南井十とは?
以前から相棒を視聴している人は分かると思いますが、簡単にどんな人物かまとめました。
- イギリス在住
- 国籍:イギリス
- スコットランドヤードの刑事
- 右京のロンドン研修時代の相棒
- 人の心に入り込むのが得意
- 鏡見産院という孤児院の生き残り
- アキノリ・カワエと相棒だった
- 独自の正義感がある
日本人の両親の間で産まれた人物ですが、イギリスに渡って帰化したので国籍はイギリス人です。なので、スコットランドヤードの刑事になれます。
鏡見産院という貰い子を受け入れては、面倒をみないで殺すという事件があり、その生き残りの一人が南井となります。後に院長が青酸化合物による服毒自殺を遂げますが不審な点があり、それも南井がやったのではないかと右京さんたちは考えています。
アキノリ・カワエという相棒と組んでいましたが、彼は殺人事件の捜査中に頭を負傷し脳に障害が発症します。その結果、彼は自殺をしてしまいます。マリアはその相棒の娘となります。
「贖罪の気持ちを持たない犯罪者は、自らの死でその罪を償わせるのが相応しい」という独自の正義感の持ち主で、犯罪者の心を操り最終的には自殺に追い込んでいるのではないかと右京たちは推理しています。しかし、一切の証拠がないため逮捕には至りません。
今回の事件概要
最初の事件は原宿で転落死した少女が発見されることから始まります。その後、日暮里でも遺体が発見され、最初はマリアが犯人ではないか?と冠城が疑います。
被害者1
- 名前:吉井恵梨香
- 身元:家出少女
- 死因:転落死
- 発見場所:原宿
- 死亡推定時刻:午後5時頃
- ネクタイのようなもので絞められた痕がある
被害者2
- 名前:不明
- 身元:麻薬の売人
- 死因:絞殺
- 発見場所:日暮里
- 死亡推定時刻:午後7時~9時の間
- スカーフのようなもので絞められた痕がある
最初の被害者は直接的な死因は転落死ですが、首に絞められた痕跡があったのが分かります。どちらの被害者も犯罪行為に加担していたということで、今までの傾向から南井のターゲットになりそうな人物でした。
暗号解読
神待ちをしていた恵梨香がSNSに投稿した内容に、レスがある中で一見すると打ち間違いではないかと思われるものがありました。右京さんはこれを見て暗号だと分かり解読します。
あはわわMS99GB45YELHA
“あはわわ”の部分はガラケーのキーで1600となります。
それ以降はPCのキーボードのカナ入力に当てはめます。
M:も S:と 9:よ 9:よ G:き B:こ 4:う 5:え Y:ん E:い L:り H:く A:ち
16:00 元代々木公園入口
と、この暗号から読み取りました。なぜ、ガラケーとPCのキーに分けたのか分かりませんが、少しでも複雑な暗号にしようと思ったのかもしれません。
逆五芒星事件とは?
番組の最後のほうになって、右京さんが南井の話をしていく中で語られる事件です。ロンドンで発生した事件だと言いますが、どんな事件だったのか?
- ロンドン地下鉄サークル線上で発生
- 5件の連続殺人事件
- 犯人はほぼ特定できていたが逮捕できず
- 犯人が自殺したため未解決事件である
- 発生した駅
- High Street Kensington
- Farringdon
- Sloane Square
- Baker Street
- Westminster
この五つの点を起きた順に結んでいくと、逆五芒星が完成します。しかし、番組で見た感じでは、逆五芒星にはあまり見えません。しかし、そう呼ばれていたようです。
この逆五芒星というのは、悪魔の象徴とされているものだと右京さんが教えてくれます。ちょっとこだわりのある殺人事件ということでしょう。
そして今回、右京さんはこれに見立てて南井は犯行に及んでいるに違いないと言います。日本ではどうなっているのか?
- 山手線沿線で発生
- 現在2件起きている
- 発生した(する予定)駅
- 原宿
- 日暮里
- 品川
- 池袋
- 東京
この順番でないと綺麗な逆五芒星は完成されません。ある意味、予告殺人のような事件です。そして番組終わりで品川駅への道を警官に聞く南井が、拳銃を奪って発砲したような雰囲気で終わりました。
この事件にマリアは含まれていないので、残り3件起きるはずと右京さんたちは予想します。マリアが宿泊していたホテルが丁度星の真ん中辺りに来たりすれば面白いのですが、ロケに使用されたホテルは千葉県でした。
現時点での捜査状況
今のところ分かっていることと、捜査の結果についてまとめました。
分かっていること
- マリアは殺人犯ではなかった
- マリアは南井の相棒の娘
- 逆五芒星事件を再現しようとしている
捜査の結果
- マリアの死は自殺として処理
- ポットとカップに青酸反応と本人の指紋があった
- 部屋は本人がとったもので、第三者の痕跡はなし
- 繊維鑑定の結果、遺体に付着していたのはありふれた綿繊維
- マリアのスカーフと特定できず
南井が痕跡を残さないように、指紋はすべて拭き取ったりしたのでしょう。また、絞殺に使用したスカーフは特定されづらいものだと思ったから、そのスカーフを使用したともいえます。
警察側の人間が犯罪をすると、どこを調べるか分かっているので痕跡が掴めず厄介です。
【相棒シーズン18】14話のその他気になったこと
- ロンドンがソドムなら東京はゴモラ
- いい手が思いついたから東京に来た南井
- 勝負に負けたのをごまかすように盤面を壊す南井
- 角田課長も大体暇という冠城
- “諭吉紳士”に“ヒラリーマン太郎”というアカウント名
- 神待ちに詳しい青木
【相棒シーズン18】14話のまとめ
ロンドンから来た南井は、かつての相棒アキノリ・カワエの娘マリア・モースタンという人物を連れて来ました。冠城はずっとマリアが犯人だと思ってましたが、実際は違いました。マリアは南井の真の狙いを知ると、一緒に自殺しようとします。しかし、マリアだけが死んでしまうというのが現時点の状況です。
後編ではどうやら南井の狙いは冠城だという流れになりそうです。そして、冠城を守るためにか、右京さんが冠城に特命係を辞めてくれと言うシーンなども予告でありました。
冠城卒業のフラグなのか?それとも変わらずに続投なのか?さらに、南井を生きて捕まえることはできるのか?
次回は2月5日(水)21時から放送予定です。