【サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―】3話ネタバレ感想|島崎藤一郎は島崎楓の父?

サイン 2019夏ドラマ
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今回の【サイン】は警察がまた隠蔽をし、それに従う伊達との攻防となります。柚木はどうやって真相にたどり着くのか?そして新たに登場した島崎藤一郎という政治家は、一話の北見永士殺害事件に出て来た島崎楓と何か関係があるのか?

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【サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―】3話のあらすじ

 「日本法医学研究院」院長の伊達明義(仲村トオル)直々の指名で、解剖医・柚木貴志(大森南朋)は新人の中園景(飯豊まりえ)が担当する司法解剖に立ち会うことに。その裏で、伊達は副院長の橘祐輔(淵上泰史)を呼び出し、警視庁組織犯罪対策四課から託された射殺体の解剖を依頼する。被害者は暴力団員・千葉雄一(諫早幸作)。千葉は歓楽街のスナック店内で、腹部と眉間を撃たれて死亡。被疑者の暴力団員・伊沢明夫(高尾悠希)は逃走中だが、現場にあった薬莢から凶器はロシア製トカレフで、組員同士の抗争だと推測されるという。説明を受けた橘はさっそく解剖を開始するが、どういうわけか、わずか20分で終了! 捜査内容および現場の状況と一致する、との結論を述べる。
 話を聞いた柚木は、あまりにも短時間すぎる解剖に疑念を抱き、解剖所見を見せるよう食い下がる。だが、橘はこれを拒絶。しかも、この解剖には不可解な点がほかにもあった。被害者の遺体はなぜか即座に、遺族のもとへ返されたというのだ――。
 時を同じくして、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)と刑事・高橋紀理人(高杉真宙)も、千葉の殺害方法や四課の捜査体制に違和感を覚えていた。2人は真相を突き止めるため、裏ルートを駆使した独自捜査を敢行。やがて、明るみになればすべてがひっくり返るような“とんでもない事件の内幕”にたどり着く! 一方、柚木は千聖に協力してもらい、景とともに事件現場となったスナック店内に潜入。飛び散った血痕の状況から、“ある矛盾のサイン”を嗅ぎ取るが…!?

公式HPより
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【サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―】3話のネタバレ

千葉雄一・伊沢明夫殺害犯

黒川時雄

動機

警察の内部情報を流していた黒川の元に、千葉と伊沢が来て小遣いをせびる。週刊誌にバラすぞと脅迫まがいのことを言い、鬱陶しく思った黒川は千葉をその場で射殺。何とか逃げ出した伊沢も後に死亡する。

逮捕の道筋

司法解剖が法医学研究院に運び込まれるが、伊達の息がかかった橘が解剖する。伊達は政治家の島崎から警察の思う通りの司法解剖をするよう圧力がかかっていた。橘は解剖を20分で終えてしまい、解剖所見にでたらめを書く。あまりにも早い解剖に柚木が疑問を抱き、橘に詰め寄っている隙に景がデータを盗み出す。

それを見た柚木は自ら事件現場に向かって検証する。捜査調書とも違う内容に疑問を覚える柚木だったが、決定的な証拠が見つからない。撃たれた伊沢が死亡し、その遺体を病院に運ぶ景と髙橋。研究院ではないため解剖をできない状況で、柚木に電話をし景は指示を受ける。そして取り出した弾丸は警察官が主に使用しているものだった。この件で景は謹慎となってしまう。

千聖は覚悟を決めて黒川を聴取することにする。タイムリミットの午後5時までの間に、自供を引き出そうとするが答えない。柚木は謹慎中の景を引きつれ事件現場にもう一度向かう。そこで隠れていたビリヤードの球に、血痕が付いていたのを発見する。

その球は黒川と揉み合った際、伊沢が手のひらを負傷し偶然握ったものだった。よく調べるとシリアルナンバーのようなものが刻印されていて、それは警察功績章の受章者に与えられた腕時計のシリアルナンバーだった。その番号を照合した結果、黒川のものだとわかった。

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【サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―】3話の感想

いつも隠蔽ばかりしている法医学研究院です。司法解剖する=証拠を捏造という悪循環になっています。不都合な事実は全て隠そうとしますが、柚木や景はそれを許しません。結果がどうあれ“真実”こそ全てというハッキリした信念を持っています。

しかし、どうやら伊達には過去に苦い思い出があるようで、無力だったせいで悔しい思いをしたようです。それは次回に描かれそうな予告でした。また、景にも過去があるような感じです。実家の寿司屋に飾ってある写真は、父、景、もう一人姉だか妹だかが写っていました。母親は幼い頃に亡くしているのか、離婚しているのかわかりませんが写真には写っていません。

登場人物の過去に何かあるというのは、ドラマではありがちな設定です。ドラマなのでそれこそドラマチックなほうが良いでしょうから、どうしても何かしら過去があることが多いのだと思います。

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島崎藤一郎は島崎楓の父?

一話目で青いぬいぐるみを抱えて、北見永士の控え室から出て来た女性を覚えているでしょうか?あの女性の名前は“島崎楓”という女性です。そして今回出て来た政治家“島崎藤一郎”という名前、二人は親子なのではないか?そう思ったので今回出て来た島崎藤一郎の、いくつかわかったことをまとめます。

  • 自由民政党の衆議院議員
  • 総裁選に立候補した
  • 元警察庁長官
  • 法務大臣と厚労大臣を歴任
  • 次期総裁選の有力候補
  • 秘書は佐々岡充

自由民政党は恐らく与党でしょう、なぜなら島崎は大臣を二度やっているので。与党の総裁=総理大臣に近い位置にいるということです。まだ立候補しただけですが、有力候補ということだそうです。そういった立場の政治家の娘が楓だとしたら、そりゃ隠蔽に走るんだろうなと思います。

ましてや元警察庁長官だったので、警察内部のものは逆らえる人もいないでしょう。そして厚労大臣というのも重要です。法医学研究院を管轄しているのは、警察庁と厚労省の共同管轄です。この人物に法医学研究院が逆らうことは絶対にありえないのです。

今回、楓の話や一緒にいるシーンなどは一切出てきません。単純に苗字が一緒というだけで、他人かもしれませんが頭の片隅にでも入れておくと、全てがわかったときにより楽しめるかと思いました。

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隠蔽の流れ

隠蔽大前提で始まるので、流れも何もあったものではありませんが、なぜ隠蔽することになったのか?真実がわかったことでそれもわかりました。

  • 伊達が政治家の島崎と会合
  • 所轄官庁である警察庁と信頼関係を築けと指示
  • 組織犯罪対策第四課がさっそく事件を仕切りだす
  • 解剖は伊達の息がかかっている橘が行う
  • 司法解剖の結果と捜査内容、現場検証は当然一致
  • 解剖時間は20分という短時間

一致するのが大前提なので、時間をかからないのはわかりますが、それにしたって20分は短すぎだと他の人たちも不審に思います。当然柚木が聞いたら「また隠蔽している」と思うわけで、柚木は橘のところに言って所見を見せろなど騒ぎます。

もちろんそんなものを見せるわけもないので、この隙に法医学研究院の“スパイ”こと景がデータを盗み出します。もはや景は法医学者よりもスパイを仕事にしたほうがいいんじゃないか?そんな感じで今回も盗みます。柚木はそんな景に文句を言うくせに、共犯覚悟でデータを見ます。

柚木たちが真実を求めることは、確実“不都合”なことなのですが、伊達も橘を左遷だかクビにするだかで収拾します。警察内部でも千聖のような存在が迷惑なのですが、捜査一課長である下山は強引に止めたりしません。隠蔽がうまくいっているようで、実は内部で少しずつ歯車が狂ってきているのか?伊達にまだ“良心”があるのか?そんな感じの回でした。

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【サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―】3話のその他気になったこと

  • 脳みそに虫がわいているのか?とパワハラな柚木
  • ディスり大王と呼ばれる柚木
  • 北千住にある美味いお好み焼き屋のトッピングで悩む千聖と髙橋
  • 高野豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえと柚木をディスる景
  • 事件現場に入るためだけに千聖を呼ぶ柚木
  • 弾丸を摘出した頃に都合よく開く扉
  • 柚木と伊達で机の叩き合い
  • 都合よく掃くためにある落ち葉
  • ペチャパイをグイっとと言われる千聖
  • 寿司屋の使えないバイトの姉ちゃん扱いされる景
  • 以前景が渡したカードも一緒に返す柚木
  • 貝はグロいし砂がジャリっとするから苦手
  • お嬢さんに毎日パワハラ受けて困ると景の父に零す柚木
  • 最終的に「カッパ巻きください」と頼む柚木
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【サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―】3話のロケ地

事件現場として出て来た店です。

オアシスバー水天宮店

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【サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―】3話のまとめ

世界水泳があって一週開いたせいか、一話目の話をすっかり忘れていた頃に、重要な人物を出して来ました。ドラマ内でも特に説明しないため、普通にスルーするところでした。今回の話自体は警察と法医学研究院の隠蔽をどうやって暴くか?という話で、いつも通りに勝手に行動する柚木&景コンビと、真実を追うことに賭けた千聖の証拠を掴んだもん勝ちといった感じでした。

次回は伊達の過去が分かりそうですが、なぜか予告のあおりで“クライマックスへ急加速”と出ていました。物語の終わりという意味なのか?それともこのドラマ自体のことなのか?まだ始まったばかりなのに、もう終わるのか?と変な感じのあおりでした。

今回のいいセリフ

俺たちの仕事は遺体の声を聞きサインを見逃さず、真実を突き止める事だ!

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