【三浦部長、本日付けで女性になります。】のネタバレと感想|ムロツヨシの女装姿がかわいい

スペシャルドラマ
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3月21日に放送された【三浦部長、本日付けで女性になります。】のネタバレと感想をまとめました。

ムロツヨシさんが父として女として生きていくことに挑む、性別を超えた一人の人間としての話をユーモラスに描いたドラマです。

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【三浦部長、本日付けで女性になります。】のキャスト

  • 三浦安雄…ムロツヨシ
    食品会社の総務部長。妻と小4の息子がいる
    余興で女装したことをきっかけに、女性として生きていきたいと思い始める
  • 三浦カオリ…鈴木紗理奈
    安雄の妻
  • 三浦秀太…大江優成
    安雄の息子
  • 土方はる子…伊藤沙莉
    食品会社で働くOL。安雄の相談相手
  • 田代一彦…三宅弘城
    安雄の中学時代からの親友。安雄の変化を受け入れない
  • 榊原英二郎…中村育二
    管理部門の本部長で安雄の上司。安雄と仕事上で対立
  • つばきさん…中村中
    女装バーで知り合ったトランスジェンダーの先輩。安雄に影響を与える
  • 里中医師…平泉成
    精神科クリニックの医院長。安雄の診察をする
  • 三浦季実子…松金よね子
    安雄の母。認知症のため、老人介護施設に入居している
  • 岩井七世
  • 村上穂乃佳
  • 岩谷健司
  • 前原滉
  • ミッツ・マングローブ
  • 山田キヌヲ
  • 夙川アトム
  • 鈴木慶一
  • 大鷹明良
  • 渡辺真起子 ほか

スタッフ

  • 原作:岡部鈴 『総務部長はトランスジェンダー 父として、女として』(文藝春秋)
  • 脚本:ふじきみつ彦『バイプレイヤーズ』『デザイナー 渋井直人の休日』
  • 音楽:鈴木慶一
  • 演出:新田真三 『トクサツガガガ』『あさが来た』
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【三浦部長、本日付けで女性になります。】のあらすじ

食品会社の総務部長・三浦安雄は、会社の送迎会で女装姿になり、今までにない解放感を味わう。最初はこっそり女装やメイクを試していたが、トランスジェンダーの先輩・つばきさんに「女装がしたいの?女性として生きたいの?」と問われ、女性になりたいという気持ちが高まる。メンタルクリニックで「性別違和」と診断された安雄は、妻のカオリに思い切って告白するが、混乱したカオリは全否定。女装道具を捨てるよう命じられた安雄は、近所のトランクルームに運び込む。 ある日会社での女性軽視のやり方に憤慨した安雄は、後輩のはるちゃんの反対を押し切り、“自分はトランスジェンダーである”ことを一斉メールで通知。トランクルームで女装し、“女性として”働く生活が始まる。だがカオリにばれてしまい、会社でも上司の差し金で地方転勤が持ち上がる。安雄は果たして「女として生きる道」と「愛する家族との生活」を両立できるのか……?!

公式HPより
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【三浦部長、本日付けで女性になります。】のネタバレ

きっかけは百恵ちゃん

  • 会社の送別会の余興でやった女装をきっかけに目覚める
  • こっそりとトランクルームで女装を始めるようになる
  • 妻にブラジャーが見つかり浮気をしていると勘違いされてしまう
  • 部下の土方に女装に目覚めた話を嬉しげに聞かせるが困惑される
  • 女装バーに行ってママやつばきにどうしたら女性らしくなれるか聞く
  • 本気で女性として生きていきたいのか、どうかによって違うと教えられる
  • 女装をしている時のほうが落ち着くと安雄は思い始めていた
  • 昔からの友人である田代にも女になりたいという話をするが、まるで相手にされない

カミングアウト

  • 安雄はカウンセリングを受けに行き、自分のような人が大勢いると聞かされる
  • さらなる治療をするなら、家族の同意が必要と言われ妻に話をする
  • しかし、妻はまるで理解を示してくれず戸惑うばかりだった
  • 一緒にカウンセラーの所に行くが、妻は今までの不満も全てぶちまけキレて出て行ってしまう
  • 女装するための服や化粧品などをゴミに出してくるよう妻に言われる
  • 安雄は捨てられずにトランクルームにそれを持って行った
  • 安雄は悩みをつばきに相談し、どうしたら踏み切れるのかを聞く
  • 一刻も早く自分に素直に生きたいとつばきは思ったと語る
  • 施設にいる母の所へ行き、「うそはいかんよ」という言葉を聞いて安雄は決心をする
  • 会社では君島が退職したいと言っているという噂を聞き、榊原が結果を出すよう圧力をかけていることを知る
  • 安雄は女性を馬鹿にしたような榊原の態度に怒る
  • 会社に残り安雄はトランスジェンダーであることと、明日から女性として出社するという内容の社内一斉メールを送信する

やすおから“あゆ”に

  • 次の日社内は安雄のメールに騒然としていた
  • 安雄は女性の格好をして出社し、その姿を見てみんな驚く
  • 銀行の人が打ち合わせに来るが、安雄が女性になったことに混乱する
  • 安雄はメイクを落とし男の格好をして自宅へ戻るようにしていた
  • 銀行へ行くが担当を外れたいと元々の担当の人が言い出す
  • 別の取引先は「三浦さんは三浦さんなんだから」と好意的な対応をしてくれた
  • 新しくできた名刺は安雄の文字の上に“あゆ”とルビが振ってあった
  • 会社を辞めようと思っていた君島は、安雄から勇気をもらったと言ってもう一度リーダーとして頑張ることにした

妻に女装がバレた

  • 妻からの電話は息子の秀太が戻ってこないという内容だった
  • 安雄は慌てて息子の立ち寄りそうな場所を探しに向かう
  • ようやく公園にいたのを見つけて安心するが、女装姿なため声をかけられない
  • そこに遅れて妻がやってくるが、女装姿が見つかってしまう
  • 結婚も子どもができたのも間違いだったのかと妻は怒る
  • 今後、家族のことをどうしていくつもりなのか問い詰められる
  • いつもは家族で向かうサッカースクールも、妻と息子の二人だけで行くからと言われる
  • 妻はパート先の仕事を増やし安雄といる時間をできるだけ減らそうとする
  • 安雄はつばきに相談するが、つばきは過去にそのことで離婚していた
  • 夫が女になるのは妻にとって精神的なDVも同然だとつばきは過去の経験から語る

妻との話し合い

  • 会社に行くと福岡の工場へ赴任するよう榊原から言われる
  • 消沈した安雄は母親の施設に女の姿のまま向かう
  • 母は息子だと分かっていないようで、安雄は悩みをそれでも語り「うそはいかんよ」と言われる
  • 妻の働いているホームセンターに偶然行った土方は、安雄の妻であると分かり声をかける
  • お互いに安雄に対する愚痴を言い合う二人、土方は安雄のデスクに家族の写真が貼ってある話をする
  • 息子に妻と仲が悪いことに対して謝る安雄、すべて自分のせいで妻は悪くないと告げる
  • 秀太は「お母さんに嫌な思いをさせるのはよくないと思う」と素直な気持ちを語る
  • 遅くに戻ってきたカオリに安雄は改めて自分の思いを告げる
    • 結婚して秀太が生まれた時は人生で最高の喜びだった
    • 2人のことは何よりも大切に思っている
    • こうなってしまった自分もまた自分
    • 今後も外では女性として生きていきたい
    • 理解や認めて欲しいとは思っていない
    • 夫として父親としてやり直させて欲しい
  • それを聞いたカオリも自分の思いを告げる
    • 女になりたい気持ちや苦しみは分からない
    • 今までどおりにと言われても絶対いかない
    • 納得いかないことも変えて欲しいことも沢山ある
    • でももう少し頑張ってみようと思う、家族だから

物語ラスト

  • 社内一斉メールで土方たちも福岡の工場へ異動したいと希望のメールを送る
  • 商品開発プロジェクトのみんなは、安雄の味方をしてくれた
  • 田代は会社を辞めとうとうて蕎麦屋で修行をすることにした
  • 安雄は父として女として会社に通っている
  • 向こうから秀太が来るのに気づき、慌てて電話をするふりをする安雄
  • 秀太は気づかず友達と話しながら通り過ぎていったが、ふと振り返って安雄の姿をじっと見ていた
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【三浦部長、本日付けで女性になります。】の感想

ムロツヨシさんの女装姿がかわいいです。最初はなんだか変な化粧だったり衣装だったりしますが、段々お化粧が上手になって普通の女の人のようになります。

妻のカオリが最初は全く認めず嫌悪しますが、苦しみ葛藤していくうちに別れないという答えを出します。理解や納得がなくても“家族だから”という部分で最終的に落ち着かせます。

本当の自分でありたいけど、周りはそれを許しても理解もしてくれない。そんな状況でありながら安雄は自分を貫きます。悪く言えば自分勝手です、しかも仕事も家庭も失いません。しかし、それは安雄が今までちゃんと結果を出してきたから、カミングアウトしても家族も部下もついてきてくれたのだと思いました。

むしろ、性別など関係ないと部下たちは思うきっかけにすらなります。そもそも性別に限らず、年齢や人種、年収や学歴などで人を見ること自体、どうなんだろうと考えさせてくれます。ドラマの中で「男だろうが女だろうが、三浦さんは三浦さん」と言うセリフが出てきます。こういう風に接する人でありたいものです。

基本的にコメディータッチに描かれているので、暗くなったりもせず笑って楽しく見れるドラマです。また、“理解”の強要をしてきたりはしません。普通に面白いドラマでした。

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【三浦部長、本日付けで女性になります。】の登場人物のその後

  • 三浦安雄:左遷は回避し妻とも別れず会社に女として出社を続ける
  • 三浦カオリ:離婚はせずに一緒にいる
  • 三浦秀太:サッカースクールに通い続けている
  • 土方はる子:一緒に工場には行かずに勤務
  • 田代一彦:会社を辞めて蕎麦屋に修行

最後に安雄は福岡の工場へは行っていないようなので、左遷は回避したと思われます。女性の姿のまま会社に通っているのも変わらずですが、途中で見かけた息子には知られないようにはします。

サッカースクールにカオリたちと一緒に行っているので、秀太もサッカーは続けてますしカオリと離婚はしていません

土方も同じ会社にいたので工場へは行っていないものと思われます。田代は会社を辞めて蕎麦屋で修行すると言っていました。

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【三浦部長、本日付けで女性になります。】のネタバレまとめ

  • 送別会の余興きっかけで女装に目覚める
  • 社内一斉メールでカミングアウト
  • 女性の姿で出社するようになる
  • 妻の理解は得られず不穏な空気に
  • 父であり女でありたいと正直に妻に告白
  • 納得できないが家族だからもう少し頑張ってみると、カオリは離婚せず
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