【B面女子】のネタバレと感想|登場した店舗と料理も紹介

スペシャルドラマ
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2020年4月4日にフジテビ系列で放送された【B面女子】のネタバレと感想をまとめました。ドラマに登場した店舗と料理も紹介します。

森川葵さん主演のちょっと風変わりな主人公が、お店に行って食事をしながら迷える人たちを救います。でも実は主人公自身も迷える人でした。

深夜に飯テロとちょっといい話を混ぜた、ショートストーリーが集まったドラマです。

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【B面女子】のキャストとスタッフ

キャスト

  • 星野あさ…森川葵
    派遣社員のOL。美味しいものを食べるのが好き
  • 菊池義雄…奥田瑛二
    会社員。通称“妖精さん”
  • 菊池智恵…沢田亜矢子
    義雄の妻
  • 高野しのぶ…松本まりか
    キャリアウーマンの35歳
  • 悠斗…若林拓也
    知人の紹介でしのぶが会った24歳
  • 楓…三村朱里
    あさの同僚
  • 美咲…咲坂実杏
    あさの同僚
  • 未来…多田愛佳
    あさの同僚
  • 佐藤…廣末哲万
    通称“妖精さん”
  • 梅田いづみ…陽月華
    心臓外科医
  • 梅田涼太…生駒星汰
    いづみの息子
  • レストランの店員…佐野瑞

スタッフ

  • 脚本:伴一彦、池田千尋(2話)
  • 音楽:小山絵里奈
  • 演出:池田千尋
  • 公式HP
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【B面女子】のあらすじ

美味しいものを食べるのが大好きな星野あさ(森川葵)は、食べに行った先で出会う様々な人の話を聞く。きっかけは食べ物が可哀想と思うことから始まり、その奇抜な風体から“あたし、変態なので”と言って話を聞く。

会社での居場所がなく“妖精さん”と言われる男(奥田瑛二)や、“おばさん”であることで自分を守ろうとする女性(松本まりか)、世界は滅亡するから食事を食べない少年()など。思い悩んでいる人たちにあさは思ったことを素直に伝える。その言葉を聞いた人たちはみな、肩の荷が下りたように自分の気持ちを素直に出せるようになった。

しかし、あさ自身も迷える人物であり、A面女子の顔も持つ。あさも変わることができるのか?

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【B面女子】に登場した店舗と料理

第1話:焼鳥 サトウ

食べた料理:間焼き(あいだやき)

第2話:TOSHIYA Verde(トシヤ ヴェルデ)

  • 食べた料理:
  • 本わさびのスパゲッティ
  • チーズ茶碗蒸し
  • セロリとマッシュルームのサラダ
  • 鯛の焼き寿司
  • ライスコロッケ

第4話:山手ROCHE(山手ロシュ)

食べた料理:オムライスと海老フライのプレート

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【B面女子】のネタバレ

第1話:「妖精さん」

焼き鳥屋のカウンターで店主を捕まえてはクダをまく、サラリーマンの菊池義雄。あさは食べずに置いたままの焼き鳥を見て“かわいそう”だと言い始める。

会社に居場所がなくフワフワ飛んでいる姿は妖精のようだと、義雄のことを“妖精さん”とあさは呼ぶ。しかも、家でも放置されていると指摘する。一人で飲むのが好きだと強がる義雄に、あさも一人で飲むが好きだと同調する。それは料理と会話をするためだと語るあさを、義雄は“変態”といった。

焼き鳥の間焼きはハツとレバーの間、ハツの食感にレバーの風味がある料理だ。それを義雄は中途半端というが、あさは一挙両得だと表現する。そして、義雄に対して会社で頑張らなくてもいい、会社の外にも世界は広がっていると教える

妻がダンスをしていることから、義雄も実はひっそりとダンスを習っていた。上達したら一緒に踊ろうと思ってのことだった。あさはダンスの踊り方を教えて欲しいといい、義雄は得意になって手振り身振りでダンスの踊り方をレクチャーする。

そんな2人を離れて見ていた義雄の妻、智恵が声をかける。智恵もこの店が好きで来ていたが、夫は気づかずにずっと店主に愚痴を言っていたという。そんな夫に一緒にダンスをしようと誘う妻、義雄は踊ってやってもいいよと夫婦ならではの仲睦まじさを見せた。

帰るときにはるへ義雄は妖精は君だ、魔法をかけてくれてありがとうと礼を言う。そうではなく、あさはかかっていた魔法を解いてくれたのだと妻は言う。あさは「私、妖精じゃなくて変態です」と言って笑った。

はるのアドバイス

会社で頑張らなくてもいいんだ。会社の外にも世界は広がっている。

第2話:「35歳の女」

知人の紹介でしのぶと悠斗は店で会う。ただ、悠斗の年齢は24歳で自分は35歳という年齢の差にしのぶは引きつる。そして自らを“おばさん”と呼び、無理しなくていいと悠斗に告げる。さらに自分は結婚じゃないと意味がない、付き合うとかそういうのはもういいと焦っていた。

悠斗は席を立ち「たばこ…」と言いながら外に行ってしまう。逃げた姿を見たあさは、許せないと言う。それは料理を食べずに金も払わずに出て行ったことに対してだった。

残されたしのぶと一緒に注文した料理を食べるあさ、しのぶは女はずっと呪われているとぼやく。しのぶはまるで“おばさん”という線を引いて自分を守っているみたいだとはるは指摘する。しのぶは仕事では評価されても女としては評価されない、女は仕事と家庭の両立とかやることが多すぎると愚痴る。

話を聞いたあさはまるでお子様ランチだと言う。女は仕事に家事や育児など男と違って、全部を食べるチャンスがあるということ、そう考えたら女は最強だと喜ぶ。そして2人でなぜかおばさん万歳!と声を上げる。

あさにとって人間はなぞなぞのようで、思っても全部は分かりきらない。だからいっそ、意外性を楽しみたいと思っていた。この料理もわさびのパスタという意外性があり、発想が豊かだと食べさせる。いまいちよく分からないというしのぶに、分からなくてもいいのではないか、世界は何も決めない。決めるのは自分だとアドバイスする。

その後、逃げたと思われた悠斗が戻ってきて、しのぶの隣に座るようあさは促す。2人の恋を応援するようその場を後にしようとした時、しのぶから自分と一緒だといわれる。“変態”ってキャラで自分を守っているのでしょう?と。

その後、しのぶは悠斗と食事をし、「結婚願望ありますから」と告げられる。驚くしのぶは意外性の勝利だと喜んだ。

はるのアドバイス

世界は何も決めたりしない。決めるのは自分。

第3話「A面女子」その1

あさは昼間は派遣社員として働くOLだった。同じ派遣女子たちと昼食の時間を共にするが、周りは会社にいる“妖精さん”の悪口で盛り上がっていた。あさは何も言わずに話を聞いていた。

自宅に戻ったあさは派手な衣装に着替え、ウィッグをかぶりキャサリンに変身する。「妖精さんはキモくない、結婚したくなくてもいい、私は変態」と呪文を唱えるように呟いた。

第4話「食べない少年」

3日間、給食を食べない息子の涼太を心配して、好物のオムライスがある店に母親のいづみは連れてきた。しかし、電話が入り席を立ち店の外へ行ってしまう。

一方、あさは様々な料理を食べて店員に心配されるぐらいだった。そんな姿を見た涼太は、世界の1割は栄養不足で悩んでいて、世界の3分の1にあたる食料が捨てられいるとはるに言う。あさはもったいないといいつつ、キャサリンと名乗ると小学生だからってバカにしないで欲しいと呆れる。

涼太はどうしたいのか?あさが聞いてみると、世界を滅亡させないためにストライキの餓死をしたいという。しかし、涼太の死は1週間もたったら忘れ去られるし、死んでしまったら全て終わりだとあさは諭す。大人の無関心さに不満がある涼太に、自分も同じ歳ぐらいの時に世界なんか滅んでしまえと思っていたとあさはいう。

世界は変わらない、でも小さな世界は変えられる。涼太が変われば世界が変わるとあさはアドバイスする。涼太はママをいじめる世界なんて滅亡すればいいと、母親に対しての寂しさから告げた言葉だったとあさは理解する。

そんな世界は終わりにしようと言って、戻って来た母親の分までオムライスを注文する。忙しくて食べてる場合じゃないという母に対して涼太は、自分にはしっかり食べて体力つけろと言ったのだから同じだと告げる。その言葉に、母は納得して2人で一緒にオムライスを食べた。

はるのアドバイス

言葉にしないと伝わらない。

第5話「A面女子」その2

相変わらず派遣社員たちの昼食は、自分には興味のないことで盛り上がっていた。合コンがセッティングされて盛り上がる彼女たち、あさは「私の世界は変えられる」と呟く。そして、合コンに行くのを断った。やっと言えたと喜ぶあさだった。

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【B面女子】の感想

東海テレビ制作のお馴染み深夜に飯テロ番組です。今回のドラマはテンポよく、次々と人物が現れては解決していきます。今の時代に合っていそうな、短時間のドラマが続いていく感じです。

登場するお店はどれも美味しそうで、2話目のお店は寿司×イタリアンという異色コラボな店でした。

主人公のあさ自身が実はA面女子な部分があり、それを本人はあまり好んでいません。なのに、周りがそういう人たちばかりなので、何となく合わせていただけでした。しかし、最後にやっと自分の気持ちが言えます。今後A面とB面、2つが徐々に近づいていきそうです。

実在の店舗が出てきて、“変態”女子のあさがお悩み解決という、いいとこどりのような構成ですが、見ていてどんどん進んで行くので飽きずに楽しんで見れました。いっそ、連続ドラマ化してもよさそうな内容で面白かったです。

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