【ソロモンの偽証】2話のネタバレと感想|柏木の死にこだわる理由

WOWOW

宮部みゆきさん原作【ソロモンの偽証】のWOWOWドラマ版2話のネタバレと感想です。

次なる犠牲者が出てしまい、真相を究明するために涼子は立ち上がります。なぜそこまで彼女がこだわるのか?その理由が今回分かりました。

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【ソロモンの偽証】2話のあらすじ

事故にあった浅井松子(富田望生)は病院に運ばれるが意識不明の重体だった。その件について記者の茂木悦男(橋本じゅん)は、藤野涼子(上白石萌歌)に松子が自分宛へ送ったメールを見せる。それを見た涼子は松子が告発状を送ったに違いないと考えた。

その後、松子は亡くなってしまい、学校で緊急保護者会が開かれる。学校は警察が断定した通り、柏木の死は自殺だとして何の対応もするつもりはなかった。

涼子は野田健一(浮所飛貴)と2人で話しながら、告発状を送ったのは松子と三宅樹理(山本舞香)の2人で出したのではないかと推理する。そして警察に再捜査をしてもらおうと涼子はするが、警察は彼女の訴えを相手にしなかった。

涼子は警察が動かないなら自分で調査しようするが、なかなか思うように情報を得られなかった。そんな時に神原和彦(宮沢氷魚)から連絡が入り、2人で会って話をする。なぜ柏木の死にこだわるのか、その理由を涼子は神原に話す。

自分一人では調べるのも限界がある。そう感じた涼子は、クラスのみんなにある提案をするが……。

【ソロモンの偽証】2話のネタバレ

松子の死から始まり、涼子がなぜ柏木の死にこだわるのか、その理由が分かる回です。

松子の死

事故にあった松子が運ばれた病院に樹理は訪れます。意識不明の松子を爪を噛みながら見る樹理、不気味な様子です。

一方、涼子に茂木が接触し、松子からメールをもらっていたと言います。そのメールの内容はこうです。

ニュースアドベンチャー茂木さま

こんばんは。
柏木くんの特集を見てご連絡しました。
この事件の告発状についてお話したいことがあります。
お時間頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。

私立城鳳高校2年A組 浅井松子

松子が樹理と話す前に送っていたメールです。告発状の件について彼女は話そうと考えていました。しかし、事故にあってしまいました。

涼子は松子が告発状を送った人物に違いない、そう確信します。やがて松子が亡くなったと連絡が入り、涼子はショックで倒れて保健室に行きました。その隣のベッドには樹理がいたのです。樹理は松子が亡くなったにも関わらず、涼子を見て笑い出しました

松子が亡くなったことにより、学校で緊急保護者会議が開かれます。学校に告発状が届いていたことを報告しますが、保護者たちは大騒ぎです。隠蔽しようとしているに違いない、大出には聞き込みをしているのか、など、樹理の母親を筆頭に紛糾します。

その場を収めたのは涼子の母親でした。自分の所にも届いていたが、学校は警察に届けていたし、学校の対応は問題なかったと言います。

会議が終わった後、校長は大出の父親と話し、警察と学校が動かなければ風化すると、校長を半ば脅し気味に釘を刺しました。

告発状の送り主は誰?

涼子は健一と2人で告発状を送った人物について考えていました。松子が一人で送るとは思えず、樹理と一緒に送ったのではないのか?と。

そして、松子は名乗り出たかったが、樹理が反対したのかもしれないと考えます。さらに、松子が事故にあったあの夜、もしかすると樹理がやったのではないか、そんな疑念まで浮かび上がってきました。

涼子は告発状がこのまま握りつぶされるのが嫌だったので、警察に行くことを決めます。

一方、樹理は松子の家に行って遺影に話しかけます。「悪く思わないでよね。あんたが私を裏切ろうとしたのが悪いんだから」と告げ、優等生の涼子がビビっているのを見たら笑えて来たとも語り掛けました。

警察に行った涼子が告発状を調べて欲しいと訴えます。しかし、柏木の死は自殺だと言って取り合ってくれませんでした。

そこで涼子は独自に調査を始めます。学校の近隣住民に聞き取りをしました。そのことを学校に知られ、先生に呼び出されて注意されます。納得がいかない涼子を見かねて、北野先生が涼子を連れて屋上へ向かいます。

警察の捜査結果

北野先生は言います。柏木が死んだあの日の夜、管理人が9時に校内を見回った時には異常がなかったと。よって、柏木が屋上に上がったのは9時以降だと。

屋上の鍵は当時壊れていて、誰でも上がれる状況でした。警察の現場検証のときには、屋上に足跡はありませんでした。なぜなら、当日雪が降っていたからです。

また、柏木の遺体には暴行の痕跡もありません。しかし涼子は暴行しないで突き落としたのかもしれないといって引きません。北野先生は確かにそうかもしれないと一度は同意して、それぐらい自殺か他殺か判断するには難しい状況だったと教えます。

警察がなぜ自殺と判断したのか、それは当時柏木が不登校だったことや、親御さんからの話から自殺と判断したと言います。警察が何も調べなかったわけではないと、諭された涼子は先生に謝罪をしました。

柏木の両親のところへ話しに行く校長ですが、兄はTV局に調べてもらうと言い出します。父親もずっと自分を責めていたけど、あの子のために真実が知りたいと告げました。

一方、告発状に名前があった大出は、ネットで特定をされてしまいます。その結果、自宅にはいたずら電話が鳴り響き、脅迫状のような手紙が自宅に大量に届く始末です。父親の会社にまで嫌がらせが起きている状況です。学校に行かない息子に対して怒る父を止めようとする母ですが、父親は母に暴力をふるいます

床に散らばった食器や食べ物を片付ける母を手伝う大出、彼の苛立ちが募ります。

涼子の調査

思うように調査がいかないことに悩む涼子は、弁護士の母親にどうやって調べているのかを聞きます。すると母は「まずは先入観を捨てて、全員の言い分を聞くの」と教えてくれました。

涼子は早速調査に向かいます。まずは松子の家に行きました。そして母親に聞き込みです。

  • 亡くなる前に何を悩んでたいたかは分からない
  • あの夜、どこへ行ったのか、なんであんなところで事故にあったのか分からない
  • 樹理も何も知らないと言っていた
  • 樹理が見舞いに来た後、松子は間もなくなくなった

ということが分かりました。

次は樹理の家に行って聞き込みです。

  • 告発状を書いたのか?→答えず
  • 柏木を殺すのを見たのか?→逆ギレ
  • 松子が涼子と会っていた話を聞くと驚く
  • 松子の事故を知っていたか?→無言
  • 病院に行ったのか?→無言
  • 保健室でなぜ笑ったのか?→無言
  • 松子が事故にあった夜、樹理は家にいたのか?→母親が来て止める

結局何も分からないまま、涼子は樹理の母親に追い出されてしまいました

するとそこに神原から連絡が入り、涼子は会いに行きます。

柏木と涼子の間にあった出来事

神原は警察も学校も何も調べてくれないから自分で調べていると話す涼子に、柏木のことを考えてくれていることを感謝します。すると涼子は「違うの」と言い、なぜ自分がここまでこだわっているのかをようやく語ります。

涼子の家は父は警察官、母は弁護士という家です。子どもの頃からしっかりするよう、言われて育ってきました。親の期待に応えないとと思った涼子は、ある意味プレッシャーを感じていたのです。だから優等生だったのです。

1学期の期末テストの時、いい点数が取れそうもなく涼子は焦ります。そしてカンニングをしてしまいました。しかし、その様子を柏木に見られてしまい、みんなにバラされるのではないかと焦ります。

ある時、涼子は柏木に声をかけました。すると柏木は何か言うでもなく、薄ら笑いを浮かべて涼子を見ました。涼子は軽蔑の眼差しだと感じたのです。

柏木の遺体を発見した時、涼子は心の片隅で「これでもう大丈夫。もうバレない」と一瞬思ったと言います。涙ながらに自分のためには泣けるのに、柏木が死んだ時には涙も出なかったと自分を責めます。だから、調べることは自分勝手な罪滅ぼしだと告白しました。

話を聞いていた神原は、軽蔑の眼差しではなかったかもしれないと言います。カンニングをする気持ちを理解して、必死で止めようとした目かもしれないと。なぜなら、柏木は人のいろんなところを見抜くような人だったからです。涼子の思いにきっと感謝していると、神原は涼子を励ましました。

ドラマの結末

翌朝、学校に行くと茂木が待ち伏せしていました。涼子は茂木を一切信用しておらず、視聴率を稼ぐために煽っているだけだと非難します。そんな涼子に茂木は自分は味方だと言います。しかし、涼子はみんなを利用して都合のいい筋書きを作っているだけだと告げました。

それでも茂木は協力しないか?と持ちかけます。涼子は「私、戦い方決めましたから」と言って拒否しました。

授業が終わった休み時間に涼子は前に行ってみんなに呼びかけます。柏木の死についてみんなで調べないかと。なぜなら、学校も警察もマスコミも自分たちの立場でしか調べないからです。

調べるってどうやって?ときく生徒に、すべての人の言い分を聞くと告げます。そして関係者全員を引っ張り出すために、自分たちで裁判をしないかと提案しました。

【ソロモンの偽証】2話のまとめと感想

松子が亡くなり、涼子は柏木の死にこだわる理由を神原に明かしました。そして自分たちで裁判をしようとクラスメイトに提案します

今回見ていて思ったのは、それぞれの家庭に問題を抱えているということです。涼子は親の期待に応えなければと、優等生でいることをプレッシャーに感じています。樹理の家の母親は過保護なわりに、樹理の気持ちに寄り添いません。大出の父親は妻に暴力をふるうような人物で、大出はそんな母を助けてあげる優しさがありました。

ドラマ内で涼子の母親が「こっちから見て白く見えるものも、裏から見れば黒いかもしれないからね」と言います。黒く見える大出にも母を思いやる白い部分はあり、白く見える涼子にもカンニングをする黒い部分がありました。人には多面性があり、いい面もあれば悪い面もあると気づかせてくれます。

今後、クラスメイトの協力を得ることができるのか、そして裁判を開くことができるのか。涼子の奮闘に期待です。

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