【ダブルチート2】5話のネタバレと感想|成りすましていた理由が判明

WOWOW
記事内に広告が含まれています。

WOWOW【ダブルチート 偽りの警官シーズン2】5話のネタバレと感想をまとめています。

田胡悠人は何のために成りすましているのか?ひかりと坂本が田胡を任意同行しようとすると、身元引受人でやってきたのはまさかの副総監で……。

スポンサーリンク

【ダブルチート2】5話のあらすじ

田胡悠人(市原隼人)が成りすましする理由が何なのか?矢柴等(荒川良々)の店で、坂本正隆(橋本じゅん)と宮部ひかり(内田理央)は考える。そこで田胡の行動確認をすることにするが、ひかりの尾行がバレてしまう。岩合拓真(伊藤淳史)にその事を報告すると、田胡に任意同行をかけてみることになった。

一方、田胡は木崎竜一(淵上泰史)と一緒に、学園都市計画に金がいくら出せるのか、廣瀬実篤(ベンガル)に話をしに行く。偽の計画とも知らず、廣瀬は1億用意することとなった。

田胡を店の前で待っていたひかりたちは、任意同行をしようとするが、田胡はその前に身元引受人を呼ぶ。そうしてやってきたのは、まさかの九条宗孝(升毅)副総監で……。

←4話|6話→

スポンサーリンク

【ダブルチート2】5話のネタバレ要約

3行でネタバレ要約

謎の男Aは実は潜入捜査官の渡辺春樹であり、フィリピンで死亡した田胡悠人に成りすまして捜査を続けていた。

九条副総監の指揮で始まった潜入捜査の最終目的は、海藤周が主催するドミナートルの壊滅で、木崎竜一はそのための足がかりに過ぎなかった。

多家良啓介は海藤の手配した者により命を落としたと、九条はひかりに語った。

500文字ぐらいでネタバレ要約

坂本正隆と宮部ひかりは矢柴等の店で、田胡悠人に成りすましている謎の男Aについて話をしていた。Aは最近まで刑務所におり、田胡の犯罪歴と一致していたため、Aが田胡に成りすましたことが明らかになる。Aは外国人の可能性もあり、彼の行動を追うことにした。田胡が中国語で会話しているのを見て、坂本たちはAが中国マフィアの一員であると推測した。

木崎竜一の身元も明らかになり、彼は半グレ上がりでグレーな人物だった。木崎は丸廣土建と取引を行い、海藤周が主催するドミナートルのために資金を調達する計画を進めていた。

坂本たちは田胡を警察に任意同行させようとするが、副総監の九条宗孝が現れ、田胡の正体が渡辺春樹であることを明かした。渡辺は潜入捜査官であり、田胡に成りすましたのはフィリピンで死亡した田胡の死を受けてのことだった。

九条の最終目的はドミナートルの壊滅で、木崎はそのための足がかりに過ぎなかった。九条は岩合に対し、捜査のための協力は不要だと断り、多家良啓介が海藤の手配で殺されたことを告げた。それを聞いたひかりはショックを受け、涙を流した。

スポンサーリンク

【ダブルチート2】5話の詳細なネタバレ

謎の男A

坂本正隆(橋本じゅん)と宮部ひかり(内田理央)は、矢柴等(荒川良々)の店に集まって話をしていた。どうやら、闇のブローカーを通して戸籍をロンダリングする奴がいるらしい。田胡悠人(市原隼人)になりすましている人物を仮にAとする。Aは最近まで刑務所におり、Aの顔写真と田胡の犯罪歴が一致している。つまり、Aが田胡に成りすましたのは、フィリピンで特殊詐欺をして捕まる前からだと考えられる

「わざわざ外国で、犯罪者の戸籍を買うのは変では?」とひかりが疑問を投げかけたが、矢柴は「たとえ犯罪者でも、日本の国籍が欲しかったのではないか」と推測し、Aが外国人である可能性が浮上した。坂本は刑務所に照会すれば住居がわかるだろうと言い、行動確認をすることにした。

本屋で田胡を追っていると、田胡は誰かと中国語で会話をしていた。その後、ひかりが交代して尾行を続けたが、田胡に見抜かれてしまった。坂本とひかりは警察に戻り、Aは中国マフィアなのではないかと岩合拓真(伊藤淳史)に報告した。ひかりもAが普通の人間ではない気がすると答えた。

一方、木崎竜一(淵上泰史)の身元も明らかになった。彼は半グレ上がりで逮捕歴はないが、グレーな人間であることがわかった。岩合は「静岡で何か始めるのかもしれない」と危惧していた。坂本はAを逮捕しようと提案し、公文書偽造で任意同行をかけるかと岩合も同意した。

海藤のテスト

田胡と木崎は丸廣土建に行き、廣瀬実篤(ベンガル)と話をした。そこで土建屋の社長であるいとこの兼光(大西武志)を紹介された。木崎は学園都市の最終候補地が決まったといい、日並市を合わせて5つあると伝えた。現在は3位につけているとのことだ。

「初めっから1位だと何の努力もしないでしょ。かといって5位だと諦めてしまう人もいる。人を動かすには、上から3番目ぐらいがちょうどいいんだよ」と海藤周(陣内孝則)は木崎に語った。努力とはつまり、いかに身銭を切るかということだった。金額は木崎が決めろと海藤は言い、相手からどれぐらい引っ張れるか見極めるのが、詐欺師のセンスだという。これはビジネスパートナーに相応しいかのテストだと述べた。木崎はその話に乗った。

「どうしたらいいのか?」という廣瀬に対し、木崎は「逆転するには資金が必要だ」とはっきり伝えた。事前に田胡と車中で話していた木崎は、5000万円が適当だと考えていた。これは丸廣土建の年商を調べて割り出した金額だった。金額を聞かれた木崎が5000万円と言おうとしたタイミングで、田胡は「1億用意してくれ」と切り出した。なぜなら、丸廣土建は道路の事業で儲けを出していたからだった。Aは「1億円ぐらい水増し請求しても何ら問題はない」と言い、廣瀬らは納得して1億用意すると約束した

海藤に1億引っ張ったと報告すると、「おめでとう」と言われ、「5000万円以下ならチェンジするとこだった」と告げられた。他のサロンメンバーたちも喜び、後で食事でもしようと海藤は誘った。「ヤマガミより役に立つかも」というメンバーに対し、海藤は「思ったより使えるかもしれない」と語った。

廣瀬との話を終えて出てきた木崎に、田胡は「出過ぎた真似をしてすまなかった」と謝罪した。木崎が「いつ丸廣土建の売り上げ内容を掴んだのか」と尋ねると、田胡は「市役所から帰ってすぐ、土建屋のことを調べた」と答えた。それを聞いた木崎は「さすがの嗅覚だな」と感心した。

2人は富士のふもとに行き、何もない原っぱを見て話した。木崎は「海藤はすでに土地を買い占めていて、値段を釣り上げて日並市に売りつける予定だ」と話した。そして「一つ確認したい。あんた、俺を裏切らないよな?」と木崎が尋ねると、田胡は笑って「最初に言いましたよね。あなたのビジネスパートナーになりたって」と答えた。すると木崎は「東京に戻ったら、海藤に会わせる」と約束した

身元引受人はまさかの

その後、ひかりたちは中華料理屋の前で待ち、田胡を警察に任意同行しようとしていた。田胡は「これから大事な用があるので今度にしてくれ」と断るが、坂本が銃を見せて「ちょっとでいいから話をしないか」と交渉したため、田胡は渋々中華料理屋に彼らを入れて話をすることにした。

田胡は自分が田胡であることを証明すべく青龍刀で切られた傷を見せ、「そろそろいいか」と言って去ろうとしたが、坂本が腕を掴んで「成りすましだってわかってるんだ」と挑発した。田胡は煽られてビール瓶を手にし、一触即発の雰囲気となった。

岩合が「何者なんだ?」と問うと、田胡は「身元引受人に聞いてくれ」と答えた。その後、副総監の九条宗孝(升毅)が店にやってきて、岩合たちは驚いた。2人は中国語で話し、田胡は「後のことは頼みます」と言って出ていった。坂本が追いかけようとしたが、副総監が間に入り制止した。

スポンサーリンク

【ダブルチート2】5話の結末

田胡は潜入捜査官であると九条が明かした。本名は渡辺春樹で、元は所轄の知能犯係に所属していた警察官で、九条が直接任命した。実際の田胡悠人は2年前にフィリピンの犯罪組織の内部抗争で死亡しており、その知らせを受けて渡辺はフィリピンに飛び、田胡に成りすました。

渡辺は身体的特徴も含めるため、自ら青龍刀で胸に傷を作った。その後、田胡として日本に帰った渡辺は、特殊詐欺容疑で逮捕され2年間服役した。田胡の犯罪歴を引き継ぐことは、捜査対象者の信用を得るために任務に必要不可欠だった。

捜査対象はライドクリーンの木崎だったが、木崎は足がかりに過ぎなかった。目的はもっと上にいる神野優(鈴木浩介)を殺した海藤周だと九条は明かす。海藤が主催するドミナートルの壊滅が、最終目標だと九条は話した

木崎が渡辺を連れ、海藤に会って食事をすることになった。このプランでいくらを目標にするかと聞かれた渡辺は、一都市あたり100億は可能だと答えた。その返答に海藤は「頼もしいね」と言った。

副総監がこんな特殊任務を指揮していたことに驚く岩合に対し、九条もまた岩合がここまで掴んでいることに驚いた。岩合が「協力させて欲しい」と言うが、九条はその必要はないと断った。ドミナートルには大物政治家も絡んでおり、下手に動くと計画が露見してしまう恐れがあるためだった。九条が「これは上官命令だ」と言うと、岩合も従うしかなかった。庁内でも徹底した保秘をするよう忠告された

九条が去る前、ひかりが多家良啓介(向井理)がどうなったのかだけ教えて欲しいと訊くと、九条は「海藤が手配した者に始末された」と答えた。渡辺が阻止しようとしたが間に合わなかったという。それを聞いたひかりは多家良のことを思い返し、ショックで涙を流した

←4話|6話→

スポンサーリンク

【ダブルチート2】5話のまとめと感想

田胡悠人に成りすましていたのは、渡辺春樹という潜入捜査官だったという話でした。

『ダブルチート 偽りの警察官』というタイトルなので、前回は多家良が警官なのに詐欺師になり、今回は渡辺が潜入捜査で詐欺師になったということです。

しかし、どうにも一筋縄ではまだいかなさそうな雰囲気です。渡辺は本当に潜入捜査官なのか、九条は本当にドミナートルの壊滅を目指しているのか。怪しい気がします。

多家良が死んだというのもどうにも怪しく、遺体があがっていないことから、渡辺があえて逃がした可能性もまだありそうです。

だれが何のために、何をしようとしているのかは分かりませんが、詐欺計画は着実に進んでいるようです。

←4話|6話→

タイトルとURLをコピーしました