集めて欲しいと頼んだ。

渡辺は「タイミングが重要だ。下準備したものを実行に移す絶好のタイミングをはかる」と言い、海藤は「そう、刈り取る時には一気に刈り取る。相手に考える余地を与えないのが鉄則です」と応じた。

市役所を後にすると、渡辺の後ろから廣瀬実篤(ベンガル)が追いかけてきて、候補地の正式な決定はいつになるかと尋ねる。渡辺は「近いうちに内海(海藤)は、ある方を視察に引っ張り出すつもりだ」と答え、CDC準備委員会の委員長がやってくることを教えた。渡辺は「鷹見大臣がやってくるから、例の心付けはその時に」と伝えた。

鷹見俊之(岩松了)経産大臣は海藤に「正式に解散が決まった。公示は2週間後だ」と伝え、「実弾がいる」と言った。海藤が「日並にドライブに来ませんか。お車代1億用意します」と提案すると、鷹見は了承した。

渡辺がホテルに着き、木崎竜一(淵上泰史)と合流すると、木崎は「どうしても土地を手放さないやつがいる」と言う。木崎が「車を回せ」と指示し、渡辺も一緒に行くが、車の鍵を忘れたととぼけて木崎の部屋の鍵をフロントから借りて戻った。

その後、不動産屋に行き、持ち主が中国人の張秀英という人物だと分かる。渡辺はトイレを借りるふりをして、その隙に木崎が写真を取った。持ち主に電話をかけるが留守電だった。

木崎が「紅竜という組織を知っているか?」と尋ね、渡辺は「知っているがどうして?」と聞き返すと、木崎は「なんでもない」と答えた。

山本も参加

人事のデータは見せられないと言われ、渡辺のデータは確認できなかった。そのため、ひかりは山本貫太(結木滉星)に頼むことにした。アクセスはできたが、渡辺春樹の記録は見つからなかったという。坂本は九条が潜入捜査を始める際に消したのだろうと言った。

そこで山本は渡辺を知る人物から話を聞くため、ひかりからもらった写真を元に、科学捜査班に人相検索をかけてもらった。すると警察学校の集合写真にヒットし、同期の人間がわかったので話を聞きに行った。

当時、渡辺は目立たない性格で存在感が薄く、他人とも距離を取る人物だった。警察学校の成績も平凡で、プライベートでも誰も付き合いがなかった。ただ、中学時代に父を亡くしたことが、警察官になったきっかけだと話していた。坂本とひかりは、渡辺の出身中学に行ってみることにした。

矢柴の調べによると、この詐欺を成立させるには、かなり大物の政治家が関わらないと無理だという。それも小出康利(西村直人)のような小物ではなく、政府にかなり近い人物でないと無理だという。坂本が調べられるかと尋ねると、矢柴はやってみると答えた。ひかりが山本に感謝すると、山本は坂本にひかりをよろしく頼むとお願いした。

坂本とひかりはあきる野市立菫第一中学校に行き、中学2年生の時の担任の水沢(千葉雅子)に話を聞いた。渡辺のことはよく覚えていて、交通事故で父親を亡くしたという。渡辺の父はトラックを運転していて、乗用車に突っ込んだ。その相手も即死で、在日中国人の銀行員だった。通夜の時に娘が来て、「人殺し」と叫んでいたという。渡辺の母はその後すぐに自殺して亡くなった

矢柴から電話が入り、ネオレクトルに手を貸している議員がわかったという。それはCDC準備委員会の委員長、鷹見経産大臣だった。来週月曜に鷹見が視察に行く。その時に海藤が動くと矢柴は予測した。

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【ダブルチート2】6話の結末

張秀英からのメールが木島と渡辺に届く。内容は「ご連絡ありがとうございます。私はあなたたちが何者か知っています。私はあなたたちの親である海藤さんとビジネスがしたいです。私は紅竜の元メンバーです」というものだった。

木崎が海藤にこのことを伝えると、海藤は「ようやく接触してきたか」と喜んだ。さらに木崎が張はサロンメンバーが言っていた、紅竜の元金庫番なのか?と尋ねると、海藤は「よ~く見極めないとね」と答えた。

視察当日の動きが明らかになってきた。その日、鷹見は地元の有力者たちの食事会に参加する予定だった。そこで廣瀬に直接金を支払わせ、その瞬間を動画で押さえれば、鷹見を贈収賄で挙げる決定的な証拠となる。

渡辺は1億円を渡す部屋を指定し、そこにカメラを仕掛けようと考えた。九条はこれまでの揃えた証拠があればCDC詐欺は立件できるだろうと話し、動画があれば東京地検が鷹見を贈収賄で挙げるのも、難しくないと語った。

ただし、肝心の海藤を現場に引きずり出す必要があった。海藤はプランナーであり、木崎に全てを任せているため、渡辺は木崎を排除することで海藤を動かす算段を立てた

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【ダブルチート2】6話のまとめと感想

渡辺は海藤と鷹見を挙げるため、木崎を排除しようとしているという話でした。

1話目に渡辺が同房の囚人に、初めて覚えた中国語は何かと聞かれ、「人殺し」と答えます。それは被害者遺族から罵られた際の言葉だったということが、今回分かります。

渡辺の父がキャッチボールをした後、何か思いつめたような顔つきで別れます。もしかしたら最初からこの相手を殺すよう、命じられていたのかもしれません。

真相が分からないまま、事故死で片付けられたとかで、警官になって真実を調べようと思ったのか?父の死が渡辺の警官を志すきっかけだったようです。

そして海藤を表に引きずりだすため、渡辺は木崎を排除するようです。恐らく今回、木崎の部屋に戻った時に罠を仕掛けていたのかもしれません。木崎が消えたことで海藤は出てくるのか?残り数話なので、一気に方が付きそうです。

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