【ダブルチート】6話のネタバレと感想|ヤマガミの元相棒を追い詰めた結果まさかの…

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【ダブルチート 偽りの警官】6話「黒幕の“元相棒”登場!?詐欺師Kの正体が警察に…!?衝撃ラストへ」のネタバレと感想をまとめています。

ヤマガミの元相棒と言われる詐欺師の情報をつかんだ多家良は、いつものように仕事にとりかかる。一方警察はKの捜査を始め、ひかりはKは警察関係者ではないかと感じ……。

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【ダブルチート】6話のあらすじ

矢柴等(荒川良々)からヤマガミと3年前に仕事をしたという、千堂国明(前川泰之)の情報を多家良啓介(向井理)は知らされた。

矢柴の刑務所時代に世話になった先輩の娘家族が、千堂に騙されて金を失ったという。矢柴は何とかして千堂から金を取り戻したかった。

そこで多家良は千堂に弁護士として近づき、新たな投資の誘いをかける。しかし千堂はヤマガミと仕事するだけあって、なかなかに用心深い男だった。

一方、宮部ひかり(内田理央)は山本貫太(結木滉星)と一緒に、Kのことを調べるよう岩合拓真(伊藤淳史)に命じられる。痕跡を一切残さないK、それゆえにひかりはKが警察関係者なのではないかと思い始め……。

←5話7話→

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【ダブルチート】6話のネタバレ

Kの正体を探れ

岩合拓真(伊藤淳史)は山本貫太(結木滉星)と宮部ひかり(内田理央)に、Kの捜査をするよう命じる。Kは詐欺師たちから奪った金を被害者たちに返しているという。小切手には「詐欺被害救済支援事業団」から送られていたと書かれており、その小切手は詐欺被害者の須永良二(小林隆)のもとに送られたものだった。

岩合はKの行動は警察に好意的に見えるが、そのやり方には問題があり、このまま放置はできないと考えていた。Kが一体何者なのか、明らかにして欲しいというのが岩合の希望であった。

一方、矢柴等(荒川良々)は3年前にヤマガミと仕事をしていた男、千堂国明(前川泰之)の情報を多家良啓介(向井理)に教えた。千堂は現在、台湾を舞台に詐欺を行っているらしい。多家良はヤマガミが次に何をしようとしているのか、千堂が知っているかもしれないと考えた

ひかりたちは須永のところに行き、小切手を確認してもらう。銀行で換金したのは間違いないと、須永の娘、典子(野村麻純)が答えた。典子が警察に相談したのだった。

小切手で工場を立て直すことができたが、そのお金がどんなお金なのか知りたくて、黙っていることができなかったと典子は言った。「その人のおかげで、私達家族は救われました。どなたか分かったら教えてください。ちゃんとお礼がしたいんです」と、典子と須永は頭を下げて頼んだ。

ひかりは山本に、Kはどんな人物だと思うのかと問いかけた。山本はKの行いも詐欺だと言い、警察官の責務を果たすだけだと答えた。ひかりは戸惑いながらも同意した。

詐欺の手口

千堂は台湾で真珠の詐欺を働いていた。台北興業という会社が作る真珠は品質が高く、海外からの注文が絶えない。千堂はその会社と取引があるとうそぶき、美味しい話を持ちかけた。

彼は台北興業がさらなる事業拡大のために資金を集めていると話し、真珠養殖の投資プランとして、一口百万円で月利4%の高配当を保証すると説明した。

最初の三ヶ月はきちんと配当が行われ、顧客を信用させたところで、さらなる投資を求めた。さらに「あなたは特別会員に選ばれました」と言って、来月からは5%の配当を保証すると話し、大きな金額が集まったところで配当をストップした。

そして、自分も被害者だと言いながら姿を消した。被害額はおよそ4億円に達し、被害者は30人を超えていた。

矢柴は何とかして金を取り戻したかった。ムショにいたころに世話になった藤山という年配の詐欺師がいて、今は堅気でやっているが、その娘家族が有り金をすべて奪われたからである。

一方、ひかりたちは小切手に書かれていた詐欺被害救済支援事業団の事務所を訪ねたが、そこは空っぽだった。いわゆるペーパーカンパニーだったのである。

山本はこの後どう動くか、元銀行員の意見を聞かせてほしいとひかりに言った。小切手を使用するには、銀行と取引契約を結んで当座預金口座を開かなければならない。その過程のどこかに手がかりを残しているかもしれないとひかりは考えた。

作戦開始

多家良は千堂に台北興業の顧問弁護士、片岡朋易を名乗って会いに行った。投資金を持ち逃げしたブローカーは見つかったのかと尋ねると、千堂は「わからない」と答えた。

多家良は会社が詐欺の片棒を担いでいると思われているので、このまま放置できないと千堂に話し、力を合わせるべきではないかと提案した。

さらに多家良は事業のさらなる拡大を目指しており、真珠貝の品種改良を進めていることを説明した。今まで4年かかっていた育成期間を3年に短縮しようとしており、養殖場の増設を考えていると話した

そして来月から世界的に投資を募る予定だが、千堂の会社のために特別枠を設けたと伝えた。1億円の投資をしてくれるなら、年利20%の配当を保証すると話した

すると千堂は、「一つお願いがある。今のくだりを中国語で話してくれ」と言った。千堂はスマホで翻訳する準備を始めた。多家良は一瞬戸惑ったが、すらすらと中国語で話した。翻訳も同じ内容だった

千堂は「試すような真似をして失礼しました」と謝罪し、投資の件は少し時間が欲しいと答えた。多家良はお近づきの印として真珠を一つ渡した。

一方、ひかりたちは銀行に行き、口座を開く手続きをした行員に話を聞いた。行員は「桐島一郎」という人物が口座を開いたと教えてくれた。防犯カメラの映像を確認させてもらうことにした。

もらった真珠は本物だった。千堂は台北興業と取引の実績があれば、投資家たちを黙らせることができると考え、投資に乗り気になった

多家良は交番で千堂の電話を受けていると、社長と一度話をしたいと言われる。多家良は戸惑いながらも、社長に話を伝えておくと答えて電話を切った。千堂は運が向いてきたと喜んだが、窓の下を見ると以前も見張っていた男がいたため、そのことが気になった。

銀行で確認した防犯カメラの映像には、多家良ではない別人が映っていた。住民票の住所に行ってみたが、そこは公園で人が住む場所ではなかった。ひかりたちは「桐島一郎」は偽名なのではないかと考え、何者かはわからないがKに繋がるかもしれないと報告した。岩合は捜査を続行するように告げた。

危機一髪

多家良は台北興業のリン・チーミン(テイ龍進)社長と、ウェブで会話をする場を設けて通訳を担当した。不満があるなら取引を見送っても構わないと言うと、千堂は慌てて「そういうわけではない」と答えた。結果的に話は無事にまとまり、多家良に対する疑念が解消され、千堂は投資の成立に向けて話を進めた。

ところが、弁護士の山内という人物が突然乱入し、「この男は詐欺師です」と告発した。山内は被害者の会の立ち上げと弁護を依頼されたという。多家良は山内を追い返すが、千堂は「少し考えたい」と言い、その日は契約を見送ることになった。仕方なく多家良はその場を引き上げた。

一方、ひかりたちは防犯カメラ映像から、便利屋の高橋和義(大村わたる)を見つけ出し、話を聞きに行った。高橋は桐島の口座を開いたのは自分だと認め、メールで依頼されたため、本人とは会っていないと答えた。

矢柴は多家良に「どうやって台北興業の社長を味方につけたのか」と尋ねた。多家良はリン社長が千堂を投資会社の社長ではなく、日本の私立高校の理事長だと思っていることを明かした。

実際、多家良は千堂が中国語が分からないのを利用して、リン社長には「高校の理事長だ」と通訳していた。修学旅行の話をしていたのだ。千堂は中国語が分からず、リン社長も日本語が分からなかったため、多家良は都合の良い情報を伝えていたのだった。

ひかりたちは岩合に捜査の報告を行った。発信元を特定できず、Kを特定する証拠は何も見つからなかったと報告した。ひかりは、もしかしたらKは警察関係者ではないかと話した。すると岩合は「Kの捜査はここまでにしましょう」と一方的に終了を宣言した。

ひかりはKが悪い人には思えないと感じ、山本にどう思うかを尋ねた。山本は「だからなんですか?」と返し、岩合は捜査をやめたのではなく、自分たちを捜査から外したのだと言った。これはひかりがKを警察関係者かもしれないと言ったためだった。岩合も山本も、自分たちの中にKがいるなど信じたくなかったのだ

まさかの味方

千堂が表に出てくると、マスコミが一斉に群がった。被害者の会が投資詐欺で千堂を訴えたというのだ。山内から電話が入り、裁判所に訴状を提出したと伝えられ、すぐにそちらに向かうと言って電話を切られた。

その場に多家良が現れ、「あなたの役に立てるかもしれない」と言った。多家良は裁判が始まれば、会社の金を動かせなくなるので、4億円を投資したことにすればいいと提案した。

実際には1億円の投資で済み、残りの3億円は預かると話した。帳簿上では養殖事業に4億円投資したことにし、投資家たちを納得させるという計画だ。

千堂は1億円の投資で3億円をプールすることに悩んだが、多家良は「1億円を投資してくれれば、3億円は無償で預かる」と言い、さらに山内が来る前に決断するよう急かした。

多家良は弁護も自分が担当すると約束し、千堂は握手を交わして指定された口座に4億円を振り込んだ。そして、訴訟の準備をするために、収支のわかる帳簿を全部見せてくれと頼んだ。

多家良がアジトに戻ると、そこには山内がいた。彼は実は山内ではなく、矢柴が世話になったという藤山栄次郎(モロ師岡)だった。多家良は奪われた金は匿名の小切手で返すと藤山に話した。

4年前、藤山を逮捕したのは多家良であり、おかげで藤山は更生することができたという。記者たちは矢柴が映画の撮影があると言ってエキストラを雇っていた。会社の帳簿はコピーを取っておいたので、後で二課に送ると多家良は言った。

藤山は「これで最後だ。相手が誰であれ、詐欺をやるのはこれで最後だ」と言い、多家良と矢柴は戸惑い気味に彼を見つめた。藤山は礼を言い、矢柴を連れて飲みに出かけた。

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【ダブルチート】6話の結末

二課に千堂の投資会社の裏帳簿が、Kから届けられたと報告が入った。ひかりたちは千堂を任意同行させるために、彼の元へ向かった。

その間、多家良は千堂のところに行き、彼を詐欺に嵌めたことを明かした。逆上した千堂が襲いかかってきたが、多家良は逆に彼を押さえつけた。千堂は急に静かになり「ヤマガミか?お前…ヤマガミの仲間か?」と怯えた。多家良は「ああ、よくわかったな」と答え、千堂から話を聞き出そうとした。千堂は許しを請い、自分が知っているのは「SOLAR LIB」だけだと答えた

多家良が千堂を解放すると、警察がやってきた。多家良は見つからないように建物の外に出たが、その時、上から人が落ちてきた。千堂が飛び降りたのだ。遠くから見ていた多家良はショックを受け、ふらふらとその場から離れていった。その後姿を見たひかりは「多家良さん…どうして」と驚いた。

検視の結果、千堂の死因は自殺と判断された。押収した帳簿はKが送ってきたものと一致していた。掘北はKとヤマガミが何か関係があるのではないかと考えていた。熊谷(小松利昌)が逮捕されたとの連絡が入り、掘北が取り調べに向かうことになった。

SOLAR LIB(ソーラーリブ)は、太陽光発電の設備投資をメインに行っている会社で、表向きはまっとうな企業だった。創立20年で会社の業績も良好だった。会社のホームページには、神野優(鈴木浩介)という代表取締役社長の名前が載っており、多家良はそれを見て「間違いない、ヤマガミだ」と断言した

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【ダブルチート】6話のまとめと感想

ヤマガミと関係のある詐欺師から情報を聞き出すが、自殺してしまったという話でした。

いよいよ警察もKの捜査に乗り出します。岩合は最初から恐らくKは多家良だろうと、分かった上で捜査の指示を出している気がしてなりません。岩合に限らず山本も堀北も、ひかりさえも多家良だろうと思っているはずです。

そんなバレバレな状態の多家良ですが、今回、まさか千堂が死ぬと思っていなかったのか、結構ショックを受けていました。自分のしたことでとうとう死者が出てしまった、そんな後悔なのかもしれません。

ヤマガミが何をしようとしているのかは、今のところまだ分かりません。ソーラーリブは表向きはまっとうな会社なので、この会社で詐欺はしていないように見えます。

熊谷もなんの容疑で捕まったのかも分かりませんし、色々分かってきているようで謎が多いです。ヤマガミが動く=麻美も動きます。多家良と麻美の再会は、何とも切ない再会になりそうな予感です。

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