フジテレビ系列で7月8日21時から始まる、「監察医 朝顔」のあらすじやキャスト・原作を紹介します。原作は2006年から「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)で連載開始し、2013年に全30巻で完結した医療漫画です。また、上野樹里さんは「のだめカンタービレ」13年ぶりの月9ドラマ主演となります。
【監察医 朝顔】の基本情報
- フジテレビ系毎週月曜21時
- 放送開始日:2019年7月8日(月)21時~
- 原作:「監察医 朝顔」(実業之日本社)原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣
- 脚本:根本ノンジ
- 音楽:得田真裕
- 法医学監修:上村公一(東京医科歯科大学)
- 法歯学取材:斎藤久子(千葉大学)
- プロデュース:金城綾香
- 演出:平野眞、澤田鎌作
- 制作:フジテレビ
- 公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/asagao/
- 公式Twitter:@asagao_2019
法医学監修に上村公一さんが参加しています。上村さんは同じ法医学ものの「アンナチュラル」でも監修されていました。
【監察医 朝顔】のイントロダクション
主人公の万木朝顔(まき・あさがお)は死因を明らかにし、遺体の“生きた証”を見つけ出すため、時に自身の仕事の範疇を超えてまで懸命に、そして真摯に遺体に向き合う新米法医学者です。そんな朝顔に、父としてだけでなく仕事相手としても寄り添うのが、ベテラン刑事・万木平(まき・たいら)です。朝顔は解剖で、平は捜査で、遺体の謎を解き明かしていくさまをサスペンスフルに織りなすと同時に、遺体から見つけ出された“生きた証”が生きている人たちの心を救っていくさまをハートフルに描いていきます。
公式サイトより引用
【監察医 朝顔】の題材である“監察医”とは?
同時期にやる「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」も法医学ものですが、こちらは巨悪と戦うというより、“人情”ものをメインに据えているようです。
監察医とは?
監察医制度のある東京23区・大阪市・神戸市などの地域で行政解剖をする法医学者で、それ以外の地域では大学の法医学教室の法医学者が解剖を担当します。
法医学者とは?
法医学者とは、事件性の疑いの有無にかかわらず、死因不明の遺体の死因を究明することを職務としている医師。法医学の世界では人間の死因は
- 病死及び自然死
- 交通事故死
- 転落死
- 溺死
- 焼死
- 窒息死
- 中毒死
- 熱中症や凍死など不慮の死
- 自殺
- 他殺
- 刑の執行、戦争行為などによる不慮か否か分からない外因死
- 死因が分からない不詳の死
この12個に分かれます。法医学者は最終的に死体検案書に、この12個のいずれかの死因を書き込むこととなります。
この「監察医 朝顔」では、12番目の“死因が分からない不詳の死”にはさせず、死因を特定してその人の生きた“証”を見つけるドラマになっています。
【監察医 朝顔】の原作
原作は2006年から「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)で連載が始まり、2013年発刊の30巻をもって完結をした医療漫画です。
【監察医 朝顔】の主要キャスト
万木朝顔(上野樹里)
興雲大学の法医学教室の新米法医学者。優れた技量と豊富な知識を併せ持つ、実直で愛情深く心優しい女性。東日本大震災で母を失い、その遺体が見つからなかったため、今でも深い悲しみを抱えている。それ以来、遺体を“不詳の死”にはさせない、という強い信念を持っている。
万木 平(時任三郎)
朝顔の父。叩き上げのベテラン刑事。朝顔以上に真面目な性格で、可能性がある限り決して諦めずに地道な捜査を繰り返す。今でも妻の遺体を見つけに時間があると東北へ向かい、捜査をするように探し続けている。
桑原真也(風間俊介)
朝顔の恋人。朝顔の恋人。長らくの交番勤務を経て、警察署の強行犯係に配属となった新米刑事。正義感が強く謙虚だが、小心者で心配性な部分もある。異動してきた朝顔の父である平とコンビを組むこととなり、義理の父親になるかもしれない上司との日々に胃が痛い思いをしている。
【監察医 朝顔】のその他のキャスト
興雲大学法医学教室
安岡光子(志田未来)
アルバイトとして法医学助手を務める。時給目当てで応募しただけで法医学に興味もなく、周りの空気を読まずに思ったことをすぐ口にする光子に、最初は朝顔たちも振り回されることに。
高橋涼介(中尾明慶)
検査技師。解剖の補助や臓器の病理学検査をおこない、法医学者を縁の下で支える検査技師。高橋は並の法医学者よりも豊かな知見があり、法医学教室には、なくてはならない存在。同時に、その天真爛漫なキャラクターは研究室の皆から愛され、イジられる役回りになることも。
熊田祥太(田川隼嗣)
医学部生。実家は歯科医で、法医学アルバイトをする。
藤堂雅史(板尾創路)
法歯学者の絵美の夫であり、絵美とともに法医学教室に勤めるベテラン法医学者。どことなく優柔不断で、のらりくらりとしながらも、仕事は細やかで丁寧にこなし、朝顔も何かと頼りにする。話し言葉は関西弁で、妻の絵美には頭が上がらない。
藤堂絵美(平岩 紙)
遺体の歯形や治療痕から身元を特定することを主な職務として、法医学教室に勤める法歯学者。同僚で法医学者の藤堂とは夫婦で子どももおり、竹を割ったような性格の絵美は、仕事場で夫と小気味の良いやり取りを見せつつ、夫のことを完全に尻に敷いている。
夏目茶子(山口智子)
興雲大学の法医学教室の主任教授。1つの死の影には多くの人たちの悲しみがあるのを忘れないことが仕事の矜持(きょうじ)。プライベートのモットーは「明日、死ぬかもしれないから」。その言動は自由奔放で神出鬼没、年齢不詳で謎多き女性。同時に、“法医学者・朝顔”の1番の理解者であり、朝顔にとっては法医学者を目指すきっかけにもなった、最も信頼を寄せる人物。加えて、父の平とも長年の親交を持ち、母を失った万木家にとっては、まさに“心強い姉”のような存在。
野毛山署強行犯係
森本琢磨(森本慎太郎(SixTONES))
平が異動してくる強行犯係に勤める刑事。まだまだ刑事になり立ての桑原よりも、年下ながら経験は多く、桑原とはまるで同期のような存在。若者らしくスーツ以外も着こなし、爽やかな空気をまとっている。
愛川江梨花(坂ノ上 茜)
平が異動してくる強行犯係に勤め、桑原と同じ新米刑事。男性に囲まれながらも、何も恐れることなく、ズケズケと発言できる女性刑事。
山倉伸彦(戸次重幸)
平が異動してくる強行犯係の係長。刑事としては敏腕で、結果を出せば評価する成果主義者。平のことは異動してくるまで面識がなく、最初は刑事として役に立つのか半信半疑。しかし平の仕事ぶりを間近で見て、急速に信頼関係が生まれていく。
伊東 純(三宅弘城)
遺体が発見され警察が到着すると、まず遺体の状況を調べるのが検視官。伊東は、優秀な検視官であると同時に、人情味あふれる、その人柄から、平たち刑事からも何かと頼りにされる。鑑識の沖田宗徳(藤原季節)とは仕事以外でもコンビを組む。結婚後、実家の旅館を継ぐため退職。
丸屋大作(杉本哲太)
伊東の後任の検視官。自身の検視の前に法医学の検視が行われることを、非常に嫌がっていて、職務規定違反だと言っている。
沖田宗徳(藤原季節)
鑑識。
朝顔の家族
万木里子(石田ひかり)
朝顔の母・平の妻。朝顔の愛情深く心優しい部分は里子譲り。穏やかで茶目っ気たっぷりでユーモアもあり、まさに万木家の太陽だった里子。しかし、朝顔と東北の海沿いの街にある実家に帰省中、東日本大震災に被災。以来、里子は行方不明のまま、今日に至る。
嶋田浩之(柄本 明)
里子の父であり、朝顔にとっては祖父。もともと陽気な性格ではないものの、東日本大震災以来、余計にふさぎこんだように寡黙な時も。ただ孫の朝顔のことは可愛くてしかたない。里子の遺体を探しに東北に来る平のことを内心、あまり好ましく思っていない様子で……。
【監察医 朝顔】の見逃し配信
放送終了後、FODで配信されます。放映日から1週間は無料で視聴できます。