【真犯人フラグ】9話のネタバレと感想|バタコが登場!衝撃のラスト

2021秋ドラマ
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【真犯人フラグ】9話のネタバレと感想・時系列や元ネタをまとめています。

真帆が林と不倫をしていたことを隣人の朋子から聞かされた凌介は、それでも真帆を信じていた。そしてバタコさんの正体も明らかに!

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【真犯人フラグ】9話のあらすじ

菱田朋子(桜井ユキ)から相良真帆(宮沢りえ)林洋一(深水元基)と不倫関係にあったことを聞かされた相良凌介(西島秀俊)は、篤斗(小林優仁)が自分の子どもではない可能性も真帆が考えていたことを知らされる。それでも凌介は真帆を信じ、自分を責めるばかりだった。

林が事件に関与している可能性があると、「至上の時」で集まったメンバーたちは考え始めた。警察も林をマークし始めるが、林と連絡がつかなくなってしまう。

やがて届く冷凍荷物、再びあの恐怖が蘇る!

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【真犯人フラグ】9話の時系列

テレビやスマホなどに映る日時から時系列を作成しています。

9話のタイムライン
  • 2021年5月

    朋子に真帆が不倫を相談
  • 10/15
    林のアリバイはなし
  • 12月某日
    21:20
    「至上の時」で相談

  • 12月某日
    等々力建材で茉莉奈と父が話す

    “不良品”の処理をすることを決める

  •  
    陽香が茉莉奈のバッグに何かを入れる
  • 中村が冷凍遺体の確認をする


  • 清明が「話したら殺す」と脅迫される


  • 河村と凌介が喧嘩
  • 12/9
    12:08
    かがやきの土に花が咲いたと報告

  • 12:40過ぎ
    バタコから電話

  •  夜
    両角が林を直撃
  •  20:41
    写真の件で河村と電

  •  
    真帆の財布が発見され林を緊急手配
  •  
    ぷろびんにタレコミが入る

  •  23:09
    林に電話するが留守電

  • 12/10
    20:34
    林に電話するが留守電
  •  20~21の間
    冷凍便が届く
  •  
    中村がバタコによって殺害

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【真犯人フラグ】9話のネタバレ

真帆と林の関係が明らかになり、バタコさんが登場します。そして最後に届いた荷物に入っていたのは……。

真帆の秘密

真帆が朋子に不倫のことを相談していたという話を凌介は聞きます。真帆は光莉のお受験の時、ボスママに嫌がらせをされていました。その頃、凌介は単身赴任で大阪にいて、相談に乗る事ができません。

真帆が大学の同窓会に行った時、久住に絡まれていたところを林が助けてくれます。その後、酔った真帆は林に散々愚痴をわめき散らします。

林が久住たちを誘ってサッカーの試合を見ないか?というのを聞き、真帆は酔った勢いもあってか話に乗ります。しかし、久住たちとは連絡がつかず真帆は林と2人でホテルの部屋に入りました

真帆自身は記憶が曖昧なのですが、林は真帆に「そういう関係になった」と言ったそうです。そして、林は本気になったようで「彼女と別れるから離婚してくれ」とまで迫ったそうです。

そう言われたことで逆に真帆は嫌になったようで、それ以来連絡は取り合っていませんでした。

その後、新居を立てるために林が自宅に挨拶に来た時、真帆は表情を強張らせました。息子の篤斗がサッカーがうまいことが、夫婦揃って運動音痴なの奇跡だと凌介は話します。

篤斗と林が仲良くしているのを見る真帆、もしかしたらと思いDNA鑑定検査キットを取り寄せたのです。ですが、林に拒否されて検査自体はできていません

真帆は夫にどうしても言う事ができず、その苦しみを朋子に話していました。

疑惑の林

朋子から話を聞いた凌介は直接林に「君はウソつきだけど、人を殺すような人間じゃないと思ってる。もし隠してるなら家族を返してくれ!」と直談判します。

そこへ阿久津たちが現れて林から話を聞くために連行してしまいます。10月15日の午後から夜にかけて何をしていたのか?と真帆たちが失踪した日のアリバイを確認します。

林はスケジュール帳を見ながら「半休取って夕方から家にいました」と証言します。ずっと家にいたのか?と問うと、コンビニくらいは行ったかなと曖昧な返答です。

家にいたことを証明できる人はおらず、失踪当日のアリバイがないことが判明しました。

「至上の時」で会議

凌介は瑞穂に全てを打ち明け、自分のことを責めていました。瑞穂はそんな凌介に寄り添い励まし、篤斗のDNA鑑定をすることを勧めます。

その晩、「至上の時」で情報を共有して会議をします。真帆と林に関係があったとするならば、一番怪しいのは林だと考えました。

真帆に再会したことで気持ちが再燃し、転じて凌介へ対しての恨みに変わったのではないかと推理します。誘拐の動機は凌介への恨みではないかと。

そうなると埋められたローファー、蹴りこまれたサッカーボール、光莉の監禁動画について説明がつくと考えました。

結婚指輪が置いてあったのも、真帆は凌介のものではないというメッセージだったのではないかと想像します。

保険金のタレコミをしたのは、警察の疑惑を凌介に向けるためで、孤立させようとしたと考えます。

そこで、瑞穂が男に襲われた話を始めます。瑞穂は林が襲ってきたと言い、身長や雰囲気、「しちはごじゅうろく」の声を聞いた時にそうじゃないかと思ったそうです。

さらに橘は監禁場所は林の会社の売れ残った建売住宅なのではないかと助言します。

残るは女の共犯者、林の婚約者ではないかと考えますが、他の女に執着しているヤツに協力するのか?と悩みます。

ただ、冷凍遺体に関しては説明がつかず、本当に林なのかの決め手には欠ける状態です。

解散後、橘と瑞穂は女の共犯者は婚約者よりも、真帆のほうが怪しいと考えます。真帆犯人説が禁句のような状態ですが、自分たちは見誤らないようにしようと話し合いました。

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不穏な会話

林の婚約者である茉莉奈は、父親の所へ顔を出します。すると父が相談に乗って欲しいと切り出しました。

不良品をつかまされたみたいだといい、評判も良いし信用していたけどどうもきな臭いのだと話します。茉莉奈は「もうちょっと様子見たら?」と言いますが、父は「正直目障りなんだよ」と答えます。

そして「処理していいかな?」という父に茉莉奈は笑って「パパが決めなよ」と言いました。

この“不良品”とは何なのか?話の流れから考えると、林を指しているのではないかと匂わせます

茉莉奈が会社を出ると、陽香がどこからともなくやってきてモデルのスカウトを始めます。興味がないという茉莉奈に食い下がり、話で気を引いている間にバッグの中に何かを入れました

中村充のプロフィール

謎の男、充が警察に行き冷凍遺体の確認をさせて欲しいと言います。6年前に行方不明になった息子かもしれないと言い、身分証を要求されて免許証を提出しました。

  • 生年月日:昭和61年7月31日生
  • 住所:東京都世田谷区松山3-4-11
  • 有効期限:令和8年8月31日まで有効
  • 種類:中型車(8tに限る)

中型の免許があるゴールド免許の持ち主でした。

遺体を確認した中村は「あっ…違います」といって否定した後、誰かに慌てて電話をかけました。冷凍遺体に見覚えがあるのか?

謎の脅迫

朋子の息子の清明が学校の帰りに学童擁護員のおじさんに録音を聞かされます。それは「話したら殺す」というもので、清明は急いで自宅に戻り朋子に話しました。

話を聞いた朋子は自宅に入ろうとした際「待ちなさい!」といって、清明を外で待たせようとします。嫌がる清明を凌介に預け、180数える間に戻ってくると約束します。

清明は180を数え始める中、凌介は押入れのことをたずねます。しかし、チャイムが鳴り清明は出て行ってしまい聞けずじまいでした。

やってきたのは河村で遅れて朋子も現れて清明を引き取って行きました。河村は凌介に真帆を本当に愛していたのか?と問い、一時は喧嘩になってしまいます。

真帆は全部飲み込もうとしていた、1人で背負ってと凌介が言い、それぐらいお前は分かって欲しいと訴えると、お互いに涙して仲直りをしました。

喧嘩した際の声がうるさいと、池上がやってきて文句を言い、凌介たちは謝罪しました。

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花が咲く

バタコさんから勝手に送り付けられてきたかがやきの土をまいたとこから、花が咲いていると望月が瑞穂に言ってきます。

一緒に見に行くと確かに花が咲いていて、その花を調べたところキンセンカという花でした。瑞穂は最初から土の中に種が交ぜられていたに違いないといい、特に驚いた様子もありません。

ただ、キンセンカの花言葉を調べてみると「悲嘆」 「失望」 「寂しさ」「別れの悲しみ」というものだと知り、どういう意味なのか考えます。

瑞穂は「課長のご家族が無事に戻ってきますように」と願ったつもりですが、それが実らないという意味なのか?不安に感じます。

その後、バタコさんから電話が入り、瑞穂が応対をします。花が咲いたか聞かれた瑞穂は咲いたことを告げると、バタコさんは嬉しげにして褒めました。

そして「私もそっちに行くからね」と言って電話を切ります。会社に来るという意味なのか?謎です。

その頃橘は母親の店へ行くと、光莉が橘に内緒で店を手伝っていてくれたという話を聞かされます。

林の不審な行動

林がコインロッカーの鍵を開けて中を見ていると、両角が現れてシャッターを切ります。怒る林に両角は名乗り、こんな夜に何をやっているのかと聞きますが、林は逃げていってしまいました。

撮った写真を見た瑞穂は、写真に写っていた財布のブランドを特定します。そしてサイトで同じと思われる財布を見た凌介は、真帆の財布だと言いました。

すぐに林に連絡をしてみますが、留守電になってしまい連絡が取れません。そこで警察に連絡をし、ロッカーを開けたところ財布が発見されます。

中を見てみると真帆の運転免許証が入っていました。阿久津はすぐに緊急配備を要請し、林の行方を追います。その頃林は誰かの車に乗って既に逃げていました。

ぷろびんのところに「アフロディーテの下僕」からタレコミがありました。

ぷろびん様

タレコミです。炊飯器旦那、不倫相手に捨てられました。

アフロディーテの下僕より

というメッセージと共に、望月と一緒に花を見ている瑞穂の姿が写る盗撮画像が添付されていました。

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9話の結末

林とは相変わらず連絡がつかないまま、凌介と瑞穂は会社で待機していました。凌介はDNA鑑定をしたと言い、真帆が背負ってきたものを半分引き受けたいと瑞穂に言います。

やがて望月が大きな荷物を持って現れ、凌介宛だと言います。差出人も受取人も凌介になっており、またもや冷凍便でした。

嫌な予感がする凌介たち、荷物の中を開けてみるとそこには、冷凍された篤斗が入っていました。ショックで叫ぶ凌介、果たして篤斗の生死は?

その頃、どこか山の中で中村は拘束された状態で穴の中にいました。殺す気かと叫ぶ中村、警察に行って確認した、まだ償えると訴えかけます。

女は「邪魔しないで」と言うと金属バットを手にし、中村の頭を殴って殺害します。「影は土に還さなきゃいけないの。あと…1人」と謎のセリフを言います。この女性は通称バタコさんこと木幡由実でした

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9話のぷろびん動画

今回のぷろびんの動画は1000の質問に答えるというものです。もちろん実際に1000個も質問に答えません。

  • 前科はありますか?
  • 万引きしたことありそう
  • 彼女はいませんよね?
  • 友達いませんよね?
  • なぜ陰謀論の動画ばかり作るの?
  • 罪悪感はないのか?
  • 炊飯器旦那に恨みがあるのか?
  • なぜYouTuberをやっているのか?

この炊飯器旦那に恨みがあるのか?という問いの後、ぷろびんは少し沈黙し、意味深な雰囲気を匂わせます

また、何でYouTubeをやっているのか?と聞かれた時、金を稼ぐためではないらしい様子です。では、何のためにしているのか?その理由については、町山いわく“桑田真澄の物真似をするあばれる君”の顔をして答えません。

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9話の元ネタ

本トの気持ち

袴田吉彦さんの歌手デビューシングルの曲です。

元々はテレビ朝日系列で放送していた『人気者でいこう!』という番組内で、ダウンタウンの浜田雅功さん、俳優の内藤剛志さん、そして袴田さんの3人が連帯責任CDデビューをするという企画から始まったものです。

3人のシングルがオリコンシングルチャートで合わせて50位以内に入らなければ、丸坊主になるというものでした。

結果は袴田さんが18位、内藤さんが26位、浜田さんが4位に入ってクリアしました。

クリスティアーノ・ロナウド

真帆と林がゴールができるかどうか、賭けていた選手です。ポルトガル出身の選手で、真帆たちが話していた当時はスペインのレアル・マドリードに所属していました。

スペイン、イタリア、イングランドのリーグで、所属したチーム全てで優勝経験がある唯一の選手です。世界年間最優秀選手に贈られるバロンドールを5度受賞しています。背番号は7番をつけることが多い選手です。

『夜の女王のアリア』

猫おばさんが歌っていた「夜の女王のアリア」は、モーツァルトのオペラ『魔笛』の中で歌われる曲です。

「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」というタイトルがつけられ、超絶技巧が駆使されて歌われることで知られています。

歌われる場面の内容は夜の女王が娘のパミーナにナイフを渡して、宿敵ザラストロを殺害するよう命じる場面で歌われます。

日本語の歌詞はこうなります。

地獄の復讐がわが心に煮え繰りかえる
死と絶望がわが身を焼き尽くす!
お前がザラストロに死の苦しみを与えないならば、
そう、お前はもはや私の娘ではない。

勘当されるのだ、永遠に、
永遠に捨てられ、
永遠に忘れ去られる、
血肉を分けたすべての絆が。
もしもザラストロが蒼白にならないなら!
聞け、復讐の神々よ、母の呪いを聞け!

キンセンカ

キンセンカの花言葉は瑞穂が調べた通りで、あまりいい意味はありません。他にキンセンカにまつわる話として1つ紹介します。

ギリシャ神話の中の話で、水の精クリティが太陽神アポロンに恋をします。しかしアポロンはレウコトエ王女と恋仲だったため、嫉妬したクリティが王女の父に密告します。すると、怒った王は娘のレウコトエを生き埋めにしてしまったのです。

自分の行いを恥じたクリティは9日間座ったまま、空を過ぎるアポロンを見つめていると、やがてキンセンカに姿が変わったそうです。

メッサリーナ

真帆の持っていた財布のブランド名が「Messalina」というものでした。この名前を聞いて最初に思いつくのは、ローマ皇帝クラウディウスの皇妃であるウァレリア・メッサリナです。

強欲さ冷酷さの代名詞として「メッサリナ」が使われたという、いわゆる悪女として名高い女性です。

メッサリナは自分の気に入らない人物をクラウディウスをそそのかして処刑させたり、ガイウス・シリウスという元老議員の男性と結託して、クラウディウスを殺害しようとしたりしました。

既婚者であるシリウスと結婚までしてしますが、殺害計画がバレてシリウスは処刑されてしまいます。クラウディウスはメッサリナに自殺する猶予を与えますができず、結局命令を受けた者により殺害されました。

メッサリナが死んだと報告を受けたクラウディウスは、夕食の最中だったためか「もっとワインが欲しい」とだけ答えたと言います。

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【真犯人フラグ】9話のまとめと感想

真帆と林が不倫していたことが分かり、篤斗が冷凍されて送られてきました。

篤斗が生きているのか死んでいるのか?次回の予告を見る感じだと、蘇生を試みているので遺体ではないようです。

今回初めて姿を表したバタコさんは、どうやら宗教にハマっているらしく、中村のことを殺害してしまいます。「あと1人」というのが誰のことを差しているのか?凌介のことではないかと匂わせます。

ここ最近ずっと凌介が被害者のような展開が続いていますが、実は単身赴任中に凌介がやらかしている可能性もあります。

仮にバタコさんのいう「あと1人」が凌介だった場合、単身赴任中にバタコさんと凌介がいい仲になり、その間にできた子どもが冷凍遺体の子どもだったとか、そんな展開もありえそうな雰囲気です。

第一部の最終回とのことなので、次回は大きく話が動く可能性がありそうです。逆にあまり進展しないと、次シーズンで話が終わるのか心配になります。

次回は12月19日22時30分から放送予定です。

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