【ソロモンの偽証】1話のネタバレと感想|上白石萌歌主演のWOWOWドラマ版

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宮部みゆきさん原作【ソロモンの偽証】のWOWOWドラマ版1話のネタバレと感想です。

今回のドラマ版はSNSが普及している現代に舞台を置き換えて全8話で放送されます。ある高校生の死から始まった謎が、さらなる悲劇を招いてしまい……。

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【ソロモンの偽証】1話のあらすじ

クリスマスの朝、学校で藤野涼子(上白石萌歌)は雪に埋まった死体を発見する。それは、クラスメイトの柏木卓也(野村裕基)だった。警察の調べでは自殺と断定されるが、ある日自宅に「告発状」が届く。柏木は自殺ではなく、大出俊次(坂東龍汰)らによって殺害されたというものだった。

告発状は他にも学校の校長・津崎正男(小林薫)のところと、マスコミの茂木悦男(橋本じゅん)にも届いていた。告発状を受けて学校が混乱する最中、茂木が現れて事件の取材を開始する。

涼子が柏木の墓参りに行った際、取材に来た茂木にしつこく話を聞かれる。同じく墓参りに来ていた柏木の友人だという神原和彦(宮沢氷魚)に助けてもらった。

やがてテレビでも柏木の死について放送され、世間も巻き込む騒ぎになる。そして、さらなる事故も起き……。

【ソロモンの偽証】1話のネタバレ

今回の話は柏木の死から始まり、次の事故が起こるまでの話になっています。

柏木の死

クリスマスの朝、涼子が学校に行くと雪の中から手が飛び出しているのを発見します。驚いた涼子が近づいて雪を掻き分けると、遺体はクラスメイトの柏木でした。その後、葬儀が行われ、柏木の死因は屋上から飛び降りて自殺したというものでした。

クラスメイトたちは口々に話します。柏木が死ぬ一ヶ月前、昼食の時間に大出たちと揉めていたと。その後、柏木は学校に来なくなったのです。柏木の死は大出たちのイジメが原因ではないのか?生徒たちは薄々感じ取ります。

涼子は柏木の死を他の生徒以上に重く受け止め、友人の野田健一にも最近様子がおかしいと言われる始末です。そんな涼子が自宅に戻ると、差出人不明の一通の手紙が届いていました。

告発状の内容

手紙は柏木の死は大出たちによる殺人だという告発状でした。全文を引用します。

告発状

城鳳高校2年A組、柏木卓也の死は自殺では無く、
同高校2年C組、大出俊次に殺害されたものである。

殺害現場には、井口充、橋田祐太郎もおり、この両名も共犯である。

昨年12月24日深夜、同学校屋上にて、
大出俊次は恐怖に震える柏木卓也君を嘲笑うように、
柵にしがみつく指を一本ずつ剥がし、同学校の屋上から突き落とした。
井口、橋田、両名もこの非道な行いに嬉々として加担した。

私は偶然、この悪行の一部始終を目撃した。

そして、目撃時に本件に関与することに拠って
世間の耳目を集めてしまうことを嫌い、
目撃者として名乗りでなかった事に強い慚愧の念を感じると共に、
現在、この一件が柏木卓也の自死と扱われ、
事件として捜査もされていないことに、強い憤りを感じている。

悪行を行った大出、井口、橋田は何の罪の誹りを受けるでもなく、
日々を謳歌している。
このまま三名を放置していると、
再びこのような惨事を招くことは想像するに難くない。

本件の再捜査を強く要望する。
大出俊次、井口充、橋田祐太郎に正義の裁きを。

以上

それにしても若い人が書いたとは思えないような文章です。届いた人たちは誰が書いたのかは差出人不明のためわかりません。視聴者には樹理が投函しているシーンが映るので、彼女が送ったとわかります

この告発文を見て涼子は警視庁に勤める父に相談し、一緒に校長のところへ向かいます。すると校長のところにもまったく同じ内容の告発状が届いていました。学校は表沙汰にしたくないような、隠蔽したいようなそんな雰囲気を匂わせます。

涼子は父や学校に対して不信感を抱きます。しかし、父親も口では警察に任せろと言いながら、自分が所轄に行って話を聞きます。そこで大出という人物がどういう人物なのか聞きました。

大出俊次とは?

告発状に書かれていた大出という人物がどんな人物なのか?涼子の父が所轄の少年課から聞いた話はこうでした。

  • 学校では手を出さず、外ではやりたい放題の知能犯
  • 何度も暴行事件で逮捕されている
  • しかしそのすべての事件が不起訴
  • 父親が大出都市開発の経営者で学校の理事
  • 事件を父親が金でもみ消している

父親は学校にも関わっていて、有力者とのコネもある人物です。息子がどんな事件を起こしたとしても、すべて金を払って示談にしたため不起訴にしたといいます。息子も息子なら親も親といった人物でしょう。

柏木の死に関わっていると言われれば、以前も揉めていたので納得いくような状況です。しかし、遺体には暴行を受けた痕はなく、柏木の両親も自殺だと最初から認めています。警察は事件性はないと考え、他殺かどうかは調べていませんでした。

果たして本当に大出が殺したのか?謎は深まります。

もう1通の告発状

涼子の父は告発状が自分の家と校長宛のみなのかと疑問に思っていました。その疑問の答えが出ます。告発状はマスコミにも送られていたのです。

その相手はテレビ局の報道記者である茂木でした。早速茂木は校長に取材をします。その結果、事件を隠蔽しているのではないかと感じた茂木は、生徒たちにも柏木や大出のことを聞いて回ります。

学校でも騒ぎになり、涼子は直接2人きりで大出に話を聞くという暴挙にでます。悪い噂のある大出に単刀直入に「大出が柏木を殺したんじゃないかと言っている人がいる」ときく涼子、勇気があると言えばありますがあまりにも危険です。

大出は「だったら?お前も殺されに来たの?」と、曖昧な返答でニヤニヤ笑いながら涼子に迫ってきました。身の危険を感じた涼子は、何も聞き出せないまま逃げ出します。

一方、投函した樹理に付き添った松子は、樹理が本当に殺したところを見たのか疑問に思っていました。そこで、涼子の家の前で待っていた松子ですが、涼子に会うと「なんでもない、忘れて」と言って立ち去ります

その後、涼子が柏木の墓参りに行くと、そこに茂木がやってきます。そして嫌がる涼子にしつこく話を聞こうとつきまといます。すると、どこからともなく謎の男性がやってきて追い払ってくれました。

彼は神原という他校生で柏木の友人だと言います。中学の時、塾で柏木と一緒だったそうです。そんな神原にまたも涼子は単刀直入に聞きます。柏木は自殺するような人物だったのかと。神原は「絶望する気持ちはわかるよ」と、大出に続きまたも曖昧な返答をします。

自殺なのか他殺なのか?関係者の話を聞けば聞くほど謎が深まる状態です。

樹理の狙い

茂木は取材をした結果、テレビで柏木の自殺の謎を特集します。告発状に書かれた名前は伏せていますが、大出が怪しい人物であるような報道をします。

送った本人である樹理は笑いながら番組を見ていました。生徒たちの間でも騒ぎになり、グループチャット内で告発状を送った人物が誰か、犯人探しのような状況になります。涼子は家の前で待っていた松子のことを思い出し、急いで彼女の家へ向かいますが外出して会えません。

その頃松子は騒ぎが大きくなったのを知り、樹理に名乗り出ようと説得していました。しかし樹理は「これ以上邪魔しないで」と怒って話を聞きません。「せっかくここまで追い詰めたのに」と言う樹理、彼女と大出たちの間に何があったのか?回想シーンがでてきます。それはどうやら彼らに強姦をされたのではないかと思われるシーンです。

樹理は大出たちに復讐をするため、見てもいない柏木の死に対しての告発状を書いたのか?と考えられます。

樹理の暴走を止めようと思った松子は、樹理を説得する以前にテレビ局の人にすでに連絡したらしく、自分が直接話すと言いだしました。

ドラマの結末

翌朝、学校に行った涼子はクラスの様子が変だと気づきます。そして松子が車にはねられて意識不明の重体だと知らされます。

自宅に帰った涼子は、松子が自分に相談しにきていたと両親に話します。責任を重く感じたのか正義感からか、「私が柏木君の遺体を見つけて告発状を受け取ったんだよ。だから私が調べる。柏木君に本当は何があったのか、私が突き止める」と宣言しました。

【ソロモンの偽証】1話のまとめと感想

柏木の死についての告発状が届き、世間も巻き込む騒ぎになりました。隠蔽をしようとする学校側と大出の父、それに対して真実を求める涼子。という図式が構成されます。

どうやら涼子と柏木の間に何かがあったようなのですが、それはまだわかりません。回が進むにつれて明らかになるでしょう。

涼子の問いに対して大出しかり神原しかり、みんな曖昧な返答しかしません。なので、真相がまだまだわからない状況です。また、樹理にしてもなぜ大出たちに襲われたのかがわかりません。

今回ドラマ化にあたり、設定が現代設定になっています。SNSなどが普通にある時代、生徒たちを取り巻く環境が違う状況です。そういったことをもっと前面に出してくるのだろうと思われます。

原作や映画で結末を知っている人も多い作品だと思いますが、ドラマ版でも同じ結末になるのか?今後の展開に注目です。

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