3月14日に放送された【アリバイ崩し承ります】最終回7話「多すぎる証人のアリバイ」のネタバレと感想とロケ地をまとめました。
渡海の父親が犯人か?時乃は渡海の父親のアリバイ崩しを頼まれました。路線バスネタな回です。
【アリバイ崩し承ります】最終回のあらすじ
河川敷で焼死体が見つかり、那野県警捜査一課の管理官・察時美幸(安田顕)らが臨場する。そこに、ボンボン刑事・渡海雄馬(成田凌)の父で衆議院議員の渡海一成(德光和夫)が、秘書・藤枝ミホ(西田尚美)を伴って現場に現れた。遺体のそばに落ちていた名刺が一成の別の秘書のものだったため、察時が呼んでいたのだ。
公式HPより
一成らには昨日、遺体の死亡推定時刻の間、後援会の人たちを招待して開いたパーティーに終始出席していたという、鉄壁のアリバイがあった。
一方で察時は、話の途中に一成がつぶやいたひと言が解せないでいた…。さらにその日の夕方、藤枝がひとりで捜査一課を訪ねてくる。そして察時に、秘書を殺したのは一成かもしれないと告げる。
察時は今回ももちろん時計店の店主・美谷時乃(浜辺美波)にアリバイ崩しを依頼するが、時乃は一成が祖父・時生(森本レオ)の囲碁仲間だったこともあり、フクザツな心境で…。
本当に雄馬の父・一成が犯人なのか…。事件の真相を追う時乃に、身の危険が迫り…!?ついに、衝撃の最終回!
【アリバイ崩し承ります】最終回のネタバレ
名越徹・安本孝之殺害犯
藤枝ミホ
動機
自分のほうが尽くしてきているのに、地盤を名越に譲るということが納得できなかったため殺害した。
アリバイ崩し後の真相
名越の父親のアリバイ崩しを頼まれた時乃だったが、父親が犯人ではないのでは?と考える。そして、安本と名越、二人の写真を見た時、どことなく似ていることがきっかけで閃いた。名越と藤枝は共犯だったに違いないと。
藤枝は名越に渡海議員が安本に脅されていると吹き込む。自分が安本を始末するから、アリバイ作りに協力して欲しいと名越に頼んだ。
パーティー当日、名越にかかってきた電話は、名越自身が別の携帯からかけたものだった。それを機に名越は一旦会場を出て、駐車場に停めてあった車の中で安本に変装する。そして、安本のふりをして再びパーティー会場に戻った。
パーティー終了後、藤枝は名越と落ち合い車の中で殺害。変装の痕跡が残っているとマズいので、遺体に灯油をかけて燃やした。
一方、名越に似ていた安本は、パーティー当日に拘束しそのまま監禁した。一日生かしておいたのは、胃の内容物からパーティーで出された食事以外のものが検出されるのがまずかったからだ。
そして翌日、藤枝は安本を殺害する。パーティー会場に来た安本が議員のファンだと思わせるため、パーティー券の領収書や、渡海議員の著作などを置いておいた。
渡海が盗難車を調べた結果、凶器に使ったと思われるハンマーや、ヘアピンが見つかる。藤枝が名越を殺害した動かぬ証拠となった。
ネタバレまとめ
- 名越が安本に変装していた
- 安本は名越にたまたま似ていたため殺された
【アリバイ崩し承ります】最終回の感想
アリバイ崩しも今回で最後となります。渡海の父親役として徳光和夫さんがゲストとして出演しました。徳光さんが路線バスの旅をしているせいか、やたら路線バス推しな議員です。
一人だけでなく連続殺人になりますが、同一犯が殺害したものでした。二人目はたまたま似ているだけというひどい理由で殺害されます。気の毒です。
結果的に渡海の父は事件になんら関与していませんでした。察時が時乃に頼んでアリバイ崩しをしていることも、渡海議員にはバレますが警察署内ではバレることなく終わります。
今回で最後と言いながら事件の連絡を受けると、察時はまた時乃にアリバイ崩しを頼むという感じでドラマは終わりました。
【アリバイ崩し承ります】最終回のアリバイ
今回のアリバイは共犯者がいて、似た人物もいたということで成立します。
- 名越の死亡推定時刻:午後6時~9時の間
- 安本の死亡推定時刻:翌日の午後7時~9時の間
最初の時系列
- PM6:00~8:00後援会のパーティー
- PM6:34名越の携帯に電話
- PM6:35名越が会場を後にする
- PM6:50安本がパーティー会場へ来る
- 翌日名越の遺体発見
- 安本の遺体発見
実際の時系列
- 安本を拘束監禁
- PM6:00~8:00後援会のパーティー
- PM6:35名越の携帯に電話
名越が自分で別の携帯から電話する
- PM6:35名越が会場を後にする
車の中で名越が安本に変装する
- PM6:50安本に変装した名越がパーティー会場に来る
- PM8:00過ぎ名越殺害
殺害後、死体を遺棄して証拠を消すために燃やす
- 翌日名越の遺体発見
- 安本殺害
- 安本の遺体発見
【アリバイ崩し承ります】最終回のロケ地
分かったところを記載しています。
テレビ朝日
後援会の会場
久喜市鷲宮総合支所
みんなで話していた屋上
【アリバイ崩し承ります】最終回のその他気になったこと
- 不自然な位置にあるバス停
- 移動は路線バスな議員
- 「泣くもんか!」「路線バスの政治道」「正直な国へ」というタイトルの著書
- 放置プレイじゃないかと指摘する牧村
- どうやって殺したかは分からないというジュニア
- 意外と親バカな議員
- 気づくと寝ている議員
- 態度だけは政治家っぽいジュニア
- 「ハウス!」と言われる時乃
【アリバイ崩し承ります】最終回のまとめ
最終回はゲストが徳光さんなので路線バスネタ満載な回でした。身内が絡んでくるという意味では最終回っぽい話でしたが、内容としては他の回のほうが面白かったです。
【アリバイ崩し承ります】は土曜の夜遅くに見るには、ちょうどいい感じのゆるさと謎の具合が良かったです。主役の浜辺さんの愛らしさと安田さんとの掛け合いの面白さ。バカっぽいジュニアとのやり取りなど、時折笑いを交えながらちょっとした謎を解く。毎回テンポのよさを感じました。
ただ、毎回結局同じことの繰り返しなわけで、型にはまっているのが良い反面、何度も見ているうちに飽きがきそうです。そういう意味でも深夜にこれぐらいの回数で放送したのは正解だった気がします。
続編が制作されるのかどうかは分かりませんが、忘れたころに放送されそうな気がします。