2025年12月27日にNHK総合・BS4Kで【火星の女王】最終回が放送されました。
最終話では、これまで描かれてきた宇宙港事件・リリの出生・謎の物体に決着がつき、火星と地球の未来が示されます。
本記事では、最終回の結末と重要ポイントを速報形式でまとめます。
最終回の結論まとめ
- リリは「地球に帰る」という選択をした
- 謎の物体は兵器ではなく、火星と地球を直接つなぐ通信装置だった
- 物体はワームホールを生み、同時通信を可能にした
- 宇宙港事件と22年前の銃撃事件は、ファン総長の指示によるものだった
- ISDA主導の地球帰還計画は見直され、火星に残る自由が認められた
最終回ネタバレあらすじ
- リリはステージ上で、地球帰還計画には隠された危険があると告発
- 生命維持装置が停止すれば火星の人々は死ぬと明かす
- ISDAへの抗議が起こり、ファン総長は憲兵を派遣
- マル、マディソン、カワナベはリリと物体を連れて逃走
- アオトは物体の正体を突き止めるため、大学での実験を提案
- 砂嵐の中でリリは意識を失うが、マルに救出される
- マルはリリに、母はエマ父はシュガーであることを明かす
- ホエール社の協力で物体の実験が進められる
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リリはどちら側を選んだのか
リリが選んだのは火星でもISDAでもなく、「地球へ帰る」という自分自身の選択でした。
- 生まれや立場ではなく、自分の意志で進む道を選択
- 火星での経験と記憶を胸に、地球へ向かう
- タキマと再会し、アオトと海へ行く未来を選ぶ
この選択はリリが「象徴」ではなく、一人の人間として未来を生きる存在になったことを示しています。
謎の物体はどうなったのか
- 物体の正体は、非視覚生命体が作った探査機
- 重力波や音波を使い、星そのものと共鳴する装置だった
- リリの歌声が起動の鍵となり、第二のコマンドが発動
- 火星と地球の物体の間にワームホールが発生
- 光速を超えた同時通信が可能になる
兵器ではなく、「知ろうとするための装置」だったことが明らかになります。
宇宙港事件とファン総長の正体
- 宇宙港事件で最初に発砲したのは駐留軍
- 22年前の銃撃事件も、タグレスが撃ったように見せかけた誘導だった
- いずれもファン総長の指示によるもの
- ファン総長は火星を犠牲にしてでも「宇宙のノアの方舟」を作ろうとしていた
その計画は、物体を通じた同時通信によってすべて住民の前に暴かれます。
“火星の女王”とは誰のことだったのか
火星と地球の未来
- タキマは火星住民に計画の見直しを宣言
- 地球へ向かう船は運行継続
- 火星に残る選択も認められる
- ガレは誘拐容疑で連行されるが、火星では新たな自治の模索が始まる
「排除」ではなく、選択の自由が火星に残されました。
ラストシーンとその後
- 2週間後、リリは火星を去る
- 物体の音は聞こえなくなっていた
- アオトはISDAを辞め、研究者の道へ
- 2年後、物体は非視覚生命体の探査機という仮説にたどり着く
- カワナベは「知らないことを恐れる必要はない」と語る
- 火星の空は青く変わり始めていた
まとめ
- リリは地球へ帰る道を選んだ
- 謎の物体は支配ではなく「理解」のための装置だった
- ISDAの歪んだ計画は暴かれ、火星には選択の自由が残った
- 『火星の女王』は、恐れるのではなく、知ろうとすることを描いた物語だった
※結末の意味やテーマ整理は、保存版で詳しくまとめます。
