【笑うマトリョーシカ】4話のネタバレと感想|高岡早紀演じる謎の女の正体は…

2024夏ドラマ
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【笑うマトリョーシカ】4話のネタバレと感想をまとめています。

シナリオを入手した香苗はそこに書かれた住所へ向かい、清家の元彼女の母親から話を聞くが行方はつかめなかった。そこで清家の母親に目をつけ、彼女の行方を捜すが……

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【笑うマトリョーシカ】4話のあらすじ

道上香苗(水川あさみ)は入手したシナリオを、山中尊志(丸山智己)と青山直樹(曽田陵介)にも見せて分析する。三好美和子こと真中亜里沙(田辺桃子)の書いた話は、清家一郎(櫻井翔)と秘書の鈴木俊哉(玉山鉄二)をイメージして書かれていた。

最初は秘書が代議士を操っていたが、やがて妻が登場して彼女がとって代わった。そして物語は唐突に代議士の母親が登場して終わった。妙な終わり方にみな首をかしげた。

上から圧力がかかり、取材中止を命じられた香苗は、会社を辞めてフリージャーナリストになる。そして、シナリオにあった住所に行ってみることにした。

亜里沙の実家には本人はいなかったが、母親の西川礼子(山野海)が住んでいた。長らく捜索願を出しているが見つからないという。実家を出た後、一度だけ戻ってきた亜里沙は、金の成る木を見つけたと語っていたという。だが、それが何なのかは分からなかった。

手詰まり状態になった香苗に、同じく会社を辞めた山中が手伝うといってきてくれた。そこで香苗は物語のラストに着目し、清家の母親の存在を追うことにした。山中にも母親の捜索を頼んだ。

鈴木から名前を聞いた香苗は、実家がある愛媛県へ行くが空き家だった。偶然通りかかった住職に話を聞くことができた香苗は、母親の浩子(高岡早紀)の夫もまた、交通事故死していることを知り……。

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【笑うマトリョーシカ】4話のネタバレ要約

3行でネタバレ

香苗は入手したシナリオをもとに謎を追うが、圧力をかけられて中止にさせられてしまう。

そこで退社しフリージャーナリストとして亜里沙の行方を探りつつ、清家の母親・浩子の存在に辿り着く。

浩子の夫も交通事故死していることから、彼女が清家を操っているのではないかと考えた。

500字ぐらいでネタバレ

香苗は手に入れたシナリオの内容を、山中と青山と一緒に分析する。清家の妻が巧みに夫を操り、秘書を排除する様子が描かれていた。しかし物語は唐突に母親が登場して終わるという、妙な最後だった。

調査をさらに進めようとする香苗だが、上から圧力がかかり中止を余儀なくされる。そこでフリージャーナリストとなり、行方不明の真中亜里沙を探し始める。亜里沙の母親や幼馴染から話を聞くが、彼女の行方は依然分からないままだった。

そこで香苗は清家の母親に着目する。シナリオに登場していたことから、亜里沙と何らかの関係があると思ったからだった。

実家のある愛媛県に行き、彼女を知る人に話を聞くと、清家の母親である浩子が、清家を背後から操っている可能性があった。なぜなら、彼女の夫が一連の不審死同様に、交通事故死していたからだった。

浩子は実家の店に来ていた客だったと、浩子の写真を確認して戦慄する香苗だった。

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【笑うマトリョーシカ】4話の詳細なネタバレ

圧力

道上香苗(水川あさみ)は入手したシナリオを、山中尊志(丸山智己)と青山直樹(曽田陵介)にも見せた。シナリオは恐らく代議士になった清家一郎(櫻井翔)と秘書の鈴木俊哉(玉山鉄二)をイメージした、2人の若い男の物語だった。代議士清川は清家一郎を、秘書鏑木は鈴木俊哉を投影しているようだった

物語の最初には、秘書が代議士を懸命にコントロールする姿が描かれている。当初はそれでうまくやっていた2人だったが、代議士の妻が現れると彼女は夫を巧みに操り、秘書を出し抜いて次第に上手に立ち回るようになった

妻の回想シーンでは、閉鎖的な地方都市での中学時代のいじめや、父親の暴力や母親の無関心が描かれていた。物語の後半では、ハヌッセンを気取っていた秘書が、ハヌッセンと同じ43歳の時にビルから身を投げて死を迎える。物語上では自殺として扱われているが、実際は妻によって葬られたことが読むと分かった。殺害の理由はブレーンを気取る秘書が、妻にとって目障りだったからだ。

山中は「鈴木は交通事故で死にはしなかったが、まるで予言の書だな」と言う。青山は「20年前から彼女は鈴木を狙っていたのか?」と疑問を呈した。物語は代議士が実家に帰るところで、エンディングを迎える。ここで唐突に新しいキャラクター、代議士の母親が登場する。彼女は代議士を抱きしめて「大丈夫だから、あなたは間違っていないから。お母さんに任せておけば大丈夫。大丈夫」と諭すように言う。こうして物語は唐突に終わった。

山中と青山は「意味がわからない」とぼやいた。香苗はペンネームと本名を検索してみたが、特に情報は見つからないという。そこで香苗はこの住所に行ってみることにする。しかし、小笠原(明星真由美)から「ここまでだ」と言われ、上からの命令でこれ以上嗅ぎ回っているとクビだと言われた。香苗は「鈴木なのか?それとも彼女がが清家を動かしたのか?」と戸惑った。

香苗は鈴木にシナリオを見せに行った。しかし、鈴木はエンディングに関しても、名前についてもわからないと答えた。圧力をかけたのは鈴木ではないようだと香苗は感じた。香苗が「圧力の心当たりはないか?」とたずねると、鈴木は「ありますよ、いくらでも。あなた嫌われてますから」と言った。

香苗が病室から出て帰ると、その後姿を見る謎の女性がいた。視線を感じて香苗も振り返るが、女性はすぐに歩み去った。

元彼女の行方

香苗は事件を追うために会社を辞め、フリージャーナリストとなった。一方、鈴木は職務に復帰した。

シナリオに記載された住所にさっそく向かった香苗。表札には「西川礼子」と書かれていた。そこには真中亜里沙(田辺桃子)は住んでいなかったが、亜里沙の母親(山野海)がいた。彼女は今は離婚して名字が違っているという。

亜里沙は何年も行方不明で、捜索願を出しているが見つかっていないとのことだった。最後に会ったのは21年前だった。

亜里沙は18歳で家を飛び出し、一度金を借りに戻ってきた。その時、亜里沙は「金のなる木を見つけた。うまくいけば私たちは、人生逆転できるかもしれない」と言っていた。母親がきいてもそれが何かは、亜里沙は頑なに教えなかった。

でも確かに何かを見つけたようで、だからこそ何かのトラブルに巻き込まれたのかもしれないと感じたという。「でも私は亜里沙が生きてるって信じている。あの子、図太くて強い子だから。絶対にどこかでたくましく生きているはずよ」と母親は語った。

中国名のペンネームについては心当たりがなく、三好美和子は亜里沙の幼馴染で、小中学校の同級生だということだった。母親は亜里沙が書いた作文を見せてくれたが、そこにはペンネームとして三好美和子と書かれていた。亜里沙の字なのに、なぜか同級生の名前で書かれていることに香苗は疑問を感じた。

遠山伸次(山口森広)という、亜里沙の実家の隣に住んでいる人にも話を聞いた。彼も亜里沙とは小中学校まで一緒だったという。卒業アルバムを見せてもらうと、亜里沙と三好美和子が写っていた。美和子は目立つ子で、中学を卒業後にどこかへ引っ越したという。また、三好たちのグループが中心になって亜里沙をいじめていたこともわかった。香苗は他の同級生たちの連絡先も聞くことができた。

その後、香苗は道の駅「南たかしな」を経営している吉良知香(東條織江)という女性のところへ行き、亜里沙について聞こうとしたが、困惑し忙しいといって断られてしまった。

清家の母

香苗は山中から呼び出されてカフェに行く。香苗は取材してきたことを話す。亜里沙をいくら探しても見つからないが、母親はきっと生きているという。確かに亜里沙は偽名を使うような人物なので、生きている可能性が高いと感じていた。

手伝おうかと言い出す山中も会社を辞めたという。彼は出版社を作ろうと思っており、最初はニュースサイトの運営から始め、そのうち本を出版するつもりだという。山中は「うちで働かないか?」と誘い、「お前が何を掴み、何を世に出すのかを見届けたい」と言った。

香苗は誘いに乗り、山中に夜の店を回って、清家の母親を知る人物を捜して欲しいと頼んだ。シナリオからして、亜里沙と何か関わりがあるかもしれないと思っていたからだ。

次に香苗は鈴木に会い、清家の母親について話を聞いた。清家浩子(高岡早紀)が母親の名前であり、鈴木は何度か会ったことがあるが、清家が代議士になってからは一度も会っていないという。今どこにいるかはわからず、実家は愛媛だが行ったことがないと答えた。

香苗は亜里沙の卒業アルバムの写真を見せ、鈴木が亜里沙に最後に会ったのはいつなのかを尋ねた。鈴木は大学4年の頃だという。

香苗が家に戻ると、店にお客さんが来ていた。一杯どうかと勧めてきたので、香苗は一杯だけ付き合うことにした。

まさかの事実

香苗は清家の実家へ行くため、愛媛に向かった。まず、松山市で加地昭宏(永岡佑)に会った。加地は清家と生徒会長選挙を争った人物だった。

香苗が清家の母親について尋ねると、加地は高校の時に一度だけ見かけたことがあると答えた。それは1995年、高校1年生の時に、松山市で鈴木と松山城に遊びに行った時のことだった。

清家と母親が通りかかり、清家は学校で見せたことのないほど楽しそうに笑っていた。清家の母親はとんでもない美人で、堅物の鈴木ですら見とれていたという

次に香苗は愛南町に向かった。調べた場所に行くと、そこは空き家だった。近所の住職(志賀圭二郎)に声をかけられ、話を聞くことにした。

住職によると、10年くらい前までは清家の母親が一人で住んでいたが、清家嘉和(梨本謙次郎)が亡くなってからは付き合いがなく、詳細はわからないという。

清家嘉和があの家の家主で、浩子は嘉和が東京で見つけてきた嫁だとわかった。嘉和は資産家の一人息子で、東京でよく遊んでいたが、還暦間近になってようやく若い奥さんとその母親を連れてきたという。その時には清家一郎がお腹の中にいたらしい。戻ってきて2~3年後に、嘉和は交通事故で亡くなった

住職が持ってきた浩子の写真を見た香苗は驚愕した。それは実家の店に来ていたあの客だったのだ

母と恋人

鈴木は初めて清家の浩子を見かけたときを思い出した。それは2001年、彼が大学4年生で東京にいた時のことだった。清家の家に行くと浩子がいて、最近引っ越してきたのだという。浩子は相談があると言って鈴木を呼び出していた。

相談の内容は清家の彼女、美和子のことだった。毎日美和子は清家の家にいて、清家の部屋は散らかし放題だった。昼近くまで寝ていて、浩子が作った食事も当たり前のように食べていた。

浩子は「美和子と一郎君を引き離して欲しいの。親友の俊哉君ならできると思うの」と頼んできた。鈴木が「最近疎遠だから」と断ろうとするが、浩子は「俊哉君なら大丈夫。このままじゃ、あの子がだめになってしまう。お願い」と言って鈴木の手を握り、やり方は任せると言った。

その後の食事の場に鈴木も同席していた。美和子は堂々と食事をし、酒を飲み、タバコを吸っていた。彼女は「変わってますよね、この親子。二人を観察していると、いろいろ変なところがあって重いんです」と言った。浩子は全く何も言わずに食事を続けていたが、鈴木は失礼だと怒った。

美和子は笑って「いつか…この親子のこと、脚本に書いてみようって思うんです。お父様のことも含めて、絶対おもしろくなると思いますよ」と語った。その間も浩子は無言で食事を続けていた。

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【笑うマトリョーシカ】4話の結末

香苗は浩子の写真を山中に送った。夫も脇見運転で交通事故死しており、浩子はその財産を相続していると思われた。この状況から、浩子が事件に関与している可能性があると感じた。

武智議員の件についても、愛人が関わっているかもしれないという話だったが、それが浩子なのかもしれないと推測した。山中は「これもう、ビンゴだろ。清家の背後にいるのは浩子なのでは?」と意見した。

その後、浩子は佐々木光一(渡辺大)に電話をかけ、「あの記者はなかなか面白かった」と語り、「私の可愛い一郎君はどうしてる?」と尋ねた。佐々木は清家が言うことを聞いて、関係を断っているようだと報告した。浩子はさらに、総理との会食がどんな様子かも確認した。清家は総理と諸橋大臣と会食していた

鈴木は昔を思い出していた。「すいません、なかなかしぶとくてあの女」と言うと、浩子は「いいのよ。大丈夫、大丈夫」と答えた。それを聞いた鈴木は「か、必ず、僕がどうにかしますから」と約束した。

香苗は「子供がいても、仕事のことは諦めたくないんです」とあの日店で話し、浩子は「あなたなら大丈夫。逆境は力よ。自分の信じた道を突き進めばいい」と励ました。「母と子の絆は、何よりも強いもの。離れていても、どんなことがあっても」と語った浩子の言葉に、香苗はそれが清家が記者会見で答えた内容と似ていることに気づいて驚いた

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【笑うマトリョーシカ】4話の感想

謎の女は清家の母親で、彼女が清家を操っているのかもしれないという話でした。

高岡早紀さん演じる謎の女性が何者なのか?今回ようやく判明し、母親だということが分かりました。それと同時に、真飛聖さん演じる謎の女性が新たに登場します。

マトリョーシカよろしく、誰かの謎が分かると今度は新たな謎が出てきます。結局一番芯にいるのは誰なのか?空っぽと思われていた清家本人か?それともまだ見ぬ誰かなのか?気になるところです。

清家の母が色仕掛けで鈴木に迫り、鈴木が乗せられて亜里沙を始末したのか?とも考えたくなるような話でした。

香苗と家族のシーンが毎回中だるみしますが、どうやら今回見たところ、母と子というのが物語の根幹を成しているっぽいので毎回ありそうで悩ましいです。

そしてやはり、最強の凶器は車といわんばかりに、また車で殺害された人が出てきます。もはや、ネタなのか?それとも車に何らかの意思があって、人を襲ってくるという『クリスティーン』や『地獄のデビルトラック』のような話なのか?とにかくこのドラマの車はヤバいです。

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