【イグナイト】9話のネタバレと感想|轟の過去と事務所設立のいきさつ

2025春ドラマ
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【イグナイト-法の無法者-】9話のネタバレと感想をまとめています。

5年前、轟は桐石と同じ法律事務所で働いていた。今とは違う正義感を携え、金にならないが弱者のために依頼を受けていた。多忙の中、娘の誕生日を祝おうと準備を進める轟だが、最悪の日に……。

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【イグナイト】9話のあらすじ

5年前、轟謙二郎(仲村トオル)は桐石拓磨(及川光博)と共に大手法律事務所に勤務していた。妻を病で亡くしていた轟だが、娘の佳奈(藤﨑ゆみあ)が家のことをやってくれていた。

正義感に溢れ弱者の味方だった轟は、事務所の稼ぎにはならない案件ばかりを請け負っていた。

多忙な日々を送る轟だが、桐石に佳奈の誕生日を一緒に祝ってあげたらどうだと勧められ、今年の誕生日は一緒に過ごそうと佳奈を説得し約束する。

その日から轟は誕生日のプレゼントを何にしたらいいか、悩む日々が続く。そして迎えた娘の誕生日当日、その日が人生最悪の日になるとは、轟は思っていなかった……。

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【イグナイト】9話のネタバレ

事故で娘を失った轟は塞ぎこみ荒んだ。だが、浅見が事件には黒幕がいると話し、桐石も協力することを約束する。それからの轟は人が変わったように、真相を探るため事務所に開示請求を頼む。だが、事務所は応じてくれなかった。

そこで轟は事務所をやめ、ピース法律事務所を設立する。だが請求して届く書類はどれもこれも、黒塗りされたものばかりだった。自暴自棄になる轟だったが、宇崎の母・純子からの手紙を見て会いに行く。

轟が弁当屋に行くとそこは罵詈雑言の落書きだらけで、とても営業できる状況ではなかった。純子は轟を見るなり平謝りを繰り返すばかりで、すっかり怯えていた。

轟は純子を許し、そして励まし、力になってあげた。宇崎が弁護士を目指すきっかけとなる出来事だった。

やがて事務所に伊野尾、高井戸が集まり、轟は宇崎が司法試験に合格したことを知り、純子に事故の被害者遺族であることは伏せて、宇崎に名刺を渡すよう頼んだ。そうして宇崎も仲間に加わり、現在のピース法律事務所となった。

轟はみんなの前で覚悟は出来ているか確認をする。事務所に集う誰一人、臆している者はいなかった。

5年前の日常

5年前の朝、佳奈(藤﨑ゆみあ)は食事を用意し、轟謙二郎(仲村トオル)を起こしに行った。母はすでに他界しており、佳奈は父の分の朝食も作っていたが、轟は慌てて家を出ていった。

同じ日、宇崎家では、純子(藤田朋子)が仕事へ向かう夫・裕生(宮川一朗太)に弁当を手渡していた。

一方、HY法律事務所では、轟が出社し、田村(森下じんせい)から案件を任されそうになるも、自分の手一杯な状況を理由に断る。田村からは「立場の弱い個人を助けるのもいいが、事務所の利益も考えてくれ」と釘を刺されるが、轟は「悪いけど俺はそういうことしかできない」と応じた。これに対し、桐石拓磨(及川光博)は「もう少しうまく立ち回ったらどうだ」と諭していた。

昔の轟

轟と桐石は、いじめに関する裁判に出廷する。依頼人である幸田(松井ショウキ)の娘・由香は、いじめが原因で自殺未遂を起こしていた。傍聴席には浅見涼子(りょう)の姿もあった。

裁判では、担任教師の野々村(長友郁真)が「いじめはなかった」と主張するが、轟はその言葉に嘘がないかと念を押したうえで、ある書類を提出する。それは、失われたはずの業務日誌だった。

ゴミの中から見つかったその日誌には、「教室内でいじめがあった」と明記されており、もとはシュレッダーにかけられていたものだった。轟は法廷で、担任に向けて強く訴える。

「あなたは見て見ぬふりをした。被害者は今も深いトラウマを抱えて生きている。両親は気づけなかったことを悔やみ、苦しんでいる。今、一番苦しんでいるのは誰か。その人を救えるのは、あなただけだ

その言葉を受け、担任の野々村はついに「いじめは……ありました」と証言した

裁判後、相手側代理人の千賀光一(田中直樹)は険しい表情で轟を睨みつける。一方、幸田は深く感謝の意を伝えた。轟は「あなたはもう十分すぎるほど苦しんだ。これからは娘さんを笑顔にしてあげてください」と優しく声をかけた。

浅見もまた「今回も助かった」と礼を述べ、佳奈から聞いた話を引き合いに「もう少し時間を作ったほうがいい」と助言を残し、その場を去った。

誕生日の約束

事務所で轟が残業していると、桐石が先に帰ろうとする。桐石は「佳奈ちゃんの誕生日を祝ってやったらどうだ」と促すが、轟は「向こうが断る」と素っ気ない。

そんな轟に桐石は「相変わらず仕事以外は鈍いな」と言い、スマホのメッセージを見せる。そこには、佳奈が桐石に「轟にシャツを着替えるよう言ってほしい」と頼んできた内容が記されていた。

桐石は「佳奈ちゃんは、母親を病気で亡くしたまだ15歳の子供だ。本当は寂しがってるんじゃないか?」と助言を残す。

その夜、轟が帰宅すると、佳奈はソファで眠っていた。轟は声をかけることもできず、ただ見つめるだけだった。

翌朝、轟は朝食を作る。佳奈は驚くが、料理の出来栄えはやはり芳しくなかった。轟は家で誕生日を祝おうと誘うが、佳奈は友達と約束があると断る。轟はなんとか家で祝わせてほしいと食い下がり、約束を取り付けようとした。

プレゼント

轟は事務所に出勤し、自身のカレンダーの3月19日に印をつけていた。その日は佳奈の誕生日である。彼は同僚の刈谷(中島もも)に「高校1年の娘の誕生日プレゼント、何をあげればいいと思う?」と相談するが、刈谷は困惑し、明確な答えは得られなかった。

一方、佳奈は浅見に愚痴をこぼしていた。「もっと早く言えばいいのに」と不満を口にする。轟はその日が近づくまで、ずっとプレゼントを悩み続けていた。

そして3月17日、ついに佳奈に直接メッセージを送り、「何か欲しいものはあるか」と尋ねる。佳奈は「特にないかなー。楽しみにしてる」と返信した。

その夜、自宅に戻った佳奈は、ソファで寝ている父に毛布をかける。轟は眠る直前まで、佳奈へのプレゼント候補として、鳩をモチーフにしたガラス製のハンドメイドランプのページを見ていた。佳奈はそれを覗き込み、少し笑ってから自室へ戻った。

事故当日

3月19日、誕生日の朝。轟は佳奈を見送りながら、何時頃に帰るのかを尋ね、「連絡をちょうだい」と頼んだ。佳奈は笑顔で応じ、家を出ていった。

同じ日、浅見は萩原(羽谷勝太)とともに強盗事件の現場周辺で聞き込みを行っていた。

裕生は妻の用意した弁当を食べ終え、午後の仕事へと向かう。

定時になると桐石は事務所で「訴状は代わりに作るから、ちゃんと祝ってやれ」と轟に声をかけ、彼を送り出した。

その頃、佳奈は友人に謝り、急いでバス停へと向かう。バスはすでに発車寸前だったが、佳奈はギリギリで間に合った。

暴走するバス

轟はガラス製の鳩のランプを受け取り、佳奈に「帰りの時間はわかったか」とメッセージを送る。

その頃、佳奈は帰りの連絡をしようとスマートフォンを手に取る。しかしその直後、乗っていたバスが突然暴走を始める。運転手がブレーキを踏んでも止まらず、バスは制御不能のまま加速する。

暴走するバスは、浅見と萩原が聞き込みを行っていた通りを猛スピードで横切った。異変を察した浅見は、すぐさまバスを追う

運転手がサイドブレーキを引いても、バスは止まらなかった。ついにバスは工事現場へ突入し、トラックの荷台を乗り越えた衝撃で大きく傾き、そのまま横転する。そして車体には火がついた

浅見が現場に駆けつけた直後、バスは爆発を起こす。彼女はすぐに救急と消防に連絡を入れた。

娘の死

何も知らない轟は、佳奈のためにケーキを用意し、帰宅を待っていた。連絡がこないことを不安に思い、電話をかけるが繋がらない。

そこへ一本の電話がかかってくる。内容を聞いた轟は、ただならぬ気配を感じ、慌ててその場を飛び出した。

向かった先は霊安室だった。静かに横たわる佳奈の姿を前に、轟は布をそっと取り、「佳奈…佳奈!」と叫び、力なくその場に崩れ落ちた。

一方、警察署を後にしようとしていた浅見と萩原の前で、所轄の刑事である沼田(守谷勇人)が「待ってください」と叫び、警視庁の関係者を追いかける。しかし彼らは「上からの命令だ」とだけ告げて立ち去っていった

不審に思った浅見は、何があったのかを沼田に問いただした。

隠蔽される真実

官房長官の石倉庄司(杉本哲太)は湊市長の音部卓郎(髙嶋政伸)からの電話を受け、「大丈夫ですよ」と穏やかに応じた。しかし通話を終えると、秘書の北村(飛永翼)に対し「湊市はもう使えない。適当な理由をつけて切っておけ」と命じる。

北村は請け負うと、警視庁副総監からの伝言として「処理は問題なく終わった」という報告があったことを伝える。

石倉は「くだらない事故ごときで、計画を止めるわけにはいかない。この計画には国の未来がかかっている」と語り、新たな候補地の提示を北村に求めた。

荒む心

佳奈の葬儀には、浅見と桐石の姿もあった。参列中、浅見は桐石に「話しておきたいことがある」と小声で告げる。

その後、純子が轟のもとを訪れ、深々と頭を下げて謝罪した。しかし轟は「帰ってください」とだけ答えた。純子はそれでも何度も「申し訳ありませんでした」と繰り返しながら、その場を後にした。

ニュースでは、事故を起こしたバスの運転手が副作用のある薬を服用していたことが報じられる。運転手の裕生は、過失運転致死の容疑で、死亡したまま書類送検された。

そのニュースを誰もいない部屋で、轟は黙って見つめていた。そこへ桐石と浅見が訪ねてくる。轟は無言で「帰ってくれ」と告げるが、桐石は「バス事故について、話がある」と真剣な面持ちで切り出した。

事故の裏側

轟は浅見と桐石を家に招き入れ、話を聞くことにした。

浅見は静かに口を開く。「あのバス事故は、ただの事故じゃない」

事故当日の夜、所轄が集めた証拠のすべてが、警視庁の人間によって押収されたという。翌日返却された証拠は改ざんされており、本来なかったはずのブレーキ痕の写真が追加されていた。また、運転手は事故当日に副作用の強い薬を服用していたことにされ、すべての責任が運転手の過失として処理されていた。

浅見の説明に、轟は混乱し、「まったく意味がわからない」と声を漏らす。

さらに桐石は、音部市長が事故後、急遽出張を取りやめて帰京していた事実を明かす。本来、市長がそこまで動く必要はないはずだと補足する。浅見は続けて言った。

「あの事故には黒幕がいる。市長すら動くほどの権力を持った何者かが」

それを聞いた轟は耐えきれず叫ぶ。

「待てよ…そんなのおかしいだろ。佳奈は…佳奈はただの、普通の高校生だった。何にも悪いことなんかしてないのに…なんで、なんでそんな陰謀みたいなものに巻き込まれて、死ななきゃならなかったんだ!」

その言葉に浅見も目を潤ませ、静かにうなずいた。

轟はさらに怒りを募らせる。「警察の仕事って、市民を守ることじゃないのか?なんで犯人を守るようなことしてんだよ!」

浅見は涙をこらえながら答える。「わかってる。上層部が隠蔽に関わっているのは間違いない。私が必ず、この事故の真相を解明する。犯人がわかったら、あなたが弁護士としてそいつを葬ってほしい

桐石も「俺も協力する」と力強く応じた

轟はうつむいたまましばらく黙っていたが、やがて立ち上がる。「それまで待ってろってのか。ふざけんなよ。俺もやる。情報を集める」

そして、可能な限りの開示請求をかけて、手がかりを一つでも多く見つけ出すと誓った。

轟の決意

轟は事務所を訪れ、田村に「話がある」と切り出した。そして、警察と湊市役所に対して情報開示請求を行いたいと協力を求める。

だが田村は即座に拒否した。「そんなこと許可できるはずがない。お前の正義のために、事務所を潰すわけにはいかないんだよ!

さらに田村は言い切る。「俺たち弁護士が働いているのは、正義のためじゃない。クライアントのためだ。訴えて賠償金をもらうのが、せいぜいだ」

その言葉を聞いた轟は、迷いなく「じゃあ、辞めます」と告げ、そのまま事務所を出ていった

その後、轟が個人で開示請求を行い入手した書類は、どれも黒塗りだらけで、ほとんど内容が読み取れなかった。手がかりを得られず、焦りだけが募っていく。

そんな中、轟は一通の封書に目を留める。それは純子から届いたもので、中には被害者への謝罪の言葉が丁寧に綴られていた。

誰のための弁護士

轟が封書に記されていた住所の店を訪れると、そこは落書きだらけで、とても営業できる状態ではなかった。店先にいた純子に声をかけると、彼女は驚き、深々と頭を下げた。

「顔を上げてください」と轟が促し、なぜこんなことになっているのか尋ねると、純子はネット上に自宅の住所が晒されてしまったのだと明かす。さらに、息子は落書きをしていた人物に殴りかかり、今は警察に拘束されているという。

「あんな真面目な夫が、そんな薬を飲むなんて思えない」と、純子は力なく呟いた。しかし警察は「暴行と落書きは別」として取り合わず、相談すらできなかったと語った。

轟は、罵詈雑言が書かれた紙を一枚破り捨てながら言う。「事故と誹謗中傷は別の話です」。そして、落書きに使われたスプレー缶がまだ残っているなら、指紋が付着している可能性があるから保管しておくべきだと助言する。

さらに、弁護士に相談して、息子を暴行で訴えている相手に対し、そのスプレー缶の指紋について話をするよう勧めた。「落書きを止めようとして手が出たのなら、話は大きく変わってくるはずです」

また、監視カメラの設置と、ネットに住所を晒した人物への開示請求も行うべきだと提案した。

「宇崎さん。申し訳ありませんでした」と、轟は深く頭を下げた。

そして静かに語りかける。「私はあなたたちを憎んでいました。でも、それは間違いでした。あなたたちは法律を守り、真っ当に生きている人たちです。そういう人たちが困っている時に、法律で救う。それが、私の――弁護士の仕事です。だから、宇崎純子さん。やられたら、ちゃんとやり返しましょう

「でも、私たちがそんなことをしていいんですか……?」と、不安げに問う純子に対し、轟は力強く答える。

「当たり前です。お願いですから、生きてください」

その言葉に、純子は感謝をこめて深くうなずき、静かに涙を流した。

争いは起こせばいい

自宅に戻った轟は、佳奈の遺影の前に静かに座る。そこには、誕生日に渡すはずだった鳩をモチーフにしたガラスのランプがあった。それをそっと手に取り、遺影に目を落とす。

一方、宇崎は警察署から戻り、純子に謝罪する。純子は「弁護士さんが来て、戦う方法を教えてくれたの。逮捕されずに済んだのも、あの人のおかげ」と、安堵の笑みを浮かべた。

その頃、事務所には轟、桐石、浅見の三人が集まっていた。轟は机の上に鳩のランプをそっと置く。

それを見て、桐石が皮肉っぽく言う。「“ピース”っていう事務所の名前、皮肉だな」

轟は応じる。「いい名前じゃないか。平和っていうのは、もぎ取るもんだからな」

そして、こう続ける。「俺たちだけじゃ真相にはたどり着けない。だから作戦がある」

訴えたくても訴えられない。刑事事件にすらしてもらえない。そんな状況の中で、悪党の陰に怯えている人々が大勢いる――と語る轟。

「争いは、起こせばいいんだよ」と言い切り、その目に迷いはなかった。

人材集結

伊野尾麻里(上白石萌歌)が事務所を訪れ、「信じられる依頼人を救いたいんです。たとえ焚き付けてでも」と語り、浅見の紹介で加わることとなる。

一方、高井戸斗真(三山凌輝)は多方面から誘いを受けている中で、なぜこの事務所に呼ばれたのか轟に尋ねる。轟は、「お前、普通のところじゃ退屈するタイプだろ。それに、いろんなものを抱え込む性格じゃないか」と答える。そして、「かなり特殊なやり方で悪党どもから金をもぎ取ってるけど、興味ないか?」と誘いをかけた。

人手不足に頭を悩ませていた桐石。轟は、宇崎が司法試験に合格していることを知り、弁当屋を訪れる。純子に宇崎の様子を尋ねると、「一応あれでも弁護士。弱いものを守るんだって」と話す。だが宇崎は、就職先が見つからず、「バカ正直で偉い弁護士さんの事務所は受からない」と純子は呆れていた。

轟は「そういう人間を求めてる事務所もあると思いますよ」と言い、名刺を置いて去る。「事故の関係者だというのは秘密でお願いします」と、純子に口止めも忘れなかった。

後日、宇崎はその名刺を手に事務所を訪れる。その時、事務所ではドーナツを巡ってちょっとした揉め事が起きていた。

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【イグナイト】9話の結末

石倉のもとに北村が現れ、「報告があります」と切り出す。件のバス事故について、ある法律事務所が嗅ぎ回っているというのだ。その中心人物は轟で、音部の裁判で原告側の代理人を務め、バス事故の被害者の父親でもあると説明した。

しかし石倉は動じず、「好きにさせておきなさい。どうせ一介の弁護士には何もできません」と、全く相手にしようとしなかった。

一方その頃、事務所では轟が仲間たちに向かって「覚悟はできてるか」と確認する。桐石は静かにうなずき、「安心しろ。もうお前の前から大事なものはなくならない」と応じた。

轟は拳を握りしめながら言う。「奴らをぶっ潰す、具体的な方法を考えるぞ。こっからが本当の勝負だ」――その表情には、決意と怒りが燃えていた。

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【イグナイト】9話のまとめと感想

5年前に起きたバス事故の真相を暴くため、轟は事務所を立ち上げたという話でした。

以前からバス事故は運転手の過失ではなく、自動運転の暴走だとドラマ内で言われていました。しかしいざ映像になると轟の悲しみと怒りが強く伝わってきます。誕生日に娘を失った轟は、病気で妻にも先立たれていました。つまり轟は一人きりになってしまいます。

そして本来被害者の一人でもある運転手の裕生ですが、真実を曲げられたことで加害者となり、純子や宇崎は世間から酷い仕打ちを受けます。

隠蔽して責任も取らない石倉が、いくら自動運転が担う日本の未来を語ったところで無意味です。しかし当の本人はどこ吹く風で、轟たちのことなど眼中にありません。

どうやって石倉を法廷に引きずり出し、罪に問うのか?決定的な証拠がなにかあるのか、気になるところです。

【イグナイト】9話のいいセリフ

平和っていうのは、もぎ取るもんだからな。

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