2021年6月26日に放送された【世にも奇妙な物語’21夏の特別編】の全話キャスト・ネタバレ感想をまとめています。
今回は「あと15秒で死ぬ」「三途の川アウトレットパーク」「デジャヴ」「成る」という4話構成です。
第1話「あと15秒で死ぬ」
キャストとスタッフ
- 三上恵…吉瀬美智子
薬剤師 - 死神…梶裕貴
恵の前に現れた死神 - 宝林佐奈…山口まゆ
頼子の娘 - 宝林頼子…赤間麻里子
恵の患者
- 原作:榊林銘『十五秒』(東京創元社ミステリ・フロンティア『あと十五秒で死ぬ』所収)
- 脚本:荒木哉仁
- 演出:城宝秀則
あらすじ
背中から何者かに銃で撃たれた三上恵(吉瀬美智子)の前に、死神(梶裕貴)が現れて死を告げる。体が動かない状態で死神から説明を受ける恵だったが、実はまだ死ぬまでに15秒だけ残っていた。そこで死神は残りの15秒を、恵が自由に止めたり動かしたりできるようにする。
恵は死ぬまでの15秒間で自分を殺した犯人の正体を突き止め、罠を仕掛けようとするのだが……。
ネタバレ
恵が振り返って見るとそこには宝林佐奈がいた。彼女の母親は自律神経を患い、恵が薬を処方している患者だった。治療はうまくいかず結局母親は自ら農薬を口にして命を絶ってしまっていた。佐奈は恵が母親を薬漬けにしたのが自殺の原因と思っていたに違いない、と自分を撃った理由を考えていた。
逆恨みで殺されては堪らない、佐奈をこのまま逃がすわけにはいかないと罠を仕掛ける。まず床に粉をまき足跡を残さないために靴を履きかえさせるように仕向けた。同時に時間稼ぎにもなった。
そして机にマジックで“サナ”と犯人の名前を書いた。佐奈へテーブルに細工したのを気づかせるのが狙いだった。机には花瓶からこぼれた水があり、濡れた花を電気のコンセントに差した。
さらにバケツにあった水を床にまき、佐奈が靴を履きかえたことで通電し、テーブルの水たまりと足元の水たまりに電位差が生じて感電させるための細工だった。
残り5秒、死神は自分の仕事が増えることを嫌い、佐奈を殺すのを止めようと説得する。佐奈の母が死んだ理由に恵が関与しているのでは?と話し始めた。
佐奈の母親が死ぬ前、恵は鞄の中の睡眠薬がなくなっていることに気づいた。佐奈の家に行って確認すると、薬が入れ替えられていた。さらに母親の遺書もあった。急いで薬を入れ替えているとそこに佐奈がやってくる。しかし恵は真実を語らず適当な言い訳をしてその場を離れた。なぜなら、薬の管理責任を問われるかもしれなかったからだ。
恵が保身のため隠蔽した結果、その日のうちに佐奈の母親は、睡眠薬の代わりに農薬を飲んで自殺した。だから佐奈は母親が自殺ではなく、殺人だったと疑っているのでは?と死神は言う。あの時、正直に佐奈に語っていれば、こうして殺されることもなかったのではと。
残りわずかな時間、恵はコンセントに差した花を2本から1本に減らした。感電死するリスクを減らすためだった。さらに別のメッセージを残そうとした瞬間、恵は再び撃たれる。振り返った恵を見た佐奈が裏庭に回り、とどめを差すために撃ったのだ。
残り1秒以下、時を動かした恵はマジックを手にするが書けず、手に封筒を握って絶命した。
恵が死んだの見て佐奈は机の上に書かれた名前に気づき、マジックで消すが感電して意識を失う。再び意識が戻った時に警備員の足音が聞こえ、恵の手から封筒を取り慌ててその場を立ち去った。
自宅に戻った佐奈が封筒の中を見ると、それは母親が書いた遺書だった。母親は娘も道連れにするつもりで、心中を決意した内容だった。あの時、恵が来ていなかったら、佐奈は母と共に死んでいた。恵に気づかれた母はだから1人で自殺した。実は恵に命を救ってもらっていたのだ。そう気づいた佐奈は自分のしたことを悔やんだ。
恵の殺害現場では鑑識が捜査をしていた。彼女の遺体のそばにはマジックで“サナ”と書かれていた。死神が冥土の土産にしたサービスだった。
感想とまとめ
ブラックなオチの物語でした。死ぬことは確定していて変えられず、残された15秒でどうするか?という内容です。
15秒では何もできないのでは?と思いますが、自在に時間を止めたり進めたりする間、“走馬灯タイム”といって体は動かないが思考はできる時間が許されています。さらに、撃たれた激痛を感じさせない配慮もされていました。そのため、時が動いた瞬間、目的に向かってすぐ動けるので思っていた以上に色々できていました。
最初、恵は佐奈も殺そうとしますが、死神の説得により殺害はやめます。その代わり佐奈へ真実を伝えるべく、母親の遺書を握って死にました。真実を知った佐奈は恵は命の恩人だったと知り後悔します。そして最後に死神が佐奈が犯人だと教えるために、マジックで名前を書き残すというオチです。ぱっと見は感動系な話にも見えますが、死神の機転でブラックに落とします。
第2話「三途の川アウトレットパーク」
キャストとスタッフ
- 木村孝…加藤シゲアキ
仕事を転々としていた男 - 大原芽生…島崎遥香
木村の出入りする病院の患者 - 田中春…潤浩
あの世で出会った少年 - サイノ…芋生悠
冥界の住人
- 原作:寺田浩晃『三途の川アウトレットパーク』(小学館『サンデーうぇぶり』 掲載)
- 脚本:安江渡
- 演出:植田泰史
あらすじ
河原で目を覚ました木村孝(加藤シゲアキ)は、“三途の川”と書かれた看板を目にして自分が死んだことを知った。目の前には巨大なショッピングモール“三途の川アウトレットパーク”なるものがあった。そこは、現世での徳によってもらえる金で来世の買い物ができる場所だった。
冥界の住人・サイノ(芋生悠)に案内され、来世の抽選会へ向かう木村。徳に関係なく虫に生まれ変わることを嘆く者、人間に生まれ変わって喜ぶ者がいた。木村は抽選の結果、人間に生まれ変わることになったが、彼には何の喜びもなかった。
木村は田中春(潤浩)という少年と出会い話を聞く。病気で入院していた彼は、自ら死を選んだため金は一切なかった。生まれ変わったら野球選手になりたい、そう語る春に木村はなけなしの金を渡した。
木村は目つきの悪さが原因で生前度々トラブルを起こしていた。そんな中、唯一、大原芽生(島崎遥香)という仕事先で出会った入院患者だけが、木村の目が好きだと言ってくれた。彼女への思いから病気を治してあげたい、そう考えた木村が取った行動が原因で彼は死んでしまった。
彼女は元気になったかなと考えている木村の前に、芽生が現れ……。
ネタバレ
生前、木村が犯した罪は、芽生の手術費を手に入れるため、引ったくりをしたことだった。芽生が病室で母親と手術費がないから手術を受けさせてあげれない、と嘆いているのを聞いて木村は行動に移す。
たまたま道端で旅行の代金500万円を受け取ってきた、と電話で話している女性の声を聞いた。そこで木村はバッグを引ったくり、芽生の手術費に当てようとその金を病院に寄付した。しかし、警察に追いかけられ逃げている最中に階段から転落し死亡してしまった。
なぜあんなことをしたと目の前に現れた芽生に怒られる木村。芽生は手術はしたものの、結局失敗して死んでしまったのだ。来世が人間に決まった芽生はお守りを見せて語る、前世の縁を引き継いでくれる縁結びのお守りだという。生前の徳で得た金をすべて費やし店で買ったものだった。それを聞いた木村は芽生と来世でやり直せると喜んだ。
来世人間行きの船が出発するアナウンスが流れ、芽生と春、3人で船着場へ向かおうとした。しかし、春が落とした一枚の写真を見た木村は足を止める。木村が引ったくりをした女性、それが春の母親だったのだ。春の手術をするための金を木村は奪ったのだ。それが原因で両親の喧嘩が絶えなくなり、春は自ら死を選んだ。
春が死んだ理由が自分にあると気づいた木村は、2人に先に行ってくれと頼んで船着場へ向かわなかった。出発時間になっても現れない木村を心配をして探す春と芽生。係員に出発の時刻をずらしてもらえないか頼むが断られてしまう。そして木村から渡して欲しいと言われているといい、野球のボールを春に、眼球を芽生に渡した。
その傍らで、虫から人間に来世が変わったことに喜ぶ男性がいた。彼は前世で貯めた徳と交換に、人間に転生することを譲ってもらったという。木村の手紙には「みんなと同じ舟に乗ることはできない。前世で犯した罪をどうしても償いたい」と書かれていた。
現世では野球の試合をテレビで見ている男と、一緒に住む女性の姿があった。迷い込んできた虫を殺そうとする男、それを彼女は止める。テレビではヒーローインタビューを受けている野球選手がいた。彼は野球のために生まれてきた男と呼ばれ、今まで関わってくれたすべての人に感謝をした。虫を外へ逃がす彼女の目には、三途の川で渡されたあの眼球があった。
感想とまとめ
感動系の話に分類される内容だと思います。人間に転生するはずが、自分のせいで死んだ少年を思い、自ら放棄し虫に転生をします。そして最後、木村が三途の川で渡したものが引き継がれた2人が現れ、恐らく春と芽生なんだろうなと分かるオチです。
芽生が現世での縁を繋ぐお守りを買って転生したため、木村は虫ではありますが芽生と再会することができたのでしょう。感動的かと言われればそうでもない気がしますが、再会できたという意味では報われた気がします。
この世界では前世でどんなに徳を積んだとしても、何に転生するかは抽選次第です。もっとも、人間に転生するのが当たりとは限りません。意外と草とかのほうがいいかもしれません。当然虫から人間に転生するものもいるのでしょうから、日々どれだけ抽選しているんだと逆に考えたくなります。
生まれつき才能がある人物や容姿端麗な人、それらは前世で徳を積み、アウトレットパークで買い物をした人。というブラックな雰囲気も暗に匂わせる話でした。
第3話「デジャヴ」
キャストとスタッフ
- 南野ひかり…上白石萌歌
正隆の娘 - 南野正隆…鶴見辰吾
脳科学者でひかりの父 - 進藤亜紀…玄理
正隆と一緒に研究している - 南野凛子…亜呂奈
正隆の妻でありひかりの母
- 脚本:荒木哉仁
- 演出:城宝秀則
あらすじ
誕生日の朝、目を覚ました南野ひかり(上白石萌歌)はデジャヴに襲われる。父・正隆(鶴見辰吾)、母・凛子(亜呂奈)は普段と変わらず、その光景もまたデジャヴだった。誕生日の夜、父は忘れているかのように帰りが遅い。母が書斎に行った時、物音が聞こえひかりが駆けつける。そこには黒づくめの人物がいた。ゴルフクラブを振り下ろされた瞬間、ひかりは意識を失ってしまう。
次に目を覚ました時には真っ暗な部屋でベッドに拘束されていた。頭には妙な器具、脳科学者の父は同僚の進藤亜紀(玄理)と研究を行っていて、注射を片手に迫ってくる。再び記憶の追体験をさせられるひかり、覆面の人物の正体とはいったい?
ネタバレ
真っ暗な部屋で目を覚ましたひかりは父の正隆に言われる。「お前は家に侵入してきた強盗に襲われたんだ」と。正隆は脳科学を研究し、記憶を追体験する装置を開発していた。それをひかりに繋ぎ、頭の中の記憶の世界を体験させていたのだった。
記憶の世界ではひかりの記憶にないものは、見ることも触れることもできない。実際に起きた過去の出来事の一部が、デジャヴのように繰り返し見えることがあるという。
強盗の目的は正隆のパソコンにあるデータだった。犯人を特定するため、正隆は嫌がるひかりに何度も追体験をさせる。だが、何度追体験させても犯人の正体はわからなかった。
病室で正隆は同僚の進藤に語る。ひかりはあの日からずっと眠り続けていると。記憶の追体験をモニタリングできる装置で、2人は意識下にあるひかりの記憶を見ていた。
1層目に現実があり、2層目に人の意識、3層目に記憶の世界がある。3層目の記憶には2層目の意識を通してしかアクセスできない。この装置は意識下で追体験している記憶を可視化し、映像として出力する装置だった。その装置の設計図と研究データが家から盗まれた。
進藤は催眠療法で記憶を回復させる研究をしていた。そこで、ひかりに催眠をかけて犯人の正体を探らせようとしていた。進藤の催眠により再び追体験させられるひかり、何度も犯人に殴られ苦しみだす。正隆は苦しむひかりを見ても構わず続けようとした。しかし、進藤はひかりの身の危険を感じ、協力を拒んだ。
正隆はひかりの目を覚まさせるためにしていた。誕生日プレゼントを買って遅くなったばかりに、ひかりと妻は強盗に襲われた。事件の記憶と向き合えば脳が刺激されて目を覚ますかもしれない、そう思ってやり続けていた。
装置と接続が切れているのにひかりの記憶が映像がモニターに映し出された。自分から記憶の世界に戻ったのだ。再び記憶の追体験をするひかり、ようやく犯人の覆面の下の顔を見るがのっぺらぼうだった。
暗い部屋で進藤はひかりを抱きしめる。もう終わった、大丈夫だよと。そこでひかりは気づいた。一度も会ったことのない進藤をなぜ見れるのか?なぜ触れられるのか?彼女の手のブレスレットが揺れる音、あの時犯人から聞こえたものだった。
正体がバレた進藤は正隆の首を絞め始める。ひかりは無意識に父が誕生日に買ってきてくれた天使の置物へ手を伸ばして渡した。正隆は進藤をそれで殴り、何とか脱出した。
病室でひかりが目を覚ますのを願い、語りかける正隆。やがてひかりの目は開き、意識を取り戻した。「現実だよね?」ときくひかりに、「もちろんだ」と返す正隆。遅れて母が病室に現れ、ひかりの意識が戻ったことを喜ぶ。そして再び母がやってきて喜ぶ。ひかりはまたデジャヴを感じた。
感想とまとめ
非常に複雑で難解な話です。ドラマを見ないと分かりませんし、見ても分かりません。言葉で説明するのが難しく、ネタバレの説明も、自分が解釈した内容であり正解かはわかりません。ドラマ内に前提条件がいくつかありますが、その通りだとしたら矛盾もある話です。
基本『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とか『まどか☆マギカ』のようなタイムループものです。その上、意識と記憶が入り混じり錯綜するので、現在と過去、現実と非現実の差が分かりづらく、どれが実際に起きていることなのか混乱します。
オチとしてもどうとでも取れるオチでして、ひかりはまだ目を覚ましていないとも考えられますし、目を覚ましたけどデジャヴを感じてるだけとも取れます。
こういった物語が好きな人には名作に感じる話かもしれません。自分は残念ながら混乱するばかりで、上白石萌歌さんの演技が良かったという印象だけが残る話でした。
第4話「成る」
キャストとスタッフ
- 岩屋賢太郎…又吉直樹
将棋棋士七段 - 実況…浅野和之
岩屋の対局の実況者 - 解説…工藤美桜
岩屋の対局の解説者
- 脚本:相馬光
- 演出:植田泰史
あらすじ
棋士の岩屋賢太郎七段(又吉直樹)はAIの不惑と将棋の対局をしていた。駒が成ると“朮”という見たこともない文字が書かれていた。しかし、対局は構わず進む。今度は“明美”という文字。さらには“ケンタウロス”という文字が成ると現れる。
この将棋はいったい何なのか?トラウマをえぐる文字の数々に戸惑う岩屋、果たして勝負の行方は?
ネタバレ
“明美”は岩屋の不倫スキャンダルの相手だった。そのせいで妻とは離婚協議中だった。なぜ、AIがそんなことを知っているのか、動揺する岩屋だが何とか対局を進める。すると今度は“ケンタウロス”の文字。それは岩屋が中学時代、学芸会で馬の役をやったときに頭が取れてしまい、生徒たちに笑われた苦い記憶だった。
容赦のないAIの攻めは今度は“五月三日”という文字に成る。それは母親が男を作って逃げた日だった。家が貧しかった岩屋は、みんなに笑われ「一文無しのオケラ」だと笑われていた。母は気の毒に思い、プロの棋士が使うような立派な駒を岩屋に買い与えた。以来、岩屋は将棋に打ち込み、いつか母に見てもらいたいと思って励んだ。
岩屋は諦めずに攻めに転じる。そして母の言葉を思い出していた。「オケラはどこでも咲くことのできる強い花なの」という言葉を。さっきの“朮”という文字は、オケラだと思い出す。自分はまだ詰まない、AI相手に必死に挑み続ける岩屋。やがて不惑は活動を停止した。岩屋は勝利したのだ。しかし、活動を止めた不惑が倒れて、岩屋は下敷きになってしまう。
岩屋は働きながら思い出す。対局中に脳卒中で倒れたが、九死に一生を得たことを。以来、将棋をやめて妻とよりを戻し小さな店を開いた。お好み焼きの裏を返すとそこには“歩”の文字、店員のアユミが笑みを浮かべて見るそばで、妻の怒りが湧いていた。
感想とまとめ
シュールな話です。他の話に比べて短くあっさりと終わります。どうやらAIとの対局は岩屋の想像上のもので、実際は別の将棋の対局中に倒れていたようです。ただ、トラウマ部分の話は恐らく本当で、妻とよりを戻したというセリフから想像できます。
お好み焼きを返すと若い店員と同じ“歩”の文字、それを見て怒る妻の様子から、岩屋はまた不倫をやらかしているのではと想像させます。「俺はまだ詰んでいない」といいますが、今まさに妻から離婚の王手をかけられている状況という、ブラックなオチで終わります。
【世にも奇妙な物語’21夏の特別編】感想とまとめ
前回よりもぼんやりする話が多い回でした。原作付き2つ、オリジナル2つの構成ですが、どれも少しずつ何かが足りない感じです。どの話が一番面白かったのかときかれると、わからないぐらいぼんやりします。
一応ブラックなオチで終わる『あと15秒で死ぬ』、一応感動系なオチで終わる『三途の川アウトレットパーク』、何がなんだかよくわからない『デジャヴ』、一応シュールな『成る』。頭に“一応”とつけたくなるような、何か物足りなさがありました。
結局、一番印象に残ったのが『デジャヴ』であり、最も分からないのが『デジャヴ』です。上白石さんの熱演のお陰である意味印象に残りました。
次回は秋に放送が決定しており、『優等生』、『スキップ』、『ふっかつのじゅもん』、『金の卵』の4作品構成です。ぱっと見たところ、山口紗弥加さんの話が面白そうな予感です。