7月7日から始まった池井戸潤さん原作のドラマ【ノーサイド・ゲーム】の初回は、まず左遷されるところから始まりました。今回の敵役は滝川役の上川隆也さんで、池井戸さん原作っぽい嫌がらせをさっそくしてきます。君嶋はどん底から這い上がることはできるのか?
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】の1話あらすじ
トキワ自動車の経営戦略室次長の君嶋隼人(大泉洋)は出世頭と目されるエリート社員。家では妻の真希(松たか子)と二人の息子、博人(市川右近)、尚人(盛永晶月)に囲まれ幸せに暮らしていた。
ある日君嶋は企業買収を推し進めようとする常務の滝川桂一郎(上川隆也)に対し反対意見を述べる。君嶋の意見が通り買収は見送られたが、同時に君嶋は本社から府中工場の総務部長に飛ばされることになった。
異動初日、君嶋は総務部員の佐倉多英(笹本玲奈)からキャプテンの岸和田徹(高橋光臣)をはじめとしたトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」の選手たちを紹介される。総務部長はアストロズのゼネラルマネージャー(GM)を兼務することになっているという。社長である島本 博(西郷輝彦)の肝煎りで創設されかつては強豪だったアストロズだが、今は成績が低迷。それどころか14億の巨額赤字を抱え、会社のお荷物と囁かれる始末。ラグビーについては知識も経験もない君嶋には気が進まないことばかりだった。
しかし後がないのは君嶋も同じ。自らの再起を考えた君嶋は…。
公式HPより引用
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ドラマ【ノーサイド・ゲーム】1話のネタバレ
- 社長の保守的な既定路線に反発してカザマ商事の買収をしたい滝川常務は、経営戦略室の君嶋が書いた意見書の書き直しを命じるが、君嶋は正直に分析したままのものを曲げずに直さない。その結果、買収計画は見送りとなったが、君嶋は府中工場へ左遷されてしまう。
- 府中工場で新しくついた職は総務部長で、代々総務部長はラグビーチーム“アストロズ”のGM(ゼネラルマネージャー)を兼任している。社員の前で紹介された君嶋は、選手たちに胴上げされて歓迎された。
- しかしアストロズはプラチナリーグで最下位争いをしていて、予算は14億というお荷物集団だった。部員もまた仕事と兼業してやっているため、ミスが多かったり早上がりをするので周囲からも疎まれていた。社内ではアストロズに興味がある人も少なく、地域住民もアストロズより同じ府中にあるサッカークラブの応援に行っていた。
- 君嶋は滝川と再び会い、次の取締役会議でアストロズの運営方針について意見書を書くよう言われる。“礼はする”という言葉に、本社に返り咲けるのではないかと勝手に思った君嶋は、元々ラグビーが好きではないこともあって、アストロズを廃部にしようと考える。
- 一方その頃、息子の博人は父親がラグビーチームのGMになったことから、サッカーの仲間に入れてもらおうとしてもラグビーダッセえと言われて入れてもらえない。
- それから君嶋は社内でアストロズの実態を調べ始めていく。しかし、部員の佐々の練習記録と勤務表の時間には矛盾があった。佐々は練習していることにして、実際は上司に押し付けられた仕事をするためサービス残業していたのだった。仕事のミスもまた、その上司に押し付けられていた。
- 実は14億という予算もギリギリまで切り詰めた予算であり、これ以上削るとなると廃部するしかなかった。
- 君嶋がラグビーを嫌いな理由は、もっともらしいことを言うが、実は当時好きだった女性がラガーマンと付き合っていたからだった。
- 君嶋は意見書に“14億に見合わない活動内容”と書き、廃部に向けての意見書を作り始める。
- 自宅に戻り博人にラグビーを教えて欲しいとせがまれ、次の日部員に初心者は何をすればいいか聞く。すると君嶋が実際やるはめになってしまう。パスをされてもボールは取れず、タックルしても弾き返されさっそく肩を痛める。
- そこに丁度社長が練習の様子を見に来て、君嶋はアストロズについて意見を求められる。“価値はゼロ以下”とはっきり社長に対して言い、ラグビー部の存続は“ドブに捨てるのと同じ”と答える。
- それを聞いた社長はラグビーに対して思いを語る。どんな状況でも諦めることなく戦う、その姿に無性に引かれると語る社長。理由もなく胸の奥から熱い、得体の知れない使命感が込み上げてくるような感情になったことはないか?と聞かれた君嶋は、「ありません」と答え“アストロズに未来はない”と言い切る。
- 本社に意見書を持っていった君嶋は脇坂から、カザマ商事買収の件が復活することを教えられる。邪魔者だった君嶋を左遷させ、水面下で滝川は買収交渉を続けていたのだった。さらにアストロズが廃部となれば、滝川の勢いは増して社長交代もあり得るという。
- 君嶋は滝川に話を直接聞き、それなりの礼をするということを信じていいのか問う。すると滝川は「府中工場に最新のエアコンシステムを導入するよう便宜を図る」と答える。君嶋は勝手な思い込みで本社に戻れると思っていたが、滝川はそんなつもりはないことがこれでわかった。
- 自分の考えの甘さに落ち込む君嶋、グラウンドでぼーっとしていると部員たちのタックルに巻き込まれて倒れる。そして「どこに行けばいいっていうんだ」と叫び、「知るか」と突き放す部員たちの前でタックルを始める。何度やってもダメな君嶋だったが、最後にやっと倒すことができた。その場に倒れた君嶋の体には“アストロズ”のタオルが置かれた。
- 自宅に戻ると博人のサッカーボールは切り刻まれぺちゃんこになっていた。それを見た妻は怒って文句を言いにいこうと考えるが、君嶋は息子の様子から博人は自分で戦って勝ちたいと願っていることを知る。そのためにラグビーを教えて欲しいと言っていたのだった。
- しかし、ラグビーとは喧嘩ではなくスポーツだ、ぶつかるのは憎くてぶつかるのではなく、仲間のためにぶつかっていく。また、試合終了の笛が鳴ったら敵味方関係なく一つの仲間になる。ひどいことをしたやつを最後に許せるか?と問う。そういう話を聞いた後でも博人は「ラグビーやりたい!」と答えるのだった。
- 廃部案を提出したことは部員たちにも知れ渡り、部員たちはみんな君嶋に文句を言うため集まっていた。そこで君嶋は全ての項目でゼロと書かれた“予算ゼロ”のプリントを配る。それを見た部員たちはさらに怒る。
- 現時点での君たちの価値はゼロと言い切る君嶋、本社に戻りたいから廃部にしようとしていると怒る部員たち。君嶋はサラリーマンなんだから手柄を立てたい、本社に戻りたい、出世したいと思って何が悪いと開き直る。
- そして自分たちだってリーグ優勝と目標掲げていたじゃないかと言い、実際はリーグ脱落もあり得て、現状維持できれば万々歳ってところかと指摘をする。そして会社とラグビーの比較を始める。
- 企業で言えば「大してモノが売れなかった、来年もこの調子でもう少しだけ頑張る」そんな危機感のない会社は即刻潰れるし、そんな社員はクビだと断言する。
- その目標が既に負け犬だといい、だから社員たちに足元を見られサービス残業を押し付けられる。ダメなものはダメと胸を張って断れ、ラグビーは君たちの誇りだろとはっぱをかける。
- とにかくリーグ優勝をしろ、それならば誰も文句は言わない。そして勝てば試合も自然と見に来る、その輪が広がりラグビーの文化や精神が根付く。それが社会貢献だという。
- 君嶋はタックルで跳ね返されているうちに、このまま何の役にも立たずただの荷物になって終わるのは嫌だと感じた。本気でぶつかり続けてくれる君たちと戦いたいと思った。ラグビーは素人だが、経営戦略はプロだ。しっかりと手を組めば勝機はある、と廃部案を撤回し、予算14億を次の取締役会議で戦って通すと宣言する。
- しかし返事をしない部員に残念がり、グラウンドで寝そべっていると選手たちが来て、練習するからどいてくれと言い君嶋と一緒に戦う気持ちを見せる。
- そして取締役会では意見書が元で予算が通り、もう一年アストロズの様子を見ることが決定した。
- 監督選考に悩んでいた君嶋は新聞記事で、名門城南大ラグビー部の監督が突如交代したのを知る。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】1話の感想
どん底に落ちた君嶋と同じく最下位争いをしているアストロズ、この二つが共に這い上がっていくというのがドラマの大きなテーマとなっています。池井戸さん原作なので最終的にはどちらも這い上がれるのだとは思いますが、そこに行き着くまでの間、ネチネチとした嫌がらせなどが入り困難が襲ってくるのでしょう。それを跳ねのけてスカッとする、お決まりだと思ってもやっぱり良い、そんな展開が初回から予想されます。
ラグビーがよくわからない人でも楽しめるように、“ラグビー精神”の部分で話を織り交ぜてくれるので、タックル一つとってもそういう覚悟でやっているんだなあと教えてくれます。臭いといえば臭いのですが、池井戸さん作品というのはそういうものなので、共感して楽しんでいくのが面白く見るためのコツでもあります。
まだまだ今後新たな人たちが出演してくると思いますが、登場した人物が果たして敵か味方か?それとも裏切りがあるのか?そんな部分も注目して見ていきたいと思います。
アストロズとは?
トキワ自動車のラグビーチームですが、冒頭で大敗していました。ずっと弱いわけではなさそうですが、最下位争いをしていて1部リーグ落ちすらありえるチームのようです。
- 部員は60名
- 目標は一人でも多くワールドカップ日本代表を出す
- プラチナリーグ優勝を目標にしているが、実際誰もそう思っていない
- ここ数年成績は低迷して1部リーグ落ちの可能性もある
- 今年度は最下位争い中
- 予算は年間総額14億円
- 年間収入は33万円
- 社長の肝いりのチーム
- 監督が体調の問題で辞任
- 後任の監督はまだ決まらず
- トレーニングのための機械も壊れている
- 部員はサービス残業やらされている
- 地域住民は試合を見に来る人はいない
- 会社でもお荷物扱い
- 掲示板のポスターは邪魔扱い
- 社員も自腹で見に来る人はいない
- メンバーは高齢化
- 新戦力の加入もない
誰も興味ない、チームは勝てない、新加入する人もいない、ないないづくしです。トキワ自動車は大きな会社なので何とかやっていけてますが、普通の会社ならとっくに廃部になっていそうなチームです。しかし社長はこのラグビーの精神というものが大好きで、その戦う姿を見て社員たちも触発されればと思っているところがあるようです。
ですが、新GMの君嶋はそもそもラグビーが嫌いな上、経営戦略室で培った分析でも廃部が妥当と判断します。こんなポンコツチームが果たして優勝を狙えるようなチームになるのか?そんな状態から始まります。
君嶋隼人とは?
本社の経営戦略室に在籍していた花形社員ですが、どうやら正直者というか社内政治に興味がないのか、忖度の文字は頭にないようです。
- 妻と子供2人の4人家族
- 元は本社の経営戦略室勤務
- 同期の中でも断トツの出世頭
- 滝川常務は天敵
- 自分の仕事に誇りを持っているので変更はしない
- その結果左遷されて府中工場の総務部長に
- 総務部長とアストロズのGMを兼任
- ラグビーが嫌い
- 分析は得意だがラグビーはまるでダメ
- パスもできなければタックルしても跳ね返される
- “それなりの礼”を勝手に勘違いする
- 妻には基本的に押されがちだが、いう時はいう
非常に仕事ができるようですが、自分の仕事に信念があるようで数字を盛ったりするのは嫌なようです。また、運動がそれほどできるわけでもなく、部員たちの前でタックルしては跳ね返されます。家族仲は良いようですが、妻には頭が上がらないようです。
なぜ君嶋がラグビーが嫌いなのか?その理由は映像と言葉では違ったものでした。
- 日本代表に選ばれるようなスター選手がいたが王様のようだった
- そいつが何をやっても許されるのがムカついた
- 勉強もできないでラグビーができるだけのやつに、社会に出たら絶対負けないと思った
- 自分の好きだった女の子が、そのラガーマンと付き合っていた
もちろん言っている部分で嫌いなのもあるでしょうけど、どうやら一番の理由は当時好きだった女の子がスター選手のラガーマンと付き合っていたことのようです。もちろんそれについては言いません。松たか子が妻でも十分羨ましいと思いますが…。
アストロズの収支内容
14億もかかるのかとビックリしましたが、それには理由があるようです。これでもプラチナリーグでは最低の予算ということです。大体何に使われているのか?そして収入は何から得るのか?少しわかったことを書きます。
- 支出=14億312万8千円
- 収入=33万9百円
これがまず収支の数字となります。14億に対して33万、さすがに酷すぎます。君嶋のような優秀な社員でなくても、これが酷いということはわかります。
支出は主に
- 60名の人件費
- 施設の管理費
- 試合の移動・宿泊費
ということです。部員が60名いてその人たちに給料を払い、練習をするための施設の管理費が必要となります。
さらに試合となれば日本全国移動するのでしょうから、60名全員連れていくのかはわかりませんが、交通費や宿泊費も会社が持ちます。
会社が負担するのは当然といえば当然なのですが、弱い上に社会貢献もしていないチームに出すには高すぎると君嶋は思います。
収入は一部不明な点がありますが、判明した部分のみ引用します。
項目 | 金額 |
プラチナリーグ配分金 | \0 |
一般用チケット | \0 |
入場料 | \0 |
応援グッズ | \15,000 |
チームタオル | \10,000 |
Tシャツ | \34,000 |
パーカー | \23,700 |
メガホン | \13,400 |
うちわ | \3,700 |
ハリセン | \5,400 |
チーム旗 | \18,000 |
パンフレット | \7,800 |
選手名鑑 | \8,500 |
ルール解説ブック | \15,700 |
チームブック | \7,800 |
ポートレート | \6,500 |
ウェブコンテンツ | \15,000 |
入会金 | ? |
会費 | ? |
スポンサー収入 | ? |
広告収入 | ? |
一般イベント | ? |
講演会 | ? |
合計 | \330,900 |
どうやら入場料とかそういったチケットは蹴球協会が管理しているらしく、配分されるほど人が入っていないということらしいです。
こうなってしまうとグッズは出せば出すほど赤字になります。大きい会社のようなので社員に無理矢理買わせるとか、そういったことが起きそうな勢いです。しかし魅力のないチームのグッズほど、持っていて恥ずかしいものはありません。そんなチームのTシャツなど着ていたら、子供ならイジメも始まりそうです。
社会貢献どころか子供のイジメを誘発したり、いらないグッズの処分のために社会悪になりそうなアストロズ、君嶋にFC東京と比較されても何も言い返すことができません。自分だってFC東京にはあの久保選手がいるのでそっちを見に行きたいと思います。
その他気になったこと
- 無意味に筋肉を動かすラグビー部員
- 君嶋の胴上げが高い
- トレーニングなんて腕立て腹筋で十分という君嶋
- 食堂の30円値上げのほうが社員は大事
- 「みんなに言うなよ」と言っているそばから話す佐倉
- 「ラグビーダッセえ」というイジメ
- 飲む缶ビールはもちろんスポンサーの“プレミアムモルツ”
- 「ヨイショー!」とタックルしてその場で倒れる君嶋
- ボールの形にまで文句を言う君嶋
- 社長にビックリするほど似合わんといわれる君嶋のユニフォーム姿
- 「どこに行けばいいんだ」という問いに「知るか」と答える浜畑
- 真希と全く話がかみ合わない君嶋
- なぜかグラウンドで寝ている君嶋
ドラマの補足
ドラマ内で社長が来て、ラグビーニュージーランド代表の“ハカ”の話をします。実際どういったものか、調べてみました。
ハカとは?
元々マオリ族の戦士が戦いの前にする、相手を威嚇する舞踏で英語で「ウォークライ」と呼ばれるものでした。現在では歓迎、敬意や感謝の意を示す時に披露されます。
ラグビーニュージーランド代表のオールブラックスが、試合前に披露するハカには種類があります。今回ドラマで紹介された“カマテ(Ka Mate)”と“カパオパンゴ(Kapa O Pango)”です。大事な試合だとカパオパンゴをするようです。またリードは基本的にマオリ族の血を引く人が歴代やっていくのがならわしのようです。
他の国でもトンガ代表はシピタウ、サモア代表はシヴァタウ、フィジー代表はシビとあり、3カ国選抜チームのパシフィック・アイランダーズも独自のウォークライがあります。
ウォークライがある国は終わったら交代でやり、ない国はそれを終わるまでは見るというのが礼儀となっています。
カマテ
カマテの歌詞
リーダー:
オールブラックスのハカ「カ・マテ」の歌詞と意味 | シンガポール在住ジュリアのブログ
Ho ri te!!! (鋭く叫べ!!!)
Ha ho ripe!!!
Ka mau!!!!
チーム:
H?!
リーダ:
Rin rin a pa quia awana ri pa kia ne oki!!
チーム:
Akia ne oki!!
全員:
Ka mate! Ka mate! (私は死ぬ!私は死ぬ!)
カマテ!カマテ!
Ka ora! Ka ora! (私は生きる!私は生きる!)
カ オラ!カ オラ!
Ka mate! Ka mate! (私は死ぬ!私は死ぬ!)
カマテ!カマテ!
Ka ora! Ka ora! (私は生きる!私は生きる!)
カ オラ!カ オラ!
Tenei te tangata puhuruhuru(見よ、この勇気ある者を)
テネ テ タガタ プフルフル
Nana nei i te tiki mai, (ここにいる毛深い男が)
ナナ ネ イ ティキ マ
Whakawhiti te ra! (再び太陽を輝かせる!)
ファカフィティ テ ラア
A upane! ka upane!(一歩はしごを上へ!さらに一歩上へ!)
ア ウパーネ!カ ウパーネ!
A upane, ka upane(そして最後の一歩、そして外へ一歩!)
ア ウパネ カパネ
Whiti te ra! (太陽の光の中へ!)
フィティ テ ラ!
H?! (昇れ!)
ヒ!
カパオパンゴ
カパオパンゴの歌詞
リーダー:
オールブラックスのハカ「カパ・オ・パンゴ」の歌詞と意味 | 日刊ニュージーランドライフ
Kapa o pango
オールブラックス!
kia whakawhenua au i ahau
大地と1つにならせてくれ
チーム:
Hi aue, hi
(かけ声。声をあげろ!)
リーダー:
Ko Aotearoa e ngunguru hei
鼓動する我らの大地よ
チーム:
Au au aue ha
今がその時、その瞬間だ
リーダー:
Ko Kapa o pango e ngunguru nei
それが俺らオールブラックスである証だ。
チーム:
Au au aue ha
今がその時、その瞬間だ
リーダー:
I ahaha
(かけ声)
チーム:
Ka tu te ihiihi,
俺らの支配、
Ka tu te wanawana,
俺らの有性は勝利を収め、
Ki runga ki te rangi e tu iho nei, tu iho nei, hi
空高く掲げられる!
リーダー:
Ponga ra
シルバーファーン
チーム:
Kapa o pango, aue hi !
オールブラックス
リーダー:
Pongo ra
シルバーファーン
チーム:
Kapa o Pango
オールブラックス
aue hi ha !
(かけ声。声をあげろ!)
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】1話の感想
初回を視聴した限り、いつも通りの池井戸作品という感じでした。正直に生きてきた人が思惑に翻弄されて酷い目に遭い、そこで仲間と出会いどん底から這い上がっていくという、結果がわかっていたとしてもやっぱり見てしまう、そんな感じのお話です。むしろ這い上がれませんでしたという結末の場合、この作品に関しては文句が出そうです。リーグ優勝を逃すどころか1部リーグ降格して終わるとかは、誰も求めていないと思います。ラグビー部員の中では浜畑選手がいい味を出していました。次週は監督がきっと来るのだと思いますが、まだまだ再生までの道のりは長いのかもしれません。今後も楽しみにして視聴していこうと思います。