【ボイス 110緊急指令室】8話ネタバレ感想|内通者はやっぱりあの人?

2019夏ドラマ
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【ボイス 110緊急指令室】第8話は雫とひかり・樋口がとうとう対面します。ひかりはその声を聞いて確信し、樋口も雫が犯人に違いないと食ってかかります。その脇で一人怯える人物が…

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【ボイス 110緊急指令室】8話のあらすじ

上杉(手塚とおる)の遺体がペンションで見つかった。
真犯人への手がかりを失い怒りに震える樋口(唐沢寿明)の姿に、ひかり(真木よう子)と石川(増田貴久)は心を痛める。そんな中、殺人に使った凶器をコレクションしている雫(伊勢谷友介)は、留守中に自宅の戸棚を開けた形跡があることに気づく……。
未希(菊池桃子)が生前抱えていたものに耳を傾けなかったことを悔やむ樋口は、真犯人逮捕を改めて誓う。
そして上杉の側近の話から、『本郷ホールディングス』が上杉の会社経由で路上生活者に違法な働かせ方を強いていたことが明らかに。
そして樋口とひかりは、本郷の息子・雫が、沖原(木村祐一)が殺害された時同じ店にいながら参考人聴取の呼び出しに応じていないことに疑問を感じー。
そんな中、失踪した路上生活者の謎を追う樋口のもとに検察庁特捜部の強制捜査が入る!樋口の処分次第で解散の危機に追いやられるECU!しかし、ひかりは不自然な理由で突然圧力がかけられたことを不審に感じ、ECU内部に真犯人と通じる内通者がいることを疑う。その人物は、あまりにも意外な相手でー。
その夜、自宅に帰ったひかりはドアの外から鉄球のような物を持った人物が近づいてくる足音を聞き、恐怖を感じる。ドアスコープを覗いたひかりが見たのは、不気味に覗き返す殺人鬼の目で……!!
大胆不敵な殺人鬼・雫がついに樋口とひかりの前に現れる!
真実を追う二人の闘いはいよいよ次のステージへ!

公式HPより引用
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【ボイス 110緊急指令室】8話のネタバレ

  • 上杉は樋口との待ち合わせ場所で雫と会っていた。自殺に見せかけて上杉のことを雫は殺害する。
  • 樋口が駆けつけた時には上杉は死亡し、警察は自殺として処理する。
  • 捕らえた上杉の側近に聴取し、本郷ホールディングスがスポンサーだったという話を聞きだす。
  • 検察が樋口を被疑者への暴行容疑で捜査しにくる。樋口は謹慎となり、捜査に出たら懲戒免職にするといわれる。
  • 内通者についてひかりは樋口に話をする。石川ではないかとひかりは疑うが、樋口は直接問いただすことはしない。
  • 自宅に戻ったひかりの家に鉄球を持った雫がやってくる。音をいち早く聞きつけたひかりは樋口に電話をし、誰か寄越して欲しいという。しかし、樋口みずから出動してしまう。
  • 聞こえていた音が消えたため、確認をしにひかりはドアを開けて外に出る。すると超音波が発生し何も聞こえない上に、ブレーカーを落とされ暗闇になる。その背後には雫がいて鉄球を振り下ろす直前に、樋口が駆けつけ雫は逃げていく。
  • 樋口は出動したため検察がやってきて起訴するという。しかし、石川が事件関係者から捜査は適切であったという証言を集めた書類を持ってくる。樋口はこれにより警察手帳も返してもらい、謹慎も解かれた。
  • ひかりはボイスレコーダーに残っていた未希の声は編集されていたと樋口に教える。そして消された部分を復元し、実際の音声を樋口に聞かせる。そこに残っていた音声は、樋口への変わらぬ愛と、事件を調べているといったことだった。
  • 警察に雫が聴取にみずから出向く。署長室で対面した樋口とひかり、その声を聞いた瞬間ひかりは体が強張り握手もできなかった。記憶していた声と同じだったため、樋口に雫が真犯人だと伝える。
  • それを聞いた樋口は怒って雫の胸倉を掴み、必ず逮捕すると宣言をする。
  • そこに地下鉄拡張工事の現場で、反対派と工事側が衝突して怪我人が出ているとの通報が入る。樋口たちは急いで現場へ向かった。
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【ボイス 110緊急指令室】8話の感想

とうとう雫と樋口たちが直接対面します。ひかりはその能力から事件の時に聞いた声を覚えていて、聞いた途端に震え「やつが真犯人です」と断言します。

本郷ホールディングスがどれだけの規模の会社なのか想像がつきませんが、とにかく雫は逮捕される心配などしていません。楽しむためにわざわざ警察に来て挑発する始末です。父親も雫には手を焼いているようで、雫を殺して隠ぺいしたほうが、何かと後々楽だったのではないか?そんな気がします。

また、内通者についてひかりも話しますが、恐らく石川だと思います。なぜ内通者となったのかについては、今回はわかりません。次回以降に解明されると思います。

今回は内通者の推理と、本郷ホールディングスの話、未希の復元された音声などについて書いていきます。

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内通者は誰だ?

以前、別の記事でも触れましたが、内通者についてドラマ内でも触れ始めます。ひかりが推理した内容をまとめました。

  • 犯人はECUにいる可能性が高い
  • 3年前に音声データを消した人物なので、その頃から署にいる者
  • 沖原の行動を把握している
  • あまりにも身近過ぎて疑いもしなかった人物
  • 上杉の押収品の鞄から真犯人に繋がるものだけ抜き取っている
  • よって、鞄を保管庫に運んだ人物に違いない

ここで、ひかりは鞄を持っていったのは誰だ?と問い、樋口はそれが石川だったと思い出します。ですが、直接石川にお前が内通者か?など問わず、しばらく1人で出動してくれとだけ言います。

内通者だとしても何かしら理由があるはず、樋口なりにそう思ってのことか、石川に対して何も言いません。ひかりもまた樋口と石川の関係を思えば、自分が口出ししても仕方ないと思っているようで何も言いません。

しかし、石川は樋口の謹慎を解くため、あろうことか事件関係者から証言を集め、適切な捜査だったことを証明します。これにより樋口は謹慎が解かれますが、こんなことして大丈夫なのか?

それを嗅ぎ付けたのか雫が聴取に応じるといって警察署に来ます。そして「会いたい人に会えた」と意味深な言葉を残します。会いたかったのは樋口とひかりなのか?それとも石川なのか?ずっと視線も合わせられず、怯えた様子の石川でした。

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本郷ホールディングスとは?

現在の社長が雫で会長が辰夫の建設会社です。建設会社がなぜ隠ぺいなど出来るのか?どうやらただの建設会社ではないようです。辰夫と雫、それぞれの今回わかった経歴や外部との関係性などをまとめました。

本郷辰夫

  • 1949年生まれ68歳
  • 本郷ホールディングス会長
  • 「本湊会」発起人
  • 27年前に現場で働いていた上杉を養子にする
  • 港東署署長の田所とは20年以上前からの知り合い

本湊会というのは、メディアのお偉方や政財界の有力者の集まりだそうです。そのため、あらゆるところにコネクションがあります。

元々、いち土木作業員だった辰夫が、日本を代表する建設会社のトップにまで大きくした会社だそうです。そこで自分と境遇が似ている上杉をかわいがっていたようで、雫の兄にしようと養子にします。ですが、雫があんな調子なので、顎の骨を折られたりの散々な目にあいます。

どう考えても上杉を息子にしたほうがよく、雫をひっそり建設現場か何かで殺害して遺棄したほうが良かった気がします。しかし、辰夫は血の繋がりを優先してしまったのか、上杉は気の毒な人生です。

本郷雫

  • 1995年横浜市生まれ44歳
  • 米ニューシアトル大学にてMBAを取得
  • 本郷ホールディングス国際経営本部長に就任
  • 国際的なビジネス展開を企画
  • 昨年、同社の代表取締役に就任
  • スキャンダル・前科共に無し
  • 地下室に様々な形の鉄球がある
  • 殺した人数は“覚えていない”

辰夫が手を焼いてアメリカにやったのかと思ったら、そういうわけでもないのか会社を継がせます。

ガラスケースの鉄球コレクション以外に、地下室にも鉄球を沢山置いてあります。暗くてあまりよく見えませんが、そこで人を殺していたのでは?という雰囲気の場所です。イガイガ尖った鉄球や、四角いものやら様々な形の鉄球があります。鉄球の研究でもしてたのでしょうか?

ここで繋がりそうなのが、クローバーフレンズが集めていた路上生活者です。彼らには特徴があり、35歳以下の病歴がない人たちです。若くていきがいい人間を集め、何をしていたのか?まさか、雫の殺人欲求を満たすために連れてきたのか?そんなことを想像したくなります。

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復元された音声

前回終わりにボイスレコーダーに残されていた、未希の音声が流れます。その内容はまるで未希が他の男性のことを好いているような内容でした。

今回、ひかりが音声データを解析して意図的に消えている場所があるとわかり復元します。復元される前とされた後、それぞれを比較してみました。

復元前

亮二さんに会いたい
全て私のせい
彰吾さん、ごめんなさい
彼のことを私…
とんでもないことを…
でも、亮二さんのことが…
どうしても私、亮二さんに会いたい

復元後

彰吾さん。
早川亮二さんまでいなくなった。
クローバーフレンズが路上生活者を欲しがるのは、
何か間違いが起きてるってことじゃない?
何かとんでもないことが…。
全ては私のせい。
どうしても私、このままにしておけない。
思い過ごしだったらごめんなさい。
あなたに相談したいけど…
もう少しはっきりと分かってからにします。
あ~あ… 早く会いたいです。
一日の終わりにあなたと大樹と、
3人で一緒にいられることが、
何より私の幸せだから。

復元前と後、音を下げて不自然さを隠したといいますが、順序も変えて編集しているということか?“亮治さん”は一度しか言ってないのに、復元前の音声では3回出てきます。

やっぱり雫の殺人欲求を満たすために集められているのか?そんな気がしてなりません。

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【ボイス 110緊急指令室】8話のその他気になったこと

  • 異常性に病院で治療したほうがいいと雫に言う上杉
  • ひかりの自宅は壁に事件の詳細が沢山貼られている
  • 覗き窓を見たら目が合う恐怖
  • スマホのバイブ音が大きくて驚く
  • 樋口を起訴できないと殴りかかる検事
  • 「別に張り合わなくても」と毒吐かれる緒方
  • 「猟奇殺人者が社長だとトラブル多いなぁ」と雫に嫌味いう樋口
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【ボイス 110緊急指令室】8話のまとめ

犯人だとわかっていても逮捕できない、それどころか自分が起訴されそうになるという、何とも酷い話です。雫は何人殺したのか覚えていないぐらい殺害してるようです。権力があるにしても、さすがに隠し通すのは無理があるんじゃないのかと思います。

結局、クローバーフレンズが何のために路上生活者を集めていたのか?内通者は石川で確定なのか?だとしたらなぜ?という謎がまだ残ります。雫が殺人をする理由は、聞くまでもなさそうな雰囲気です。次回も楽しみに視聴したいと思います。

今回のいいセリフ

法で裁けないなら…俺が裁いてやる。

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