今回の科捜研の女は、二話連続の話となっています。和歌山アドベンチャーワールドでのロケもあり、基本的に京都ではなく主に和歌山で話が進みます。視聴率がいいドラマは予算も割いてもらえるようで、ほぼロケでの展開となっています。
【科捜研の女19】7話のあらすじ
榊マリコ(沢口靖子)は科捜研メンバーの涌田亜美(山本ひかる)、橋口呂太(渡部秀)と休暇を取って和歌山へ。ところが、パンダで人気のテーマパークを訪れた際、不審な男が家族旅行中の小学生・笠倉桃香(小南希良梨)のリュックを奪おうとする場面に遭遇!
男はすぐに逃走したが、マリコたちが防犯カメラと科捜研のデータベースを照合した結果、なんと男は数日前に京都市内で強盗傷害事件を起こして指名手配中の容疑者・新浜陽一(小柳友)だと判明する。新浜は数日前、経営コンサルタント会社に押し入り、顧問税理士の結城隆司(内野謙太)を階段から突き飛ばして金庫を強奪した挙句、ビルの前で客待ちをしていたタクシー運転手・永井孝良(北口ユースケ)から車両を奪い、逃走していたところだった…。
その後、両親が目を離した隙に、桃香が新浜に連れ去られる事件が発生! なぜ京都から逃走した新浜が、和歌山で少女を連れ去ったのか…!? 桃香を早急に救い出すため、マリコたちは休暇を返上し、和歌山県警の刑事・熊谷馨(平岡祐太)とともに捜査を開始するが…!?
公式HPから引用
【科捜研の女19】7話の感想
今回和歌山全編ロケとも、前後編で話が展開するとも思っていませんでした。どうやら単純な話ではなく、もう少し大きな権力が動いているような雰囲気を匂わせます。
恐らく政治と警察内部のことのような感じて、今回のゲストである熊谷がどっち側なのかが鍵になりそうです。今週は土門さんは警視庁に行っていてお休みです。
科捜研のメンバーを動物に例えると?
アドベンチャーワールドではしゃぐマリコ・呂太・亜美の3人ですが、動物を見て科捜研の誰に似てるかを言います。
- マリコ:フラミンゴ
- 所長:パンダ
- 宇佐美:イルカ
- 亜美:ペンギン
- 呂太:キリン
一応理由があってその動物に例えます。イルカはスリムで賢いから宇佐美。キリンは背は高いけどボーッとしているから呂太。マリコはピンクが似合うからフラミンゴ。所長は実は目とか凶暴だし、怒らせると怖いのでパンダ。という理由です。亜美はペンギンそっくりだからというそのままの理由です。
そしてフラミンゴのポーズを嬉しげに真似るマリコでした。
新浜の犯罪
今回指名手配の容疑者ということで、京都から和歌山に逃げてきた新浜ですがどういった犯罪で逃げていたのでしょうか?
- 強盗傷害で指名手配中
- 経営コンサルタントの会社に押し入り、そこにいた税理士の結城に金を要求
- その後税理士の結城が無謀にも犯人を追いかけ、もみ合いになって負傷
- 怪我は捻挫と打撲で全治2週間
- 奪ったのは手提げ金庫で、中に50万入っていた
- 客待ちをしていたタクシーを奪い逃走
京都から大阪に潜伏したのちに和歌山に向かったということです。新浜は和歌山出身のため、土地勘のある和歌山に逃げたのではないかという話です。
結城は和歌山で桃香のポーチに何かを隠します。そのポーチを桃香は落としてしまい、それを新浜と一緒に探します。誘拐ではなく新浜に桃香がついていった感じです。ですがマリコたちの捜査により新浜は居場所を特定されます。
マリコたちと熊谷が現場に駆けつけ、新浜を捕獲しようとしますが、熊谷いわく取り逃がしたといいます。しかし、新浜は熊谷のこと知っているようで「クマ兄ちゃん」と呼び、熊谷も「俺を信じろ。悪いようにはしないから」といいます。新浜は「嘘つけ!あんたも奴らの手先なんだろ?」と言い返します。二人で何か示し合わせてワザと熊谷が逃してやったと思われます。
マリコの土門評
熊谷の名前が“かおる”なため、マリコは同じ名前の土門の話をします。マリコの土門に対する印象はこういう感じです。
- “かおる”という名前が似合わない
- 京都府警に来たばかりの頃は、誰彼構わず喧嘩腰
- 動物に例えるならアムールトラ
- 科学捜査もまるで信用しない
- 頑固でぶっきらぼうで問題だらけの刑事
- 被害者のため事件解決のため、誰かとぶつかることを恐れない
- 組織の体面や保身に走ることのない、刑事の中の刑事
ただのトラではなくアムールトラです。褒めてるのか貶しているのかよくわかりませんが、信頼しているということは確かです。
【科捜研の女19】7話のその他気になったこと
- 写真を撮る掛け声は「はい、パンダ」
- 交番にもパンダのぬいぐるみ
- 休暇中と書かれた人形のポーズが意味深
- 備品倉庫にパンダの着ぐるみの頭
- 備品倉庫を“京都府警科捜研臨時ルーム”にする
- 新浜の部屋はなぜかエアコンが取り外されている
- 2時間に一回世話をしないと、不機嫌になるパンダの育成ゲーム
- パンダの不機嫌具合は見るからに怒っている
- 2月29日が木曜日だった年を瞬時に言い当てる所長
- 随分大きなテーブルで中華料理を離れて食べる
【科捜研の女19】7話のロケ地
2時間ドラマとかでよくあるような、タイアップした感じのロケとなっています。そこでマリコたちが巡った場所や乗り物を記載します。
アドベンチャーワールド
遊園地+パンダがいる動物園とイルカのショーなども見れる水陸合わせたテーマパークです。
公式HP:https://www.aws-s.com/
とれとれ市場
ドラマ内でも言っているように、いわゆる観光客向けの市場です。お土産を買ったり食事をするのに立ち寄る場所です。
公式HP:https://toretore.com/ichiba/
三段壁洞窟
ドラマでも呂太が言ってますが、エレベーターで洞窟に行けます。熊野水軍が船を隠したと言われてる洞窟です。
公式HP:http://sandanbeki.com/
千畳敷
波の浸食で出来た岩盤となります。それが結構大きいので“千畳敷”ということです。
公式HP:http://www.nanki-shirahama.com/search/details.php?log=1332737678
パンダくろしお
アドベンチャーランドとタイアップして、車体の前頭部をパンダの顔、車体はパークの動物たちという電車です。
公式HP:https://www.jr-odekake.net/railroad/kuroshio/pandakuroshio/
1時間という短い時間の中、結構頑張ってタイアップしています。あまり不自然さがないように、スマホのゲームをやる時だけ電源が入るGPSを追うといった感じで、各名所を回るようにしています。
【科捜研の女19】7話のまとめ
和歌山の良さを前面に出しつつ、話もちゃんと作ってあったので今回の話は面白かったです。
しかしこれでもかというぐらいパンダがでてきます。さらにぐいぐい管轄外の捜査に入っていくマリコ。そんなマリコのことを所長は「どこかに出かける度に事件を引き寄せる」と言います。事件がある所に行ってしまうのか、事件が寄ってくるのか、どちらにしても事件に関わるマリコ。
次回で恐らく完結するかと思いますので、また楽しみにして視聴してみます。