ドラマ【ダイイング・アイ】3話のネタバレと感想をまとめました。
3話目は人間関係が複雑に入り混じってきます。そして新たな登場人物、もう一人の加害者である木内という男は何者なのか?また、成美はどうなってしまうのか?新たな謎や解明された謎についてもまとめました。
ドラマ【ダイイング・アイ】3話のあらすじ
江島(生瀬勝久)から届いたメッセージに書かれていた木内(淵上泰史)の住所に雨村(三浦春馬)が向かうと、そこは高級マンションだった。部屋番号の郵便受けを見ていたところ、小塚(木村祐一)に見つかり声をかけられる。
小塚は木内の写真を雨村に見せるが、雨村は記憶にない。なぜ雨村だけ岸中(柿澤勇人)に襲われるのか、小塚もまた疑問に思って木内の所へ来た。木内は銀座の高級クラブ「クロリス」で豪遊をしていることがわかり、普通のサラリーマンがなぜそんな金を持っているのか雨村も不思議に思った。
元同僚の岡部(小野塚勇人)に木内のことを調べてもらっていた雨村へ電話が入る。岡部が調べたところ、木内はその羽振りの良さから銀座界隈でちょっとした有名人になっていた。そして今現在、クロリスに来ているということを教えてもらう。雨村は適当な嘘をついて店を抜け出し、クロリスへと向かう。
雨村は木内から話を聞きだすことができるのか?
ドラマ【ダイイング・アイ】3話のネタバレ
ネタバレまとめ
木内の家へ向かう
成美が27歳の冬に雨村と出会った。銀座のバーシリウスに手袋を置き忘れたのがきっかけだった。出会って三日で同棲し、今までに付き合った男の誰とも違った。「でも、もう一緒には暮らせない」そう語る成美には秘密があった。
成美から電話を受けた千都子(堀内敬子)は江島といた。電話をかけてきたことに驚いている江島に、千都子は成美は変なところ律儀だからといった。
瑠璃子と一夜を共にした雨村の携帯に、江島から木内の住所が書かれたメッセージが届いた。
住所をたどっていくとそこは高級マンションだった。部屋番号の郵便受けを確認している最中に、背後から小塚に声をかけられて驚く。
小塚が木内の写真を見せるが、雨村は誰だか分からなかった。なぜ岸中が木内を襲わず、雨村だけ殺そうとしたのか?それを知りたくて来たんだろうと小塚が問う。小塚もまたそれが気になっていた。
木内に聞いても関係ないといってロクに答えなかったと小塚はいう。以前見せてもらった鍵のことを思い出した雨村は、こないだの鍵はこの建物のものかと聞くが、小塚は違うという。
木内は銀座の高級クラブ「クロリス」に半年ほど前から通っていて、派手に金を使っているということだった。だが、木内はサラリーマンで事故後閑職に追いやられていた。それなのに羽振りがいいのは不思議だと小塚は疑問に思っていた。
事故の加害者が高級マンションに住み、事故の被害者は古びたアパートの一室で自殺をした。これはどういうことなのかと、雨村も不審に思った。
あの部屋で岸中は妻とどういう暮らしをしていたのだろうか。再び岸中の住んでいたアパートへ雨村は向かった。隣の家の女の子が通るところを声かけるが、女の子は何も言わずに走って部屋に逃げてしまう。
木内は高級マンションに住み、銀座の高級クラブで豪遊していた
木内と直接会って話す
バー茗荷で仕事をしている雨村の携帯が鳴り、取るとシリウスの岡部からだった。木内は銀座界隈で、その羽振りの良さからちょっとした有名人だった。高級クラブで派手に遊び20~30万円を一晩で使うという。クロリスには週1~2回顔を出していることもわかった。
木内が今クロリスに来ていると岡部は言って電話を切った。雨村はいてもたってもいられず、千都子に嘘をついて店を出ていってしまう。
クロリスに着いた雨村は奥に座っている木内を見るが、誰だか思い出せずにいた。木内がトイレに席を立ったタイミングで雨村も立ち、通路で偶然を装い木内に挨拶をする。木内は雨村のことを覚えていたが、何も話すことはないといって取り合わない。
雨村は自分が岸中に襲われた話をし、木内のところにも来ていないのかを問う。小塚にも聞かれたが、自分のところには岸中は来てないという。納得のいかない雨村はなぜ自分だけというが、木内は興味なさげな返答をするばかりだった。
二人とも加害者なのにおかしいと、不満を口にする雨村に対し木内は「本当にそう思ってるのか?」といい「あんたが悪いわけでもないのに可哀想だ。俺もあんたも同類だけどな」といって去ろうとする。その言葉の意味がわからず雨村はさらに木内を問い詰める。しかし木内はいい加減にしろと相手にしない。
「何かがおかしい、だけど思い出せないからあんたに聞いてる」と記憶がないことを雨村は木内にいうが、自分には関係ないと木内はいう。そこで雨村は美菜絵(高橋メアリージュン)は生きているかもしれない、幽霊を見たという人がいると告げる。だが、全く聞いてもらえず、最終的に雨村は店を追い出されてしまった。
木内と雨村は同類だという
店を追い出された雨村は鳴った電話を取るが返事がない。直感で瑠璃子と思った雨村が問いかけると「今から来て」と答えるのだった。
一方、バーシリウスでは由佳が一人飲みに来る。岡部は自分はそろそろ店を移ろうかと思っているという。自分には関係ないし金のない男には興味がないと、岡部を相手にしない由佳。そこで岡部は江島は最近資金繰りが大変で、赤坂の店がヤバいらしいと教える。
そこに小塚たちが店に来て、カウンターに腰を下ろす。由佳は二人を見て帰ろうとするが、小塚に止められる。以前から一度話してみたかった、雨村が送っていった夜のこととか。と告げるのだった。
瑠璃子の家へ
瑠璃子に呼び出された場所へ向かった雨村、そこは高級マンションだった。部屋の扉は開いていて、中に入るが薄暗い。さらに奥へと進んでいった先に瑠璃子はいた。
雨村にカクテルを差し出す瑠璃子、自分に会いたかったかと問う。雨村はそれを受け取り、凄く会いたかったと答えてカクテルを口にする。そして飲み干した雨村の手を引き寝室へと向かう。
二人はまた抱き合って愛し合う。この女は誰かに似ていると雨村は思う、似ているんじゃなくてこの女とどこかで会っていると考える。しかし雨村は思い出せない。瑠璃子は「あなたの子供が欲しい、あなたの子供を産むの」と告げる。
事を終えた雨村がぼんやりしていると、瑠璃子は「ここで私と一緒に暮らすの、私達永遠に一緒よ」と告げて見つめる。雨村は彼女の目に魅入られ、そのまま意識を失ってしまう。
その頃成美は男達に追われて逃げていた。そこへ通りかかった千都子の車に成美は飛び乗り、追っ手をなんとか巻く。誰に追われているのかと問う千都子に、成美は答えず誰にも知られずにどこか遠くに行く方法は知らないかときくのだった。
雨村は目を覚ますが、瑠璃子はそこにいなかった。足に違和感を覚えて見ると、足枷がはまり鎖に繋がれていた。驚いた雨村は瑠璃子を探しに室内を歩く。閉まっている一室の扉を叩いていると、瑠璃子が食事を持って現れる。雨村は鎖を外すよう命じるが瑠璃子は無視をする。薄化粧の瑠璃子を見て、雨村はこの女をどこかで見たことがあると思い出す。
そして瑠璃子は「まだ思い出せないの?あなた私のこと忘れてしまったの?」と問いながら、カツラを外していく。長い髪が現れたその姿は、美菜絵そのものだった。雨村はそんなはずはないと驚くが、瑠璃子に見つめられて動けない。「肉体は滅びても、この世に残る方法はあるのよ。この目にはそういう力があるの。あなたにもわかる時がくる、わからせてあげる」といって部屋を出ていってしまう。
雨村は瑠璃子に監禁されてしまう
成美が江島に捕まる
一方、千都子の車はあの事故を起こした辺りに来ていた。どこに向かっているのか問う成美に、千都子は誰にも知られずどこか行こうなんて考えても無理だという。車を停めた先には江島の車が停車していた。千都子は成美を下ろし、江島と話し合うよう勧める。しかし成美はそれを振り切って逃げ出し、江島は車で成美を追いかける。成美は草むらに隠れて雨村に電話をする。
電話が鳴っているがどこにあるのかわからない雨村、ようやく見つけるも繋がれた鎖のせいで手が届かない。洗面所に向かいタオル掛けを外そうと、瑠璃子が持ってきた食事についてきたナイフでネジを回す。すると思い出すある出来事、自室の洗面所にある鏡を外し、穴を開けた壁の中に何かを隠していたということが。しかしそれが何だったかまでは思い出せない。
岸中に襲われて退院してきた時、成美は部屋の片付けをしたと言っていた。成美が失踪前に工具箱からドライバーが飛び出ていた。きっと成美はあの中の物を持って逃げたのかもしれないと、雨村は推理するのだった。
雨村は自宅に何かを隠していた
その頃成美は携帯の明かりが光っていたせいで、江島に見つかってしまう。成美を信用して頼んだのに本当にないのかと問う江島に、成美は持っていないという。すると江島は成美を蹴っ飛ばし、約束のものがどこにあるのかを問い続ける。
木内が自宅のマンションに戻ると、そこには瑠璃子がいた。「帰ってたのか」と問う木内に「うん」と瑠璃子は親しげに返答をするのだった。
木内と瑠璃子は知り合い
ドラマ【ダイイング・アイ】3話の感想
岸中が持っていたもう一つの鍵が木内の家でないなら、瑠璃子の家の可能性がありそうです。瑠璃子の家には「大切なものが入っている部屋」があるようなので、余計に怪しいです。
雨村が自宅に隠していたものがなんなのか、それはまだわかりません。ただ、成美が持って逃げているのだとしたら、江島はそれが欲しいようです。「約束のもの」「成美を信用して頼んだ」といっているので、雨村から奪い江島に渡す、という約束でもあったのかもしれません。
あと、雨村を拘束する鎖が凄く長いです。トイレと風呂場には自分で行けるように配慮されている仕様です。
ドラマ【ダイイング・アイ】3話の謎
新たな登場人物として木内が加わります。木内がどんな人物かまとめました。
木内春彦とは?
- 雨村と同じ事故の加害者
- 建設会社勤務の34歳
- 高級マンションに住んでいる
- 銀座の高級クラブに通っている
- 瑠璃子(美菜絵?)とは知り合いらしい
事故後、閑職に追いやられたらしいのですが、とにかく羽振りがいいです。そうなるとお金の出所がどこなのか?事故を起こしたことで、逆にお金を得ることができたと考えられます。
また、ラストシーンで瑠璃子か美菜絵かはわかりませんが、自宅に入れています。事故の被害者と加害者という以上の関係がありそうです。
新たな謎
木内という男のことは少し解明されましたが、また新たな謎が出てきます。
- 瑠璃子が雨宮を監禁した理由は?
- 雨村が自宅に隠したものは何?
- 瑠璃子は美菜絵なのか?
- 肉体が滅びてもこの世に残る方法とは?
雨村が基本的に肝心なことを覚えていないので、大体のことが謎になり、真実は後出しされます。
そしてとうとう「肉体が滅びてもこの世に残る方法」なんてものが出てきます。旦那がマネキンを作る人だったので、ここら辺が関わってくるんじゃないかとは思いますが、いずれにしても楽しみです。
ドラマ【ダイイング・アイ】3話のまとめ
雨村はあの部屋から脱出できるのか?そして成美はどうなってしまうのか?そのあたりは次回に持ち越しです。
あの事故に関わった人が、今になって恐ろしいことに巻き込まれていきます。江島は裏で色々やっていそうですが、それが具体的に何なのかはまだわかりません。
雨村を身代わりにして、本当は事故を起こしたのは江島なんて可能性すらありそうです。次回も楽しみに見てみます。