テレビ朝日で2019年10月17日21時から放送開始される【ドクターXシーズン6】の、キャストと登場人物の紹介をまとめました。平均視聴率20%超えのドル箱ドラマは今シーズンも快進撃を続けるか?
【ドクターXシーズン6】の基本情報
- 放送局:テレビ朝日 毎週木曜21時
- 放送開始日:2019年10月17日(木)21時~
- 主題歌:P!NK「ソー・ホワット」
- 脚本:中園ミホ、林誠人、香坂隆史
- 音楽:沢田完
- 演出:田村直己(テレビ朝日)、松田秀知ほか
- 企画協力:古賀誠一(オスカープロモーション)
- エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
- プロデューサー
- 大江達樹(テレビ朝日)
- 都築歩(テレビ朝日)
- 霜田一寿(ザ・ワークス)
- 大垣一穂(ザ・ワークス)
- 伊賀宣子(ザ・ワークス)
- 制作協力:ザ・ワークス
- 制作著作:テレビ朝日
- 公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/
【ドクターXシーズン6】のイントロダクション
第4、5シリーズで未知子が派遣されていた国内最高峰の「東帝大学病院」。最新シリーズでもこの「東帝大学病院」を舞台に物語が展開していきます。
公式HPより
2019年、令和の時代を迎え、大混乱に陥っていた医療界――権威世代と次世代のバランス、コンピューターやAIとの共存など多くの問題が時代の波となって押し寄せる中、「東帝大学病院」はかつてないほどの大赤字に見舞われていました。
そんな倒産寸前の“白い巨塔”にやってきたのは、「ハゲタカ」の異名を持つ投資家のニコラス丹下。世界でも指折りの企業再生のプロである丹下が打ち出す再生プランとともに、「東帝大学病院」は経営再建の道を歩み始めることになります。
しかしそれは一方で“医療の合理化”を迫られるということでもあり、病院はリストラやコストカットという現実にも直面。命のやりとりをする医療現場は、ビジネス最優先となり、ますます政治と権力争いの場へと変貌を遂げていくのです。
そんな中、丹下に呼ばれて「東帝大学病院」にやってきた大門未知子。新たな権力争いが激化する“白い巨塔”で、またも孤高の戦いに挑むことになります。
医療と病院は「誰のためにあるのか」――全世界が待ち望んでいた失敗しない女・大門未知子のカムバックに、今から期待が高まります!
【ドクターXシーズン6】の登場人物とキャスト
おなじみのメンバーに加え、今回新たに登場した人たちの詳細をまとめました。
大門未知子(米倉涼子)
- 天才外科医
- 神原名医紹介所に所属するフリーランスの医師
- 趣味・特技は手術
- 日本・キューバ国内での獣医師免許も持つ
- 麻酔科医の役目もこなす
- 報酬は桁違いの高さだが「私、失敗しないので」と絶対の自信がある
- 医師免許を持ってなくてもできる雑用・付き合いは「いたしません」
- 群れを嫌う一匹狼の医師
- 専門医のライセンスと叩き上げのスキルが武器
- またの名をドクターX
- 第5シリーズで後腹膜肉腫を患うが、自ら考案した術式を西山直之に執刀させて生還
城之内博美(内田有紀)
- 神原名医紹介所に所属するフリーランスの麻酔科医
- 帝都医科大学付属第三病院に勤務していたが、未知子と出会ってフリーに
- シングルマザーで一人娘を育てている
- 未知子が手術をする際の麻酔科医を担当
- 第4シリーズで局所進行膵癌を患ったが未知子の手により救われる
神原晶(岸部一徳)
- 神原名医紹介所の所長
- 未知子が師匠と慕う存在
- 元外科医だが過去に医師免許を剥脱されている
- 飼い猫の名前はベン・ケーシー
- 大学病院の裏事情などに精通している情報通
- 請求書と一緒にメロンを持参する
- 第3シリーズで癌が脳まで転移する重症だったが、未知子の手により救われる
蛭間重勝(西田敏行)
- 東帝大学病院院長
- 表向きは陽気で気さくだが、内心計算高く腹黒い
- 未知子とは度々衝突し酷い目にあわされるため、苦々しく思っている
- 妻子がいるが無類の女好きで、愛人がいるという噂や秘書にちょっかいを出す
- 第3シリーズで未知子の手により、高度進行同時性多発大腸癌の手術をしてもらい無事完治
- 第4シリーズで東帝大学病院院長に就任するが、中国の病院に医師を大量に引き抜かれた責任を問われ転落
- 第5シリーズで病院長に再就任するが、収賄疑惑で逮捕され東京拘置所に収監されている
海老名敬(遠藤憲一)
- 今回、分院が統合閉鎖されたため、本院で下っ端の医師で雇われる
- 「御意」と上の者には逆らわず長いものに巻かれる
- 未知子とは頻繁に対立しているが、未知子のお陰で評価を得たりすることも
- 蛭間からは「どこまでも姑息な男」と評される
- 土壇場で未知子の手伝いをしたり、病院側の計画を台無しにしたりする
加地秀樹(勝村政信)
- 今回、次世代超低侵襲外科治療担当部長に就任
- 「腹腔鏡の魔術師」の異名を持つ腹腔鏡のスペシャリスト
- その腕は未知子も認める腕前
- 未知子の助手を誰よりも多く務める
- 肩書きや権力よりも金を選んだため、同期よりも出世が遅れている
- 未知子に協力したせいで左遷されたりしたせいで“デーモン”と未知子を疫病神扱いする
原守(鈴木浩介)
- 外科医
- 気が弱く上に頭が上がらないが、患者に寄り添う医師を目指している
- 未知子とは長い付き合いになるものの、未だに名前を覚えてもらえず「ケーキ屋のキンちゃん」だと思われている
- 第5シリーズで元恋人ナナーシャを未知子に手術してもらい、その後再び交際しようとするがフラれる
【ドクターXシーズン6】の初登場の人物とキャスト
ニコラス丹下(市村正親)
- 東帝大学病院の副院長
- ブラジルの日系二世だが日本語は堪能
- 東帝大学病院を再建するために来た投資・事業再生のプロ
- 幼い頃に父親が経営するコーヒー農場が破綻して一家離散
- 皿洗いやコックをしながら、奨学金でサンパウロシティ医科大学を卒業
- 日本の医師免許も取得
- その後、ビジネスの世界で活躍し「今世紀最大のコストカッター」と呼ばれる
- 『全てを欲する者は全てを失う』という本が出ている
潮一摩(ユースケ・サンタマリア)
- 次世代インテリジェンス手術担当外科部長
- 丹下が東帝大学病院に呼び寄せた教授
- 手術の腕も高いがコスト管理が第一
- 丹下が導入したAIシステムによるオペを推進
鮫島有(武田真治)
- 丹下の使用人で東帝大学病院の新事務長
- 病院の金庫番、広報、危機管理を担当
- ニコラス丹下を崇拝している
- 事故で岩に腕を挟んでしまい、大門に治してもらった
浜地真理(清水ミチコ)
- 次世代がんゲノム腫瘍内科部長
- 丹下が東帝大学病院に呼び寄せた教授
- 権威や権力を重視
- 高額な薬を使った内科治療を患者に勧める内科医
村崎公彦(藤森慎吾)
- 東帝大学病院の外科医
- 丹下によりドイツの病院から引き抜かれた
- 医療はビジネスと割り切っている
- AIシステムの活用を推進
- AIの情報は信じるが人の話はあまり聞かない
多古幸平(戸塚純貴)
- 東帝大学病院の外科医
- 優秀だがハングリー精神はない
- 働き方改革を遵守し定時で帰る
大間正子(今田美桜)
- 東帝大学病院の新人看護師
- 青森の実家に仕送りするため、残業・夜勤で働きづめ
- さらには別の病院でも夜勤のバイトをしている
飯野加菜(川瀬莉子)
- 東帝大学病院の新人看護師
- 真面目で優秀
- ハラスメント関係には敏感
- 合コン大好きのイマドキ女子
- 休みのために仕事をする
伊倉瑠璃(河北麻友子)
- 東帝大学病院の病院長秘書
- 蛭間が雇った帰国子女で英語が堪能
- 同じく外国帰りの村崎と英語で会話を交わす
【ドクターXシーズン6】のナレーション内容
田口トモロヲさんのおなじみのナレーションは、毎シーズンごと少しずつ違います。今回はこういう感じでした。
これは一匹狼の女医の話である。
2019年、白い巨塔は完全に崩れ落ちた。
日本の大学病院は巨額の赤字に追い込まれ、命のやり取りをする医療は経済的な弱肉強食の時代に突入した。そんな中どこの大学医局にも属さないフリーランス、すなわち一匹狼のドクターが現れた。
例えばこの女。
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ。外科医・大門未知子。
またの名をドクターX。
【ドクターXシーズン6】大門未知子の契約書
毎回シーズン始めに契約書の内容を言い、大門が「いたしません」と読み上げた内容に対して言うのもお約束になっています。
契約書
一、東帝大学病院を甲、大門未知子を乙として甲乙において次の通り、契約する。
勤務時間は、月曜~金曜、基本的には午前8時~午後5時の8時間労働(昼食1時間)とする。
但し、手術日については執刀時間に合わせて出勤及び退勤するものとする。
一、基本給与は、年俸12,000,000円(税抜)とする。
一、年俸の他、手術料金は別途甲が支払うものとする。
料金は手術内容、手術時間、その他によって、乙が在籍する当紹介所が設定、請求するものとする。
一、医師免許を必要としない仕事は一切行わないものとする。
例えば、
- 論文の下調べ
- 学会のお供
- ゴルフの送り迎え
- 飲み会のおつきあい
- 愛人の隠蔽工作
- 院長回診、教授回診
- 出世の手伝い
- 権力争いへの加担
- 新年会、忘年会などの参加
- 研究のお手伝い
- 医局内の雑務
など。
以上、ここに本契約が成立したことを証し、本契約書を2通作成し、甲乙双方が各1通ごと保有する。
【ドクターXシーズン6】の見どころ
2年ぶりに戻って来た【ドクターX】もシーズン6に突入です。おなじみの蛭間、加地、海老名、原の4人は登場し、新たに今シーズン参加したのは市村正親さん率いる、コストカットをモットーにする医師たちです。
「今世紀最大のコストカッター」の異名に、ブラジル人というあたり、カルロス・ゴーン氏をどこか彷彿させる人物です。もっともコストがかかるのは、大門未知子に支払う報酬ということになるのか?
当然、あの手この手で手術の妨害が入り、最終的には大門がサクっと手術をするのだと思います。もちろん、“失敗”はないでしょう。
そんなある意味予定調和なドラマではありますが、大門の誰にも媚びずへつらわない姿は見ていてスカっとします。
AI VS 大門という図式になり、AIが万能ではないという展開。そして、大門の超絶技術で人をAIよりも速く確実に救うという流れが考えられます。
さらに【ドクターX】といえば視聴率。今シーズンの視聴率がどうなるのか?平均20%台を叩き出すのか?というところも注目です。