【七人の秘書】7話のネタバレと感想をまとめています。
前回終わりに四朗が粟田口にスカウトされ、彼の秘書になってしまいます。彼女は本当に裏切ったのか?
萬と五月の過去も今回分かり、行方不明だった千代の兄も登場しました。怒涛のラス前です。
【七人の秘書】7話のあらすじ
粟田口(岸部一徳)の秘蔵っ子である椎名七津子(凰稀かなめ)が議員に当選し、南都知事(萬田久子)の代わりにしようと画策していた。
ラーメン屋に秘書たちで集まっているが、その中には四朗(シム・ウンギョン)の姿はなかった。千代(木村文乃)は何度となく四朗に連絡をしても、まったく返事は戻って来ない。
七菜(広瀬アリス)が大学の後輩である中川由加里(伊原六花)を店に連れてきて、銀行の内定をもらっていたのに突然取り消されたと訴える。
何の落ち度もないはずなのに不思議がる秘書たち。萬(江口洋介)は今回の話を引き取ることに決め、千代が人事部に探りを入れることにした。
由加里の資料を見たところ、内定取り消しになったのは人事担当の高松常務(相島一之)からの指示だった。
再び由加里に話を聞くと、彼女は椎名七津子の選挙事務所でバイトをしていたが、その時に高額なバイト代を渡されたという。しかし、怖くなってすぐに返しに行ったと言う。
お金を返したことが原因で内定を取り消された可能性が高いと、秘書たちは判断する。当然裏で指示を出しているのは粟田口に違いない。
千代は粟田口を懲らしめようと提案するが、萬は「駄目だ」と言って止める。どうしてもやらせてくれない萬に、四朗が既に粟田口の秘書になっているかもしれないと千代は言う。
萬抜きでも粟田口を懲らしめようと、千代は他の秘書たちに協力を要請する。
秘書たちの最終決戦が今始まる。
【七人の秘書】7話のネタバレ
ネタバレは以下の4つです。
- 今回のターゲット
- 作戦開始
- 萬と五月の過去
- ドラマの結末
結論から言うと、作戦を四朗が手伝ってくれますが、そのせいで病院送りにされます。
話は完結せず最終回まで続きます。
1.今回のターゲット
粟田口十三
財務大臣。萬と五月が秘書をしていた
裏で手を引き悪事を行う諸悪の根源
彼を排除しなければ被害者が減らないと今回ターゲットに
高松新
東都銀行の人事担当常務
粟田口の裏金金庫番
由加里の内定を取り消した張本人
椎名七津子
ハーバード大卒の元官僚
東京の補欠選挙に出馬し当選
最先端科学大学機構の特命担当大臣に就任
選挙の際に裏金を配った
粟田口が今回画策したのは、椎名を選挙で当選させるために裏金を配らせ、いずれ南都知事の対抗馬として都知事選に出馬させるつもりでした。
また、最先端科学大学機構なる組織を隠れ蓑に、高松を通じて銀行から金を引き出し、裏金作りを考えています。
裏金を受け取らなかった腹いせに由加里の内定を取り消し、正しいことをする人物を排除します。
そのため、秘書たちは当初高松を懲らしめるつもりでしたが、粟田口を排除しなければ意味がないと考え最終決戦に挑みます。
今回はまず選挙で裏金を配ったことを暴露します。要するに七人の秘書版の河井夫妻問題です。
とうとう粟田口をターゲットにする
2.作戦開始
椎名の裏金を配った証拠を集めるため、秘書たちが動き出します。
- 五月が選挙事務所の清掃員として潜入
- 領収書や配布先のリストを入手
- 不二子が地検特捜部に証拠を渡す
- 由加里が区議会議員の父に真実を話すよう説得
- 三和と七菜も加わって説得
- 父親が金をもらって票を取りまとめたと証言
- 千代が由加里の父と一緒に他の議員を説得
しかし、他の議員たちは粟田口にビビって証言するのをためらいます。
そのまま逃げて行こうとしたところ、萬が現れて千代を援護しました。
萬に世話になっていたのに見捨てた議員たちは、気まずさからその場に留まります。
粟田口に勝てるのか?と聞かれた萬は、そのために戻って来たと答え、彼らから裏金をもらった証言を取りました。
萬も作戦に参加する
3.萬と五月の過去
粟田口の秘書をやっていたということが分かってはいた萬ですが、今回五月も含めてなぜ逮捕されたのかが分かります。
7年前、粟田口の優秀な秘書だった萬は、粟田口を信じ夢中で働いていたと言います。
しかし、粟田口に切り捨てられてしまったのです。
東京の事務所勤務だった萬は、粟田口の地元でもある京都へよく行くようになります。
そこでは、五月の夫が後援会長をやっていて、五月も秘書として働いていました。
お礼として菓子折や金の入った札束を届ける五月の夫ですが、萬は紙袋に金が入っているのを見て断ります。
すると五月の夫は菓子折に混ぜて、金を萬の車のトランクに積んだのです。
何も知らない萬はそのまま東京へ戻ると、駐車場で待ち構えていた地検特捜部にトランクを開けられ札束が見つかってしまいました。
萬は粟田口にハメられてしまったのです。
その後、萬は収賄容疑で逮捕され、粟田口は何も知らない、秘書のやったことだとシラを切ります。
話はここで終わりません。萬が逮捕されたすぐ後に五月の夫は首を吊ってしまいます。
五月は夫は自殺するような人でなかったといい、その恨みを晴らすため粟田口を待ち伏せします。
包丁を持って粟田口に突っ込んでいく五月。しかし刃は粟田口には届かず、そばにいた側近に刺さってしまいました。
五月はこれにより、傷害の罪で服役します。
萬をハメるために五月の夫を利用し、用が済んだら切り捨てる。それが粟田口のやり方だったのです。
萬は粟田口にハメられて収賄で逮捕され、五月は夫の仇討ちに行って傷害で逮捕された
4.ドラマの結末
四朗が粟田口の秘書をやっていることに気づき、萬と千代は説得に向かいます。
しかし、四朗は自分の意思で秘書をやっているのであり、勝ったほうが正義だと戻るつもりはありません。
千代はそんな四朗に幻滅し、四朗はもう戻って来ないと他の秘書たちに報告します。
ハッキングやIT系のことはすべて四朗に任せていたため、秘書たちは徹夜で裏金をもらった暴露をする証言映像をネットに拡散する準備をしていました。
ようやく拡散しようとしたところ、ノートパソコン内にある動画が次々と削除されてしまいます。
こんなことができるのは四朗しかいない、彼女のしわざだと気づき、邪魔をしているのかと思った秘書たち。
四朗は秘書たちのパソコンに痕跡が残らないようにするため、自らが動画を拡散していたのです。
外階段に座ってこっそり操作をしている四朗。次々とネットに動画が上がり拡散されます。
萬は四朗の身が危ないと感じ、彼女を助けに走ります。
四朗のそばに近づく怪しい影、記者の黒木がやってきてパソコンを奪おうとします。
必死に抵抗する四朗でしたが、階段から転げ落ちてしまいました。
それを見ていたのは粟田口の運転手をしていた、千代の兄である一男です。
一男は急いで四朗を助けに行き、萬へ電話をかけます。
一方、動画が拡散されたことをきっかけに、椎名の事務所に地検特捜部が踏み込みます。
粟田口に助けを求める椎名ですが、粟田口は一切無視です。
病院に運ばれた四朗の元に千代もやってきて、萬から一男が運んでくれたと聞かされます。
千代がすぐ外に出て兄の姿を探すと、車を運転する一男の姿が。
「行かないで!」と叫ぶ千代。しかし、一男は車を止めずに走り去ってしまいました。
- 椎名議員の事務所に地検特捜部が踏み込む
- 襲われた四朗を千代の兄の一男が助けて病院に運んだ
【七人の秘書】7話のまとめと感想
粟田口を懲らしめるために四朗が負傷し、潜入していた一男が登場して助けてくれました。
四朗はやはり裏切っておらず潜入していた状態でした。そこで、同じく潜入していた一男と会いますが、そのことを萬たちには告げていませんでした。
一男がなぜ粟田口の運転手をしているのかについてはまだ謎です。
次回で最終回となる【七人の秘書】の終わり方はどうなるのか?
今後もしシリーズ化して一男がいる場合、萬はラーメン屋の兄ちゃんでなくなってしまいます。
そうなるとやはり一男を何らかの形で、千代たちから遠ざける必要があります。
次回のあらすじを見る限り、一男が留置所に入れられてしまうようです。
このまま逮捕されて服役してしまうのか?
個人的にはもしシリーズ化するなら、一男には秘書たちのサポート役として登場してもらいたいものです。
次回は12月10日21時から最終回拡大スペシャルで放送予定です。