【監察医 朝顔】第6話は新章となり新メンバーも加入します。朝顔の家庭は見ているだけでほのぼのする家庭ですが、今回の事件が起きた家庭はその正反対の家庭でした。そして最後に朝顔の母の手がかりが見つかりました。
ドラマ【監察医 朝顔】6話のあらすじ
朝顔(上野樹里)は、夫の真也(風間俊介)、4歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、朝顔の実家・万木家で幸せな日々を送っている。朝顔の父・平(時任三郎)も、目に入れても痛くないほど孫娘のつぐみを可愛がっていた。
公式HPより引用
この5年の間に、茶子(山口智子)が主任教授を務める興雲大学法医学教室にもいくつかの変化があった。ベテラン法医学者の藤堂(板尾創路)は、著書がベストセラーになったことで世界中を飛び回るようになった法歯学者の妻・絵美(平岩紙)との夫婦格差を嘆いている。医学部生だった光子(志田未来)は医師になり、朝顔たちの影響で法医学の道へと進んでいた。立場が逆転してしまった検査技師の高橋(中尾明慶)は、そんな光子を「光子先生」と呼ぶように。また、アルバイトとして歯科医院の跡取りでもある医学部生の熊田祥太(田川隼嗣)も加わっていた。
絵美が海外出張から戻った日、野毛山署管内の一軒家で男女の変死事件が起きる。依頼を受け、朝顔が現場へと向かうと、この家の主人・黒岩雅樹(岡部光祐)が居間で首をつって死んでおり、妻の多江(片岡礼子)が寝室で死んでいた。第一発見者は次女の友里(小林星蘭)。長女の美咲(恒松祐里)は、看護学生で寮生活を送っているらしい。
多江の姿に違和感を抱いた朝顔は、彼女の体を触ろうとした。ところがその瞬間、検視官の丸屋大作(杉本哲太)から、「触るな」と制止されてしまい……。
前回のドラマ【監察医 朝顔】
ドラマ【監察医 朝顔】6話のネタバレ
黒岩雅樹殺害犯
黒岩多江
動機
会社が倒産してから人が変わったようになった雅樹は、家族に暴力をふるうようになった。多江は見かねて雅樹を殺害した。
黒岩多江殺害犯
雅樹を殺害後に自殺
解明の道筋
姉の美咲が警察に自首してきたが、朝顔は多江の遺体に違和感を覚えていた。その理由は化粧をしていないのに唇にだけ口紅が塗られていたことだった。
朝顔は再び遺体発見現場である黒岩家に向かい、エアコンの温度が雅樹が死んでいた部屋と、多江が死んでいた部屋の温度が著しく違うことに気づく。死亡推定時刻がこれにより変わる。多江より先に雅樹が死んでいたことがわかった。
朝顔たちは姉妹を呼んで話を聞く。最初は真相を話すことをためらう二人だったが話し始める。実際は多江が雅樹を殺害した後に自殺をした。急いで姉が心臓マッサージをするが、間に合わずに亡くなってしまう。
母が父を殺害したということを隠ぺいしようと、二人は協力して遺体を自殺に見せかけたり、エアコンの温度を調整して死亡推定時刻を変える。母親の服を着替えさせてから、妹は化粧もしないで働きづめだった母を偲び、最後に口紅を引いてあげた。
ドラマ【監察医 朝顔】6話の感想
新章が始まり新メンバーが朝顔のところにも、桑原のところにも加入していました。特に番組内では説明もなく、当たり前に溶け込んでいます。また、朝顔は試験に合格していたようで、光子も法医になったのか“先生”と呼ばれてました。
朝顔の家庭はつぐみという娘と桑原と3人で仲良く“川”の字で寝ていました。家族3人はもちろんのことですが、平が“じーじ”と呼ばれて完全に孫に甘いおじいちゃんになっていました。しかし、この家族は本当に仲が良くて、何かあってもそれぞれが補って助け合います。
それもこれもお互いをちゃんと尊重しているからこそ、できることだと思います。こんな家庭で育つつぐみはどんな子供になるのか?将来が楽しみです。
新メンバー加入
警察側と朝顔側にどちらも新しい登場人物が加入します。ただ、ドラマ内では当たり前に溶け込んでいるので、特に説明がありません。今回見てわかったことを、いくつかまとめてみます。
丸屋大作
- 伊東の後任の検視官
- 話し方にトゲがある
- 検視官より先に法医が検案するのは言語道断
- “殺し”と気軽に言うことを許さない
- 死因の特定を簡単にすることを許さない
- 同情で犯人を捕り逃がしたらどうするんだ
- 現場の物を1mmでも動かしたら激ギレ
杉本哲太さん演じる検視官が伊東の代わりに新たに加入しました。のっけからあまり感じのいい対応をする人物ではなく、職務に非常に厳しい人物という印象です。しかし、朝顔は検視の見立てもちゃんとしているし、できる人なんだと思うと言っています。
なぜこんなに厳しいのか?その理由が何かしら出てくるような気がしますが、単純にそういう性格なのかもしれません。朝顔と今後も関わる機会が多そうです。
熊田祥太
- 医学部生
- 実家は歯科医
- 写真撮るだけのサークルだと思っていた
- 法医学教室でアルバイトをしている
どうやら光子に騙されて連れてこられたようです。確かに写真を撮りはしますが、それ以外の仕事も結構やらされています。教室内で今一番下の人物なので、あれこれ頼まれることが多いかと思われます。
今回の事件内容
夫婦二人が自宅で遺体となって発見された事件です。検視の結果、もしかすると殺人の可能性もあるという風になります。朝顔たちが解剖した結果はこんな感じでした。
- 黒岩雅樹 男性
- 身長182cm 体重72kg
- 死因:窒息
- 外傷なし
- 首後方部に蒼白帯あり
- 頭部索滞
- 顔面うっ血
- 眼球にいっ血点
- 黒岩多江 女性
- 身長160cm 体重45kg
- 死因:窒息
- 外傷なし
- 爪にチアノーゼ
- 肋骨に骨折の痕
- 内臓全体がうっ血
- 眼球にいっ血点
どちらも窒息で死んでいますが、微妙に違いがあります。雅樹は“首後方部に蒼白帯あり”という部分が、後ろから首を絞められたのではないかとなります。多江は“肋骨に骨折の痕”という部分があり、警察は強盗殺人ではないかと考えます。
この骨折の痕がどうやってなったのか?それが朝顔たちは不思議に思います。均等に圧力がかかったのか、綺麗に肋骨が同じような部分で折れています。この理由はネタバレを見ればわかります。
朝顔の家のようにお互いを尊重して仲の良い家族もあれば、今回の家族のように悲しい結末を迎える家族もあります。このドラマを見る度に、家族とはどういうものなのかを考えさせられます。
ドラマ【監察医 朝顔】6話のその他気になったこと
- 3人で“川”の字になって眠る朝顔たち
- 茶子の作るトムヤムクンは激辛
- マンホールを盗んだ罪で取調べを受ける上島竜兵
- 係長のそばは長すぎる
- 間違えてご飯2個を食べるハメになる桑原
- もんじゃ店を綺麗にしたことを全く聞かない朝顔
- つぐみが男の子と仲がいいことは桑原に内緒にしておく
- 茶子の開発した新しいスープに入っているものは謎
ドラマ【監察医 朝顔】6話のまとめ
5年経過した設定ということで新章が始まりました。新しい登場人物も加入し、今後朝顔たちとどういった関係になるのかも注目です。
他には桑原が県警の捜査一課に異動になる話が出てきたり、母親の遺品の手袋が見つかったりもします。手袋の中には何か白いものがあって、骨ではないかということですが、実際はまだわかりません。ずっと探していた平がそれを受け入れられるのか?次回も楽しみに視聴したいと思います。