2024年1月6日に放送された【おかしな刑事】最終回!大千秋楽スペシャルのネタバレと感想をまとめています。
2003年から続いた【おかしな刑事】シリーズが、27作目の今回で最終回となります。
鴨志田がついに定年を迎え、有給休暇を消化していると、大手建設会社の社長が誘拐される事件が発生。身代金として用意された金塊は、実は大物政治家に渡す予定の裏金だったという疑惑が浮上し……。
【おかしな刑事27】のキャストとスタッフ
レギュラー
主要人物
- 鴨志田新一…伊東四朗
警視庁東王子警察署刑事課の刑事。階級は警部補。 - 岡崎真実…羽田美智子
警察庁刑事局勤務。階級は警視。
鴨志田の娘
東王子署
- 坂下純次…小倉久寛
刑事課長。鴨志田の上司。 - 星田耕介…佐渡稔
署長 - 工藤潔…飯田基祐
係長 - 大崎通夫…伊東孝明
刑事 - 和田一朗…福本伸一
刑事 - 木村新…まいど豊
鑑識 - 鈴木秀樹…鈴木浩司
刑事 - 諸星雄一…諸星敦
鑑識
その他
- 姉小路行人…石井正則
弁護士 - 武井昭一…正名僕蔵
武井昭一法律事務所所長 - 三浦由紀子…田島令子
姉小路の叔母 - 田中孝則…上杉祥三
警察庁 刑事局長 警視監 - 柏木恒…加藤虎ノ介
京都府警鴨川東警察署刑事課。階級は警部補 - 川村千秋…河本千明
城北ケーブルテレビの記者 - 森聡子…月岡鈴
武井法律事務所の事務員
ゲスト
- 栗山喜一郎…三宅裕司
マロンホーム社長 - 栗山敬太…吉村界人
飛鳥の森建設事務所の一級建築士。喜一郎の息子 - 大谷光平…黄川田雅哉
南の婚約者。財務省から警察庁に出向中。真実の部下 - 栗山南…内藤理沙
敬太の姉。大谷の婚約者 - 酒井恒夫…春海四方
飛鳥の森団地の住人 - 前田大悟…田上ひろし
団地の住人。元大工 - 吉田みどり…遠藤久美子
飛鳥の森団地の住人 - 久保慎介…山口良一
マロンホームの運転手 - 白井達彦…赤堀二英
マロンホームの専務 - 相馬剛…辻大樹
飛鳥の森団地の住人 - 谷口真弓…松城凛
好子のヘルパー - 村上隆子…田中良子
スナック「蝶」のママ - 佐々木良子…鷲尾真知子
飛鳥の森団地の住人 - 金森保…浜田晃
国土交通省副大臣
- 脚本:岡崎由紀子
- 音楽:吉川清之、
- 監督:梶間俊一
- 公式HP
【おかしな刑事27】のあらすじ
鴨志田新一(伊東四朗)は定年を前にし、有給休暇を消化している状況だった。第二の人生として選んだのは、団子屋を開くことだった。
弁護士の武井昭一(正名僕蔵)に紹介された物件を見に行った鴨志田は、そこで一級建築士の栗山敬太(吉村界人)を紹介される。
敬太は今、再開発に揺れる飛鳥の森団地の反対派の一員で、開発者であるマロンホームの社長・栗山喜一郎(三宅裕司)の息子だった。
岡崎真実(羽田美智子)の部下である大谷光平(黄川田雅哉)が、喜一郎の娘・南(内藤理沙)と結婚式をすることになるが、喜一郎の誘拐事件が発生し延期になってしまう。
2億円を1時間後に持って来るよう、犯人から身代金の要求が入り、金庫にあった金塊を南が指定された公園に運ぶ事になる。
そこに居合わせた姉小路行人(石井正則)が、知り合いだった南に声をかけて、キャリーバッグを持ってあげようとしているうちに、何者かに声を掛けられた隙に持っていかれてしまう。
その後、喜一郎は自らの足で戻ってきたが、被害届は出さないという。さらになぜ2億円の金塊が家にあったのか真実は疑問に思う。
喜一郎には国土交通省副大臣・金森保(浜田晃)との間に、以前から黒い噂があった。
解放された喜一郎は騒ぎが大きくなったことで、記者会見を開くことになる。記者たちに裏金だったのではないかと、鋭く突っ込まれると喜一郎は、金森に渡す金ではないと名前を出してしまう。
やがて、喜一郎を誘拐した人物が浮上するが……。
【おかしな刑事27】の見逃し配信
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【おかしな刑事27】のネタバレ
誘拐犯の正体
警察は喜一郎を誘拐した車を、対向車のドライブレコーダーから割り出していた。
団地の祭りにやってきた工藤潔(飯田基祐)らは、容疑者の住人の男2人を警察に連行した。
話を聞きつけた鴨志田新一(伊藤四朗)は弁護士の武井昭一(正名僕蔵)と一緒に、栗山敬太(吉村界人)の事務所へ行き話をする。
父親の喜一郎(三宅裕司)が誘拐をなかったことにしようとしているのは、誰かをかばっているからだと鴨志田は言う。
武井は以前、敬太が身内を誘拐した場合は、親告罪かどうかの確認に来たことがあった話をする。
2人の話を聞いた敬太は、自分が誘拐したと認めた。理由は父親と話をするためだった。
敬太は母親の死後、父と喧嘩して自宅を出て行ってた。喜一郎は息子を勘当し、それ以来疎遠になっていた。
話し合いはついたのかと聞かれ、「こっちは切り札を持っている」と敬太は自信ありげだった。
武井と一緒に敬太が自首すると、先に捕まっていた団地の住人の2人も供述を始めた。
監禁場所は団地の空き部屋だったが、奪われた金塊は見つからない。身代金受け渡しの時刻には、3人ともアリバイがあった。
警察は身代金を持って行ったのは、別の人物なのではないかと考える。そこで事情を知っている関係者を見張ることにした。
喜一郎の娘・南(内藤理沙)は、婚約者の大谷光平(黄川田雅哉)が警視庁に出向中なため、迷惑をかけられないと思い、婚約を破棄してしまった。喜一郎の誘拐を機に、周りへ多大な迷惑が及び始めた。
ショックを受けた喜一郎は団地に一人で行って、黄昏ているとある住人が声を掛ける。
喜一郎が「前田」と驚いて返答すると、「あんたがこんなところにおったらアカン。大丈夫や、後のことは心配せんでええ」と言われた。
新たな事件発生
自宅で鴨志田たちは、金塊が奪われた時の様子を撮った動画を見る。姉小路行人(石井正則)に声をかけられた時、どんな感じの人だったかを問うと、京言葉を話す人だったと言う。
その言葉に鴨志田は団地の住人の山田大介という人物が、そうだったと思い出す。
翌日、山田の家を訪ねると、部屋の中で山田の遺体が発見された。
やがて、東王子署の刑事たちが捜査にやってくると、鴨志田は遺体の爪の間をよく調べるよう頼んだ。
部屋は何かを探していたのか、物色の跡があった。押入れの中を見ると、受け渡しに使われたキャリーケースが発見された。
署に行った敬太と鴨志田は、岡崎真実(羽田美智子)から死んだ山田は偽名であったと言われる。
本名は前田大悟(田上ひろし)といい、30年前に放火事件を起こして服役し、出所後は体を壊すまでマロンホームで働いていた。しかも、前田が仮出所した時の身元引受人は喜一郎だった。
敬太はいきなり、父親のせいで前田は刑務所に入ることになったんだと言い出す。前田と親しかった敬太はその後、再び聴取されることになった。
喜一郎の過去
喜一郎を家に招き、京都のことから話してくれと鴨志田は頼んだ。
団子屋を出すならと、京都のみたらし団子を勧めたのは、喜一郎と前田だけだった。きっと2人は京都で一緒だったのだろうと、鴨志田は考えていた。
「これが私の刑事としての最後の仕事です。ねじれまくったあなた方親子の関係をほどかないと、気持ちよく卒業できないんですよ」と鴨志田は訴えた。
喜一郎はバブルの終わり頃、京都で最初の会社を立ち上げた。倉庫に机と留守番電話だけを置いた、小さな事務所だった。
仕事は主に地上げで、立ち退きをしない住人に嫌がらせをするという仕事だった。その時の相棒が前田だった。
1993年の冬、空き倉庫にぼやを出すという依頼を喜一郎は受ける。だが、喜一郎は急遽東京に戻らなければいけなくなり、前田一人を仕事に行かせた。
折からの強風で倉庫は全焼してしまい、前田は警察に自首をした。逮捕後、前田は一切喜一郎の名前は出さず、自分一人でやったことだと供述した。
前田は身代金を狙うような人物ではないと言う喜一郎に鴨志田は、身代金絡みで殺害されたのではないと教えた。
なぜなら、犯人はタンスから小物入れまで荒らしていった。キャリーケースなら押入れを開けるだけで見つかったからだ。
30年前の話を前田は敬太に話してしまったという。だから敬太は喜一郎を誘拐し、団地の再開発から手を引かないと、このことを公表すると脅した。
政治家の金森保(浜田晃)の建設会社がバックにいるから、調整するのに時間が必要だと敬太に喜一郎は頼んだ。
それなのに誰かが身代金を要求し、警察が動くことになった。さらに記者会見をしたことで、事件が大きくなってしまったと嘆く喜一郎。
鴨志田はあの時敬太が言っていた切り札が気になっていた。仕草から何か物があると考えていた。そこで鴨志田は京都の柏木恒(加藤虎ノ介)に電話をし、ある事を調べてもらうよう頼んだ。
殺人犯の正体
捜査に大谷も加わることになり、捜査会議を始める。前田のスマホには非通知の着信が23時にあり、直後に団地を出る姿を住民が見ていた。
恐らく犯人が呼び出したもので、その隙に犯人は前田の自宅の窓ガラスを割って侵入し、部屋を物色した。
目当てのものが見つからず、手間取っているうちに戻って来た前田と鉢合わせしたのではないかと考えていた。
爪にはアクリル繊維が挟まっていたことが判明し、容疑者と思われた敬太の所持品にはなかった。
あの時、身代金を持って行ったのは前田であることが判明した。
会議が終わると真実は鴨志田に電話をする。敬太にガサ状が出たら、探してもらいたいものがあると、鴨志田は頼んだ。
敬太の事務所にカメラを仕掛け、刑事たちは別の場所で鴨志田も一緒に見張っていた。やがて黒づくめの男が窓ガラスを割って入り、部屋に侵入して物色を始める。
刑事たちは一斉に取り押さえに向かい、マスクを剥がして正体を暴く。侵入者の正体は大谷だった。
大谷が探していたのは、30年前の留守番電話のマイクロカセットテープだった。真実は事前に敬太に隠し場所を聞き、先に回収していた。
前田のことは鴨志田たちとの会食で、京言葉の男がいると聞いて気付いていた。
テープの内容
しかし肝心のテープの内容を大谷は知らなかった。取り調べの最中に工藤がテープを再生して聞かせる。
中には喜一郎が前田に今夜は一人でやって欲しい。発炎筒は用意している、風が強いから気をつけるよう指示していた。
敬太はこれをネタに父親を脅迫していた。ところがこのテープをさらに再生すると、これ以前に録音されていた内容が残っていた。それは、倉庫に火をつけるよう指示する金森の声だった。
大谷は金森に指示されてテープを探しに来た結果、前田を殺害してしまった。
鴨志田に頼まれていた、放火事件当時の新聞記事を持って柏木が署にやってくる。そこには空き倉庫のはずなのに、中には大量のプラスチックゴミが保管されていたとあった。
火事の前日、近所の住民が金森保運送のトラックから、大量の荷物が運び込まれるのを目撃していた。最初から全焼させる計画だったのだ。
だが、犯人が自首したことで捜査は終了してしまう。その倉庫の跡地には、金森関連の建物が建っていた。
「俺はずっと、金森の手のひらで踊らされていたのか…」と喜一郎は悔やんだ。
敬太がカセットの存在に気づいたのは、前田の家で手伝いをしている時、偶然見つけたことから始まる。
前田が慌てた様子で隠すのを見て敬太は興味が湧き、前田の家からテープをこっそり持ち出してしまう。
再生してみると父親の声が入っていたので、前田を問い詰めたら全て話してくれた。
そこで敬太はテープをネタに誘拐することを思いつく。前田はそれに乗じて、身代金を奪おうと考えた。
元々裏金で存在しないお金だし、もし金森が犯行に気付いたら、テープを公表するといえばおとなしくなると、恐らく前田は考えたのだろう。
殺人の動機
大谷の取り調べは続いていた。金森との出会いは喜一郎に紹介されてだった。当初はよくしてくれた金森だが、喜一郎の誘拐事件が起きると、金森は大谷を呼び出してスパイをするよう命じた。
金森は大谷にいずれは議員にしてやると出世を餌に、前田大悟を捜してテープを盗むことを命じた。
前田は記者会見の後、喜一郎に手を出したらテープを公表すると金森を脅していたのだ。
警察の推測どおり、あの晩大谷は前田を呼び出すと、その隙に自宅に侵入する。だが、帰って来た前だと鉢合わせになり、もみ合いになった。
前田に顔を見られた上に警察に突き出すと言われ、大谷は前田を振り払う。その瞬間、柱に頭をぶつけた前田は亡くなってしまった。
警察に通報なんてされたら、出世が台無しになるから殺害した。エリートにはエリートの道がある、一般人には分からないと大谷は開き直った。
カミングアウト
取り調べを隣の部屋で見ていた、鴨志田と真実は呆れていた。そして「相変わらず男を見る目がないな、お前は」と鴨志田はボヤく。
真実はキレて父親でも言っていいことと、悪い事があると反論すると「定年を控えて一番の心残りは、娘のお前だ」と鴨志田は答えた。
扉の外で聞いていた刑事たちが、みんな聞いていると言って入ってくる。何となく気付いていたと言い、知らんぷりするのも苦労したと口々に語る。
これを機にカミングアウトしてしまえと、署長の星田耕介(佐渡稔)が2人に勧めた。
事件の真相
金森のところに逮捕状を持って行った真実は逮捕する。50億の裏金が新たに見つかるが、金塊の行方は相変わらず分からないままだった。
喜一郎と店の予定意で鴨志田が話をする。クラウドファンディングで団地の耐震工事の費用を集めていたが、2億円の寄付があったと喜一郎に教えた。
喜一郎はとぼけて前田が殺される前に手続きをしていたのではないかと答えた。鴨志田は見かねてそろそろ本当のことを話すよう迫った。
身代金を取ったのは喜一郎で、共犯者はこの団地のお年寄りたちだと鴨志田は見抜いていた。
あの日、公園で観光バスに乗る人たちが、変装はしていても靴だけは普段履きなれていた靴を履いていた。
姉小路がキャリーケースを奪われる際の映像を見て、鴨志田はそのことに気付いていた。みんなが栗山の計画に協力したのだと指摘する。
観念した喜一郎は真相を語り始める。金森に事あるごとに金を要求されていた喜一郎は関係に悩んでいた。だが、誘拐された時に、敬太の話を聞いて気持ちが変わったという。
敬太に全て終わりだと言われた喜一郎は、守るものもない若造に何が分かると反論した。すると敬太は「あんたと違って、金にならないものを守ってるだけだよ。ここに済む人たちの生活。みんなの未来。それから、大切な思い出」と敬太は語った。
この団地に以前住んでいた喜一郎は、あの時が一番幸せだったと思い出す。そして敬太と自分は同じ思い出を大切にしたいんだと気付いた。
夜中に監禁されている部屋に前田が、テープが敬太に見つかったと報告にやってくると、今なら金森に渡す予定の2億円があるから、身代金の要求をするよう頼んだ。
金森に渡すぐらいなら、団地のために使いたいと思ったからだった。それを聞いた鴨志田は、金森と手を切るなら告発すれば良かったのではという。だが、喜一郎にはその勇気がなかった。会見で金森の名前を出したのもわざとだった。
結局、自分の浅はかな計画が前田を死に追いやったと悔やむ喜一郎は、鴨志田に手錠をかけるよう手を差し出す。しかし「私はもう、刑事ではありません」と鴨志田は拒んだ。
そこに真実に連れて来られた敬太もやってくる。火事があったあの日、何があったか覚えているかと真実は敬太に聞く。
南が母親の日記を調べたところ、その日は敬太の手術があった日だった。帰って来なかったと言っていた敬太だったが、実は父は京都の仕事は前田に任せて戻ってきていたのだ。
全焼したと聞いてすぐに喜一郎は京都に始発で帰ってしまったが、ちゃんと戻ってきていた。
2億円はお父さんからのプレゼントだと鴨志田が言い、ここからが腕の見せ所だと真実も敬太を励ました。
【おかしな刑事27】の結末
鴨志田のお疲れさま会が姉小路家で催される。叔母の三浦由紀子(田島令子)が、喜一郎は記者会見で金森の悪事を全部話したという。
お陰で金森の被害に遭った企業が、大量に弁護士を必要していて活気付いていると武井は喜んだ。
鴨志田も団子屋ではなく、探偵事務所でもやったらどうだと勧める由紀子だが、鴨志田は断った。
東王子署の刑事たちもやってきて、鴨志田へと花束を真実に渡すよう告げる。真実は「父のためにありがとうございます」と素直に“父”と呼んだ。
鴨志田が挨拶をしようとすると、真実が「お父さん、その前にこれみなさんから」と言って花束を渡す。
しかし、課長の坂下純次(小倉久寛)は、未だ真実が鴨志田の娘だと信じられず、ぶつぶつ文句を言い続けていた。
鴨志田は「はい。そんなおかしな刑事なんです」と答えた。
平塚亭で真実と鴨志田は話をする。空き店舗はそのままで、全国の団子を食べて歩いて勉強する旅に鴨志田は出ることになった。
それなら連れてってあげてと真実は、母親の写真を鴨志田に渡した。母は鴨志田が定年になるのを待っていたという。自分から離婚を切り出したのに、定年後はまた一緒に住むつもりだった。
今までそんな話したことなかったじゃないかという鴨志田に真実は、その頃は子供だったから寂しい気持ちばかりが先立ったのだと弁明する。
「つらい思い、させて悪かったな」と鴨志田は素直に真実に詫びた。「ここからまた、始まるのかもね。お父さんと私」と嬉しそうに真実が言うと、「そうだな」と鴨志田は答えた。
【おかしな刑事27】のまとめと感想
誘拐で話し合いの場を持ったついでに、身代金を団地の修繕費に回したという話でした。
とうとう『おかしな刑事』が最終回を迎えました。さすがに刑事としては無理がある年齢だと思っていましたが、いざ終わるとなると寂しいものです。
テレ朝では『トラベルミステリーシリーズ』、『終着駅シリーズ』も終わってしまい、2時間ドラマのともし火が消えつつあります。
2時間で放送されても、昔の2時間ドラマのようなものではなく、先日放送された『顔』や『ガラスの城』のような、スペシャルが増えています。もはやテレ東だけが、古き良き2時間ドラマを地上波で放送する局になりそうです。
鴨志田と真実の関係が最後、どうやって終わるのかと思ったら、ちゃんと和解して終わりました。東王子署の面々にも父娘だと明かすことができました。真実が“父”や“お父さん”と人前でもちゃんと呼びます。
今後鴨志田は戻ってきたら王子で団子屋を開くため、団子を極めに団子勉強の旅に出るそうです。
長らく出演されていた伊東さん、本当にお疲れ様でした!