【刑事7人シーズン6】2話のネタバレと感想|謎の数字事件後編

刑事7人 2020夏ドラマ
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2020年8月12日に放送した【刑事7人】のネタバレと感想をまとめました。

先週から引き続き謎の数字にまつわる事件を追います。

真犯人は誰なのか?目的は?今回でその全てがわかります。

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【刑事7人シーズン6】2話のあらすじ

新たに子供が誘拐され、天樹(東山紀之)たちは被害者家族の家に向かう。

木下幸二(藤田宗久)に2017年10月12日という日付に覚えがないか、たずねるが知らないと答えるのみだった。

天樹は木下が秀栄大学の教授ということから、ある事件を思い出す。それは、3年前渋谷区のクラブで起きた女性刺殺事件だった。

当時逮捕された村上雅人(平田雄也)は、精神鑑定の結果無罪となっていた。その鑑定をしたのが木下だった。村上は父親が文科省の事務次官だったため、圧力がかけられたのではないかと考える。

その時の被害者家族である本条健一(正名僕蔵)のところへ、青山(塚本高史)水田(倉科カナ)はアリバイを確認しにいくと、完璧なアリバイがあった。

そこで当時売人をしていた男に話を聞いたところ、村上は殺害した女性と交際していたことがわかる。事件があった日、彼女は村上に薬をやめるよう言っていたという。

天樹は本条と原田(阿南健治)大河内(升毅)の3人で交換殺人をしていたのではないかと推理する。調べたところ原田と大河内が犯行に及んだ日、本条は会社を早退し数日休んでいたことがわかった。

しかし、3人の接点がわからない天樹は、当時事件の管理官をしていた道上慎之介(田中哲司)に会いに行く。既に退官していた道上だが、恐らく被害者遺族の会で出会ったのではないかという。

その頃、木下はマスコミに鑑定の不正をした告白文を送り、教授を辞任する。大学への補助金をカットすると、文科省に脅されて改ざんしたという告白だった。さらに村上の行方がわからなくなっていた。

今までの被害者がみな事件が起きた場所で死亡していることから、天樹たちがクラブへ駆けつけると本条が村上を殺害しようとしているところだった。本条を取り押さえ村上も鑑定書の改ざんがあったため、罪に問われることとなる。

原田と大河内も確保しに向かうが、大河内だけ行方がわからずにいた。子供たちの居場所を本条と原田に聞きだそうとするが、大河内しか場所は知らないという。

そこに大河内が自殺したという報告が入り……。

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【刑事7人シーズン6】2話のネタバレ

1:事件の真相

逮捕された本条に聴取をし、事件の真相がわかります。

  • 1件目:誘拐を本条が担当。原田が加倉井を殺害。
  • 2件目:誘拐を本条が担当。大河内が小林を殺害。
  • 3件目:誘拐を大河内が担当。本条が殺害する予定だった。

完璧だった原田と大河内のアリバイも、本条が代わりに担当します。

検査入院に原田の保険証で向かい、大河内の名刺を持って取材に行っていたのです。

病院と取材先に本条の写真を見せたところ、彼が来たということを認めます。

では誘拐された子供たちはどこなのか?本条と原田、共に大河内しか知らないといいます。

そんな大河内は自殺してしまい、子供たちの居場所は不明のままです。

3人で共謀して殺人をしていた

2:大河内の不審な死

天樹は大河内の死を不審に思います。子供たちの居場所の手がかりはないか、部屋を調べたところ、娘の日記の最後のページにこう書かれていました。

思いは遂げた。彼には感謝している。

もし原田と本条に向けて書いているのであれば、なぜ“彼ら”ではなく“彼”なのか?

さらになぜ小林だけ2度殺され、胃の中から数字の切れ端が見つかったのか?

この真犯人にとって小林だけは特別だったのではないか?天樹は推理します。

解剖の結果、大河内の目蓋と爪から繊維片が採取されます。最後まで必死にしがみついていたのだろう、自殺ではないと判断されます。

真犯人は誰なのか?何のために犯行を重ねるのか?天樹たちが真相に迫ります。

大河内は自殺ではなく殺害された

3:真犯人は誰だ?

輸送車が襲われた実況見分をする天樹たち、その時の被害者でもある加山も交えて行います。

この見分は形だけのもので、実際は加山を逮捕するためのものでした。

水田はいいます、加山は元々世田谷南署の生活安全課で被害者支援室にいたと。

加山は被害者を支援しているうちに、怒りまで共有するようになってしまったのです。

そして、自ら志願し輸送車の護衛につき、“0-A”の資料を盗み出すことにします。

大河内にだけ指示を出し、子供を誘拐させて復讐を始めさせたのです。

証拠は?と開き直る加山に、大河内から出た繊維片が警官の制服であったこと、あの時間に警邏していた警官がいなかったことを突きつけます。

すると、観念したのか加山は自供を始めました。

中学時代、加山はいじめにあっていて、そのことを上に何度も訴えてました。

しかし、当時の教育委員長だった小林は、そんな実態はないと無視し、加山へのいじめは加速した結果、転校を余儀なくされます。

その恨みを晴らすため、大河内たちを利用し自分の憎しみをぶつけた

小林が2度殺されたのは、まず加山が首を絞めて殺し、吊るのを大河内がしたのでした。

それに不信感を覚えた大河内は、自首をするといい、加山のことも話すと言い出します。

なぜか屋上なんかで話をするものだから、大河内は加山に突き飛ばされて屋上から落下し死亡したのです。

刑事になったけどすぐ異動させられ、やったことが認められないなら、自分で自分の正義を貫く。

加山はそう思い、今回の事件を首謀したそうです。

真犯人は加山

4:ドラマの結末

そんな加山でも最後にできることがある、そう天樹は告げて子供たちの居場所を聞きだします。

その結果、子供たちは3人とも無事に発見され保護されました。

事件はこれで解決かと思ったら、すっかり忘れていましたがトラック内にあった数字の話になります。

天樹もまだわからないという数字、事件はまだ終わっていないのか?

“0-A”の箱はそういえばどこへ?

火のついたドラム缶に中に、資料を捨てている謎の人物が映ります。

彼の顔は見えず後姿だけで歩いていき、天樹たちの姿を遠くから何者かが写真を撮っています。

まだ事件は終わっていない。加山も別の人物に操られているのか?そんなラストです。

5:【刑事7人シーズン6】2話のネタバレまとめ

1件目・2件目の誘拐犯

本条健一

3件目の誘拐犯

大河内貞夫

加倉井殺害犯と動機

原田國広

動機:息子を殺された恨みを晴らすため

小林殺害犯と動機

加山一彦

動機:中学時代にいじめを訴えていたのに、小林によってなかったことにされたから

大河内殺害犯と動機

加山一彦

動機:自首して加山のことも話すと言い出したため、ビルから突き落として殺害

事件の首謀者と動機

加山一彦

動機:小林を殺害するため、被害者を利用した。さらに刑事になってもすぐに異動させられ、真面目にやっても報われない憤りから、自分で自分の正義を貫くと犯行を計画した。

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【刑事7人シーズン6】2話のその他気になったこと

  • ヅラっぽい髪の村上
  • 空き家のように何もない村上の部屋
  • エプロン姿がかわいい道上
  • スポットライトで照らされる村上
  • というか廃墟なのに明かりがつくクラブ
  • 下手な芝居といわれる拓海
  • カシオレ飲むことを喜ぶ拓海
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【刑事7人シーズン6】2話の感想とまとめ

今回で一応連続誘拐事件は解決となります。予告を見るところ数字の件はまた次週に続くようです

最後に資料を燃やしていた人物は誰なのか?

これまた配役で予想すると、田中哲司さんがあれだけのために出てくるとも思えないので、道上ではないか?と思わせます

彼が警察を辞めた理由が何かしらあるはずで、今シーズンずっと引っ張るのか、来週片付けるのかは不明ですが、再び登場すると予想されます。

相変わらず天樹の特殊能力で解決する展開なのは、どうなのかと思いますが、今回の物語は新旧名バイプレイヤー大集合みたいな回でした

どうみても犯人な升さん阿南さん正名さんに惑わされ、新バイプレイヤーである笠原さんへの目を逸らす作戦です。

そこにお馴染みの金子さんや不破さんなど、被害者側もバイプレイヤー揃いです

被害者も実は悪者というストーリーなため、ちゃんと敵討ちをさせてあげたいものですが、もちろん天樹たちが止めます。

ドラマをあまり視聴しない人は、真犯人がわかりづらい回です。ある意味、俳優さんを贅沢な使い方をしています。

こんな感じの回が多ければ、犯人捜しも盛り上がりそうですが、恐らく最後までこの調子ではいけない気がします。

なぜなら、海老沢と片桐ですらよく出て来ない回があるドラマなので。ぜひ、そんな予想を裏切ってくれることを期待しています。

次回は8月12日21時から放送予定です。

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