【ダブルチート】最終回のネタバレと感想|真相は次シーズンへ

2024春ドラマ
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【ダブルチート 偽りの警官】最終話「黒幕VS詐欺師警官、最後に笑うのは誰だ!?カギ握る元婚約者の秘めた想い」のネタバレと感想をまとめています。

Kの正体が多家良ではないかと二課が感づき始めるが、多家良は構わず神野を追い込むために罠を仕掛ける。だが二課は上層部からの圧力がかかり、神野の捜査を打ち切ることになってしまう。そこで多家良と二課が手を組む事になり……。

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【ダブルチート】最終回のあらすじ

元恋人の柊麻美(松本若菜)と再会した多家良啓介(向井理)だったが、麻美に神野優(鈴木浩介)の元を離れることができないと告げられ、さらに遠くに逃げるよう忠告される。

一方、拉致された矢柴等(荒川良々)は無事解放されたが、命の危険を感じて多家良に協力することを拒んだ。

警察ではKの正体が多家良なのではないかと堀北隆司(梶原善)が岩合拓真(伊藤淳史)に問うと、岩合は多家良がKだと認めた。しかし岩合は責任は自分がとるので、もう少し時間が欲しいと逮捕は踏みとどまらせる。そして岩合は多家良と直接話をすることにした。

その頃神野のファンドは順調に金を集めていた。宮部ひかり(内田理央)たちも捜査を続けていたが、ある日突然上層部から圧力がかかり神野の捜査を打ち切るよう命じられる。

納得のいかないひかりに岩合は、今度から捜査対象はKになったと言い、まさかの多家良と共闘することになり……。

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【ダブルチート】最終回のネタバレ

Kの正体がバレる

柊麻美(松本若菜)が現れ、多家良啓介(向井理)と再会する。麻美は「自分たちの仕事を邪魔するな。どこか遠くに逃げて、二度と近寄らないで」と言う。しかし、多家良が「君は?」と尋ねると、麻美は「私はどこへも行けない。あの人とは鎖でつながれているから」と拒否する。そこに神野優(鈴木浩介)の手下、江藤龍弥(弓削智久)が多家良と入れ違いで現れ、麻美がいることに疑問を抱く。一方、矢柴等(荒川良々)は頭に袋をかぶされたまま、河川敷に放置される。

二課ではKが多家良ではないかという話が出て、岩合拓真(伊藤淳史)は多家良がKだと認めた。宮部ひかり(内田理央)が千堂国明(前川泰之)が飛び降りたところに多家良がいたと報告すると、堀北隆司(梶原善)はなぜすぐに報告しなかったのかと怒る。ひかりは「信じたくなかったから」と答えた。

掘北は「被害者を救うためとはいえ、警察官が詐欺行為を働くのは言語道断だ」と非難するが、岩合は「もう少し時間をくれ、すべての責任は自分が取る」と言う。山本貫太(結木滉星)は「一人で2年前の決着をつけるつもりか」と問い、ひかりは「止めないと」と誓った。

クリーニング店に戻った矢柴は心配する多家良に対し、「触るな!」と逃げる。矢柴は殺されかけた恐怖で怯えており、「俺は死にたくない。すまん…」と協力を断る。多家良は「わかった、もうここには来ないよ」と言って去った

麻美は神野に多家良が自分の元恋人であることを報告し、「汚れ仕事はこっちでやるから、余計なことはするな」と神野は忠告した。

ひかりは麻美の過去について話すため交番に多家良を訪ねる。「なぜそんなことを?」と問われると、「彼女の全てが嘘だとは思えないから」とひかりは答えた。そして神野をKよりも先に捕まえる、と宣言して立ち去った

神野のファンドは大盛況であり、その理由として友菱グループが参加していることが大きく影響していた。ひかりたちはファンドの契約書を入手し、くまなくチェックすることにした。

岩合が交番にやってきて、多家良がパーティーの防犯カメラに映っていたという話をする。岩合は引き止めた自分にも責任があると述べるが、多家良は「自分の意思で警察官でいた」と答える。岩合が「どうして?」と尋ねると、多家良は「ずっと捜しているんです。正義のあり方を今も」と言う。そして自分がKだという証拠はあるのかと開き直った

契約書を調べた結果、特に問題は見つからなかった。しかし、山本は「なぜ友菱のような大手がこのファンドに乗ったのか?」と疑問を抱く。出資者の間でファンドが政府マターであると噂されているが、契約書にはそのような記載はなく、政府からも情報はない。非公式なものだとしても、どうやってそれを信用させたのかが謎だった

計画開始

神野は鈴枝建設とラオール共和国太陽光ファンドの業務提携を発表した。多家良はそれをそば屋で見ていると、そこに矢柴が現れ「俺がいなきゃ何もできないだろ?」と言う。

多家良は喜んで矢柴を頼り、ASEAN国際交流友好協会の唐田優弥と名乗ってリボルトに向かい、担当の清塚誠司(西ノ園達大)と会う。多家良はラオール政府が大型投資計画に特別な税優遇制度を設けていると話し、申請すれば認可されると言う。神野は申請を命じるが、江藤は「半年で潰す事業にそこまでする意味があるのか」と反対。しかし、神野は投資家を安心させるための材料が多いほうが良いと言い、江藤は了承した。

江藤は二課が動いていることと、麻美の元恋人がKかもしれないと報告。神野は「なるほど…そういうことか」とつぶやき、どこかへ電話をかけた。やがて二課は神野の捜査を打ち切るよう、副総監から直接言われる。そこで岩合は捜査対象をKに変更することを発表する。

多家良は阿部直樹(上川周作)に、自分がいない時の参考にしてほしいとノートを託す。阿部は多家良が辞めるのかと心配し、「もっと楽に生きてください。自分のことを大切にしてください」と告げた。

鈴枝建設は計画書を持ってきており、江藤は事業が本当にうまくいきそうだと思い始める。しかし、麻美は神野に「本当に事業を起こす手はないのか?」と尋ねると、神野は「いい加減にしなさい!」と一喝し、「子どもの頃のことを忘れたのか?夢は見ないほうがいい。夢を見るからつらくなる」と拒んだ。

多家良は再び清塚と話し、時価120億のラオールの土地を60億で引き取ってくれる相手を探していると持ちかける。ゴルフ場にする予定だった土地が、不正が見つかって中止になったと話す。清塚は大使がなぜ自分たちにそんな話をするのかと疑問に思うが、大使の親族が経営する会社が不正を働いたため、その尻拭いをしたくて半額でも土地の転売先を見つけたいのだと説明する。神野は裏を取りたいので時間をくれと清塚に頼む。

まさかの共闘

多家良の尾行をしていた山本に、岩合や掘北らも合流する。岩合が交番に行った時、多家良と手を組む話し合いが成立していた。多家良は上からの圧力を心配し、そうなった場合にはKを捜査対象にするよう頼む。Kが狙っているのは神野であり、Kをマークすることで神野の動きが把握できると提案する。

6係がKを捜査していれば、神野の詐欺の証拠が手に入るという筋書きだった。神野の詐欺の証拠はまだ見つかっていないが、必ず尻尾を掴むことを多家良は誓う。そして神野を逮捕した際には、出頭することを多家良は約束した。

掘北もこの提案に賛同し、神野の身柄を抑えるにはこれが最善策だと考える。他の捜査員たちも納得し、ひかりは「神野を絶対に捕まえたい」と宣言する。そこで多家良は神野が大使館に協力者を仕込んでいるため、それを6係で探してほしいと頼む。多家良が罠を仕掛けたので、協力者と接触するはずだと説明した。

捜査員たちは神野を尾行し、雑居ビルに入るのを目撃する。しかし、下りた階にある店の中を、一軒一軒探しても神野はいない。山本は突然何かを思いつき、上階へ向かう。5階から階段を使って屋上に行くと、神野が男と話しているのを発見する。神野は大使がラオールの土地を、売りたがっているのが本当か確認するよう頼んでいた。ひかりがエレベーターで待ち、やってきた人物に体当たりして顔を確認する。そして男はタクシーに乗って消えた。

多家良はアジトで大使館のHPを見て協力者の顔を確認し、グエン・フック(ファイサ・アンワ)という一等書記官であることを突き止める。多家良はグエンに金を渡し、こちらに引き入れるつもりだった。さらに金庫を開けて札束を取り出し、これをラオール共和国の孤児たちに寄付したいと提案する。そしてこの寄付を神野がしたことにするという。矢柴は「正気か」と驚くが、多家良が矢柴に再度寄付に使ってもいいかと確認すると、「勝手にしろ」と矢柴は了承した。

ついに逮捕

矢柴はグエンを捕まえて金を握らせ話をした。大使は神野のことをラオールの孤児のために多額の寄付をした善人だと思い込んでいるが、神野は大使が不正を働いた親族の尻拭いができて感謝していると信じている。神野はこれで裏が取れたと確信し、契約に乗り出した。多家良はラオール人の役者を見つけ、契約の場に連れて行き、神野が契約書に署名したらその場で一気に片を付ける計画を立てる。

多家良は麻美に連絡し、公園で待ち合わせる。多家良は2年前、警察を辞めると言っていたらどうなっていたかと考えていた。麻美は「全部ウソだったのかってきいたよね。嘘じゃないよ」と答え、思い出を語った後、「私はあなたが好きだった」と告白する。多家良は「鎖は断ち切ることができる。犯した罪は消せないけど、心を取り戻すことはできる。どんな状況でも、自分を諦めないで」と励まし、麻美は「啓介…もう一度、私を信じられる?」と尋ねた

レストランで神野たちは契約を交わし、その場には麻美と多家良もいた。60億を振り込もうとした瞬間、麻美が「待ってください」と止め、神野を連れ出す。麻美は土地の権利書が偽物で、これは地面師詐欺だと告げる。しかし、神野は構わず入金した。

その場で鈴枝建設を呼び、リボルトは太陽光ファンドから撤退し、全権を鈴枝に譲渡すると宣言。そして鈴枝建設が神野に120億円を送金し、神野は勝ち誇った顔で多家良を見た。

そこに二課がやってきて、詐欺の現行犯で神野を逮捕する。多家良はラオールの土地が偽物と知りながら、鈴枝建設にファンドを売りつけたのは詐欺罪だと指摘。神野が証拠を提示しろと言うと、ひかりは麻美との会話の録音を聞かせる。麻美は警察に協力し、音声を録音していた。

神野は麻美をじっと見つめてから視線をそらし、「そうか、君はそっち側に立つことにしたのか。それなら、それでいい」と言う。麻美は涙ながらに「お兄さん…」と呼びかけるが、神野は「兄じゃない。妹でもない。私たちは初めから何の関係もない。赤の他人です」と冷たく告げる。麻美は涙を流しながら神野を見つめた

掘北が多家良に手錠を渡し、自らの手でかけるよう促す。多家良は神野の手に手錠をかけた

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【ダブルチート】最終回の結末

神野が連行されていく一方で、大使館ではグエンが逮捕され、神野との関係を証言することになる。麻美もひかりたちに同行するよう言われる。麻美は多家良のところに行き、昔描いてもらったスケッチを渡して「私には…もったいないから」と言う。

多家良は「麻美。最後にもう一度言うよ。どんな状況でも、誰にでも幸せになる権利はある」と告げた。麻美は軽く頭を下げてから山本たちのところに戻り、彼らに頭を下げて連行された。ひかりは多家良に頭を下げ、多家良もひかりに頭を下げた。そして掘北は多家良に、神野が乗る車に同乗するよう指示する。

車の中で神野は自分の本当の妹が3歳の時に栄養失調で亡くなったことを語り、「この世界はとっくに壊れかけている。私がどういう組織に属しているか、知りたいですか?」と問いかける。捜査一課の坂本正隆(橋本じゅん)が二課に急いでやってきて、掘北の居場所を尋ねる。

多家良は何かを聞かされ「うそだろ…」とつぶやく。神野は「世界はあなたが思っている以上に腐っている。巨悪があるんです。私なんかが、足元にも及ばない巨悪が…」と語る。

その時、走行中の車の横をダンプカーが幅寄せし、衝突して車が横転する。坂本は岩合に電話で、多家良に熊谷(小松利昌)を殺害した疑いで令状が出たことを伝える。

大破した車の中で、多家良はかろうじて目を覚ますが、神野はすでに死んでいた。多家良がドアを開けて外に出ると神野の電話が鳴り、その画面には“海藤”と表示されていた。多家良はその場を一人で離れていった。

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【ダブルチート】最終回のまとめと感想

警察と協力して神野を逮捕するが、何者かによって消されてしまったという話でした。

物語は一応ひと段落つきますが、本当の悪は分からないまま終わります。全ての結末を知りたいなら、WOWOWでシーズン2を見てねというわけです。日本テレビのドラマでよくある、続きはHuluで方式です。

多家良は本来、神野が逮捕されたら自分も警察に逮捕されるつもりでした。しかし、事故が起きたことでどこへ行こうとしているのかは分かりません。

麻美が最後の最後に協力してくれたお陰で神野を逮捕できましたが、死んでしまったため結局真相は解明されません。麻美が知っていることに関しては供述すると思いますが、巨悪の存在まで知っているのかどうかは不明です。

最後は中途半端に終わってしまいますが、全体的に見るとテンポよく進むので、毎週楽しく見ることができるドラマでした。

新シーズンは6月29日からWOWOWで放送予定です。

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【ダブルチート】最終回のいいセリフ

どんな状況でも、誰にでも幸せになる権利はある。

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