【ライオンの隠れ家】最終話のネタバレと感想をまとめています。
洸人の姿が見つからず、美路人は自分のせいでいなくなったのではないかと不安になる。やがて戻って来た洸人に愛生は、ちゃんと美路人に考えを伝えるよう勧めるが……。
【ライオンの隠れ家】最終回のあらすじ
仕事から戻って来た小森美路人(坂東龍汰)は、兄の洸人(柳楽優弥)の姿が家にないことに混乱する。翌日、愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)と一緒に洸人の行きそうな場所を一緒に探すが、やはり洸人の姿はなかった。
美路人は自分のことが面倒くさくなったから、兄はいなくなってしまったのではないかと不安になる。愛生はそんな美路人を励まし、やがて戻ってきた洸人から話を聞く。
ちゃんと美路人に自分の考えを伝えるよう、愛生は洸人に告げるが……。
【ライオンの隠れ家】最終回のネタバレ要約
洸人は大学に入り直し、東京で一人暮らしすることを決める。
美路人はアートグループホームに行くことを決め、家を出て行くことになった。
ライオンは小学生になり、3人それぞれバラバラになるが、離れても同じプライドの仲間だと誓い合った。
【ライオンの隠れ家】最終回の詳細なネタバレ
洸人はどこへ
小森洸人(柳楽優弥)が姿を消したことで、弟の美路人(坂東龍汰)は困惑していた。リビングで所在なさげに歩き回りながら、愛生(尾野真千子)に「お兄ちゃん、どこにいるの?」と何度も問いかけるが、愛生も洸人の行方を知らなかった。電話をかけても応答はなく、愛生も次第に不安な表情を浮かべる。「誰か知っている人、いないかな?」と美路人が言うと、愛生は牧村美央(齋藤飛鳥)に連絡を取ることを提案した。しかし、美央も洸人の居場所について何も知らなかった。
それから美路人は玄関に座り込み、じっと兄の帰りを待った。時間が過ぎる中、静寂だけが家を包み込む。一方その頃、洸人は渋谷の雑踏に紛れ、一人で歩いていた。街の喧騒が心をさらに乱すようだった。
翌朝、美路人は愛生たちと一緒に洸人を探しに出た。堤防に行き、洸人がよく訪れていた場所を回るものの、彼の姿はどこにも見当たらない。空気が重くなり始めた頃、愛生が「一旦帰ろうか」と声をかけた。すると美路人は目を伏せ、絞り出すように「お兄ちゃん、僕がめんどくさいからいなくなった?」と尋ねた。
愛生はその言葉に驚き、即座に「何言ってるの、そんなわけないでしょ」と否定する。しかし美路人は続けて「嫌いになったから?」とさらに問いかけた。その一言に愛生の表情が曇り、少し強い口調で「ずっと一緒にいてくれた人を、そんな風に言うもんじゃないよ」と叱る。突然の愛生の怒りに、美路人は怯えたような表情を浮かべ、縮こまった。
その様子を見ていたライオン(佐藤大空)が「ママ、怒ってないよ」と間に入り、美路人を宥めた。愛生は一呼吸置き、美路人の目を見つめて「そういう時もあるよ」と静かに語りかけた。
「きっと、今は一人になりたいんだよ。大丈夫だから」と愛生が優しく微笑むと、美路人は少しだけ頷き、肩を落とした。それでも心に残る不安は消えなかったが、愛生の言葉がほんの少し、彼を安心させたようだった。
洸人の帰宅
洸人は街中を一人歩きながら、自分のこれまでの人生を振り返っていた。何かを選択し、決断する時には、いつも美路人の存在がそこにあった。
昔、母(坂井真紀)の具合が悪くなった時、洸人は急遽、美路人の迎えを代わりに頼まれた。自分の用事を犠牲にして引き受けた洸人に、母は「優しいお兄ちゃんでお母さんほんと助かってる」と言いながら、抱きしめてくれた。その瞬間の温もりは、今でも鮮明に覚えている。
またある日、友達に野球に誘われた洸人は、美路人との約束を理由に断ろうとした。そこに通りかかった姉が「行ってきたらいい」と背中を押してくれたこともあった。家族のために選択することが常だった洸人は、ふと、美路人と自分を切り離して考えてみた時、「僕には一体何が残っているのだろう?」とつぶやいた。
大学の校門の前に立ち尽くし、楽しげに大学生活を満喫している人々を見つめる。彼らの笑顔を背に、洸人は静かに歩き出した。その後、スマホの電源を入れると、不在通知やメッセージが大量に届いていた。
洸人は工藤楓(桜井ユキ)に呼び出され、居酒屋で会うことになった。一連の事件を記事にまとめている最中だという楓は、「洸人さんと愛生さんにもチェックしてほしい」と、生原稿を手渡しながら言った。「後でデータも送るから確認してほしい」と話す楓に、洸人は頷いた。
「東京へは仕事で?」と尋ねられると、洸人は「考え事をしていたらここに来ていた」と返した。気づいたら昔通っていた大学の前に立っていたという。大学は色々あって中退したと話す洸人に、楓は「何か心に残っていることがあるんじゃないですか?やり残したことがあるなら、挑戦してみたらいいんじゃないですか?」と提案した。
「今更…」と戸惑う洸人に、楓は笑みを浮かべながら「新しいことに挑戦するのに、今更ってことないですよ」と背中を押した。
夜になり、洸人は家に戻った。愛生や美路人たちは、あえて何も言わず、気を使って静かにしていた。夜遅く、美路人が洸人の部屋にやってきた。「どこへ行ってたの?一人になりたかったの?」と尋ねる美路人に、洸人は黙って頷いた。
「お兄ちゃん、明日も一緒にいますか?」と、不安げに尋ねる美路人。洸人は「大丈夫だよ」と優しく答えた。それを聞いた美路人は「おやすみなさい」とだけ言い、部屋を後にした。家が静寂に包まれる中、洸人は美路人の背中を見送りながら、自分の中で何かを決意したようだった。
行き違い
翌朝、愛生は机に向かい、履歴書を書き始めていた。その名前の欄には「橘」ではなく、「小森愛生」と記されていた。その姿を見た洸人は、いつものように美路人を迎えに出かけた。
その間、愛生は「パソコンを使わせてほしい」と洸人に頼み、検索を始めた。しかし、ふと履歴を確認すると、そこには「社会人入試」について調べた形跡が残されていた。画面を見つめながら、愛生は何かを考え込んでいた。
その日、船木真魚(平井まさあき)から「1000人画廊の絵が完成した」と連絡が入る。翌日、家族みんなで堤防に向かい、美路人の完成した絵を見に行った。その堤防には、三匹のライオンが並んで描かれていた。愛生が「写真を撮ろうか」と声をかけると、美路人は「違います」と言い、写真を撮ることなく、その場を離れた。
その後、一同で吉見寅吉(でんでん)の店を訪れると、寅吉がぎっくり腰で動けなくなっていた。愛生は代わりにキッチンに立ち、手際よく料理を振る舞った。久しぶりに料理を楽しむ愛生の姿を、洸人と美路人は少し誇らしげに見つめていた。
夜、自宅に戻った愛生は洸人に声をかけた。「少し話を聞こうか?」と、真剣な表情で問いかける。洸人は少し迷いながらも、「これからのみっくんと自分を考えた時、みっくんには絵を描くという武器があるが、自分には何もないから、何か見つけたくて大学の前にいたのかも」と打ち明けた。そして、自分の将来についての不安や、これまで美路人の存在がすべての選択に影響していたことを語った。
「将来のことを考えたら離れたほうがいいと思うけど、現実はそう簡単じゃないし、僕の勝手な考えかもしれないし。今はそのタイミングじゃないのかもと」と洸人は言葉を続けた。
その話を部屋の外で美路人が聞いていた。愛生は美路人が言っていたことを伝えた。「洸人が家を出ていったのは、自分のせいだと思っているみたいだよ」と。さらに、「どれだけ近くにいても、何を思ってるかなんて分からない。だから、思いは言葉にしてちゃんとぶつけないと」と優しく諭す愛生。洸人は小さく頷き、「そうだね」と静かに答えた。
洸人は、美路人の寝ている部屋をちらりと見た。その時、スマホに貞本洋太(岡崎体育)からのメッセージが届いた。「結婚10周年パーティをやるから、ぜひ来てほしい」という誘いだった。メッセージを眺めながら、洸人は美路人と過ごす日々の大切さを再確認するのだった。
美路人への思い
貞本の結婚10周年パーティーに、美路人、洸人、そしてライオンの三人で出席した。パーティー会場は温かい雰囲気に包まれていたが、美路人はどこかよそよそしく、終始落ち着かない様子だった。
予定されていた貞本の兄のスピーチは、渋滞で到着が遅れているという連絡が入り、突然貞本が洸人に「代わりに話してくれ」と無茶振りしてきた。「無理だよ」と戸惑う洸人だったが、周囲の期待に押されてマイクを手に取ることになった。
最初はぎこちなく話し始めた洸人。「貞本は職場でいつも家族のことを楽しそうに話してくれます。でも僕は……」と言葉を詰まらせると、貞本が頷いて背中を押すような視線を送った。それを見た洸人は決心し、言葉を紡ぎ始めた。
「僕には、自閉症の弟がいます。でも、それを人に話すことは今までありませんでした。聞かれても、なんとなく言葉を濁してきたんです。でも今日、この場を借りて、弟に感謝の気持ちを伝えたいと思います」
洸人は会場中の視線を感じながら、美路人に向かって真剣に語りかけた。
「美路人、僕はみっくんの優しいところが大好きだし、みっくんの描く絵が大好きです。正直、僕には取り柄がなくて、みっくんの才能に嫉妬したこともありました。でも今は、みっくんのことを心から尊敬しています。これまで本当にいろいろなことがあって、僕一人ではどうにもできないこともたくさんありました。でも、それを乗り越えられたのはみっくんのおかげです」
洸人の声は少し震えながらも、誠実さが溢れていた。
「僕にとって、弟はこの先もずっと自慢の家族です。ありがとう」
洸人の言葉を聞いた美路人は驚いた表情を浮かべ、その場に静かな感動が広がった。やがて、鳴り止まない拍手が会場を包み込む。貞本は涙ぐみながら「小森!最高だ!」と叫んだ。
美路人は洸人の言葉に何かを悟ったかのように、静かに微笑んでいた。それは感謝と決意が混じった特別な表情だった。
ウミネコの自由
美路人は画材を持って堤防へ向かった。洸人とライオンも一緒にその場へついていく。堤防には、美路人が完成させた1000人画廊の絵が広がっていた。美路人はウミネコの絵を描き足すと、ライオンと洸人にも筆を渡し、絵に加えるよう促した。
ウミネコの絵には、美路人が以前話していた思いが込められていた。「ウミネコは海にいなくてもウミネコです。どこを飛ぶかはウミネコの自由です。ウミネコだって、違う景色を見たい時があります」と語っていた美路人。その言葉が、今ようやく洸人の心にも深く響いていた。
筆を動かしながら、洸人は決心したように美路人に語りかけた。「東京の大学に行って勉強し直そうと思うんだ。家を出て、東京で一人暮らしをしようと思う。ずっと迷ってたけど、この絵を見て決めたよ」
一瞬驚いた表情を見せた美路人に、洸人は続けた。「みんなと離れて暮らすことになるけど、僕たちのプライドはずっとここにあるからね。離れていても、ずっとプライドの仲間だよ。いいかな?」
美路人はしっかりと目を見つめ返し、「はい。同じプライドの仲間です」と答えた。洸人はその言葉に感謝を込めて「ありがとう」と微笑んだ。そして絵はついに完成した。
その夜、三人で寅吉の店に行き、みんなで食事を囲んだ。洸人は愛生にも東京へ行く決意を報告した。愛生は驚きながらも、「美路人と家のことは私に任せて」と快く引き受けてくれた。
寅吉は愛生に仕事が見つかったのかと尋ねたが、愛生は「あれだけのことを起こして、なかなか難しい」と答えた。すると寅吉は「愛生ちゃん、うちで働かねえか?」と声をかけ、愛生は喜んでその提案を受け入れた。
その夜、美路人はなかなか寝つけずにいた。
翌朝、美路人は仕事に行く前に洸人に一枚のチラシを見せた。それはアートグループホームのチラシだった。「4月からアートグループホームに住むことにしました。チャレンジします」と、少し誇らしげに話す美路人。その言葉に洸人は驚きながらも嬉しそうに頷いた。美路人は市役所を退職し、新しい生活へと向かう準備を整えていた。
市役所に挨拶に行った帰り、貞本と美央が洸人の門出を祝うために見送りに来てくれた。洸人は、貞本たちの祝福に感謝した。
その後、洸人は美路人が住むことになるグループホームの話を聞きに行った。そこには、小野寺()も新しい一歩を踏み出す準備をしていた。「4月から入るんです」と話す小野寺に、美路人と洸人は軽く頷いて応えた。
帰り道、洸人と美路人は静かに歩きながら考えを巡らせていた。「何度も通ってきたこの道を、僕たちはあと何回一緒に歩けるのだろう」と洸人は心の中で思った。二人で歩くその姿は、新しい未来への一歩を刻むようだった。
それぞれの道
夜になると突然チャイムが鳴った。玄関を開けると、そこにはサンタクロースに扮した寅吉が立っていた。真っ赤な衣装に白いひげ、そして大きな袋を抱えた寅吉は、「メリークリスマス!」と陽気な声を上げた。ライオンは目を輝かせ、プレゼントを受け取った。その中身は真新しいランドセルだった。ライオンは大喜びでランドセルを背負い、その笑顔に家族全員が温かい気持ちに包まれた。
年が明け、洸人たちは家族揃って初詣に出かけた。神社には参拝客が多く、賑やかな雰囲気が漂っていた。みな真剣に今後についてお祈りをした。
一方、拘置所にいる柚留木(岡山天音)のもとには差し入れが届けられた。その中身はすべて白い服や下着だった。添えられていた封筒を開けると、中にはライオンたちがクリスマスに撮った写真が入っていた。写真の中で笑顔を浮かべるライオンや洸人、美路人たちの姿を見て、柚留木の表情は柔らかく和んだ。
裁判が進み、橘祥吾(向井理)の判決が下った。懲役3年という結果だった。一連の事件が幕を閉じ、彼らの生活にもようやく平穏が訪れつつあった。
その頃、洸人には嬉しい知らせが届いた。大学に合格したのだ。自分の未来に向けて新しい一歩を踏み出すことが決まり、洸人は改めて家族に感謝の気持ちを伝えた。
楓も新たな挑戦を始めていた。週刊真相のウェブと紙面で連載を持つことになり、天音悠真(尾崎匠海)が「編集長は楓さんに戻ってきてほしそうだったよ」と微笑ましく話した。楓は「偽装死なんて悲しい事件が、今後起きないことを祈るよ」と静かに語った。
ママの須賀野かすみ(入山法子)が冗談交じりに「山梨にいるってことは、また事件の匂いを嗅ぎつけたんじゃないの?」と話し、みんなで笑い合った。そこへ偶然現れた高田快児(柿澤勇人)も合流し、楽しいひとときを共に過ごした。
新しい年が始まり、それぞれが新たな道を歩み出す中で、彼らの絆はますます深まっていた。
【ライオンの隠れ家】最終回の結末
美路人と洸人は部屋で静かに荷造りをしていた。東京に行くことについて尋ねると、洸人は少し不安だけどわくわくしていると答えた。その言葉に、美路人も「不安だけど、わくわくしてます」と微笑んだ。お互い、これからも連絡をこまめに取り合うことを約束し合った。
洸人は大学で勉強した後の目標を美路人に語った。「本に関わる仕事をしたいんだ。いつかみっくんの絵を集めた本を出すのが夢なんだよ」その言葉に、美路人は「いいと思います。お兄ちゃんは僕のファン1号ですから」と洸人を励まし、その夢を応援した。
翌朝、家族全員で朝食を囲み、仏壇の前で静かに手を合わせた。「じゃあ、あとはよろしくね」と愛生に言い残し、洸人は家を後にした。三人は別れの挨拶を交わし、ライオンは「またね。行ってきます!」と元気よくランドセルを背負い、小学校へ向かっていった。その小さな背中を見送りながら、洸人はふと思う。これから先、また嵐に巻き込まれることがあるかもしれない。でも、僕たちならきっと乗り越えられる、と。
洸人はバス停まで美路人を見送りに行った。「じゃあ、またね」と洸人が手を差し出すと、美路人は「はい」と応え、軽くハイタッチを交わした。そして、美路人はバスに乗り込み、少し緊張した面持ちで向かった。
最後に一人残った洸人は、深く息を吸い込んで歩き出した。これから始まる新しい日々への期待と決意を胸に、一歩ずつ力強く進んでいった。
登場人物のその後
- 小森洸人:市役所を辞め、東京の大学に入学し直す。家を出て東京で一人暮らしを始める
- 小森美路人:家を出てアートグループホームで生活
- ライオン:小学生になり、小森家で暮らす
- 橘愛生:離婚し小森姓に戻す。寅吉の店の手伝いをすることになった
- 橘祥吾:裁判の判決は懲役3年だった
- 柚留木:罪状と判決は不明だが、拘置所に拘留。愛生は差し入れをしていた
- 工藤楓:「週刊真相」退社後、本誌とウェブ版で連載を持つ
- 天音悠真:フリーの楓と変わらず交流。ネタを漏らしたりしている
- 牧村美央:小森のいる東京に月2回は行くと張り切る
- 貞本洋太:結婚10周年を迎え、第三子も誕生した
- 吉見寅吉:週末だけ店を開ける手伝いとして、愛生を雇うことにした
【ライオンの隠れ家】最終回のまとめと感想
それぞれ新しい道を踏み出し、離れても同じプライドの仲間だと誓いあったという話でした。
前回で最終回でも構わないのに、なぜもう1話あるのか?蛇足なのではないかと思っていたら、この回こそがこのドラマの本質だったと気付かされました。
最初は謎だらけのミステリーとして始まり、やがてサスペンス的な要素も加わり、最後に悪者は捕まります。ここまではよくあるミステリードラマです。もちろん、ミステリーとしても面白いドラマでしたが、それで終わりではありません。
このドラマはミステリーの皮を被った、家族再生のドラマだったのではないか。そう思えてなりません。
バラバラになった家族が再び集まり、そして新たな一歩を踏み出す。破壊と再生がテーマだったように感じました。
それぞれが自立し、再び会う時のために成長する。お互いがお互いに依存するのではなく、新しいことに挑戦し続ける。そうすることで、よりよい関係が築けるのだろうと、考えさせられました。
ただ、祥吾が逮捕されたことで、リニア関係の話はどうなったのか?亀ヶ谷議員の件はどうなったのか?に関しては明かされずに終わります。折角巨悪がいるという前フリがあったので、ニュース映像とか新聞記事でいいので何か欲しかったです。
洸人、美路人、ライオンが成長して再会する後日談も見てみたいと思わせる良作でした。